BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋の放送が始まりました!
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
10月3日~10月7日は愛媛県の旅です。
- 1118日目、愛媛県3日目は、松山市道後への旅
- お手紙の内容
- さるすべりの色
- 運動会を見る
- 川の流れを見る
- 道後温泉の風景
- 両親が見てます
- かき氷を食べる
- 正岡子規をまねして1句
- こころの風景
- 愛媛県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前日、愛媛県の旅2日目伊予市への旅を見た感想はこちら。↓
愛媛県の旅月曜朝版の感想はこちら。
秋の旅のスケジュールもまとめてます。↓↓↓↓
1118日目、愛媛県3日目は、松山市道後への旅
10月6日放送分愛媛県3日目は、松山城を見上げる城山公園でオープニングでした。
お手紙の内容
今回のお手紙は、東京都府中市の63歳男性から。
こころの風景は、道後公園の展望台 です。
今から50年前。小学4年生だったお手紙の方は、お父さんの仕事の関係で松山市に転校しました。
初日から1人で登校したお手紙の方は、遅刻。恥ずかしい思いをし、そこへ事件が。
その学校は、新校舎落成式を間近に控えていました。
すでに教室では、クラスのみんなで作った子供の人形があり、展示を待つばかりとなっていたそう。
案内された一番後ろの席に着いたお手紙の方でしたが、すぐに担任の先生に呼ばれ、転校の書類を受け取りました。
そして席に戻ろうとして振り向いた瞬間、そこにあった人形に体が触れてしまったそう。
半世紀経った今でも忘れない光景。
ゆらりゆらりと2、3回大きく揺れた後、人形がものの見事に倒れたといいます。
その瞬間。誰一人知らないクラスのみんなが「あーあ!」と絶叫して、お手紙の方を見て、息も出来ない状態になったお手紙の方。
そこに担任の先生から松山弁で「何をしよるんぞね、この子は。」と大声でとどめを刺されました。
それからしばらくは、登校はしても、ほとんど誰とも口を利かず。
帰りの会の議題に度々のぼり、一人で本を読んでいたと言われ、「みんなで声をかけてあげましょう。」と言われたそう。
傷ついたお手紙の方は、それがまた嫌で嫌で仕方なかったといいます。
帰宅後、一人で道後公園に出かけ、坂道を登り、展望台へ。
そこからは、町の象徴である松山城が正面に見え、その向こうに瀬戸内海と興居島(ごごしま)が見えます。
その景色を、涙をこらえながら見ていたお手紙の方。
その美しい景色(特に夕方)は、いつもお手紙の方の気持ちを穏やかにしてくれたとか。
決して忘れない苦くも美しいお手紙の方だけの思い出です。
その後、みんなとも打ち解け、松山でも思い出は今でも大切な宝物になっているそうです。
この経験から、子供の気持ちを汲むことができる教師になろうと、小学校の教師となり、3年前に校長として退職したお手紙の方です。
正平さんにぜひ、この景色を見ていただきたい。
…というお手紙でした。
お手紙を読んだ正平さんは「子供の気持ちを汲むために学校の先生になろうと。どんな人形。どんな壊れ方したんやろうな。焦ったやろうな。」「みんなが敵に見えただろうな、これ。」とお手紙の方の気持ちを思いやっていました。
これは焦ったでしょうね。
見知らぬ人の中に放り込まれて、怖すぎて気持ち的に逃げてしまったんでしょう。
子供の気持ちを汲むって…。
お手紙の方は、自分のその時の気持ちを「何をしよるんぞね。」じゃない言葉で担任に汲んで欲しかったのでしょう。
お手紙の方は「ごめんなさい。」と、その場で言えたのかな??
きっとすぐに言えなくて、引きずったんだろうな。
ごめんなさいって、すぐに言えてたら、クラスに馴染むのも早かったかも。
一方で、時間かけて人形を作ってきた子供たちもショックだったでしょうね。
そりゃあ先生は、今日初めて会った子よりも、ずっと一緒にがんばって来た、クラスの子たちの気持ちを汲んじゃったんじゃないですか??
どちらにせよ、これはショックな話だ。
さるすべりの色
正平さんは、「城、行って来るよ!あとでね。」と言って道後公園を目指して出発しました。
お手紙によると、道後公園から松山城をまた見えるはず!です。
お堀の橋を渡り、街なかを自転車道を走ります。
自転車道に沿って植えられている、さるすべりが赤、白、ピンクと並んでいました。
正平さんは「赤ばっかりだと思ってた。」とつぶやいてました。
信号待ちをしている時に、男性から「正平さん!暑いですね。」と声をかけられ、ごあいさつ。
正平さんの白いパーカーが、太陽光に照らされて暑そうでした。
男性は「台風の影響もある。」と言ってました。
信号が変わってお別れ。
前日の黄色い丘でも風が強かったですが、ロケの日の愛媛県は台風のあとが残っていたようです。
9月は毎週末、台風来てましたからね。
いつの台風だろうか…。
運動会を見る
街なかを走って左折。
踏切を越えて、まつやまマイロードを走っていたところ、左側から音楽が聞こえてきました。
正平さんは「新井さん!見よう見よう!」とチャリオをストップ。
塀越しにグランウンドを見ると、音楽に合わせて子供たちがダンスをしていました。
塀が高かったので、新井さんの自転車のカメラでは、運動場をきれいに映すことができず。
自転車ごと持ち上げて、塀の上ギリギリに撮影していたようです。
正平さんは、高い塀に肘を置いて「かわいらしい。」と子供たちのダンスを見ていました。
この様子は月曜朝版でも映っていましたね!
正平さんたちの他にも、何人か塀越しに見ている人たちがいました。
最近は色んなことがあるから、関係者以外は運動場に入るのを制限してるのかも。
「なんだろ。運動会?」とと言って眺める正平さん。
スタッフさんは「スゴイ人数ですね。」と感心します。そして「できるようになったんですね。」と言ってました。
これだけの人数で一斉に。っていうのは、この2年出来てなかったでしょうから。
行事があるってのは、お子さんたちにとってはいいことです。
一日、外にいるなんてことは他にないですもんね。
いつもとは違う時間を子供の時に過ごせるのは、いい経験だと思います。
川の流れを見る
運動会の見学を終え、出発。
姉さん監督の三枝さんの指示に従って先に進みました。
一草庵に入っていく看板前を通過。川沿いを走っていたところでストップ。
チャリオから降りて、川を眺めます。
川の水の中で、白い花が連なって咲いているのを見ていました。
ゆらゆらと、はやい水流に揺れていて、小魚も泳いでいました。
小魚を見ながら、正平さんは「俺たち、ガキの時分はこういう川の小魚を”はや”と言ってたんだけどな。もう雑魚でさ。捕まえても面白くない。」と思い出話を披露してました。
正平さん、小さい頃よくこうやって遊んでたんでしょうね。
そして次に【伊予山の辺のみち】と書かれた案内板をチェック。
現在地の護国神社付近を指さし、クネクネした道を走っていくと、道後公園です。
地図上では、もうすぐそこ。の近さです。
場所の確認をしたところで、『朝版』は終わりました。
道後温泉の風景
『とうちゃこ版』では、出発地の松山城を出て、住宅街の細い道をクネクネしながら走っていくのが放送されていました。
少し走ればすぐに道後に入り「俺の知ってる道後温泉とは違う。」と周りを見ながら言う正平さん。
しかし道を進むと、すぐに正平さんの知る道後温泉の建物が並んでいました。
立ちどまって道後温泉街を眺めました。
道後温泉の一番有名なところは通らず、交通量の少ない細い路地に入りました。
風鈴の音が爽やかに響いてて、夏を感じました。
両親が見てます
商店街に入り、監督の指示でストップ。
すると若い男性が「火野正平さんだ!」「両親が見てます。」と声をかけてきました。
「両親って言わないで。自分で見てますって言って。」とツッコむ正平さん。
ちょっと寂しいのかな??
男性は「見てます!実家帰った時。」と言い直してました。
男性は彼女そっちのけで正平さんに食いつていました。
正平さんは「お母さんによろしく言っといて。」と最、後は優しく言って別れてました。
こうやってご両親の影響で見てるって人、多いんだろうな。
ファンが増えたら嬉しいです。
かき氷を食べる
ここからは歩いて商店街に入りました。
商店街には、友近さんらしき人の歌声が流れてました。
友近さんが歌う曲は、これかな?YouTubeで見つけました。↓↓
正平さんは、道後もなかcafeに入店。
いちごのかき氷を注文。
大きなかき氷が運ばれ来て、正平さんは練乳もかけました。
そしてパクリ。
「甘くてうめえ!」とバクバク食べてました。
正平さん、スイーツもいけるんですね!
美味しそうでした!!
大きなかき氷を食べ進めていると、中の方にアイスが入ってて、ビックリ!
正平さんは「頼んでないよ!」と大きな口を開けて戸惑っていました。
が、「おいしい!」と喜んで食べていました。
食べ終わり。
「アイス入ってんのビックリした。おいしかったです!ごちそうさま。ありがとう!」と、お店の方にお礼を言い、再出発。
正岡子規をまねして1句
再出発してチャリオで走り、子規記念博物館の前を通過。
道後公園の看板が見えてきました。
信号待ちをしている時に、子規記念博物館の建物の壁に書かれていた正岡子規の句が目に入った正平さん。
「海原や空を離るゝ天の川」と読み上げます。
そして「海原や小浜小浜はもういない。誰も知らないだろうな。」と子規の句の最初だけをまねして自作の句を詠んでました。
海原お浜小浜が分からないスタッフさんたちに、「海原千里万里の師匠だよ!」と説明して「あー。」となっていました。
海原千里は、上沼恵美子さんの元芸名ですね~。
こころの風景
チャリオを降りて押しながら、歩いて道後公園の前まで着きました。
そして、階段を登りました。
階段を登り切ると、「暑い!」と言って帽子を脱いだ正平さん。
息が切れてとても暑そう…。
そして展望台に行くために、さらに階段を登りました。
「新井さん、昨日からこんなことばっかやってないか?」と、ため息交じりにつぶやく正平さん。
新井さんも「そうですね。」と共感してくれました。
展望台にとうちゃこ。
展望台に上ると、感動したのか「360度景色が見える。あれが島だ!」「興居島とかいった?あれ城!」景色を指さして、正平さんの声が高くなりました。
「よう見える。色んなもんが。…松山、都会だね!四国一っていうくらいだからな。」「下が道後温泉。」と景色を見ながら位置を確認してました。
出発した時、正平さんが松山城に「またね。」言ってましたが、また会えました。
正平さんはベンチに座り、ゆっくりと休憩をしたあと、夕日に照らされながらお手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは、「いやー松山にこんなとこあって。全部見える。松山が。で、お城があって。あそこに島がある。」「お城がシルエットでええ感じや。」
「今日はずっと都会にいたな。四国一の都会。松山を走りました。道後温泉から展望台に来た。」と松山市道後の旅を振り返って、番組を締めていました。
景色をゆっくりと眺めている間、車の音やら電車の音やら、人の声やら、色んな音が聞こえました。
人がたくさんいる街です。
お手紙の方の悲しさも、ゆっくりとこの景色に溶けていったのかな?
夕日が美しい風景でした。
愛媛県の旅でめぐる町
愛媛県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
- 10月4日…松山市
- 10月5日…伊予市
- 10月6日…松山市道後
- 10月7日…松山市興居島
の放送予定です。
明日は、松山市興居島への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。