毎週土曜夜11時15分から放送していたドラマ『べしゃり暮らし』。9月14日に第8話・最終回が放送されました。
前回の第7話では、お笑いを基礎を学ぶため、養成所・YCAに入学した上妻圭右(間宮祥太朗さん)と辻本潤(渡辺大知さん)。デジタルきんぎょのラジオで度々ハガキが紹介されていた子安蒼太(矢本悠馬さん)とトリオを組んで“べしゃり暮らし”としてスタートを切った。
しかし、圭右と辻本のアドリブ漫才についていけなかった子安がグループを抜け、元々希望していた構成作家のコースへ移っていった。
第7話の感想はこちら。↓
あらすじ
子安が抜け、圭右と辻本の二人になった“べしゃり暮らし”は、ネタ見せの授業で、講師の本家爆笑王(山口祥行さん)からアドリブがまとまってないと指摘される。
圭右はネタ覚えの悪さをアドリブでごまかしていたのだ。
漫才新人グランプリの1次予選。
3年目の“るのあーる”は、このコンテストに出場できる最後の年で絶対に優勝したいと意気込んでいた。
特にボケの梵(浅香航大さん)は、圭右たちのアドリブ漫才の実力に警戒。ツッコミの上原は勝つためならどんなことでもすると言っていた。
辻本は、1次予選の本番前にSHIZU-JUN時代からのファンの女性に声をかけられる。
本番中、舞台からファンの女性が体調を崩し今にも倒れそうになるのを、舞台上から見た辻本。動揺して圭右のアドリブに上手く対応できず、グダグダの漫才となってしまった。
舞台袖で喧嘩する二人を、るのあーる上原が「圭右のアドリブについて行けない辻本の力不足だ。」とあおった。
上原の言葉は、コンテストに勝つために他のグループ潰しを狙った発言だったが、圭右が真に受けてしまう。2次予選でアドリブを封印したことで、本来の実力が発揮されなかった。
1次予選では、突発的な出来事によりアドリブに対応できなかっただけだと、辻本は理由を話したが、圭右は圭右で、辻本に気を遣ってアドリブを封印したのに理解してもらえない相方に対してイライラをぶつける。
ーー“べしゃり暮らし”は予選を通過できなかった。
アドリブの天才圭右に、本来の力を出させる事の出来ない自分を情けなく思った辻本は、決勝を前に圭右の元を去って行ってしまった。
二人がコンビ別れしたという噂はYCA内で流れ、圭右とコンビを組みたいという人間が、高校の同級生でピン活動をしてきた梅垣(前田航基さん)をはじめ殺到する。
その様子を見て、圭右との力の差を感じ余計に殻に閉じこもる辻本だった。
辻本と連絡が取れないままの圭右は、奈々(堀田真由さん)に連れられ実家のそば屋へ。根津(田中幸太朗さん)もすっかり店に馴染んでいて、前のように芸人さんたちがお店に来てくれるようになっていた。
圭右は、父・潔(寺島進さん)と姉・しのぶ(徳永えりさん)から、母・美津子(篠原ゆき子さん)の「嘘でもいいから笑っとくの。そうすると本当にそのうち楽しくなる。」という言葉を思い出させてもらう。
そこへ子安が、漫才新人グランプリの大阪大会の結果を伝えに来た。
今年は敗者復活戦がない代わりに、追加合格者を出すことになり、“べしゃり暮らし”が決勝に残った。
圭右は辻本に電話するがつながらない。決勝に残ったというメッセージだけを残した。
メッセージを聞いた辻本は、それでも圭右の元に戻らない。
そんな二人を心配した子安が圭右に「辻本くんにちゃんと言ってあげた方がいいんじゃない?どうして圭右くんが辻本くんと漫才してるのか?ちゃんと言わなきゃだめだよ。相方でしょ?」とアドバイスするのだった。
一方、静代(小芝風花さん)・はるか(柳ゆり菜さん)の“ニップレス”も、予選で緊張のあまり力を発揮できなかった。
この二人にも上原の魔の手が伸びる…。
はるかの相談に乗るふりをして、上原が審査員に推薦して“ニップレス”が決勝進出したと思い込ませていた。
実力でのし上がりたい静代は、はるかに激怒。決勝を前に仲違いしていた。
しかし静代は、本爆から決勝進出に推薦していたことを知らされ、さらに芸能人志望でチャラついていると思っていたはるかが、実は静代との実力差を埋めようと、YCAの授業が終わるたびに本爆に質問しに来ていたことを知る。
決勝の日。
仲直りした“ニップレス”は実力を発揮し、息の合った漫才を見せた。
“べしゃり暮らし”の二人は、ようやく電話がつながり、圭右が決勝に来るように言うが動かない辻本。ラジオ局にいた金本(駿河太郎さん)に会いに来ていたのだ。
「力不足で圭右と釣り合わない。圭右に迷惑がかかる。」と悩みを明かす辻本。
金本は「きれいな言い方やな。おまえホンマは、このままおったらいつか自分が惨めなおもいする思うてるやろ?」と追及。
認める辻本に「なめとんか?それやったらお前がもっとおもろなって、あいつに惨めな思いさせたったらええんちゃうんか?ああ??あいつがおもろいこと言うんやったら、それ以上にもっともっとおもろい事、言うたらええんちゃうんか?お前俺らの何見て来たんじゃ、コラァ!藤川の何見て来てん?」と胸ぐらを掴んで、すごむ金本。
何も言えない辻本。
「藤川がおったから今の俺があんねん。上妻もお前がおるから輝けるんとちゃうんか?」金本は辻本を自分が乗るタクシーに乗せ、会場まで送った。
ギリギリ会場入りした辻本。
圭右に、一緒に漫才がしたい。漫才してると楽しい。と素直な気持ちを言った。急に消えて急に素直な気持ちを言う辻本に腹を立てた圭右。
「ふざけんなよ。ふざけんのは俺の仕事なんだよ。だから!俺がふざけるからお前が横で注意する。それがお前の仕事だろうが!!っつうかな、お前がこの世界誘ったんだろ?お前が来ないって、何?」怒る圭右に思わず笑う辻本。
出番が来た。
ギリギリまでネタ合わせもしなかった二人の漫才は、最初からアドリブで始まった。
話し始めたネタは、“ねずみ花火”、“デジタルきんぎょ”、“SHUZU-JUN”のネタをちょっとずつ盛り込んだネタだった。
楽しく漫才した二人は、舞台袖に戻って大笑い。
楽しくやり過ぎて持ち時間4分オーバーしてしまっていた。「落ちた!」と言って楽しそうに話し続ける二人だった。
…というお話でした。
先が気になる終わり方だった
圭右と辻本の芸人になるためのスタートの物語でしたね!!
芸人になって、他の芸人さんと切磋琢磨していく様子を描くのだと思っていました。
まだまだ続くと勝手に思ってたんで、今回で終わりと知って驚きました。
もっと先の話まで知りたいです!
子安が本当に構成作家になるのか?梅垣はピンでやっていけるのか?
圭右と辻本はどんなコンビになっていくのか?
ニップレスが面白かった
私は、ニップレスが結構いいとこまでいきそうだと思いました。
静代とはるか、上手でしたよね?静代のリアクションが大きくて面白かったし、はるかの楽しそうなボケも見ていて引き込まれました。
ホントの漫才師みたいだと思いました。もっと他のも見てみたいです。
静代役の小芝風花さんは、漫才のシーンで苦労されたみたいなのでもう一度やってくださいと言っても嫌がられるでしょうが、私は面白いと思いました。
るのあーる上原も、ニップレスに力あると思ったから横やり入れたんですよね?!
続編に期待!
俳優さんたちも皆さんお若いし、物語も途中で終わってたんで、これは続編ありなのかな?と期待してます。
今流行りの映画化とかするんでしょうか?
映画とか構えて観るんじゃなくて、テレビドラマで観たいけどな~。
ドラマは、毎週楽しみに観るのが面白いんです!
続編に期待します!!
以上、『べしゃり暮らし』最終回の感想でした。