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ファーストペンギン!1話ネタバレ感想 ど素人が浜を立て直す?孤軍奮闘するシングルマザーのサクセスストーリー

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10月5日水曜に、日本テレビ系列で、夜10時からドラマ『ファーストペンギン!』1話が放送されました。

 

www.ntv.co.jp

ファーストペンギン! 物語の概要

家なし、金なし、仕事なし。奈緒さん演じる幼い息子を抱えたシングルマザー・岩崎和佳(のどか)が、漁師の世界に飛び込んでいくサクセスストーリー!!

ホテルの仲居として働きだしたある日。宴会の席で出会った漁師・片岡洋(堤真一)に「1万円で俺たちの浜を立て直してくれ!」と頼まれる。

魚の種類の違いも分からないド素人の和佳が、何も知らないからこそできる、大改革!

ビビりのペンギンの中で、一番に飛び込む勇気ある1匹目のペンギン・ファーストペンギン!に和佳はなれるのか?

頑固な漁師たちと向き合い、挑戦していくサクセスストーリーです。

おもな登場人物

  • 岩崎和佳奈緒…幼い一人息子・(石塚陸翔)を抱え、さびれた港町・汐ヶ崎に移住。知り合いがいない中、苦しい生活を送っていた。片岡から浜の立て直しを頼まれ魚の種類も分からないまま、漁師の世界に飛び込む。
  • 片岡洋:堤真一…父の跡を継いだ漁船団「さんし船団丸」を率いる社長。妻・みやこを亡くした男やもめ。和佳の機転を認め、浜の立て直しを懇願する。

<<さんし船団丸のひとたち>>

  • 永沢一希:鈴木伸之…都会から移住してきた若手船団員。よく気が付く青年で、漁師たちや和佳をさりげなくフォロー。和佳への私情があるかは分からない。
  • 山中篤:梶原善…片岡を「ひろ兄」と呼んで慕う船団員。勉強が得意じゃなく、話の内容を半分も理解していない。一人息子のたくみ(上村侑)が反抗的で、頭を抱えている。
  • 山中たくみ:上村侑…篤の一人息子で、船団員。高校卒業後、東京で就職するも戻って来た。船団に所属するも周りに反抗的な態度を取る。永沢にだけ普通に話す。
  • 磯田高志:吹越満…地味な仕事も率先してやる船団員。心配性で危機管理能力が高く、片岡の右腕的存在。和佳が提案する「魚の直販」に懐疑的。妻に出て行かれ、現在母と二人暮らし。

<<汐ヶ崎漁協の人たち>>

  • 杉浦久光:梅沢冨美男…漁協組合長。漁協だけでなく、地元社会を牛耳っている。優秀な元漁師。浜の窮状を知りつつどこ吹く風。よそ者の和佳が提案する「魚の直販」を幾度となく妨害してくる。
  • 安野茂:遠山俊也…漁協組合員。杉浦の腰巾着。和佳の動きを逐一報告し、とばっちりで叱られることもある。

<<農林水産省>>

  • 溝口静:松本若菜…農林水産省の6次産業化プロジェクトを担当。漁獲量が減る水産業に危機感を抱いている。漁師のなかで孤軍奮闘する和佳を陰ながら後押しする。

<<その他>>

  • 山藤そよ:志田未来…和佳のママ友。和佳の窮状を見て子育ての手伝いをする。事務処理能力がすこぶる高い。
  • 琴平祐介:渡辺大知…東京在住。和佳が汐ヶ崎に移住するきっかけを作った人物。和佳に"先生"と呼ばれ、電話でよく相談に乗ってくれる。実はある悩みを抱えている。
  • 重森梨花:ファーストサマーウイカ…仲買人。口は悪いが、和佳に魚について教えてくれたり、漁協から目をつけられているところを助けてくれたりする。
  • 岩崎進石塚陸翔…和佳の息子。喘息持ちで体が弱い。汐ヶ崎の新鮮な魚を食べて以来、大好物になる。
  • 片岡みやこ:中越典子…片岡の亡くなった妻。シングルマザーで子連れで移住してきた汐ヶ崎で片岡と結婚。突然の病で亡くなる。

伊藤かずえさんにビックリ!

ドラマの内容に入る前に、まず私が気になったことを先に書かせてもらいます!!

主人公の和佳(奈緒)が働く旅館の女将役が、なんと、伊藤かずえさん!でした。

私は失礼ながら、最近、伊藤かずえさんが出演するドラマを拝見しておりませんでした。

(愛車のシーマの話題はよく拝見しておりましたが…。)

だから、このドラマで久々に伊藤かずえさんが見れてとてもうれしかった!!!

最初、よく似てる人がいるな~と思っただけでしたが、Twitterでごあいさつをされていたので、やっぱご本人だ!!と確認できてうれしかったです。

2話までのご出演とのこと。

楽しみにしてます!!

 

そのほか気になることあと2つ。

  1. 女好きの統括役の人が、エロガッパの伊沢弘さんで笑いました。
  2. 余談ですが、私が「ファーストペンギン」という言葉を知ったのは、朝ドラ『あさが来た』で、ディーン・フジオカさん演じる五代友厚が、主人公のあさのことを「ファーストペンギン」だと言っていたから。

だから、ディーンさんが出るのかと思ってちょっと期待してしまいました。

が、出ていません!

 

登場人物のキャラが面白い

主人公*岩崎和佳(奈緒)

ドラマは10年前に、主人公の和佳(奈緒)が、息子の進(石塚陸翔)を連れて漁港に来たところから始まる。

仕事は子連れで働ける住み込みのホテルの仲居さん。

ホテルの女将さん(伊藤かずえ)に許可を得て、宴会の席で、お客さんたちに事務作業などの内職を請け負いたい!と、名刺配りをしてました。

これがスゴイな~~と思いました。

何でもやります!って言って、直接営業をかけるんですから。

勇気ある!

いきなりここでもう、ドラマタイトルの『ファーストペンギン!』勇気ある1羽目、の片鱗が見えました。

本題は「浜の立て直し」ですけど、この主人公の行動がまず人の心を動かしますよね!

さんし船団丸社長*片岡洋(堤真一)

そして、その和佳を見て、自分の亡くなった妻・みやこ(中越典子)を重ね合わせ、強引に福の神だと信じて、仕事を依頼してくる船長で社長の片岡洋(堤真一)!!

堤さんといえば、『マッサン』の大将とか『青天を衝け』の平岡円四郎役で、まっすぐで勢いがあるカリスマ性のある男!のイメージがあります。(あれ?どっちもNHKだな。)

が、このドラマでは多少、そういう勢いがあるところはあるものの、梅沢冨美男さん演じる漁協の杉浦組合長に頭が上がらないなど、何とも情けない。

強引に和佳に「浜の立て直し」をお願いしたにもかかわらず、和佳が思っていた以上の行動をして、組合長から「お前とこ潰すなんて簡単なんやぞ。」と怒鳴りこまれると「こんなにしてくれとは全く頼んでなかったもんで。」とまさかの裏切り!!

そりゃないわ、おっさん!

テレビの前でツッコみましたよ~~。

片岡は、浜を立て直したいという思いがあるくせに、長年のしがらみにとらわれて動けない。

すぐにグラグラ揺れます。

1話のあいだで、話が進むのか止まるのか、この片岡社長の態度で変わる変わる!

この人が何を言うのか。1時間のあいだ、目が離せなかったです。

船団員*篤(梶原善)と*高志(吹越満)

船団員の山中篤(梶原善)と磯田高志(吹越満)。

さんし船団丸の3人の「し」の中のあとの2人。篤(あつし)と高志(たかし)。片岡洋(ひろし)と会社を作った人たちです。

篤の方は片岡を「ひろ兄」と呼んで子分肌。和佳の提案にすぐに乗ります。

しかし高志は、和佳が提案してくる「魚の直販」という漁協を挟まない新しい事業に猛反対してました。

態度の違う二人。この二人がどう動いていくかもハラハラものです。

船団員*永沢一希(鈴木伸之)

若手船団員の永沢君は、和佳と進が片岡に会社に連れてこられた時から、アジとサバをサッと刺身にして進に出してくれたり、飲み会で飲み物を配ったり。

雑用を嫌がることなくやってくれる、おとなしい青年です。

鈴木伸之さんといえば、『お茶にごす。』とか『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』などで、ヤンキーのイメージが強いです。

が、このドラマでは控えめボーイ!

ドラマの公式HPを見てみると、どうも主人公と、これから何かある感じ?

が、1話を見る限り、組合長と社長、和佳がもめてるのを立ち聞きしてるだけで間には入ってくる気配なし。

聞いてるだけの立ち位置でいます。

あんまり、表立って出てくるキャラじゃないようです。

鈴木伸之さんがそんな役~~?と拍子抜けしましたが、好青年の鈴木さんも悪くない。

これからの展開を見守っていきたいです。

ミステリアスな相談相手*琴平祐介(渡辺大知)

和佳が片岡から仕事を依頼された時、提案を却下されいったんは手を引いた時も、和佳は琴平に電話で相談してました。

琴平は、和佳から「先生」と呼ばれてて、汐ヶ崎に来たのも琴平が助言してやってきた模様。

ド素人の和佳に、魚は漁協を通して売ってることや、漁協から許可が下りないなら国から許可を得ればいいのでは?とアドバイスしたのも琴平。

琴平からのアドバイスのおかげで、和佳は、魚を売るルートや、国・農林水産省が漁協や仲買、卸売を通さないで消費者に直接売る「6次産業化プロジェクト」とすすめようとしていることを調べ上げます。

ドラマの公式HPを見ると、琴平には何か秘密があるようです。

それを匂わせてるのが、琴平が和佳の電話を受けてるシーン。

琴平の部屋は、お金持ちっぽいインテリアと妖しい照明が映り込んでいて、かなり気になります。

設定が10年前で、電話はガラケー。

ビデオ通話じゃないので、和佳は、琴平の姿を見て話していない。

なので、琴平の正体を知って会話をしているのかどうか?

1話を見るだけではまだわかりません。

農林水産省の職員*溝口静(松本若菜)

和佳が琴平のアドバイスを受けて知った「6次産業化プロジェクト」は、申請の条件に、所属する地域団体の了承を得ること。と書かれてありました。

つまり漁協に話を通さなければいけない。

でも、杉浦組合長には目をつけられている。

そこで、組合長より上の統括に話をして、認定事業申請書にハンコをもらった和佳。

そのおかげで汐ヶ崎市、山口県と次々にハンコを押してもらえました。

和佳が考える魚の直販「さんしのイキイキお魚ボックス」。

最後に認定事業申請書にハンコをもらうのは、農林水産省!!

その農林水産省の担当者が松本若菜さん演じる溝口静。

松本若菜さんといえば、最近テンションの高い悪役で有名になってしまいましたが、以前は高橋一生さん主演のドラマ『僕らは奇跡でできている』で、高橋さん演じる主人公と友達になった少年の、神経質な母親役をされていました。

私にとっては、ハイテンションな役よりも、こういうちょっと神経質な役の方をよく見てるので、『ファーストペンギン!』のクールな溝口役は、合ってると思います。

和佳に「水産は極端な男社会ですから、まさかこの分野で、初めてここまでたどり着いたのが、女性だとは思っても見ませんでしたので。応援しています。頑張ってください。」と言う初登場シーンは、本当にカッコよかった。

周りは敵ばかり!!となってる和佳が、味方がいて、すごく嬉しそうな表情してるのがよかった。

1話の一番のハイライトだったんじゃないかな?

 

ここまで。

登場人物の中で、私が特に気になったキャラを取り上げました。

 

ラストは和佳が怒りをぶちまける

「さんし船団丸」に黙って、農林水産省から「さんしのイキイキお魚ボックス」の認定証をゲットした和佳。

それを持って、改めて片岡たちを説得します。

国が味方してくれるなら…とその気になった片岡たちの前に、組合長が怒鳴り込んできました。

一度はその気になったのに、組合長に追い詰められると、知らなかったと全部和佳のせいにして、前言撤回する片岡たち。

高校時代に、理不尽な要求を学校から受けて泣いていた転校生を助けようとして動き、大事になった途端、そこまでして欲しいわけじゃなかった、と態度を翻された過去がある和佳。

「またこれか。」と肩を落とし涙を流す和佳。

が、次の瞬間「浜を立て直したいって言ったのは、どこのどいつだよ。このままじゃ浜は死ぬ。何としてくれって泣きついて来たのはどこのどいつだよ!このひょっとこ!」と怒りを露にします。

「こんだけお膳立てしても、自分では1ミリとも動けない。何の身動きも取れない哀れなクソ!クソはクソらしくハエにたかられ、ウジに食われガッビガビに干からびるがいいわ!」

怒りは組合長にも。

「あんたさ、漁師のピンハネして暮らしてんだよね?」「死んだ後のことは知らん。後のヤツにお任せって笑ってたよね。」「このまま行けばあんたは間違いなく、この浜を潰した無能な組合長として終わる。でもここで変われば、この浜を救った偉大な組合長として銅像建つかもしれない。そんな計算すらできないの、マジでタコだから!」と一喝します。

これにはスカッとしましたね!!

組合長は「好きにしたらええ。」と「金輪際お前らには、氷も燃料も出さん。魚も受け付けん。やれるもんならやってみいや!」と捨てゼリフを言って去りました。

 

ありゃ~~、どうなるの??

この話は、前にどこかのテレビで、実際にあった話として流れていたのを見たことがあります。

実話に基づくサクセスストーリー!ですから、どうなっていくのかは必ず成功すると分かってる分、安心して見れますよね!

 

お子さんを育てながらの奮闘劇!

社長がもうちょっとしっかりしてたらな~~。

 

次回の予告を見てると、組合長が横やりを入れて来るみたいですね!

好きにしたらええ!と言ったんなら、放っておいてくださいよ!!

1話がとても面白かったんで、次回以降も楽しみです。

 

以上、『ファーストペンギン!』1話のネタバレ感想でした。

 

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