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青のSP-学校内警察・嶋田隆平- 第7話の感想とネタバレあらすじ 貧困に介護にネグレクト問題 小川先生の死にも新たな謎が?

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関西テレビ・フジテレビ系列で毎週火曜夜9時から放送中のドラマ『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』。

2月23日に第7話が放送されました。

www.ktv.jp

前回・第6話の感想はこちら。↓

 

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おもな登場人物

  • 嶋田隆平:藤原竜也さん…警視庁捜査一課刑事。住浜署生活安全課少年課係。捜査一課の切れ者だったが、自ら志願して赤嶺中学のスクールポリスとして勤務。
  • 三枝弘樹:山田裕貴さん…住浜署生活安全課少年課係。嶋田の後輩。
  • 浅村涼子:真木よう子さん…赤嶺中学国語教師。隆平と衝突する。
  • 水野楓:山口紗弥加さん…赤嶺中学英語教師。
  • 新津清:須賀健太さん…赤嶺中学英語教師。
  • 一ノ瀬悟:石井正則さん…赤嶺中学数学教師。
  • 柴田透:泉澤祐希さん…赤嶺中学社会教師。
  • 小川香里:明日海りおさん…赤嶺中学元音楽教師。1年前に転落死している。
  • 阿部裕亮:音尾琢真さん…赤嶺中学体育教師。
  • 三田恵子:金沢雅美さん…保健室にいる養護教諭。
  • 木島敏文:高橋克実さん…赤嶺中学校長。スクールポリスを導入。嶋田に生徒を守って欲しいと思っている。
  • 福島美津子:峯村リエさん…赤嶺中学副校長。
  • 尾崎賢治:升毅さん…教育委員長。

3年1組の生徒

  • 三村翔子(吉柳咲良さん)
  • 真田一樹(中川翼さん)
  • 菊池京介(鈴木悠仁さん) 
  • 涌井美月(米倉れいあさん)
  • アレン徳永(川村ジーモン凛一朗さん)
  • 西田雄一(池田優斗さん)
  • 市原健太(奥智哉さん)
  • 深山敏春(田中奏生さん)
  • 尾崎香澄(鈴木梨央さん)

 

第7話のあらすじ

3年1組の生徒である深山が、最近休みがちになり痩せてきたことが気になっていた担任の浅村。

深山が給食をたくさん食べること、服が汚れてきているのを見て、母と祖母との3人暮らしで、母からネグレクトを受けているのではないか?と疑う。

家庭訪問したが、おばあちゃんのためにパンを万引きして来て帰ってきた深山に追い返され、持ってきた食材も拒否され、それ以上踏み込むことが出来なかった。

三枝は交番勤務の時に家庭の事情でご飯が食べられない子供が沢山いることを知り、自分自身も同じ環境であったため、どうかしてあげたいと考えていたところ、文江さん(山﨑千惠子さん)が子ども食堂を立ち上げてくれた。

以来、三枝は食材を差し入れに文江さんの子ども食堂に出入りしていた。

そこへ、浅村と小川の音声データが送られてきたことで浅村の過去の職場について調べることにした嶋田が訪ねてきて、浅村がいた辻ノ宮中学で2年前あったトラブルについて質問。

女子生徒の自殺未遂事件があったという。

嶋田は、三枝に赤嶺中学のスクールポリスを替わってもらい、事件について捜査する事に。

以前から浅村に好意を寄せていた三枝は、何も知らずに嶋田の有給休暇の代わりとして1日赤嶺中学のスクールポリスをすることになった。

その三枝に、最近の深山の様子を話す浅村。

三枝は前から深山の事を知っていて、男に入れ込みやすいタイプの深山の母が、男のところへ行って一度深山の事を捨てたことがあったと浅村に話す。

助けを呼ぶ術も知らずに一人部屋で母を待っていた深山を、通報を受けた三枝が保護。

児童相談所で半年世話になり、その後男と別れた母が帰ってきて真面目に働くようになり、その半年後また深山と暮らすようになったとのことだった。

その日も深山が学校に来ておらず、寝たきりの祖母サキ(白川和子さん)の面倒を見ていた。

お金もなく、借金の督促状が届く状態の家にもう食材もなく、お腹をすかせた祖母のために給食を取りに学校へ来た深山。

三枝が話を聞き、深山の母が1か月前から帰ってきておらず電話にも出ないこと。母が通帳を持ち出したためお金がないこと。散歩中に足を大怪我した祖母は歩けず寝たきりになっていることを知る。

三枝は深山に数万円渡して食いつなげと言い「辛かったろ。」と抱きしめ慰めたのだった。

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給食を持って家に帰った深山を待ち受けていたのは、借金取りだった。

お金がないと言う深山を殴り、三枝からもらったお金を奪い、持ち帰ってきた給食も全部ダメになった。

祖母は痒みでおむつを外してしまい、ベッドを汚してしまっていた。謝る祖母を着替えさせるのだった。

 

一方。浅村と三枝は、母の職場であるクラブを訪問。借金取りから逃げるために見せに匿われていた母・恵里香(中島亜梨沙さん)。

一人で介護と子育てに仕事。いっぱいいっぱいになって男に頼って家を出てしまったという母。今さら家に帰れないという。

そんな母に浅村は「大切なのは、子供のそばにいてあげることです。当たり前のことでいいんです。そばにいて親として愛してあげてください。敏春君が今一番求めているのは、恵里香さんの存在なんです。」と心から説得。

ようやく帰る気になった。

 

そんな事とは知らない深山は追い詰められ、またコンビニのパンを盗んでしまった。

店員に見つかり、警察沙汰にしたくないと精算を求められたがお金のない深山は店員を押し倒し、その店員がブロックに頭をぶつけて血が流れた。

近くにいた女子学生が悲鳴を上げ、逃げて自宅に戻る深山。

祖母を車いすに乗せて河原へ向かっていくのだったーーー。

 

三枝と浅村は深山を救えるのか??

 

一方。辻ノ宮自殺未遂をした生徒は、芦田薫(稲川美紅さん)という女子生徒で、現在通う高校に嶋田が話を聞きに行くと、浅村が自分だけではなく、クラスもめちゃくちゃにしたと恨んでいた。

嶋田は当時の辻ノ宮中学の校長だった茂木(小林隆さん)にも会い、浅村について話を聞いていた。

嶋田は調べてきたことを浅村にぶつけ、浅村は2年前に起きた当時赴任していた中学校でのいじめ事件について話した。

浅村が解決しようと乗り出したところ、クラスが二派に分裂して学級崩壊を招いた。

さらにつるし上げられたいじめの首謀者だった芦田が飛び降り自殺を図り、浅村はクズ教師として罵られ退職した。

そして今の赤嶺中学に臨時講師として入り、今度は不祥事の隠ぺいに加担して女生徒を襲った男性教師を野放しにした。

その見返りとして本採用されたのか?その為に小川を脅迫して、小川の自転車にも細工したのでは?と問い詰める嶋田。

しかし浅村は否定。

小川が岡部が辞めた後も事件について調べていたことを知り、前の学校の時のように涌井と小川のことが世間に晒され、傷つくのを見たくなくて脅すようなことを言ってしまったと言う。

前の中学の校長は、飛び降り事件のあと浅村に責任を押し付けてしまったことを告白。

浅村の事を「自分の利益のために動く人間ではありません。どんな時も周りの為に最善を尽くせる人間です。」と言っていた。

浅村への疑いは晴れたが、小川が何を追っていたのか?という謎が残った。

嶋田は学校に残っていた浅村に、音声データが取られた時の会話はどこで?と質問し、職員室だと聞くと、机の下を捜索。電池の切れた盗聴器が見つかった。

誰かが盗聴して嶋田に音声データを送った。そして誰かが小川香里の自転車のブレーキを切った。

事件の真相は分らぬままだったーーー。

 

…というお話でした。

 

貧困に加えて介護、ネグレクト問題

前回から様子がおかしかった深山くん。

お母さんが帰ってこなくて、寝たきりのおばあちゃんを一人で抱えて面倒を見ていました。

おばあちゃんのおむつが外れてベッドを汚してしまうところはリアルな描写でした。

私も入院をして、看護師さんに便の手伝いをしてもらうことがあったので、おばあちゃんが深山君にひたすら謝るシーンは、その時の事を思い出して辛かったです。

自分の体が動かせるなら自分でやりたいけど、人にやってもらわなければいけない申し訳なさ。よく分かります。

そして、介護する側の深山君の気持ち。

自分だってしんどくて、色々時間を割いてあげてるのに、おばあちゃんに文句言われたりしたら腹立ちますよね。

臭いだってスゴイだろうし、よく1か月も一人でがんばって来たと思います。

映ってないですけど、体を拭いてあげたりもしたんだろうな…。

中学生で一人で貧困で、本当によく頑張ってこられたと思います。

まだ他に人がいたら、知恵を出し合ったり辛いのを共有したりできるけど、一対一だと追い込まれますよね。

深山くんが何度も言ってましたけど、同情されたりしたくないし、多感な年頃で家の事を周りに知られたくない。家に人を入れたくない。

色々恥ずかしく思う年頃です。

コンビニの店員さんを殺してしまったと思って、おばあちゃんに初めて反抗して殺そうとして、おばあちゃんに泣かれるシーンはこっちも一緒になって泣きました。

おばあちゃんも嫌だと思ってるし、深山くんも限界が来ていた。

二人で死のうとするほど追い詰められるところは、本当にリアルで、見てて怖かったです。

中学生に背負わせすぎ!!

 

最後、三枝と子ども食堂で遠慮せずにとんかつを食べてるシーンは本当に安心しました。

おばあちゃんも救われるみたいでよかったです。

おばあちゃん役の白川和子さん、普段しっかりした役をされてることが多いのに、今回はやせ細って、しかもおしっこ失敗するシーンまでやってたのに驚きました。

 

貧困と介護とネグレクトの問題、身に迫る内容で息詰まる回でした。

 

小川香里の事件に新たな謎?

小川香里が亡くなった後に浅村が本採用されている。浅村がどうも小川を脅迫していた。

この2点から浅村が小川を殺したんじゃないか?と疑っていた嶋田。

でも浅村は犯人じゃなかった。

先週に引き続き、容疑者が次々違うことが分かってきました。

やっぱ校長かな?

校長は最初から嶋田を意識してたし、隠ぺいを主導したし。

今回、盆栽の枝を切るはさみも持っていましたよね?

 

でも、逆に真相を解明しようとする人物もいる。

盗聴器を仕掛けて人間がいた。

学校の先生たちの中でも意見が分かれてる感じでハラハラします。

まだ他にも知ってる先生がいるのかも?

早く真相が知りたいです!!

 

以上、『青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー』第7話を見た感想でした。

 

 

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本ページの情報は2021年2月時点のものです。

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