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ドラマ ばらかもん 6話のネタバレ感想 田中みな実・育江の号泣シーンに感動

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2023年8月16日水曜夜10時からフジテレビ系で、ドラマ『ばらかもん』6話が放送されました。

www.fujitv.co.jp

前回、5話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 半田清舟(杉野遥亮)…27歳。高名な書道家・半田清明の跡継ぎとしてもてはやされて育ち、プライドが高い。本名は半田清。書道界の実力者・八神から「つまらない字。君は平凡の壁を乗り越えたことはあるか?」と言われ、皆の前で殴りかかってしまい、東京にいられなくなる。挫折をきっかけに長崎県五島列島福江島で一人暮らしを始める。島の人たちの言葉に感化され影響を受け、徐々に変わっていく。

<<七ツ岳郷のひとたち>>

  • 琴石なる(宮崎莉里沙)…小1。清舟を慕い、清舟の家に入り浸る祖父と2人暮らしの自由奔放な女の子。柔軟な思考が清舟に影響を与えることに。
  • 琴石耕作(花王おさむ)…70歳。なるの祖父。七ツ岳郷で農業を営む。島に来た清舟を村に案内する。
  • 久保田育江(田中みな実)…30歳。看護師。陽菜の母。七ツ岳郷出身で看護師となり、上京後結婚。陽菜が2歳の時に離婚。七ツ岳に戻り陽菜を育てる。清舟の良き理解者。
  • 久保田陽菜(寺田藍月)…小1。なるのクラスメイトでいつも行動を共にする。なるとは違い、おとなしい性格。すぐ泣く。
  • 木戸浩志(綱啓永)…高3。料理、子守など何でもできるが成績は普通。両親に平凡と呼ばれる。島に来た清舟の世話を担当することに。真剣に書道に取り込む清舟の姿を見て、自分の生き方を見直す。清舟のおかげで料理好きに気づく。
  • 木戸朋子(山口香緒里)…49歳。郷長の妻で浩志の母。明るくおおらかな性格。昼ドラが好きで、清舟の世話に喜びを感じる。
  • 木戸裕次郎(飯尾和樹)…55歳。七ツ岳郷の郷長で浩志の父で朋子の夫。清舟の家の管理人。世話好きな郷長で、島の人たちの面倒を見る。清舟にとって、島での父代わり。
  • 野村ヤス(鷲尾真知子)…ヤスば。もちひろいで村一番多く餅を拾う。なるを優しく見守る。
  • 山村美和(豊嶋花)…中2。少々強引なところがあり、島の子どものリーダー。清舟を振り回しながらも、清舟のプライドをうまくくすぐり、コントロールできる賢さがある。なるにとってお姉さん的な存在。
  • 新井珠子(近藤華)…中2。漫画家を目指すオタクな女の子。美和の親友でいつも行動を共にする。「書く」職業を持つ清舟に同じ匂いを感じ、意見を求めるようになる。
  • 大浜謙太郎(加藤叶和)…小1。なるのクラスメイト。竹馬やコマが得意なガキ大将。
  • パンチ(須永千重)…もちひろいで、拾った餅を横取りするが、もち拾い残れなかった人に餅を配ってあげるいい人だった。

<<東京のひとたち>>

  • 神龍之介(田中泯)…75歳。書道界の実力者で博物館館長。書展の審査員を務める。栄華賞を受賞した清舟の書を見て「型にはまった字。手本のような字。つまらない字。君は平凡という壁を乗り越えようとしたか?」と言い、清舟を憤慨させる。
  • 神崎康介(荒木飛翔)…18歳。書道界のニュースター。清舟が書く字に感銘を受け書道の道に進んだ。自己中だが悪気はない。清舟の字が変わったことで手本がなくなり、スランプに陥る。
  • 川藤鷹生(中尾明慶)…27歳。清舟の才能を信じる中学からの親友で、清舟が七ツ岳郷に行ってもマネージャーをしてくれている。
  • 半田清明(遠藤憲一)…60歳。高名な書道家で清舟の父。優しいが不器用で無愛想。書で感情を表現する。清舟が書道に進むきっかけとなる人物。

 

6話のあらすじ

島の子どもたちに「帰る。」と約束した清舟(杉野遥亮)を、母のえみ(長野里美)が、軟禁してまでも行かせない。と全力で止めてきた。

島に行って体調不良になっても連絡一つよこさなかった清舟が心配でならないとのこと。

自分自身も島に住み修行したことがある父の清明(遠藤憲一)は、島で出会った人の子どもの名前"優一郎"と書いた命名札を書いた。

と、写真を見せながら清舟や川藤(中尾明慶)たちに語り出す。

清明は「島に行くように言ったのは自分だが、これからは自由だ。」と清舟を諭す。

えみは、自分を無視して話し込む清舟たちによけい機嫌を損ねてしまう。

一方。

島では清舟が教えた夏休みの習字の課題で、タマ(近藤華)が金賞。美和(豊嶋花)が銀賞をとった。

「1位と2位では雲泥の差じゃろうが!」とかつての清舟と同じように落ち込む美和。

負けた悔しさを知り、2位で落ち込んでいた清舟の気持ちを思い知る。

そんな美和は、浩志(綱啓永)の電話で川藤に電話。島に帰るかどうかで揉める清舟に、賞を取ったことを報告。

「そばにいてちゃんと見届ければよかった。一緒に結果を受け止めて、喜んだり励ましたりしたかった。」

と言う清舟に成長したと感じたえみは、仕方なく島に戻ることを許した。

 

島に戻った清舟は、空港から歩いている途中でなる(宮崎莉里沙)の祖父・耕作(花王おさむ)のトラクターに乗せてもらう。

島の景色を美しいと感じる清舟に「普通だ。」と返す耕作。「普通が一番。」としみじみ感じる清舟。

 

清舟がいない間に、すっかり散らかしてしまった清舟の家を片付けるこどもたち。

片付けている途中でヤスば(鷲尾真知子)から教わった手作りおもちゃ・糸巻き車で遊んでしまう。

浩志の号令でやっと片付いた家に戻ってきた清舟は、久しぶりに子どもたちと再会。

もみくちゃにされた。

家に到着する前に、川藤から、書展の結果が圏外だったと知らされた清舟。

今の自分が一番大切に思っているものを書いたので、書展の審査がどうであれ心をかき乱されることはなかった。

一方。

清舟の書『石垣』を見た八神(田中泯)は、納得したように微笑むのだった。

 

同じ頃。

子どもたちに糸巻き車を教えたヤスばは、体調を崩し自宅療養中。

看護師の育江(田中みな実)が看病していた。

幼い頃からずっと味方をしてくれるヤスばの前では、素直に感情を出せる育江。

そんな育江に、ヤスばは「幸せにならんばよ。」と優しく声をかけていた。

その後。

ヤスばの体調はだんだんと悪くなっていく。

体調を気遣い、なるたち小さい子どもたちのお見舞いをやめさせようとした美和たち。

だが、会いたい気持ちを抑えられずお見舞いに行く、なる、陽菜(寺田藍月)、謙太郎(加藤叶和)。付き添う清舟。

ヤスばは、3人を歓迎。壊れた糸巻き車を直した。

清舟は、ヤスばと子どもたちの穏やかな交流を見守った。



雨が降るある日。

清舟は、郷長(飯尾和樹)と妻・朋子(山口香緒里)から、ヤスばが亡くなったと聞かされた。

お葬式に参加するためにヤスば宅に出かける。

ヤスばの家では、村のみんなが手分けして働いていて、清舟も竹運びを手伝った。

 

出棺となり、手を振って見送るなるたち。

それまで毅然と振舞っていた育江。

ヤスばの家族から、ヤスばが最後に作った糸巻き車を受け取った途端、子どもの頃にヤスばから優しくしてもらったことを思い出す。

「ばあちゃん!嫌よ。行かんでよ!」

霊柩車を追いかけ、泣き崩れる育江。

そんな育江を、何も言わず見守る清舟と村の人たちだった。

 

次に、火葬されたヤスばの骨を墓まで野辺送りする準備に取りかかる村の人たち。

耕作から、野辺送りの旗に送り主の名前を書くのを任された清舟。

ヤスばからもらった言葉を1つ1つ思い出しながら、心を込めて書き上げた。

 

野辺送りを見送る育江に「お疲れ様。」と声をかける清舟。

ヤスばとの付き合いは短いが、村の人たちの中に生きるヤスばと付き合っていきたい。

と素直な気持ちを育江に伝えた。

 

夜。

おじいさんが帰るまで、なるを預かる清舟。

葬儀中。大勢の人がいて楽しむ子供らしさを見せ、泣かなかったなるだが

「死んだらもう会えなくなるから、もう誰も死んでほしくないな。」

と言う。

泣かなかったのは、ヤスばが笑っている顔が好き。と言ってくれたから。

 

ヤスばを思い、月を眺める清舟となるだったーー。

 

…というお話でした。

 

なるの親御さんはもしかして…

清舟の父・清明もかつて島に住んでいたことが分かりました。

生まればかりの赤ちゃんを抱く清明。生命の神秘を感じたという。

その子の名前は「優一郎」。

命名札は清明が書いたとのこと。

今のところ、島で出会った人の名前に出てきていません。

命名札と、なるのおじいちゃんの後ろ姿の写真があったので、もしかして赤ちゃんは、なるのお父さんかもしれません。

これまで、なるのおじいちゃんは出て来ていても、両親は出て来てない。

なるが人の死がもう会えない。と知っているし、なるの両親はもう亡くなってるのかもしれません。

子どもなりに解釈して出た言葉が妙に大人びていたのも、悲しさを背負っているから??

ヤスばの死を通じて、色んなことを感じられた6話でした。

 

田中みな実さんの号泣シーンに心打たれる!

これまで、達観したような、クールなキャラだった田中みな実演じる育江。

ヤスばの前でだけは饒舌で、楽しそうに話していました。

そんなヤスばが亡くなっても、泣くことなく気丈に振る舞っていたから、反動が来るんじゃないか?と思っていたら、ヤスばの糸巻き車で感情爆発!!

号泣して霊柩車を追うシーンは心打たれました。

感情って、抑えていたのが長いほど爆発しますよね。

これまで田中みな実さんが女優として演じてきたキャラは、クールなキャラばっかりでニコニコしたりすることが少なかったけど、6話の育江は、かわいかったし、悲しかった。

バラエティーに出ることが多くて、キツいイメージを田中さんに持っていましたけど、もうすっかりいい女優さん!

もらい泣きしました。

でも、泣いて悲しむだけじゃなく、ヤスばへの愛情があって優しくて、見ているこちらも優しい気持ちになれる演技でした。

感動しました。

 

今週の字

清舟の今週の字は、野辺送りの旗の送り主たちの名前 でした。

清舟が書いている途中で流れた、ヤスばの回想シーンがまた泣けた!!

短いなかでも、清舟のことを優しく見守ってくれていたヤスば。

亡くなってしまうなんて、悲しかったです。

 

先週は『石垣』で、今週は野辺送り。

すっかり島に溶け込んでいる清舟が、微笑ましいです。

 

次回は?

次回の予告を見ると、清舟の両親・清明とえみも島に到着!!

清明と清舟、二人で子どもたちに習字を教えていました。

見てるだけで楽しそうなシーン!!

 

お父さんと書道対決するみたいで、面白そうです!

 

どんな話になるのか今から楽しみ!!

 

以上、ドラマ『ばらかもん』6話を見たネタバレ感想でした。

 

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