2023年8月7日月曜夜9時からフジテレビ系で、ドラマ『真夏のシンデレラ』5話が放送されました。
前回、第4話の感想はこちら。↓↓↓
おもな登場人物
- 蒼井夏海(森七菜)…サップトレーナー兼カフェ店員。明るく前向きで負けん気が強い。幼い頃に母が出て行き、父と弟の3人暮らし。父の食堂の手伝いと家事全般をこなす。地元愛が強く、友達の愛梨と理沙といるのを楽しみにしている。サップの指導で健人、修、守と出会う。幼馴染の匠に告白したがフラれ、告白事態を冗談にしてしまう。その後、匠が高校の恩師に想いを寄せてフラれているのを慰めキスされ拒絶。ショックを受ける。
- 水島健人(間宮祥太朗)…東大卒。親が経営する建設会社の社員。修と守とは高校からの腐れ縁。3人でバカンスに出かけ、サップトレーナーの夏海と出会う。次期社長になると約束されながらも、親の期待通りに生きることに疑問を持つ。子どもの頃は海洋生物学者になりたかった。休暇後に東京に帰るつもりだったが、江の島が気に入り帰らないと決める。匠から、住む世界が違うから夏海に近づくなと言われ、匠も夏海を振り回していると言い返す。
<<夏海に関わる人たち>>
- 滝川愛梨(吉川愛)…美容師アシスタント。夏海といつもつるむ友達。マッチングアプリにハマり、守らと出会う。恋愛に前のめり気味だが、軽いわけではない。嘘をついていた守に、自分にキスしようとしたことも嘘なのか？と聞き、答えてくれなかったことに傷ついている。
- 小椋理沙(仁村紗和)…クリーニング店員。夏海といつもつるむ友達。離婚した翔平との間に生まれた息子・春樹を育てるシングルマザー。元夫・翔平に息子・春樹を引き取ると言われて危機を焦り、夜の海に落ちたところを早川に助けられる。職場に早川が来て告白されるが、はぐらかす。高熱を出した春樹を連れて駆け込んだ病院にいたのが早川。小児科医と判明。患者の母として接してくる早川に戸惑う。
- 小椋春樹(石塚陸翔)…理沙の息子。両親ともに出かけられるのを願っている。父になりたいという早川の発言には真っ向から拒否の姿勢をとる。
- 村田翔平(森崎ウィン)…理沙の元夫。春樹を東京に引き取りたいと思っている。
- 牧野匠(神尾楓珠)…大工。夏海の幼馴染で家族ぐるみの付き合い。既婚者の佳奈に想いを寄せるが、相手にされず。夏海の告白を受け断るが、つかず離れずの状態。夏祭りに夏海を誘っていくが、佳奈を見かけ夏海を置いて追いかける。佳奈にあしらわれショックを受けているところを夏海に慰められキス。夏海に拒絶されてしまう。夏海に近づく健人に近づくなと牽制しつつも、再び近づいて来た佳奈への思いと、夏海への複雑な気持ちに揺れる。
- 早川宗佑(水上恒司)…ライフセーバー。夜の海に落ちた理沙を偶然助けたことで、理沙に想いを寄せるようになる。理沙が、高熱を出した春樹を抱えていった病院で小児科医だと分かる。
- 長谷川佳奈(桜井ユキ)…匠に想いを寄せられる元高校教師。既婚者。匠の思いをかわしたが、夫の転勤で再び近所に住むことになり、匠に接近。匠の気持ちを揺さぶる。
- 蒼井海斗(大西利空)…夏海の弟。高3。しっかり者の姉にすぐ頼る。
- 蒼井亮(山口智充)…夏海と海斗の父。小さな食堂を経営。調子者だが負けん気が強く、客と喧嘩することがある。お金に困っている友達のために、夏海が用意していたサップの大会へ行くための交通費を使ってしまう。
<<健人のともだち>>
- 佐々木修(萩原利久)…健人の高校からの友達。医師。エリート意識が強く、無自覚に失礼な発言をする。夏海の弟・海斗の能天気さ母親がいないからと言い、愛梨を本気で怒らせることがきっかけで、その場を収めようとしてくれた守の秘密まで暴露してしまう。他人の気持ちが分からないのがコンプレックス。
- 山内守(白濱亜嵐)…司法浪人生。健人の高校からの友達。明るいムードメーカー。愛梨に想いを寄せている様子。海斗への失礼発言した守と、それに激怒した愛梨の仲介に入ったが、逆に学歴や住居について嘘をついていたことを守にバラされる。恥ずかしさで愛梨への好意を明言できず、キスしようとしたことも嘘だったと誤解を与えたまま距離が出来てしまう。
5話のあらすじ
夏海(森七菜)が、サップの展示会に行くために東京へ行った。
夏海の父・亮(山口智充)と弟・海斗(大西利空)だけでは心配と、食堂の手伝いに駆けつけた愛梨(吉川愛)と理沙(仁村紗和)。
そのふたりが、東京で健人(間宮祥太朗)と会うのでは？と亮に話すのを聞いた匠(神尾楓珠)は、気が気ではない。
愛梨と理沙が予想した通り、夏海が東京に来ていると知った健人は、仕事終わりに映画を観ようと誘っていた。
快諾した夏海だったが、重い荷物を抱える妊婦さんの手助けをしているうちにスマホをなくしてしまう。
慣れぬ土地でひとり。誰とも連絡も取れず、来た道を戻ってさがすも見つからず。途方に暮れる夏海。
すると、大声で「夏海！夏海！」と何度も呼ぶ声が聞こえてきた。
夏海のスマホに連絡して事情を知り、髪を乱して捜していた健人だった。
夏海も大声で「健人くん！」と呼び、会えたことを抱き合って喜ぶふたり。
映画の代わりに健人は、建築で関わったビルの上に連れ行き夏海に夜景を見せる。
地元では見れないキレイな夜景と、スマホを拾った人に話を聞いて見事捜し当ててくれた健人にも感激していた夏海。
健人は「いくらでも待てるし、どこまでも捜しに行くよ。」と言ったが、理由は言えなかった。
後日。
夏海が気になって会いに来た匠。
予想通り健人と会っていた夏海に「今度は俺と行くか？東京。一緒に行こう。」と言うが、夏海には真意が伝わらなかった。
さらにそこへ佳奈(桜井ユキ)が現れ、また近所に引っ越してきたことを匠にだけ話していたと話されてしまう。
匠は、佳奈の呼び出しに応じなかったことを詫びるが、佳奈は「牧野君が好きなのってさ、私じゃなくて蒼井さんなんじゃない？」と言うのだった。
一方。
愛梨はスタイリストの試験を受けていた。
手つきよく髪を切っていたが、守のことを思い出し、落としたハサミを拾い上げその同じハサミで切ろうとしてしまう。
褒めていた店長の評価も急降下。
落ち込んでいたところに、修が、合格祈願の花であるマーガレットの花束を持ってやってきた。
司法試験に頑張る守や、今回試験を受けたが自信がない愛梨を、不器用ながらも気にかける修に「修君ってやっぱり本当は優しいよね。」と言う。
しかし修は「謝りに来たついで。」と強がる。修は、海斗への失礼な発言を謝りに来ていたのだ。
仲直りした愛梨と修を、同じくマーガレットの花束を持って会いに来ていた守は、遠くから見つめるしかできなかった。
理沙のもとには、元夫・翔平(森崎ウィン)が会いに来ていた。
息子・春樹(石塚陸翔)の、親子3人で遊ぶという望みをかなえるためだ。
その場に偶然居合わせた早川(水上恒司)を、翔平に、春樹を診てくれている小児科医と紹介する理沙。
理沙の新しい男かと思った。という翔平の言葉を、全力で否定する理沙だった。
海斗が、相談したいことがあると健人を呼び出した。最近様子がおかしいと気づいていた夏海は身構える。
海斗は、付き合っている彼女・秋香(平澤宏々路)ちゃんとの間に子供が出来て、結婚するという。
思わぬことに面食らう夏海と健人。
夏海は、親になることは途中で投げ出せないのだとちゃんと考えるよう伝えた。
翌日。
秋香と両親が食堂にやってきた。
秋香の妊娠を告げられ、驚きながらもすぐに謝る父・亮。
ーーー母のつもりで海斗を育ててきた夏海。
母のいない子だとさげすんでくる秋香の両親に夏海はーー？？
家族の一大事に居合わせた部外者の健人が言った言葉は？
…というお話でした。
夏海の心細さに感情移入
夏海が東京に行ったことも、何も聞かされていなかった匠。
夏海は、人の多い東京で健人に捜し当ててもらえてかなり感動していました。
誰も知らない土地でひとり、よく頑張りましたよね。夏海。
私も心細さが分かるから、ふたりが会って笑顔で話しているのを見て感動しました。
大声で名前を何度も呼ばれても、普段自分が生活する場所でもないから恥ずかしくはないだろうし。
これは本当に安心しただろうな～～。とかなり夏海に感情移入してしまいました。
2人が会えた瞬間のキラーッとした演出。
分かるわ～～。と録画したのを何回も見返しました。
匠が蚊帳の外になってきた
匠がごちゃごちゃうるさいな～ぐらいの扱いになってきました。
3話ぐらいまでは、夏海がまだ匠の子と引きずってる感じで、佳奈のことが好きなことまで分かってしまって、本当かわいそうでした。
でも！でも！でもでもでもでも！
今回はもう完全に健人の圧勝ですな。
匠の入る隙がなくなって、完全に蚊帳の外状態になってません？？
嵐の日。
匠が一番に駆けつけて、おくれを取ってしまった健人でしたが、5話にして完全勝利！！
一緒に東京行こう。と言われても、全く動じてませんでしたね、夏海。
佳奈さんまでも蚊帳の外？
5話も、匠の想い人・佳奈の発言の真意が分かりませんでした。
「牧野君が好きなのってさ、私じゃなくて蒼井さんなんじゃない？」
そのままの意味？
それとも。
“匠がそんなことない！好きなのは先生だ！”と来ると思ってのこと？
匠は、ああそうか。俺が好きなのは夏海か。って表情してましたが。
佳奈先生は、本当にそれを気付かせるためだけに発言したことなんでしょうか？
前回、旦那とうまく行ってない。と匂わせてたし。信用ならん。
今回もまた、離れて行こうとする匠を自分に引き留めようとしてるだけでは？？
でもまぁ、そうだとしたら今回は逆効果。
匠は、夏海への思いを加速させていきそうです。
失敗だな！佳奈さん。
なんだかんだでよく出てくる佳奈さん。
毎回発言が気になる！
注目です。
お父さんしっかりして…
海斗が彼女を妊娠させた？？
そんな大胆なことができる子ではないと思ってたのに、ビックリしました。
彼女の両親も、父親に「育て方、間違えたんじゃないの？」言うのはまだ分かる。
夏海に「甘やかしてただけ。」「夏海ちゃんの努力も無駄だったのかもしれない。」って、それ姉に言うこと？
ホンマ、亮ももっと娘をかばえや！
夏海が土下座してやっと、自分も土下座してましたね。亮。
もう、このドラマの父親が腹立ちます。
母のない子批判されて、悔しくないの？
この彼女の両親も、自分の娘を守ろうと攻撃して来てるのに。
まぁ、息子が妊娠させたかもしれない手前、何も言えないか。
でも、この件については夏海が批判されることはないと思うけど。
どうも納得できない話でした。
亮が何も言えないから、健人が「今まで海斗君のために一生懸命やってきたことまで否定しないであげてください。」言うしかない。
しっかりしていない父がいるからこその夏海なんですが…。
5話はかなり感情移入して見てしまいました。
女の子みんな両手に花
夏海には、健人と匠。
愛梨には、守と修。
理沙には、早川と翔平。
3人とも両手に花で羨ましいです。
理沙の場合は、一人は離婚した相手だから取り合いになってるかといえば違うけど。
2人の男の人のあいだで揺れるという点においては、一緒かな？
いや、理沙の場合は子供もいて、生活もセットで見えるからより生々しい！
元夫、お金持ってそうな感じですね。
早川を選べば地元で子育てできそうですけど、春樹はお父さん好きそうだし、無理かな？
愛梨は、前回、守に傷つけられて、今回修に癒されて。
修が有利な感じです。
夏海は、言わずもがな。
健人の言葉
東京で夏海を見つけた健人が言った言葉。
「いくらでも待てるし、どこまでも捜しに行くよ。」
ですが、初回で夏海も匠をずーっと待ったんですよね。
告白されて、夏海は嬉しいよりも、自分が匠に対してやったことと重ねたかもしれない。
でも、夏海は、健人みたいに匠を捜しまわって見つけたわけではない。
健人の方が、夏海が匠を思っていた気持ちより強いと感じます。
さぁ、告白しましたよ！健人。
進むのか？留まるのか？
どうする？夏海。
次回も見逃せません！！
以上、『真夏のシンデレラ』5話を見たネタバレ感想でした。
