読売テレビ・日本テレビ系列で毎週木曜夜11時59分から放送中のドラマ『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』。1月14日に第2話が放送されました。
前回、第1話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 仙夏:岡田結実さん…江戸時代で生きる花魁。タイムスリップしてきて蔵地が働くカフェでバイトする事に。
- 蔵地俊輔:葉山奨之さん…大企業の社長の息子。父の会社に就職するも3か月で退社。勘当される。叔父の雄彦といとこの寿乃が暮らす家に居候。雄彦が営むカフェでバイトしている。
- 春日泉美:吉谷彩子さん…ウェブ会社『バードネット』勤務。蔵地の高校の同級生。自分を追い込んで頑張って仕事している。
- 蔵地雄彦:田中直樹さん…蔵地の叔父。蔵地と仙夏が働くカフェのオーナー。細かいことを気にしないタイプ。
- 蔵地寿乃:山口まゆさん…雄彦の娘で蔵地のいとこ。大学生。歴女で江戸マニア。仙夏をタイムスリップしてきた本物の花魁と早々に信じ込む。
- 森谷香澄:藤江萌さん…蔵地が働くカフェのアルバイト。
- 大河内拓馬:中本大賀さん…カフェのアルバイト。現役東大生。天然だが仕事はきっちりこなす。
- 松野隆二:森田甘路さん…カフェのバイトリーダー。カフェを愛し守ろうと頑張るが、あまり周りに頼りにされていない。
- 鳥居直樹:前田公輝さん…ウェブ会社『バードネット』社長。泉美の上司。部下に厳しく当たる。
第2話のあらすじ
泉美の会社の社長・鳥居を江戸で出会った思い人の直次郎と思い込んだ仙夏は、抱きしめて再会を喜んだが、不審者扱いされてしまう。
しかし自分も江戸から来たのだから、直次郎も先に江戸から来たに違いないと思い込む仙夏。
直次郎は仙夏が唯一愛した人。
吉原に出入りする八百屋で、いつも笑って仙夏の話を聞いてくれた人だという。仙夏は立場の違いから、気持ちを伝えることが出来なかった人なのだ。こっちの世界で直さんに会えて、一緒にいたいと願う仙夏だった。
俊輔は泉美と二人で食事にいくことになった。
泉美から鳥居が秘書を募集していると聞い採用面接を受け、何故か採用されてしまった。
秘書が、大名にとっての小姓のような仕事だと聞いた仙夏は、会社の外でも遠くからそっと鳥居を見守っていると、綾子(堀田茜さん)という女性と会って、指輪をプレゼントしているところを目撃する。
付き合っているように見えたので諦めろという俊輔に「燃えてきたね。恋敵がいてこそ恋は盛り上がるもの。」と言う仙夏だった。
鳥居は、ある企業と独占契約を結ぼうと考えていた。しかし競合他社がいて、もう一押しが欲しいところ。
その企業の社長・磯部に出したお茶で心を掴み、気に入られた仙夏。
夜。鳥居は、磯部が通うキャバクラに仙夏を連れていく。キャバクラでは綾子がホステスとして働いており、綾子がお気に入りの様子だった。
仙夏は店に入ってすぐにトイレをさがしていたところ、新しい入店希望のホステスと間違えられ接客をさせられる。
鳥居に見つけられ磯部がいる席に座らされ、磯部を挟んで綾子と向かい合う仙夏。綾子と仙夏、どちらが磯部の気を引けるかの対決となった。
仙夏は花魁の力を発揮。磯部が好きな将棋の話題を出し、一気に磯部を虜にしてしまう。
そのまま店を出た磯部と仙夏と鳥居。
磯部が酔いに任せて仙夏の体に触れてしまい「一体いくら払ってくれるんだい?私はただで体を触らせないんだよ。あんたにとって少しでも、私にとって少しじゃないんだよ。」とセクハラ行為を強い姿勢で拒む仙夏。
デート後に偶然目撃した俊輔と泉美は、これでダメになると思ったが、磯部は素直にと謝ってきてくれた。
そして鳥居には、偉くなって叱ってくれる存在の貴重さを話し「引き続きよろしくお願いします。」と言い、鳥居も頭を下げた。
仙夏のおかげで一歩リード出来た鳥居は「よくやった。大いに役に立った。」と仙夏を褒め、仙夏も満面の笑みがで返す。
鳥居と仙夏の様子を見て、感心する泉美と俊輔だったが、相手にされなくなった綾子は、遠くから嫉妬の目で見つめていた。
仙夏のおかげで磯部の会社と独占契約が取れた鳥居は、それまで協力してくれていた綾子との京都旅行の約束を破り、失望させる。
鳥居にとって、磯部の情報を手に入れるためだけに綾子を利用していたのだ。
一方、顔も姿かたちも耳の形も直次郎と同じ鳥居を、直次郎本人だと信じていた仙夏も、直さんに自分を思い出して欲しいと強く思うようになっていく。
しかし鳥居が磯部との契約を取るために、接待要員として仙夏を採用したかもしれないと泉美から話を聞いていた俊輔は、利用されているだけだと仙夏に言う。
そして、寿乃が調べて鳥居が直次郎本人ではなく、直次郎の弟の子孫だと知っていた俊輔は、鳥居が直次郎ではないことも突き付けて諦めるよう仙夏に話した。
しかし直次郎だと信じている仙夏は「直さんのことを悪く言う人は許さない。直さんは誰よりも他の人の気持ちが分かる人間なんだよ。」と言って、人を利用する人ではないと言い切るのだった。
あくまで直次郎と会うためにこっちの世界に来たと思い込んでいる仙夏は、俊輔の言葉を信じなかった。
会社に綾子がやって来たが、冷たくあしらう鳥居。
綾子が自分が磯部の情報を集めるだけに利用されたと知って包丁を鳥居に突きつけると、仙夏が「私を刺してからにしな。」と、鳥居の前に立ちふさがった。
仙夏は、恋敵をどう迎え入れたのか?
秘書として命がけで鳥居を守るのか??
江戸一の花魁の言葉が現代の人の心を癒すーーー!!!
…というお話でした。
キャバ嬢と花魁の戦い
今回は、鳥居をめぐって堀田茜さん演じるキャバ嬢のお嬢さんと、花魁が対決!!
下心のある男に「好きにしていいよ。」という殺し文句を言える度胸の良さで仙夏が勝利してました!!
これは危ない!!
でも本当に触ってきたら「いくら払ってくれるんだい?ただで私は体を触らせないんだよ!」と凄む。
カッコいい!
でも、ちょっと危なかったんじゃないの?とハラハラしました。
花魁がどんな人なのかは分かりませんが、こうやって言葉で翻弄して、実際は指一本触れさせない。という強い女性だったんでしょうか?
こうやって言葉巧みに男性を楽しませていたのかな?
かなりの力技に見えました。
捨てちまいな。誰かに必要とされる生き方なんか。
直さんだと思っていた鳥居が、綾子のことも自分のことも利用していたことを知ってしまった仙夏。
江戸での思い人じゃないと認めるのはつらかっただろうに、同じく傷ついた綾子を励ます言葉はカッコよかったです。
綾子は鳥居に「君の力は必要だ。」と言われ、とても嬉しかったと言ってました。そして、好きになっちゃいけない人を好きなったと自分を責めていました。
そんな綾子に「捨てちまいな。誰かに必要とされる生き方なんか。自分で自分を必要とするんだよ。」と抱きしめながら励まします。
誰かに必要とされる生き方を捨てる??
どういうことでしょうか?誰かの役に立つと思えればこそ、生きていく意味みたいなものがあるような気がしますけど。
仙夏は「自分で自分を必要とするんだよ。」と続けていってました。
誰かに必要とされる生き方は、その誰かがいなくなったら総崩れになってしまうから?
生きがいをなくすから?
自分で自分を必要とする。自分主体で動けってことでしょうか?
必要とする誰かがいなくなっても、自分で自分が必要なら崩れることはないから?
難しい言葉でした。
この恋あたためますか 意識してる?
今回、鳥居が2人の女性を騙した言葉が「君の力が必要だ。」という言葉。
昨年末までやっていたドラマ『この恋あたためますか』でも、社長が主人公の女の子に「君が必要だ。」と言ってましたね!
俊輔と一緒に働くカフェでもシュークリームが出てきてたし、『この恋あたためますか』を意識してる?
まぁあっちは騙してなくて、本当に必要としてましたが…。
どうも放送時期が近かったんで、見てるこっちは意識してしまいました。
直次郎は亡くなっていた
仙夏は、鳥居が直さんだとずっと信じ込んでいたと思っていたんですが、仙夏がこっちの世界に来る前に既に流行り病で直さんは亡くなっていたことが分かりました。
でも、こっちの世界に来て直次郎そっくりな鳥居を見て、直さんだと信じたかったみたいです。
思いを伝えることも出来ずに会えなくなってしまった人に、もう一度会ってやり直したい。
そういう切ない思いがあったわけです。
直さんじゃないと分かってたけど、認めたくなかった。
気の強い仙夏が認めるのには、勇気がいっただろうと思うとかわいそうに思いました。
しかもひどい人だと分かって、もっとショックだったでしょう…。
再会して恋を全うするのかと思いきや、失恋まで行ってしまいました。
仙夏の恋の相手はやっぱり…?
じゃあ、このドラマのサブタイトル「令和で恋、いたしんす。」の恋の相手はいったい誰がなる?俊輔はどうやら泉美と両想いっぽいしな。と思ってたら、まさかの鳥居からのアプローチ!!!
あれ?やっぱり直さんの生まれ変わりでしょうか?
顔もそっくりだし、弟の子孫だし。タイムスリップ説はもうないでしょうけど、今度は生まれ変わり説はあるかもしれない!
さぁ、面白くなってきました。
最初は突拍子もない設定で笑えるドラマかと思いましたけど、タイムスリップの謎は解けてないし、直さんの謎も解けてないし、解決編でもあったらいいな!
先が楽しみになってきました。
以上、『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』第2話を見た感想でした。
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