毎週木曜夜9時からテレビ朝日系列で放送中の木曜ドラマ『七人の秘書』。
12月9日に第8話が放送されました。
前回、第7話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 望月千代:木村文乃さん…東都銀行の常務秘書。兄が営むラーメン屋で働きながら、銀座のホステスとして働きナンバーワンになる。しかし不景気でラーメン店が潰れ、兄は失踪。兄の親友だった司法書士・萬と再会。萬が買い戻した兄のラーメン屋の2階で暮らす。
- 萬敬太郎:江口洋介さん…ラーメン屋「萬」の店主。兼業で司法書士。わずかな報酬で、5人の秘書と五月と一緒に、人助けをする影の秘書軍団の元締め。政治家の秘書だった過去がある。
- 鰐淵五月:室井滋さん…家政婦。元政治家の秘書。
- 照井七菜:広瀬アリスさん…東都銀行頭取秘書。東都銀行の正社員。秘書になりたくてなったわけではなく、怒られてばかりいる。頭取に気に入られ、スイートルームで二人きりで会っていた時に頭取が急死。秘書軍団と初めて会う。
- 朴四朗(パクサラン):シム・ウンギョンさん…慶西大学病院病院長秘書。母が韓国人、父が日本人。医師を目指して諦めた過去がある。ハッキング技術があり、秘書たちの後方支援をする。
- 長谷不二子:菜々緒さん…警視庁警務部長秘書。男性に強い嫌悪感ある様子。
- 風間三和:大島優子さん…東京都知事秘書。ホテルオーナーの令嬢で語学堪能。
- 粟田口十三:岸辺一徳さん…財務大臣。萬となにやら因縁がありそう…。
- 望月和夫:マキタスポーツさん…千代の兄。失踪中。6話で千代の前にチラッと姿を現す。
- 黒木瞬介:坂口拓さん…七菜に近づいてきた雑誌の記者。一原頭取の死について追いかけてる。
第8話のあらすじ
粟田口の元に潜入し秘書をやっていたサランが、椎名議員の選挙の不正を訴える動画を配信中に、雑誌記者の黒木に階段から突き落とされた。
同じく運転手として潜入していた千代の兄の一男が病院へ運び助かった。
萬から知らされて病院に駆け付けた千代。萬から一男が運んだと知らされて後を追ったが、逃げられた。
意識を取り戻し元気になってきたサランのお見舞いに来た不二子と三和は、それぞれ職場をクビになったという。
同じ頃、千代も東都銀行の霧島頭取(小林隆さん)から。解雇を言い渡されていた。
原因は、一原元頭取が亡くなった際、ホテルの部屋から遺体を運び出す様子を写した写真を見せられたからだった。
不二子と三和が解雇された理由も、それぞれのボス宛に同じ写真が送られてきたことによるものだった。
一原頭取が亡くなったのは、三和のお父さんのホテル。お父さんが粟田口とつながっていて、流したものかもしれない。
萬は、粟田口にこちらの動きを把握され先手をうたれたと確信。
そんな時、椎名議員の票集めの買収の件について、粟田口が記者たちに質問されているのが質問されている様子が、テレビで生中継されていた。
「全て秘書がやったこと。」と答えている粟田口の姿を見て怒りを露にする秘書軍団。
その時、粟田口を取り囲む記者の中にサランを突き落とした黒木を見つけて、一男が捕まえようとしている様子が放送された。
一男はSPによって捕らえられ、粟田口にクビにされたことを逆恨みした運転手が粟田口を襲って捕まったと報道された。
一男に面会に行った萬と千代。
一男は、サランを突き落とした男を捕まえただけだと証言した。
一男と萬と千代は、幼馴染だった。粟田口の秘書となったあとでも萬は一男と仲良くしてくれていた。
一男は都市開発のために立ち退きにあい、続けるために借金をし、闇金にまで手を出した。毎日取り立てに追われ追い詰められた一男。
保証人だった萬に全部肩代わりしてもらうことになったが、失踪。ニュースで萬逮捕を知ったが、萬が悪いことするはずがない。
萬の復讐のために粟田口の運転手になって1年。
復讐どころか捕まってしまってダサい。俺に関わるな。と突き放そうとする一男。
千代は「ダサくなんかない。」と言い、萬は「俺がきっちり仇取る!あいつに苦しめられたみんなの仇を。一男、ここからは引き取らせてくれ!」と言うのだった。
ラーメン屋を閉め、粟田口を懲らしめるため、証拠集めに動き出した秘書軍団。
不二子は、東京地検特捜部で働く後輩・二瓶(上川周作さん)と再び会い、二瓶の気持ちを利用して、機密情報を手に入れた。
萬は、鰐淵の夫のお墓参りに京都を訪れる。そして鰐淵と一緒にお骨と一緒にお墓を掘り返し、埋めていた金庫の中から粟田口後援会の名簿を取り出した。
三和は父親にホテルで働かせてくれと頭を下げ、ホテル内の監視カメラのデータを入手。コンピューターで管理しているカメラ以外に、古いバッテリーで動くカメラも生きていたことが分かる。
それぞれのボスに送られてきた写真の撮影位置をサランが調べると、古いカメラがあった位置と一致。写真は三和の父親から送られたものだと分かった。
自分の親が娘を売ったと分かったところで、三和は父親の銀行口座番号と、ホテルの銀行口座番号をサランに渡し、口座にハッキングするよう依頼した。
千代は銀座のホステスに戻り、テーブルに盗聴器を仕掛けて粟田口と付き合いのある議員たちが内緒話をする様子を密かに録音。後日文字に起こした。
萬はラーメン屋に保管していた、以前粟田口からもらった古酒の陶器で出来た酒瓶と、粟田口の秘書時代に毎日つけていた業務日誌を取り出した。
不二子、千代、萬。そして鰐淵。それぞれが持ち寄った情報をラーメン屋で突き合わす。
三和からの情報は、サランの分析待ち。
サランは、慶西大学病院で勤めていた時に一緒に働いていて、都知事の手術の時にも協力してくれた内科医・青井(福山翔大さん)付き添いで退院してきた。
サランは早速、三和の父親とホテルの口座から粟田口への不正献金の証拠を見つけ出す。
萬はこの献金に関連したデータを解析して、粟田口の交流関係から金の出入りまでを調べさせる。
粟田口に関わる人物や企業が、不正を働いているという推測は立ったが、金の流れの証拠がない。
金の流れさえわかれば…と考えていたところに、一原頭取の遺体を運んだ写真に討つておらず、東都銀行を一人クビになっていなかった七菜が登場。
頭取が頭取室を留守にする状況を作って、パソコンにアクセス。サランがハッキングしてデータを取り出して解析をした。
永田町に乗り込んだ萬と秘書軍団。
ラスボス、粟田口との最後の戦いに挑むのだったーーー!!!
…というお話でした。
サランがあっさり帰ってきた
前回はサランが粟田口の秘書になって、千代とも険悪な雰囲気になり、どうなるのか?と思っていましたが、黒木に突き落とされて大怪我を負ったことで入院。仲直りしてました。
結構深刻な感じだったのに!!!
すぐに仲直りしていたことにびっくり。
先週のサランさんは、ポケットに手を突っ込んで話をするなどなかなかな悪態をついてたんですが、病院で目覚めた時はすっかり前のサラン。
まぁ、動画を世間に流したところで粟田口の秘書を辞めたってことだったんでしょう!!
椎名議員の票集めのことで粟田口がインタビューされてた時に、「秘書がやったこと」って言ってたから、サランのせいにされて逮捕されるのかと思いました。
サランをスカウトしたのも、こういう時に罪をなすりつけるためだと思ったら、大怪我をして入院したまま自動的に秘書を辞めていました。
そこまで計算されたサランの採用じゃなかったんですね!
ただ萬たちの動きを抑えるために、主軸のサランを引き抜いて力をそごうとしただけだったってこと?
前回あんなドラマティックに仲間割れを起こしたのに、なんだか拍子抜け!
最後の戦いに、サランが一緒に挑んでくれたのは嬉しかったですが…。
あんまり次に話を引きずらないドラマでした!
青井先生再登場!
3話の慶西大学病院の院長親子の話の時と、6話のサランのお父さんが都知事の手術をする時に協力してくれた、内科医の青井先生。
院長親子を懲らしめる時から、サランが院長室に隠れてるのを知っててかばってくれてましたが、今回は退院するサランに付き添ってくれていました。
三和が、青井先生がサランを好きなんじゃないの?って疑ってましたけど、私もそう思いました!!
院長室の机の下にサランが隠れていた時も、どうしてかばってくれたんだろう?と不思議に思ったし。
サランのことが好きなのでは?と聞いて納得しました。
もう院長秘書辞めてるのに、わざわざ会いに来てくれるなんて、好青年だ!!
粟田口を成敗!!
椎名議員の不正の時は、お金を受け取った人達の証言をお願いして本人にバレる危険がありましたけど、今回の萬の作戦は見事でした!!!
他の人に、粟田口の不正をいくら喋らせても、粟田口本人は人のせいにして逃れるはず。
秘書軍団だけでは倒せなかったと思います。萬は人望あるんですね!
粟田口の性格とやり方を読み切った萬ならではの、いい作戦でした!!
ラスボス、敗れたり!!!!
しっかりと秘書軍団が仇を取ってくれていました!
ちょっと急ぎ足なところは気になりましたが、しっかりと仇を取って終わってくれたのは良かったです!!
今回で最終回。
また新たな敵でも現れれば、続編もあるのかも!!
以上、『七人の秘書』第8話を見た感想でした。