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イチケイのカラス 第1話のネタバレ感想  職権発動なんて言葉初めて聞いた

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4月5日からフジテレビ系列で月9ドラマ『イチケイのカラス』の放送が始まりました。

www.fujitv.co.jp

おもな登場人物

  • 入間みちお:竹野内豊さん…東京地裁第3支部第1刑事部(イチケイ)の裁判官。職権発動で周りを振り回しつつも、傍聴マニアから人気がある。弁護士だった頃の裁判で、日高と因縁がある様子。
  • 坂間千鶴:黒木華さん…東京地裁第3支部第1刑事部(イチケイ)に赴任してきた特例判事補。赤字続きのイチケイを立て直すためにやってきた。入間の時間をかけた裁判のやり方を改善して欲しいと思っている。
  • 石倉文太:新田真剣佑さん…東京地裁第3支部第1刑事部(イチケイ)の書記官。元傍聴マニアで、みちおファン。一番いい席で裁判が見れる書記官を天職だと思っている。人との距離を縮めて壁をつくらないようにするのがポリシー。
  • 浜谷澪:桜井ユキさん…東京地裁第3支部第1刑事部(イチケイ)の書記官。子持ちでみちおのせいで帰るのが遅くなることにイライラしながらも、慣れてしまっている。
  • 一ノ瀬糸子:水谷果穂さん…東京地裁第3支部第1刑事部(イチケイ)の新人事務官。みちおを顔はいいのに残念だと思っている。
  • 川添博司:中村梅雀さん…東京地裁第3支部第1刑事部(イチケイ)の主任書記官。
  • 駒沢義男:小日向文世さん…東京地裁第3支部第1刑事部(イチケイ)の部長裁判官。12年前にある裁判で弁護士を辞めようとしていたみちおを裁判官にスカウトした。
  • 日高亜紀:草刈民代さん…最高裁事務総局判事。坂間の司法修習生時代の教官で、イチケイの赤字状態を立て直すよう坂間に期待をかける。
  • 城島怜治:升毅さん…主任検事。駒沢の同期でライバル。
  • 井出伊織:山崎育三郎さん…城島の後輩検事。

 

イチケイの人たちが面白い

黒木華さん演じる東大卒の堅物裁判官坂間千鶴と、竹野内豊さん演じる高校中退で弁護士になり、面接で裁判官になった入間みちお。

その上に部長裁判官、小日向文世さん演じる駒沢がいます。

坂間は堅物で融通きかなくて判例をよく覚えているから、裁判なんて決まった通りやればいい。事務的にどんどん処理していこうと思ってる人。

入間みちおは、一つ一つの裁判に時間をかけて被告の話を聞いて時間をかけて判決を出そうとするタイプ。

そのせいで、イチケイは処理が遅くて裁判が滞りまくり!!上から怒られている問題の部。

その問題のイチケイを立て直すよう、草刈民代さん演じる最高裁事務総局判事の日高から言われてやって来たのが坂間。

坂間は入間に会って、この人が原因かー!って感じでまくし立てますが、部長の駒沢も入間のやり方を推してるもんだから、自分の思い通りに事が進まない。

イライラして肉を買いまくって官舎で食べるシーンは迫力がありました。

裁判官の地味な日常を描いていくのかと思いきや、いきなりバチバチの戦いでグッと心つかまれました。

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イチケイには裁判官だけではなく、書記官も事務官もいます。

桜井ユキさん演じる書記官の浜谷さんと、水谷果穂さん演じる事務官の一ノ瀬さんが「残念なイケメン。」「顔はいいのに。」と口々に本人の目の前で悪口言ってるのが面白かったです。

みちおをかばう新田真剣佑さん演じる石倉くん。その書記官たちをまとめるのが中村梅雀さん演じる川添さん。

色んな年代の人が同じ部にバランスよく配置されていて、それぞれの立場から言いたいことを言う。

セリフの多いドラマです。

特に堅物裁判官の坂間千鶴が一番うるさいです。じっと聞いとかないとセリフを聞き漏らしそうです。

 

第1話からみちお暴走

正反対な二人と小日向文世さん演じる部長裁判官・駒沢が合議制で傷害罪の裁判の裁判をした第1話。

被告は、萩原利久さん演じる22歳の大学生・長岡誠。被害者は勝村政信さん演じる代議士の江波和義。

第1回の公判で、長岡被告が、江波の秘書だった父の死の真相をめぐって口論となって被害者の江波の方から先に殴ってきた。

父が不正をして、それを詫びるために2か月前に電車に飛び込んで自殺をしたとされているけれど、本当のことが知りたいと突然言い出した。

父の話と今回の被告の罪は別だから、本来父の死の真相は調べなくてもいいんだけれど、入間は事件に関わった人が皆納得する判決を出さないと負けた気がすると言い出して、「職権を発動します。」と言って裁判を止めてしまった入間。

 

これには驚きました!!

裁判官も警察みたいに事件の捜査ができるんですね!!

本来、捜査をしない人が捜査をする。木村拓哉さんの『HERO』を思い出してしまいました。小日向さんもいるし。

裁判官だけが捜査をするのかと思いきや、起訴した検事たちも気になって捜査についてきたりして。

その検事役に、升毅さんと山崎育三郎さん。升さんは主任検事の城島。山崎さんはその後輩検事の井出という役名です。

 

職権発動という言葉を初めて聞きました。

裁判官がこうやって熱心に被告の言葉に耳を傾けてくれたら、納得して判決を聞けそうです。

現実は忙しくて、1つの事件に長く時間をかけていられないみたいですが…。

 

第1話は、みちおが被告の父の死の真相を捜査し直したことで被告も納得して裁判を受ける…という展開。

1つの傷害事件から、騒音やらシングルマザーの生活費の問題やら不正やら色々な問題が浮き出てきて、それもスピード感持って進んでいって、あっという間に終わった感じでした。

 

ラスボスは日高?

イチケイを立て直すために坂間を送り込んだ最高裁事務総局判事の日高。草刈民代さんが演じられてます。

みちおが弁護士から裁判官になるきっかけの裁判の回想シーンがあったんですが、その裁判に日高もいました。

みちおがその過去の裁判で出された判決に後悔をして、弁護士辞めようとしたところに駒沢が現れて、裁判官にならないか?と誘っていました。

部長の駒沢が日高に「いつか彼が裁くかもしれませんよ、あなたを。」と言ってるシーンがあって、どうも日高と駒沢、みちおの3人に因縁があるみたいです。

 

この日高がラスボスなのかな?と思います。

いや、ラスボスもその上にいる大ボスをかばってるとか?

どんな話が隠されているのかは、おいおい分かってくると思います。

 

1話だけでも堅物の坂間が入間に影響を受けてちょっと変わって来てるし、この先坂間が変わっていくのも見どころなのかもしれません。

 

途中、おとぎ話とかも出てきて子供にも分かるような表現があったり、ふるさと納税を紹介したり、難しい裁判だけじゃなくて身近な話も入ってきてました。

難しい話の中にふっと分かりやすい話が入ってきて、飽きずに見れました。

 

最初は裁判もので月曜から頭使って大変なドラマかも…と思いましたが、展開は早いし分かりやすいし、テンポよく見れるドラマです。

また次回も見ようかな?と思えるドラマでした。

 

以上、『イチケイのカラス』第1話を見た感想でした。

 

 

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