2021年もBSプレミアムで放送中の『にっぽん縦断こころ旅』。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
7月5日~7月16日は北海道です。
- 1016日目、北海道2週目1日目は羅臼町への旅
- お手紙の内容
- あの温泉番組の秘話
- トンネルを人生に例える
- セセキの滝で休憩
- クマが犬を食べた話
- 『こころ旅』なら言える
- 丸石ゴロゴロ
- クマ対策にクマ撃退スプレーを借りる
- かつて温泉ギャルと入った相泊温泉
- こころの風景
- 北海道2週目の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
先週、北海道1週目4日目の旅の感想はこちら↓
1016日目、北海道2週目1日目は羅臼町への旅
7月13日放送分北海道2週目1日目は、正平さんの「毎度様でーす。羅臼にいるよ。」という言葉で始まりました。
「毎度様でーすって。こんだけ北海道来てるのに、そば屋とか入ったら他のお客さんに"毎度様でーす"って言ってるから、あれって何言ってるんだろう…って。俺たちにはいってくれないんだよね。毎度様ですってのは、北海道では聞きなれてる言葉なんだ。毎度様ですってお店の人が。お客さんに。」とこれまで疑問に思っていたことをお話されていました。
そしてカメラ目線で「見てるあなた、毎度様でーす。」と言ってくれた正平さん。
なんか嬉しいですね!!
「毎度様です」で検索したら、北海道では、あのカーリングで有名になった「そだねー。」よりよく使われてる言葉だそうです。↓
「そだねー」なんて敵じゃない! 元道民が驚いた謎すぎる北海道の方言がコレだ → 電話に出た時「〇〇〇〇」と言う | ロケットニュース24
話戻って。
オープニングの場所は、クジラの見える丘公園。景色を見ようと展望台に上っていましたが霧がかかって真っ白。「なーんも見えん。」という正平さん。
本来なら国後が見えるとのこと。
霧が風で流れていくのをカメラマンの新井さんが映してくれていました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、高知県室戸市の49歳男性から。
こころの風景は、相泊 昆布番屋が並ぶ海岸です。
20年前、8年間羅臼町に住んでいたお手紙の方は、羅臼町で漁師や大工など、色々な仕事をしていたそうですが、1年間だけ郵便配達をしていたそう。
それがちょっと変わった郵便配達。
羅臼町を走る道道87号線は、知床の岬の先端までは行かずに相泊(あいどまり)という地区で終わってしまいます。
ここから先は夏場に昆布漁をする為の番屋、通称昆布番屋が20ほど点在するだけ。
そしてその昆布番屋が、お手紙の方が担当をする配達地域に含まれていて、相泊で車を止め、そこから丸石がゴロゴロしている海岸をてくてくと歩いていきます。
大雨だろうが何だろうが歩いて行かねばならなかったので、大変なこともあったそうですが、それよりも昆布番屋の人たちの優しさの方が印象に残っているといいます。
配達時間がだいたいお昼頃になるので、よく飯食ってけと声をかけられ、行く先々で食事をごちそうになり、配達して戻ってくる頃にはおなかがパンパンになっていたそう。
そのお返しに昆布干しや梱包作業を手伝ったりして、通常考える郵便配達とはかなりかけ離れた経験をすることが出来たと振り返るお手紙の方です。
正平さん。相泊で自転車を止め、少しだけでいいので海岸を歩いていただきたい。
だいたい5月あたりから昆布漁が始まるので、人がチラホラいるはず。そしてお昼時なら飯食ってけと言ってくれるかも…。
天気が良ければ国後島がくっきり見えるとのこと。
あと、ヒグマが出る可能性があるので十分気をつけてください。
道中にある相泊温泉を管理している人とは、今でも頻繁に交流があるお手紙の方。
必要でしたら温泉で待機するよう伝えます。
…というお手紙でした。
あの温泉番組の秘話
お手紙を読み終わった頃には霧が晴れてきて、相泊の街が見えてきました。
「私相泊行ったことあります。相泊温泉も入ったことあります。はい。昔温泉の番組をやってまして。」と正平さんが言うと、「あー。温泉の番組ですかね、あれ。」と一斉に笑い出したスタッフさんたち。
「いちよドラマですけど。あの、よその局の番組名言ったってしゃあないけど『元祖混浴露天風呂連続殺人事件』です。これね、地方へ行ったりするでしょ?この温泉番組で。そうすると地元の人が「正平さん、何で来てるんですか?」って。「元祖混浴連続殺人…」って言えないから、いや2時間ドラマでちょっとって。言えないでしょ?なかなか。」と2時間ドラマの秘話を楽しそうに話してくれました。
私は火野正平さんを知るきっかけはこの2時間ドラマです!!
ワイドショーで追いかけれていた頃は子供で、何してるのか分からなかったですけど、2時間ドラマの正平さんは古谷一行さんと楽しそうに温泉は言ってましたからね。
いや、もちろん事件もしっかり捜査してましたけど。
10時をまたぐ時間に温泉シーンがありましたね。
出発前に、お手紙に書かれていたヒグマ対策にチャリオに鈴がつけられました。
約21kmのルートで相泊を目指して出発しました。
トンネルを人生に例える
下り坂を下っていると霧が晴れてきました。
道路に出て走っていると、左側に「熊の入った家」という看板が掲げられた建物があり「入っちゃったの?ありゃー。」と驚きながら通過していました。民宿らしいです。
次に天狗岩トンネルの、広い歩道に入りました。
トンネル内は声が響いて、正平さんは「知床旅情」を歌っていました。
「長いトンネルや。おらの人生にもあったな。まだ抜けてないのかな。こんな長いトンネルあったかいな。」と意味深なことをつぶやいていました。
セセキの滝で休憩
トンネルを出て進んでいると、右側の海に半島がキレイに見えました。
そして「滝があった。」と言って、探しながら進む正平さん。左側の崖に滝を発見して立ち止まりました。
落ちて来る水の量は少なかったですが、「ひんやりとしてる。」と正平さんが言っていました。
スタッフさんによると、この滝は「セセキの滝」という名前なんだとか。
滝を眺めて飲み物を飲んで休憩。
「これ暑い時、涼しげだろうな。今これでも涼しげだもんね。」と滝に癒されてる様子でした。
こんな道の途中で滝が落ちてる崖があるんですね。
交通量も少ないし、ゆっくり休憩がてら眺められて心和みます!!
…ここまでが『朝版』です。
クマが犬を食べた話
『とうちゃこ版』では、オープニングのお手紙を読んだときにヒグマの話になって、正平さんが道の駅の女性が「犬食われた。」と言っていて「またかい。」って返してる人がいたと話しているのが放送されていました。
驚くスタッフさんに「今年犬食いに来るらしいよ。」と涼しい顔で言う正平さん。
「僕らも気をつけて行かないとね。」とスタッフさんが返していました。
ーーーえええ~~!!!怖すぎます。
少し前に、北海道で農作業に行った女性がクマに襲われたニュースが出てましたし。他人事じゃないです。
普通にクマが出てくる話が出てきて、犬まで食べられたと聞いてゾッとしました。
『こころ旅』なら言える
次に温泉番組のことロケ先の地元の人に聞かれても言えなかったって話。『とうちゃこ版』ではその続きが放送されてました。
「これを俺が堂々と言えるようになったら一人前なんだなと思ってたけど…。今、悪いけど『こころ旅』なら言えますよ。」と言ってました。
正平さんも本当、映画とか2時間ドラマとか連続ドラマに朝ドラ。色んな番組に出てらっしゃいますけど、『こころ旅』は堂々と言えますよね!!
私も不意にどこかで正平さんに会って聞いてみたいな~~~!!
丸石ゴロゴロ
海沿いの道を通ってる途中、海の浜の石が丸くて大きいことを発見していました。
根室の昆布を干していたところは、もっと小さい砂利だったそう。
よく見ていますね~!正平さん。
クマ対策にクマ撃退スプレーを借りる
次にクマ対策にクマ撃退スプレーを借りにルサフィールドハウスに立ち寄っていました。
みどころ:ルサフィールドハウス| 【羅臼町公式】世界自然遺産・知床の町 羅臼町 観光情報サイト
玄関にはクマのはく製が出迎えてくれていて、正平さんは以前もここに立ち寄ったことがあるらしく、このクマもいたのだとか。
まずはクマについての展示を見学。
クマ撃退スプレーが近距離遭遇の最後の手段と書かれているのを見て「そんな近距離になりたくないけどな。」とスプレーの説明を読む正平さん。
100%効果があるものではないですがと書かれてあるのがまたコワイ!!!
正平さんは「今日は終点から歩くので、これを借りていけと言うんです。」とテレビの前の私たちに説明をしてくれていました。
施設の職員の方が人数分のスプレーを持ってきてくれ、スプレーの成分がとうがらしなどを図を持って説明してくれていました。
説明を聞いて正平さんが「みそ汁のこの、かけようかなって。」と冗談を言うと大笑いしてくれた職員さん。「とんがらしだもん…。冗談よ!」とすぐに訂正してました。
次に、鈴を持って山に入るのは役に立つのかと質問をした正平さん。
「はい。存在を…人間がいるよとアピールするのが大事。」と鈴は有効らしく、正平さんは「ずっとしゃべり続けていこう!」と提案すると、職員さんは「会話もいいです。」と教えてくれていました。
こうやってスプレーを貸し出してくれるのはいいですね!
ちゃんと説明もしてくれて、クマ遭遇の不安を少しは軽くしてくれます。
でも、本当出来れば会いたくないですよね~~~!クマ。
正平さん、あんま真面目に聞いてなかったけど大丈夫か??
かつて温泉ギャルと入った相泊温泉
再び走り始め道を進むと、右の方に『昆布番屋』とかかれた建物が出てきました。
正平さん、時々ちゃんとチャリオに付けた鈴を鳴らして走っていました。
不安ですよね、クマに会いたくないですし!!
そして、『相泊』の駐車場の案内板も出てきました。
この先道が終わってしまうから、車を置く場所があるんですね!!
次にバイクが停まってる海沿いの道路脇の駐車場に到着。
相泊温泉の入口でした。
「入ったスよ、俺。温泉ギャルと。」と、例の温泉番組で来たことを匂わせる正平さん。
なんか急に『こころ旅』の正平さんが、『混浴温泉…』の一平さんに変わって、2時間ドラマの雰囲気がし始めてきたのが不思議!!
これまでもドラマの撮影秘話を『こころ旅』で時々正平さんが話していたけど、今回ほどドラマの雰囲気を思い出すことはなかったです。
実際、ドラマを見たことあるから話がリアルに聞こえる!
一平さんのニヤつく顔が浮かぶわ~~!
先に駐車場にいらっしゃった方が正平さんに気付いて声をかけていましたが、「『なんとか散歩』っていうんだよね。」と番組名をちゃんと知らない様子。
『こころ旅』のスタッフさんは笑ってましたが、正平さんは「火野散歩」とテキトーに言って、浜に下りて温泉のテントに進んでいきました。
後ろからさっきとは別の男性が「すいません!お風呂入ってます?」と声をかけてきて、正平さんが「熱いらしいよ。」と教えると、男性は熱いのが好きな様子。
その場で着替えようとしたため「今から男性ストリップでーす!」と正平さんが言うと、男性も「いきまーす!」とノリノリ。
男性は岐阜から来たそうで、髪型など容貌が正平さんそっくり!
正平さんが「なんか頭も全部俺みたいやで。火野正平ですって言って!」とリクエスト。
「実は…火野正平です!!」とピースサインを出してノッてくれ「一緒に入りましょう!」と正平さんを誘っていました。
正平さん、入るのかな?と思ってたんですけど、入らなかったです。
温泉の男湯の仕切りを潜って、女湯に行かせようと男性をそそのかしていた正平さん。
ホントに一平さんに見えましたよ。
急にドラマっぽくなってました。
正平さんは駐車場に戻って、大阪の茨木から来た男性とお話をしていました。
茨木と聞いて、正平さんが「俺豊中だもん。豊中二中。桜塚高校。」と出身校を言うと、男性は「めちゃくちゃ近いですね!」と言ってました。
正平さんと会えて驚いたという男性。最初は正平さんをYouTuberかと思ったそうです。
「なんとか散歩って失礼なこと言っちゃった。」と謝ってました。
正平さんは日本中のどこでもゆかりがあって、こうやって北海道でも大阪の人と会って仲良く話が出来る。
『こころ旅』を見てると、正平さんの懐の深さというか、話の幅の広さがよくわかります。
こころの風景
相泊温泉を出発して、日本最北東突端地と書かれた木の看板があり、その前を通過。
そして、相泊橋にとうちゃこ。
ここから先に行かれる方へ と書かれた注意書きの看板が立っていました。
正平さんはそれを見て「全て自己責任!慣れてますよ。」と言ってました。
看板には、この先は昆布番屋が立ち並んでいて、配慮するようにとの注意が書かれてありました。
「ここへお手紙配達に来た。お手紙配達に来た人のお手紙を持ってきた。変なの。」と言う正平さん。
上手いこと言う!!自分でツッコんでましたけど。
ここからは丸石の上を歩いて行きます。
クマに存在を知らせるようわざと喋りながら丸石の海岸を進みます。
海を見ても霧が出ていて国後が見えません。
正平さんたちは、お手紙の方が郵便を配達するために歩いた道をたどります。
浜には、お手紙通り番屋が立ち並んでいました。
正平さんは大きな丸い石の上に座り、お手紙を読みました。
面白い人との出会いがたくさんの旅で、見てて楽しかったです。
ヒグマ、出なくてよかった。安心しました。
北海道2週目の旅でめぐる町
北海道2週目の旅でめぐる町は、番組表によると…
- 7月13日…羅臼町
- 7月14日…美幌町
- 7月15日…大空町
- 7月16日…春の旅・最終日
の放送予定です。
明日は、美幌町への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。