BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023秋、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
www4.nhk.or.jp
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- 1228日目、山口県1日目は山口市への旅
- お手紙の内容
- 交差点の出会い
- 湯田温泉街へ
- ランチはホットドッグ
- 商店街を通る
- ランチはホットドッグつづき
- こころの風景
- 山口県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
2023年秋のルートは、北海道から始まり、東北の青森、秋田。
跳んで山陰の鳥取、島根、山口。
ラストは、九州福岡でゴールです。
前々週、島根県4日目・邑南町の感想はこちら。↓
1228日目、山口県1日目は山口市への旅
11月21日放送分山口県1日目は、山口市の一の坂ダム、錦鶏湖に架かる橋の上でオープニングでした。
お手紙の内容
今回のお手紙は、福岡市の44歳男性から。
こころの風景は、山口市にある維新百年記念公園テニス場の練習用コートです。
ここの練習用コートの壁は、裏面に四季をイメージした絵が描かれてあります。
これは30年前。近所の中学校の美術部がペンキで描いたもの。
四季にちなんで四種の季節と動物が描かれているのですが、お手紙の方たち男子部員は「冬の鶴」と担当。
当時、美術部で大多数を占めていた女子部員たちが、春・夏・秋を担当。
たった三名の男子は、冬の作画担当を任されたのだとか。
思春期の我々男子は、圧倒的多数を占める女子軍団に意見する事も出来ず、キャッキャワイワイ楽しく描く女子たちを横目に、おとなしく淡々と絵を描く日々。
まさに気持ちも冬だったと振り返るお手紙の方。
今思えば、女子と話せないというのも変な話だが、何とも言えない若い頃の思い出。
今もあの絵が残っているか分からないが、見ることがかなうなら、あの思春期特有の気持ちを思い出してみたい。
よろしくお願いいたします。
…というお手紙でした。
いや~雰囲気のよく分かるお手紙!!
お手紙の方と同世代です。私の中学の美術部も女子が圧倒的多数でした。
うちの中学の美術部の男の子は、中性的な感じ。
女子の中で溶け込んで、一緒になってワイワイしていました。
私は美術部員ではなかったですが、美術部の課外活動で美術館に鑑賞に行くのに同行させてもらったことがあって、雰囲気を味わわせてもらいました。
このお手紙で、自分の中学時代も思い出しました。
交差点の出会い
約9kmのルートで維新百年記念公園を目指して出発しました。
下り坂を下っている時に正平さんは「こういうコースを作ってくださるのが多いですねこの頃。うーん。これをなんていうですか。忖度っていうんですか。ま、ジジイ扱いですね。」とぼやきます。
後ろから「そんなことないです。」との声がありましたが
正平さん「ましょうがないですね、いいです。」
自分で自分を納得させてました。
しんどかったらしんどかったで「タスケテ」とか「もう70ですよ。」とか文句言うのに…。まぁ、どうやっても文句言う人です。正平さんは。
こういうことを正直に言うところが、こころ旅が人気ある理由です。
住宅が並ぶところまで下りてきて、住宅地の細い道を走ります。
亀山橋を渡り、川沿いに植えられた桜や柳のある並木通りを抜け、交差点で信号待ち。
向かい合ったところで同じように信号待ちしていた女性に、正平さんが「はーい!」と言いながら手を振る。
すると、女性も手を振り返して「毎日見てるよ!」と返してくれました。
そして「小さな虫が大好きよね、あなた。」と言います。
車の音で聞こえなかった正平さん。
スタッフさんに何を言ったのか聞いて、笑いがこぼれ「バイバーイ!」とすれ違いざまに挨拶してお別れ。
地元の方とのちょっとした交流。
こころ旅ファンの方が山口市にいらっしゃいました!!
虫が好きなのを知ってるなんて、よくご覧になってる。
湯田温泉街へ
道路は、普通のアスファルトから砂利を含んだ道へ。
湯田温泉街に入りました。
私は、中原中也生家に建つ中原中也記念館に行って欲しいとお手紙を書き、ボツだと残念に思っていましたが、正平さんが湯田温泉街を走ってくれた!
嬉しい!
たくさんある旅館が映っていました。
20年前。大阪から夜行バスに乗って湯田温泉まで行ったな~。
温泉に入らず、中原中也記念館とサビエル聖堂だけ行ってういろう買って、満足して帰ったけど。
正平さんが湯田温泉に行ってくれて嬉しい。
私は帰りに小郡駅まで行きましたが、小郡駅って今は名前変わりましたよね~。
ランチはホットドッグ
2014年に寄った温泉街にあったお店は、現在改装中。
2014年に立ち寄ったお店のことが、公式ホームページにありました。↓↓↓
こころ旅ブログ:NHK | きょうの風景 | ほっこりした~、住みたい街が増えた。
その近くの、ホットドッグがメニュー表のあったお店でランチすることに。
正平さんが、撮影の許可をいただくためにお店と交渉。
店長から許可をいただき中へ。
色々あるメニューのなか、正平さんはシンプルホットドッグを注文。
ほかのみんなは絶品グルメドッグ。
正平さんもみんな全員ポテト付きです。
生はちみつのバナナミルクを注文していました。
正平さんが代表してカウンターで注文していたのですが、自分が一番安いドッグで、スタッフさんたちが高いのを頼んだことを店員さんに訴えます。
「俺ね、俳優部なんです。」といっても、店員さんは「あーそうなんですか。」と返答に困った様子。
「スタッフなのに…。」と恨み節を言う正平さんでした。
みんなたべたいのを食べる。みんなスタッフも出演者も関係ないのがこころ旅です。
ここまでが『朝版』です。
商店街を通る
『とうちゃこ版』では、商店街のアーケードを走る様子が映ってました。
広くて長い商店街。
時計屋さんに服屋さん、お菓子屋さん。洋品店。
歩いている人が多く、よけながらチャリオを走らせる正平さん。
「へーこんな商店街があったですか。」とゆっくり走って通過していました。
賑やかな商店街!
色んなお店があって、目移りします。
ランチはホットドッグつづき
『とうちゃこ版』では、『朝版』のランチの続きも放送されていました。
ホットドッグが来る前に、飲み物だけ受け取って席へ。
先にハチミツ入りバナナミルクで、隣に座っていたハトヤさんと乾杯する正平さん。
「おいしい!」と絶賛していました。
そしてホットドッグポテト付きが運ばれてきて、パクリ。
正平さんは「うめえわ。パンうめえ!」とこれも絶賛。
画面越しに見てても、本当に美味しそうでした。
ホットドッグ好きの正平さん絶賛のホットドッグ。
「へー。ホットドッグが食えるとは。」と大喜びでした。
食後。
店員さんとお店の前で写真撮影。
この様子は月曜朝版でも放送されていました!
おじさんの正平さんのトークに押されっ放しの店員さんたちでした。
こころの風景
お店の軒先で、雨対策をしてから再出発。
川沿いの道を走り、住宅街の道を左折。
グラウンドのある公園内に入りました。
後ろから「何を隠そう、もう百年記念公園です。」と監督さんの声が。
大きくて広い公園!
チャリオに乗ったまま、駐車場の奥のテニスコートのエリアに入りました。
回り込んで壁をさがします。
それらしい壁を回り込んだものの、絵はなし。
正平さんは、喫煙エリアにいた男性に「テニスコートの塀があって、裏に絵が描いてるような塀ってご存じですか?」と質問。
男性は、緑色の裏側に絵がある。と教えてくれました。
教えてもらった通りの場所に移動。
緑の壁は、壁当て用の壁でした。
駐車場を通り抜けて緑色の壁の裏側に回り込むと、正平さんが笑い出します。
「なんで向こうから来てわかんねーだよ、これが。」と自分にツッコミ。
壁の裏側に絵が描かれてありました。
「あったよー!」
冬の鶴。確かにありました。
カメラマンさんの新井さんがバッチリ撮ってくれました。
チャリオから降りて、じっくり見ていると1枚1枚大きな絵!
鴻南中学校美術部が『四季』をテーマに描いたことが記されていました。
男子と女子で分けて描いた絵。
そう思って見ると、秋と冬のあいだに大きな境界線があるように見えました。
何回も下手だと言っていた正平さんですが「ちゃんと取ってるから。30年ぐらい前でしょ?大したもんだよ。」と絶賛していました。
作品が残ってるのって、いいですね!
正平さんは絵の前で座り、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「まだまだ30年経ってもこんなにはっきりと描いてあるよー!……立派な絵だよ。」とお手紙の方に話しかけていました。
ちゃんと色も残っててキレイでした。
山口県1日目。
中学時代を思い出すお手紙がよかったです。
そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ~。
笑って話せる今夜はいいね~。
それでも損したなんて思ってないから今夜もなんとか自分で自分を守れ
いろんな歌の歌詞を思い出す旅でした。
どっちも中学の時の歌じゃないけど。
山口県の旅でめぐる町
の放送予定です。
次は、防府市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!