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ドラマ セクシー田中さん 1話あらすじと感想 昼は地味なOL夜はベリーダンサー田中さんにコミュ力高い朱里が惚れる!

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2023年10月22日夜10時30分から、日本テレビ系列でドラマ『セクシー田中さん』1話が放送されました。

www.ntv.co.jp

おもな登場人物

  • 田中京子(木南晴夏)…40歳。昼は、税理士の資格を持つニチハフーズ経理部のAIと呼ばれる優秀なOL。友達も彼氏もいたことがない。しかし夜はセクシーなアマチュアベリーダンサーSali。周囲に秘密にしている。夢はいつか独立して自分の名前でお客さんが呼べるようなダンサーになること。料理好きの倹約家。
  • 倉橋朱里(生見愛瑠)…23歳。田中さんと同僚の派遣OL。若くてかわいいコミュ力の高い誰からも愛されるタイプ。「若くてかわいい」自分の価値に限りがあると焦る。田中さんの生き方に憧れ、ベリーダンスを習い始める。田中さんの初めての友達。

<光友商事>

  • 笙野浩介(毎熊克哉)…36歳。朱里が合コンをした光友商事の商社マン。女性に対する偏見の塊で、女性に対し失礼な発言を繰り返し腹を立たせている。
  • 小西一紀(前田公輝)…光友商事勤務の笙野の友人。合コンで出会った朱里が大好きなチャラ男。人とぶつからないタイプ。本音が見えない。

<朱里の大学時代の友人>

  • 仲原進吾(川村壱馬)…23歳。3年前に好きだと言って朱里と一度だけ関係を持ったが、すぐに訂正し友達だと主張。友達という言葉を盾に、しょっちゅう朱里の家に来て泊まっていく。
  • 榎本華(円井わん)…23歳。朱里の大学時代からの友人。イベント会社で働く。朱里と進吾の関係、朱里の男性関係を把握し、ハッキリと意見を言ってくれる。結婚育児でキャリアが途絶えることを嫌がる。合コンは人脈作りと割り切って参加している。
  • 根岸沙奈(坂ノ上茜)…朱里の大学時代からの友人。23歳。華と一緒に朱里に家に押しかけ、お互いの愚痴を言い合っている。

<ベリー教室>

  • Miki先生(高橋メアリージュン)…田中さんと朱里が通うベリーダンス教室の先生。ショーやステージにひっぱりだこ。
  • 景子(生駒里奈)…ベリー教室の生徒。アクティブな生活で、ベリーダンス以外にもワイン、ピラティスも勉強している。
  • 絵麻(西田麻耶)…ベリー教室の生徒。レジ打ちの仕事をしている。子育てが落ち着き、ベリーダンスを習い始めた。
  • アリサ(なえなの)…ベリー教室の生徒。ベリーダンスがきっかけで髪を伸ばす。SNSで恋人探し中。
  • 花梨(平野沙羅)…ベリー教室の生徒。スポーツ好きで色々やっているが、今はベリーダンスにはまっている。

<レストランSabalan>

  • 三好圭人(安田顕)…レストラン「Sabalan」のマスター。既婚者。全女性を愛するチャラ男。田中さんがベリーダンスをするきっかけを作った。打楽器「ダラブッカ」を演奏する。人の見る目がある人たらし。

 

1話のあらすじ

若くてかわいく、コミュ力が高い派遣OL・倉橋朱里(生見愛瑠)は、同僚で経理部のAIと呼ばれる田中京子(木南晴夏)の、人のことを気にせず我が道を行く姿に憧れを感じていた。

その朱里が、大学時代からの友人・榎本華(円井わん)に誘われ、合コンに参加。

合コン相手の商社マン・笙野浩介(毎熊克哉)に軽い女だと見られても、媚びている自覚があったので反論せず。

モヤモヤした気持ちで入ったペルシャ料理店「Sabalan」で、ベリーダンスを踊る女性を初めて見て釘付けに。

2人いたダンサーのうち、日本人ダンサー・Saliに惹かれた朱里。

「Sabalan」のマスター・三好圭人(安田顕)にSaliに会いたいと伝えたが、Saliからは断られてしまう。

実はSaliは、あの経理部のAI・田中さんの夜の姿だった。

田中さんは、会社の人にバレたくないと考えていて、朱里と会いたくなかったのだ。

翌日から、会社で会っても朱里を避ける田中さん。

しかし、自分を避ける様子が気になった朱里が田中さんを観察。仕草やスタイルから、田中さんがベリーダンサーSaliだと気づく。

会社の人には言わないでほしいと頼む田中さんに、言わないと約束する朱里。

その日から、朱里の、Saliこと田中さんへの推し活がはじまった。

画像はぱくたそより

そして朱里は、ベリーダンスを踊る田中さんに魅せられ、自分が今まで目を背けてきたイライラに真正面から向き合い始める。

何度もデートに誘ってきてた合コン相手の小西一紀(前田公輝)を、自分と並行してほかの女の子にも声をかけていたことを理由に拒否。

次に、大学時代に一度関係を持った男友だち・仲原進吾(川村壱馬)が、友達という言葉を盾に、何度も家に泊りに来るのを許していた関係に向き合う。

「お互い尊敬の念があって、大切にして大切にしてもらう」

のが友達の定義だと考える朱里。

だが、進吾も自分も関係を持ってから尊敬の念はない。

進吾が自分をバカにしているのにも気づいていたし、自分も進吾を軽蔑していた。

あやふやだった関係にケリをつけた朱里は、スッキリした半面傷ついていた。

そんな気持ちで「Sabalan」に行き、田中さんことSaliのベリーダンスを見てヒラリークリントンの演説の言葉を思い出す。

「私たちはまだあの最も高く硬いガラスの天井を打ち破ってはいません。」

「でもいつの日か誰かが成し遂げてくれるでしょう。きっと私たちが思うよりも早く。」

「そしてこれを観ている全ての少女たちへ」

「あなたたちは価値があり、あなたの夢を追い求め、叶えるためにこの世のあらゆるチャンスが与えられてるということを信じてください。」

 

 

号泣する朱里。

ショーが終わり、田中さんを追いかける。

自分に付きまとっても、何も得られるものがない。時間の無駄。と言う田中さん。

 

朱里と田中さんは、お互い自分たちのこれまでの境遇をさらけ出し、お互いがお互いの持っているものを羨ましがっていることを知る。

気付いていたら、猫背になっていた自分。

35歳の時に鏡を見て、自分を老婆だと思った田中さん。

「胸を張ろうって思ったんです。曲がった背筋を何度も何度でも伸ばそうって思った。」

ベリーダンスが魔法をかけてくれたんです。」

 

田中さんの話を聞いた朱里は、

「やっぱり無駄じゃないですよ。」

「だって私、田中さんのおかげでずっと言えなかったこと言えたから。」

 

田中さんとしては遠ざけるつもりだったのが、もっと田中さんが好きになる朱里だった。

 

…というお話でした。

 

トクサツガガガ』を思い出した

2019年にNHK小芝風花さん主演ドラマ『トクサツガガガ』という、特撮オタクの女の子のドラマがありました。

オタクであることを隠して生きるOLの話だったんですが、推しているものは違えど、オタクの仲間をさがしたいということで、小芝風花さん演じる仲村が見つけたのが、木南晴夏さん演じるアイドルオタク・ドルオタの北代さん。

その時の木南晴夏さんも、今回と同じように制服を着てて、仕事ができる、メガネをかけたOLの役だったんです。

が、アイドルを応援する時にオタ芸というのか、一致団結したフリが完璧。

ダンスも上手でした。

そして、何といってもスタイルがいい!!

小芝さん演じる仲村のせいで、会社でドルオタだと気づかれたくない北代さんが、中村を脅すのですが、ド迫力!

でも、去っていく後ろ姿が、足がキレイでスタイルがめっちゃいい。

今回の『セクシー田中さん』での制服姿は、タイトスカートをわざと中途半端な丈にし、中途半端な丈の靴下をはかせて隠していましたが、本当は木南さん、足がめちゃくちゃキレイですよ!

スタイルいいですよ!

両親はモデルさんみたいだとほめてくれました。ってセリフもあったし。

『田中さん』に木南さんをキャスティングした人、『トクサツガガガ』を観た人じゃないかなぁ??

地味なOLの姿がかぶるし、一変してダンスをするのも、『トクサツガガガ』で見ていたし。

見た目はかぶりますけど、性格が全然違う!

自信がなさげなのが気になる田中さん。

ベリーダンスで変わったというのを強調したかったのかな?

 

老婆と思った気持ちわかる

田中さんの話。

35歳の時に鏡を見て老婆だと思った自分の姿。

気持ちわかる!!

私も、ずっと髪も切らず見た目も気にせずにいた30過ぎの時に、不意にガラスに映った自分を見て「貞子だ!」と思いました。

髪を切って見た目を気にしなければ!と恐怖を感じました。

猫背はなおそうとしなかったけど、田中さんが言ってることがわかる!

自信なくて下ばっかり向いていて、ベリーダンスが魔法をかけてくれたって。

スゴイ話だ。

でも、なんでベリーダンス??

そこのところは2話以降で分かるのでしょう!!

 

23歳の気持ち

自分が今40代で、どうしても田中さんの方にばかり共感してしまいましたが、自分だって20代の時があったわけで。

朱里のようにかわいかったわけではないので、あくまでそういう子を身近に見た経験から想像しますが。

私も新卒で入った職場で、同僚の二十歳のかわいい子が男性陣からちやほやされていました。

バーベキューやキャンプなど、そのかわいい子と同期はみんなその集まりに参加していましたが、私はどうせ自分はついでだろうと参加しませんでした。

若いから誘ってきてるだけだろう、と思ったから。

そりゃ、二十歳の子が来たっていったら色めき立つよな。と自分も22~3歳で若いのに思ってました。

めちゃくちゃ嫌われましたが。

案の定、次の年になったら次の二十歳をその男性陣が誘ってて、私の同期の二十歳だった21歳の子は、気を悪くしていました。

やっぱり。と思いましたが、その子には言えませんでした。

だから、朱里が全部見通していて、冷めた目で見ている気持ちだけは分かります。

でも、朱里は若くてかわいくて、人がたくさん集まって来てくれる貴重な存在。

ひがみで見ていた私とは全然立場が違う。

若くてかわいい同期がいた私は、その子がいるおかげで色々面倒な誘いをその子が行ってくれ、自分は面倒なことをせずに済み、助かっていました。

その子だってかわいいのを自覚し、男性たちが自ら動いてくれることを感謝していたし。

朱里も、利用してやれ!ぐらいに思ってたら楽になったかもしれないのに。

真面目なんですよね。

きっと。

 

今後の展開に期待!

よくある40代と20代の友情話だったら、40代が確固たる地位を確立して自信家で、自信のない20代を引っ張っていく。

みたいな展開が多かったように思いますが、今回はどちらも自分を変えたいと思っている悩み多き自信のないふたり。

ベリーダンスがどう二人を変えていくのか?

ダンスの先生が高橋メアリージュンさんだなんて、またまた面白そうな展開じゃないですか!!

今後、どんな話になっていくのか期待です。

面白くなりそう!!!

 

以上、ドラマ『セクシー田中さん』1話のネタバレ感想でした。

 

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