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こころ旅2023春の感想*宮崎県串間市*老人鑑賞番組?ぼやきながらも来てよかった市木の浜

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BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。

2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。

近畿は兵庫・大阪・京都。

北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形がゴールです。

4月24日~4月28日は宮崎県の旅です。

www4.nhk.or.jp

 

 

前日、宮崎県の旅1日目・日南市の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

1165日目、宮崎県2日目は串間市への旅

4月26日放送分宮崎県2日目は、前日の目的地で日南市・道の駅なんごうの上にあるオーシャン広場でオープニングでした。

お手紙を読む前に正平さんは、つくしを発見。

初つくし!毎年こいつを見て、春になっていく。」と嬉しそうでした。

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、日南市の77歳男性から。

こころの風景は、宮崎県串間市市木の、母と天秤棒の思い出です。

 

戦後間のない頃の話。「母と天秤棒」

お手紙の方の出生の地である市木は、三方を山に囲まれて、東側は日向灘そして太平洋につながっている。

文字通りの市木川が中央を割って東へと下り、その両側にいくつかの集落と田畑が点在。

お手紙の方は、海岸から約1キロの距離にある藤という集落に、祖父母と母と4人で住んでいました。

家の周りには畑があり、この時期高菜を作っていたそう。

お母さんがそれを刈り取り、ワラ縄で縛り大きな束にして、天秤棒にぶら下げ海岸へ運ぶ。高菜漬けを作るためです。

お手紙の方は、そのあとを馬の親子のようについていったといいます。

浜に着くと、磯と砂浜が交わる「磯端」の手ごろな岩に高菜を載せ、寄せては返す波に浸かりながら塩もみ。

今思えば、海水と岩でもみ洗いすることで、あとで必要な塩の量を減らし、うま味を増す効果があったのでは?

時には大きな波に高菜を流されて、急いで回収するお母さんの姿を思い出すお手紙の方。

そんなある日。

お母さんが潮だまりに取り残されたタコを見つけ、岩に思い切り投げつけ、気絶したタコはワラ縄に縛られ、天秤棒に下げられたそう。

高菜を洗い終え、岩に座り小休憩。高菜とタコを下げて家路に向かった思い出。

この場所は、2kmあまりの砂浜と松林そして静かに打ち寄せる波や磯の香りなど、春の真近い今の時季に、お母さんと過ごした5~6歳ごろを思い出す懐かしい風景です。

 

…というお手紙でした。

 

マンゴーとマグロ漬丼

下り坂を下りていき出発。山を下りると「道の駅なんごう」に到着。

すぐにごはんです。

 

正平さんは、マグロの漬丼を注文してからテラスへ移動。

完熟マンゴーが売られていました。

正平さんは、小さなマンゴーが7個入ったパックを購入。

自分で皮をむこうと頑張っていましたが、固くてむきにくい。

文句を言っていると、お店の男性が「お尻を十字に切っていただいてむいていただくと、むきやすい。」とマンゴーの皮のむき方を教えてくれました。

言われた通りにやると皮がキレイにむけ、パクリ!

甘い!おんなじ味だ!」と絶賛。

小さいから美味しくないんじゃないか?と警戒していた正平さんでしたが、大きなマンゴーと同じ味だったようです。

そうなのか~~。

スタッフさんは「お得感ありますね!逆に。食べやすそうだし。」と言ってました。

そうですね!

大きいと1個だけだけど、小さいと7個と個数が多くて同じ味でお得!!

小さい方がゆっくりじっくり味わえそうです…。

正平さんは「うん!美味しい!」と味に大満足してました。

 

次に、マグロ漬丼です。

醤油にワサビを溶かして、マグロにかけます。

うめえぞ!」と美味しそうに食べてました。

 

前日はかつおと牛。今回はマグロとマンゴー!

贅沢だな~~。

 

食後。

道の駅を出て海沿いの道を走り再出発しました。

 

串間市に入る

小さなトンネル(隧道?)を通り抜け進みます。

夫婦浦漁港を通過。

串間市に入りました。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

『とうちゃこ版』では、お手紙に添えられていた手描きの地図を紹介していました。

磯平トンネル(正式には藤磯平トンネル)をこえて、海岸に出ると詳しく描かれていました。

そしていつもの道路地図で、藤集落の位置を確認。

約8kmのルートで「藤集落近くの海岸」を目指して出発していました。

 

老人鑑賞番組『にっぽん縦断こころ旅』

初めは海岸沿いの下り坂を走っていましたが、後ろから「難所です。」というスタッフさんの声が。

BGMが辛い時のBGMとなり、上り坂へ。

途中で休憩となり、話題は年齢の話に。

監督さんは50歳。一番下なんだそう。

50歳で一番下ってなかなかない。」と言って笑う監督。

スタッフさんたちは番組当初から誰も変わっておらず、若い人も入ってきてないんだそうです。

正平さんは「笑われちゃうよ、本当に。老人鑑賞番組・にっぽん縦断こころ旅、にしようか。老人鑑賞で、出てる方もみな老人。撮ってんのも。俺、始めたの61だからな。もうちょっと早く持って来いよ、この企画。本当に。10年以上遅いぞこれ。俺、来月74だからな。超人でもないけど、ようやってるで。あんまり見たことないよな。」と言い、スタッフさんもみんな大爆笑。

さらに「地べた普通に走ってるやつはいるだろうけど、わざと山ばっか行かすからな。みんな。」とヒートアップ。

僕じゃない。」と山は走らせてないという監督さんに「おめえん時もそうだよ!青鬼行ったよ!なんなのよ、あれ。この景色が見せかったって頂上で言ったけど。あんなん絵ハガキで十分じゃ。」と悪態ついていました。

ウッソ!

正平さん、感動して声震わせてたくせに!!

見てたぞ!私は。

照れ隠ししてるな~、正平さん!

ちなみにその時の旅の感想はこちら。↓↓↓

 

www.lovetv.site

 

と、冷静になったのか「だんだんぼやき出す。」とつぶやいてました。

 

ダラダラと文句を言いながらも道を進んでいくと、通り過ぎていく車から「頑張ってねー!」と声援を受けていました。

しかし!

正平さんに、声援を返す余裕はありませんでした。

 

海岸線の道に出ると、幸島(猿島)、鳥島が見えました。

しんどい坂は終わり!

下り坂に入りました。

 

藤磯平トンネルを通過

お手紙に書かれていた浜と松林が見えてきて、トンネルが出てきました。

長いトンネル・藤磯平トンネルに入る前に電気の付け替えのためストップ。

全長886mです。

トンネル内から大きな音が聞こえてきましたが、通り過ぎて行ったのはバイク。

大きく音が響くトンネルのようです。

 

電気の付け替えも終わり、トンネルに入っていくと下り坂で漕がなくて下りて行けます。

カメラマンさんが先回りして、前から正平さんを撮影していました。

 

トンネルを出て藤集落である証拠さがし。

お手紙の方が描いていた地図にあった名前をさがします。

藤公民館前のバス停を発見。

藤集落の証拠を見つけました。

 

こころの風景

トンネルまで戻って来て、トンネルの横の道を走ります。

が。正平さんの脚力が限界に達しており、チャリオを降りて歩いて浜まで行くことに。

藪のトンネルを抜けると、浜に地図に描かれていた波消しブロックがありました。

 

海岸の奥の方にゴツゴツした岩場があり、正平さんは、そこで高菜を洗っていたのでは?と推測。

近付いてみると、岩は平らになっていてもみ洗いしやすい形状だと分かりました。

 

お手紙の方とお母さんの思い出の浜にとうちゃこです。

 

正平さんは、岩に座りお手紙を読みました。

お手紙を読み終わった正平さんは「また初めて所きた。今日はしんどかったけど来てよかったです。まだまだ宮崎半分終わったところ。あそこにサルがいるそうな。あの島に。よし!また明日も頑張ろう!バイバイキーン!」と言って番組を締めていました。

 

ーーーちょーっと波は激しかったかも。

お手紙の内容を聞きながら浜の風景を見ると、曇っていた天気の影響もあってか、切ない気持ちになりました。

お母さんとの思い出が沁みてきそうな雰囲気だと思いました。

 

あと、正平さんとスタッフさんのグチ笑いました。

初めからメンバーが変わらない老人鑑賞番組。

いや~。だからこそいいんですよ!

ちょっと心配ですが。

これからも楽しみに見させてもらいます。

 

宮崎県の旅でめぐる町

宮崎県の旅でめぐる町は、

 

 

の放送でした。

 

次は、宮崎市です。

 

www.lovetv.site

 

『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。

 

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。

土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!