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こころ旅2023秋の感想*北海道佐呂間町*ホタテラーメン、子牛にタマネギ。山道を走ってモンベツ郡の家を目指す

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BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023秋が始まりました!!

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。

www4.nhk.or.jp

2023年秋のルートは、北海道から始まり、東北の青森、秋田。

跳んで山陰の鳥取、島根、山口。

ラストは、九州福岡でゴールです。

 

前日、北海道1週目3日目・北見市の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

 

1207日目、北海道1週目4日目は佐呂間町への旅

9月22日放送分北海道1週目4日目は、ラベンダーの花壇越しに正平さんの「おはようございまーす。北海道ぽいでしょう?・・・あんまり似合わないんだよな。」という挨拶から始まりました。

オープニングの場所は、佐呂間町佐呂間町交通公園です。

昔、国鉄湧網線の駅だった場所。だそう。

「たぶん湧別と網走。」と正平さんが推測する通り。

湧網線は、中湧別駅からサロマ湖オホーツク海能取湖網走湖に沿って網走駅につながる線。1987年に全線が廃止されたそうです。

湧網線については、Wikipediaを参考にしました。↓↓↓

ja.wikipedia.org

公園内にはSL車両D51が展示されていて、水色の車体の郵便を運ぶ車両がつながっていました。

郵便のマークが車両に書かれてありました。

 

佐呂間町交通公園|施設案内|佐呂間町

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、札幌市の63歳男性から。

こころの風景は、「モンベツ郡の家」です。

昭和61年3月に廃線になった湧網線の仁倉駅から、4キロほど離れたお手紙の方の祖父母の家です。

小学生の頃。毎年春夏冬の休みに2週間ほど遊びに行っていたお手紙の方。

いつも母方の叔父さんに連れて行ってもらっていて、駅から家までの道を歩いていたそう。

途中の道は左右に山があり、冬は特に遠く感じたとか。

冬の夜は、雪明かりで山の輪郭がはっきり見えるなか、おじさんの怖い話に怯えながら歩いた記憶があるそう。

今思うと全く嘘っぱちの話だが、当時のお手紙の方は信じて切っていた。

「右の山にはヒグマが住んでいて、毎晩歩き回って食べ物をさがしている。左の山にはツキノワグマが住んでいて、木の上から悪い子供がいないか見張っている」

など。

北海道にはツキノワグマがいないと知り、嘘だと分かったのは高学年になってから。

山下橋を過ぎるとやっと祖父母の家に到着。

祖父母の名字が山下なので、橋の名前も山下橋。叔父さんから聞いたが、それも本当かどうか。

夏には、裏にある川で泳いで遊び、冬は向かいの山で雪遊び。

楽しい思い出しかない。

社会人になって仕事でこの場所に行った時、「モンベツ郡の家」と当時はやっていた映画タイトルにまねて、会社の仲間に写真を見せたこともあり。

今でも懐かしく思い出される家です。

 

…というお手紙でした。

 

お手紙には、仁倉川に架かる山下橋の看板の写真が同封されていました。

山下さんの山下橋??

監督さんは、「モンベツ郡の家」は、「マディソン郡の橋」をひっかけたんじゃないか?と推測。

正平さんは「むちゃくちゃひっかけてる。そんなひっかけちゃあかんでしょ?」と言って笑ってました。

 

私もすぐ『マディソン郡の橋』だと思いました。

こういう冗談を言うあたり、嘘を言う叔父さんの血を引いてるような気がしたのは私だけ?

ていうか、それを言うなら「モンベツ郡の山下橋」じゃない?

あ、長いな。

やっぱり『モンベツ郡の家』か。

 

出発前に、駅舎跡を見学。

字幕で ※鉄道記念館は事前申し込み制です 許可をいただいて撮影しています と出ていました。

記念館で事前申込制??

キレイに保存するために見学者を制限しているのでしょうか?

 

記念館には、路線図が展示されてあり、お手紙に書かれていた仁倉駅を確認していました。

 

十能の思い出を語る正平さん

ほかには、SLに石炭を投げ入れるために使うスコップも展示されており、正平さんはスタッフさんに「これなんて呼びますか?」とクイズ。

ja.wikipedia.org

スコップ。」答えるスタッフさん。

惜しいな。まぁスコップとも言う。監督知ってる?日本語で。

日本語?あるんですか?」監督さん答えられず。

……十能!俺、親父によく殴られた時、十能みたいな手で殴られて…って。人に言われた。十能ってなんや?って、それから。…あの、ストーブによく石炭入れたりするじゃない?

ほほほ……十能のような手で?

「うん。親父が殴って、十能みたいな手で殴られてって言ったから。十能ってなんやのん?って。ま、だから。うちの家庭環境ですけども。親父によく殴られた。それだけ、いい子だったんですよね、俺はきっと。うん!……十能です。これ。

十能から思い出話が広がる正平さんでした。

監督さんは「十能!日本語。へー。」と感心していました。

 

正平さんのお父さんの話は、ちょくちょく出てきますね!

かなり厳しいお父さんだったとか。

 

ランチはホタテラーメン

この先何もないので、街にいる間に先にごはんとなりました。

正平さんは、今中国が買ってくれないからと言って、ホタテラーメンを注文。

待っているあいだ、お店にいた男性にどこに行くか?と聞かれて、「仁倉駅のそばに…。」と正平さんが答えます。

すると「坂ですよ。仁倉駅。」と教えてくれました。

正平さんは「ああそう…言わないで。お願いだから。」と言うと、みんな大笑い。

男性は「私も、こころ旅を見て自転車乗るようになったんです。」とのこと。

正平さんは「それで自転車業界からなんぼかもらえるんですよ」と言うと、また大笑い。

そんなわけない。

私も、こころ旅見て学生以来、久しぶりに自転車に乗るようになりました。

便利なところに引っ越したから、自転車を手放しました。

これからは、コンビニで借りられるレンタサイクルを借りようかなと思ってます。

 

なんだかんだ言ってるうちに、ホタテラーメンが運ばれてきました。

大きなホタテ!!!

美味しそうでした。

正平さんは「ホタテおいしい。チャーシューの代わりにホタテがいっぱい入ってる!」と言って、美味しそうに食べていました。

ナンブさんは、トンカツラーメンを注文。

トンカツがスープに浸ってました。

面白い!!

色んなラーメンがあるお店ですね!!

 

食後。

お店の方のリクエストに応えて、お店の前で写真撮影。

 

それとは別に、さきほど仁倉駅周辺のことを教えてくれた、男性客の方とも、正平さんが誘って写真撮影をしていました。

こころ旅見て、自転車買った人だから。俺、印税が入ってくんだから。

300万くらい使ったという男性。

ええ?本当?ビックリ。

チャリオの何倍使ってるか!」正平さんもビックリ。

男性は65歳。

正平さんは「まだ走れるな。」と返します。

 

300万は二人分とおっしゃってましたけど、それでもスゴイ!

きっといい自転車を買ったんでしょうね!

私なんて、シティーサイクルすぐに風で倒れてフレームが曲がり、ずっと走る時に違和感。

車通りの多い地域に住んでいたから、しょっちゅうパンクして、修理やら交換やら、色々ありました。

でも、よく乗りました。

しんどかったけど、楽しい思い出です。

 

男性は「気をつけて。」と言ってくれました。

正平さんは「どうもありがとうございます。またよろしくお願いします。」と言ってお別れしていました。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

タクシーでしみじみ

『とうちゃこ版』では、続きが放送されていました。

道路は山に向かっ上り坂。交通量も多くてかなり危ない。

近くにあるタクシー会社に1台だけある車を予約。

正平さんは「あのね、そういうのって、何言うてんねやって前に言ったこともあるけど、今は全面降伏です。よろしくお願いします。タクシーです。」と頭を下げていました。

この秋の旅始まってすぐ、胸が苦しいっていってましたもんね。

仕方ない。

正平さんは全部タクシーと勘違いしてましたが、15kmあるうちの10kmほど。

最後の5~6kmの坂を走る。予定です。

 

字幕で チャリオとはタクシー降車地点で合流と出ていました。

 

タクシーに乗り込んだ正平さんは

本当にありがたいけどさ、昔はこの何倍も走ったじゃない。」つぶやきます。

スタッフさんは「確かに。それはそうですけどね。時は過ぎていくんですね。

30,40当たり前だったじゃない。60代から70代。みんなもそれだけ増えた。だからいいんじゃないですか?……一人で納得してます。

 

うーん、本当に長い距離走ってましたよね。

前は、『朝版』と『とうちゃこ版』の内容が重なるところはそんなになかったと思うんですけど、最近は同じ内容を『とうちゃこ版』でも流してますもんね

それだけ撮影する時間が短くなってるってことかな?

あと、この10年でNHKのスタッフさんたちの働き方改革もあって、時間がきっちり決められるようにもなったって言ってましたよね。

前は、朝走ってゴールしてから、次の日の朝日の手紙を見るために夜移動して。

翌日、朝日が昇る前から走り出したりしてましたね。

ロケの時間をたくさん確保できなくなってきたのも背景にあると思います。

正平さんが年取って体力がなくなってきたから、だけじゃない事情もある。

そういうのも、全部隠さずに見せて放送してくれるのがこの『こころ旅』です。

ていうか、もう『こころ旅』を続けていけない事情があり過ぎますよね。

やっぱりもう終わるのかもしれない。

俳優さんとしての正平さんももっと見たいし。

 

上り坂は、なだらかに長く続いていました。

スタッフさんは「ああ山道。」「タクシー乗らないと。」と口々に言います。

仕方ない。

 

ようやくチャリオでスタート

上り坂の頂上でストップ。

タクシーから降りて、やっとスタートしました。

山下橋を目指して下り坂を下ります。田畑と家のあいだの道を進む。

田園風景と、チームこころ旅自転車の隊列の画が見れました。

 

仁倉駅から上り坂

案内標識が出てきて、その下に小さく「仁倉市街」と書かれた看板が出てきました。

矢印に従って右折。

左側にソーラパネルがありました。

ここが、仁倉駅の跡。

ja.wikipedia.org

建物もなく、跡形もないです。

ここからお手紙の方が歩いたであろう道をチャリオでたどります。

タクシーで回避したとはいえ、じわじわと上がる上り坂。

大きなトラックが追いこしていく。

正平さんは

これ、新井さん!上がってるんですよ。じわじわ。だって俺のフーフーがバロメーターなんです。だって、さっき快調に走ってましたもん。

今これ、全然違いますね。上がってるんです、じわじわ。憎らしー!

長い距離をタクシー乗せてもらったと思っていたのに、やっぱり大変な山道。

これだけでも大変じゃないですか?

タクシーがなかったら、ココに来るまでも走ってたってこと?

過酷だ。

 

子牛さんを見る

左側に、白いプラスティックの小屋が並んでるのが見えました。

持ち主の方の許可をいただいて、見学。

持ち主の女性は快く見せてただくことに。

正平さんが恐縮していると、「いえいえいえ!握手して欲しいぐらいなんですけど、ダメなんでしょ?今。コロナで。」とおっしゃる女性。

正平さんは大丈夫。と言って握手をしていました。

白いワンちゃんがついてきて「ワン!ワン!」と鳴きます。

そして、プラスティックの小屋を見せてもらうと、まだ立てないちっちゃい子牛さんが草の上にいました。

正平さんが「かわいい!」と言うと、ちらっと目をこちらに向けてくれました。

全部の小屋、それぞれに子牛さんが入っていました。

ちょっと大きめの子牛さんは、正平さんが差し出す手をなめてくれてました。

かわいい!!!

 

持ち主の女性によると、まだ立てない子牛さんは生まれてまだ10日ほど。

女性は、本当に正平さんたちを歓迎してくれて、ずっと高い声のまま「ありがとうございます。」と何度もおっしゃっていました。

 

コロナで握手できないとか、よくこの番組をご覧になってる方なんでしょうね。

優しい方でよかったです。

その女性に見送っていただいて、再出発。

田畑のあいだの道を進みました。

バンバン大きなトラックが通っていて、ちょっと怖いな。と思いました。

 

こころの風景

お手紙の方が、叔父さんの話を聞きながら歩いた道。

クマが出る。と嘘をつかれた山も確かにありました。

 

途中、畑の中で、タマネギが入っているボックスが何個も並んでいるのが見れました。

道を進むと、ものすごい数並んでいるのが見えました。

風景を見ながら、上り坂を上っていきます。

あー!新井さん!山下橋あった!」正平さんが叫びます。

おー!

新井さんがカメラを道の先の方に向けると、確かに橋がありました。

橋の手前には、お手紙の方が送ってくれた写真と同じ山下橋の看板。

とうちゃこです。

マディソンの橋、ですよ。」と言う正平さん。

 

正平さん。お疲れ様でした。

距離的には短いですけど、風もあるし坂だし、大変そうでした。

 

正平さんは、橋の上から仁倉川をのぞきこみ、お手紙の方が遊んだ風景を想像。

橋が見える位置の草の上に座り、お手紙を読みました。

 

2023年秋の旅、最初の週が無事終わりました。

『こころ旅』を見て自転車を買った人、子牛を見せてくれた人。

北海道の地で、『こころ旅』ファンの方がたくさんいることに驚きました。

『こころ旅』って、よく北海道を走ってますもんね!

正平さんが歓迎されているのを見るのは嬉しいです。

 

ただ、正平さんが胸が痛いと言ったり、しんどそうにしてるのは心配になりました。

秋の旅のはじまりなのに、終わりに向かっていっているように見える。

せめてどうか無事に秋の旅を完走して欲しい。

 

旅の無事を祈ります。

 

北海道1週目の旅でめぐる町

北海道1週目の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

 

の放送でした。

 

来週は、北海道のつづきです。

 

www.lovetv.site

 

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『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。

 

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。

土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!