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ドラマ ばらかもん 5話のネタバレ感想 東京に戻り書けなくなった清舟が頼ったのは…??

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2023年8月9日水曜夜10時からフジテレビ系で、ドラマ『ばらかもん』5話が放送されました。

www.fujitv.co.jp

前回、4話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 半田清舟(杉野遥亮)…27歳。高名な書道家・半田清明の跡継ぎとしてもてはやされて育ち、プライドが高い。本名は半田清。書道界の実力者・八神から「つまらない字。君は平凡の壁を乗り越えたことはあるか?」と言われ、皆の前で殴りかかってしまい、東京にいられなくなる。挫折をきっかけに長崎県五島列島福江島で一人暮らしを始める。島の人たちの言葉に感化され影響を受け、徐々に変わっていく。

<<七ツ岳郷のひとたち>>

  • 琴石なる(宮崎莉里沙)…小1。清舟を慕い、清舟の家に入り浸る祖父と2人暮らしの自由奔放な女の子。柔軟な思考が清舟に影響を与えることに。
  • 琴石耕作(花王おさむ)…70歳。なるの祖父。七ツ岳郷で農業を営む。島に来た清舟を村に案内する。
  • 久保田育江(田中みな実)…30歳。看護師。陽菜の母。七ツ岳郷出身で看護師となり、上京後結婚。陽菜が2歳の時に離婚。七ツ岳に戻り陽菜を育てる。清舟の良き理解者。
  • 久保田陽菜(寺田藍月)…小1。なるのクラスメイトでいつも行動を共にする。なるとは違い、おとなしい性格。すぐ泣く。
  • 木戸浩志(綱啓永)…高3。料理、子守など何でもできるが成績は普通。両親に平凡と呼ばれる。島に来た清舟の世話を担当することに。真剣に書道に取り込む清舟の姿を見て、自分の生き方を見直す。清舟のおかげで料理好きに気づく。
  • 木戸朋子(山口香緒里)…49歳。郷長の妻で浩志の母。明るくおおらかな性格。昼ドラが好きで、清舟の世話に喜びを感じる。
  • 木戸裕次郎(飯尾和樹)…55歳。七ツ岳郷の郷長で浩志の父で朋子の夫。清舟の家の管理人。世話好きな郷長で、島の人たちの面倒を見る。清舟にとって、島での父代わり。
  • 野村ヤス(鷲尾真知子)…ヤスば。もちひろいで村一番多く餅を拾う。なるを優しく見守る。
  • 山村美和(豊嶋花)…中2。少々強引なところがあり、島の子どものリーダー。清舟を振り回しながらも、清舟のプライドをうまくくすぐり、コントロールできる賢さがある。なるにとってお姉さん的な存在。
  • 新井珠子(近藤華)…中2。漫画家を目指すオタクな女の子。美和の親友でいつも行動を共にする。「書く」職業を持つ清舟に同じ匂いを感じ、意見を求めるようになる。
  • 大浜謙太郎(加藤叶和)…小1。なるのクラスメイト。竹馬やコマが得意なガキ大将。
  • パンチ(須永千重)…もちひろいで、拾った餅を横取りするが、もち拾い残れなかった人に餅を配ってあげるいい人だった。

<<東京のひとたち>>

  • 神龍之介(田中泯)…75歳。書道界の実力者で博物館館長。書展の審査員を務める。栄華賞を受賞した清舟の書を見て「型にはまった字。手本のような字。つまらない字。君は平凡という壁を乗り越えようとしたか?」と言い、清舟を憤慨させる。
  • 神崎康介(荒木飛翔)…18歳。書道界のニュースター。清舟が書く字に感銘を受け書道の道に進んだ。自己中だが悪気はない。清舟の字が変わったことで手本がなくなり、スランプに陥る。
  • 川藤鷹生(中尾明慶)…27歳。清舟の才能を信じる中学からの親友で、清舟が七ツ岳郷に行ってもマネージャーをしてくれている。
  • 半田清明(遠藤憲一)…60歳。高名な書道家で清舟の父。優しいが不器用で無愛想。書で感情を表現する。清舟が書道に進むきっかけとなる人物。

 

5話のあらすじ

書展に出す作品『星』を仕上げた清舟(杉野遥亮)は、東京へ帰る。

東京に着いた清舟は、自分の字を「つまらない。」と言った博物館館長の八神龍之介(田中泯)に正式に頭を下げるため、川藤(中尾明慶)と一緒に事務所で八神を待っていた。

八神が現れ、緊張が走る清舟。

腰に手を当てて歩く八神を見て、腰が痛いと言っていたヤスば(鷲尾真知子)を思い出し、椅子に座ろうとする八神に手を貸す。

自分のしたことを心から反省した清舟は、これまでの慢心を素直に認め、殴りかかったことを八神に詫びた。

許すつもりがなかった八神だったが、清舟の精いっぱいの詫びを受け「もう二度と衝動で動いてはいかんよ。許します。」と言って許してくれた。

そして、書展に出す書『星』を八神に見てもらうが、自信のない清舟は、八神が緊張に耐えられず、八神が評価する前に「試作品」だとごまかしてしまう。

しかし八神は「君は見違えるほど面白いものをかけるようになったな。この一文字に夜空の星が見える。暗闇に取り残されたような心細さと闇の中でしか見えない光。」と評し「大賞に選ばれてもいい作品」と絶賛してくれた。

渾身の作が褒められてホッとしたのも束の間。

清舟が「試作品」とごまかしてしまったので、八神は「書展ではもっと素晴らしい作品が見られる。」と期待。

これ以上の作品を出さねばならないプレッシャーが清舟を襲った。

 

八神を迎えに来ていたのは、清舟の父・清明(遠藤憲一)。

八神は清舟を島にやったのは正解だったと評したが、清明は「まだまだ。」と謙遜した。

 

清舟が『星』以上の作品が書けず、焦る清舟。

『星』は、島にいたからこその暗闇と孤独から生まれた作品。

思っていた以上に環境に左右されるタイプなのだと実感するのだった。

一方。

清舟が島を出ていったことにショックを受け、島のあちこちで寝込んでしまうなる(宮崎莉里沙)。

そんななると、謙太郎(加藤叶和)、陽菜(寺田藍月)、美和(豊嶋花)、タマ(近藤華)、浩志(綱啓永)ら子どもたちは、清舟の家に集まり会議。

みんなで東京に行って、清舟にお礼を言おうと話がまとまる。

しかし川藤から、清舟が、書展に出す作品を出すのと、秋冬の服を取りに東京に戻っただけだと知らせが入り、安堵する子どもたちだった。

 

書展の締め切りまであと1日。

今から島に戻るわけにも行かず焦る清舟は、どうにもできずに川藤を呼び出す。

川藤と川藤に呼び出された神崎(荒木飛翔)も手伝って、島の子どものコスプレをしてみるがうまくいかず。

清舟の母・えみ(長野里美)に気味悪がられるだけだった。

困った川藤は、美和に電話をかけ、島の子どもたちと清舟に話をさせる。

相変わらず自由奔放なこどもたちに翻弄される清舟だったが、テレビ電話で子どもたちの顔が見れて笑顔になれた。

 

島から離れた東京で作品は出来るのかーー?

 

…というお話でした。

 

今週は島少なめでつまらんかった

毎週、今回はどんな面白いことが起こるんだろう。と楽しみにしていた『ばらかもん』。

今週は、東京の話がメインで島の人たちが会話ぐらいしか出てこなくてつまらんかったです。

でも、清舟がいない家で、勝手にお茶作って子どもたちみんなで飲んで話し合ってる姿は、面白かったです。

清舟がいようがいまいが、秘密基地なのは変わらないんですね!

なるがそこらじゅうでふて寝してる姿が、清舟がいない寂しさを表していてこちらまでキューっとなりました。

 

着替えを取りに戻っただけで安心

前回の終わり方を見て、清舟が、もう戻ってこないつもりで島を出たのかと不安になりました。

足を踏み外して遭難するし、作品は出来たし。

もう充電期間は終了したと判断したのかと思いました。

しかし!

荷物は島に置いたまま、書展の作品を出すためと着替えを取りに東京に戻っただけと聞いて安心しました。

まだ放送期間も半分ぐらいのはずなのに!

と、この一週間、残念に思っていたので。

 

それにしても、なるのことうっとうしがっていたくせに。東京でなるの髪型をマネしたり、なるの幻想を見たり。

かなりなるのこと、気に入ってますよね!!清舟。

5話は、島の人たちのオモシロは少なかったですけど、清舟がどれだけ島の人たちのこと思っているのかが分かってよかったです。

作品を送るだけではダメだったの??

 

館長を吉田東洋と思ってしまう…

島にいても、作品を送ることだけならできたはず。

でも東京に戻ったのは、ちゃんと館長に謝ってなかったから。

島に着いたばかりの清舟は、館長が自分の苦労も知らず「つまらん字」と言ったことの方が悪いと思い込んでましたからね~~。

島に行って、ヤスばとか、お年寄りと接する機会が増え、腰の悪い館長に殴りかかったりして、なんてことしたんだ!と気づいていました。

しかし。

1話に出てきた館長さんは、確かに怖かった。

館長役の田中泯さんは、大河ドラマ龍馬伝』で吉田東洋役、映画『るろうに剣心』では、翁役をしていた迫力あるひと。

特に私は、吉田東洋の時の田中さんのイメージが根強くて、未だに田中さんが出て来るだけで「吉田東洋!」と思ってしまいます。

そんな田中さんというか館長が、穏やかに清舟の謝罪を受け止めている姿を見て、心からホッとしました。

龍馬伝』の吉田東洋は、大森南朋さん演じる武市半平太のことを一切受け付けていませんでしたから。

吉田東洋のイメージが強すぎて、ちょっと穏やかに人を受け入れているだけでそれだけで、いい人だな~~と思ってしまいます。

 

清舟が成長する過程において、館長への非礼を詫びることは重要なことですもんね。

5話は、このドラマにおいて必要な回でした。

 

今週の字

東京にいながら、島の雰囲気を思い出そうとする清舟。

苦肉の策が、耕作(花王おさむ)おじいちゃんから渡された、島の神社の寄付者名簿を眺めること。

島の人たち全員の名前です。

書展に出す字は、”村の人たちの名前” ー題して『石垣』でした。

清舟が今、一番大切に思っているもの。

清舟が島で積んだ石垣は、大きさがバラバラで、うまくすき間を埋めて積み上げたものでした。

その石垣のように、村人の名前は島に残してきた木板に書いたキレイに並んだ字でなく、ところどころ大きく書かれたり、小さく整列している部分もあったり。

半紙を埋めつくすように書かれた村人たちの名前。

面白い配列でした。

 

でも、こんなの作品になる??

川藤は「半田清舟の今の思いを込めた書」と評価。

書展に出す。と言っていました。

本当に?

 

清舟の村人への思いがあふれた愛のある字に思えました。

特に、なるや子どもたちの名前が大きく書かれていて、清舟は本当になるや子どもたちのことが好きなんだと分かって、面白かったです。

 

次回は?

書展に出す字も書けたし、子どもたちに約束した通り島に帰ることにした清舟。

そんな清舟を、島に行って落ち着きがなくなったと感じた母・えみが立ちふさがります。

お母さんが邪魔するとは!

神崎も協力しそう…。

 

予告では「新章スタート」となっていましたから、島には帰れるんでしょうけど、どうやってお母さんを説得するんでしょうか?

面白くなってきた!

 

以上、ドラマ『ばらかもん』5話を見たネタバレ感想でした。

 

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