ぴえーるのテレビブログ

ドラマ・旅番組・漫画の感想ほか色々書いてる雑記ブログ

真夏のシンデレラ 11話(最終回)ネタバレ感想 予想していた展開と全部逆だった最終回

スポンサーリンク

スポンサーリンク

2023年9月18.日月曜夜9時からフジテレビ系で、ドラマ『真夏のシンデレラ』11話(最終回)が放送されました。

www.fujitv.co.jp

前回、第10話の感想はこちら。↓↓↓

 

www.lovetv.site

 

おもな登場人物

  • 蒼井夏海(森七菜)…サップトレーナー兼カフェ店員。明るく前向きで負けん気が強い。幼い頃に母が出て行き、父と弟の3人暮らし。父の食堂の手伝いと家事全般をこなす。地元愛が強く、友達の愛梨と理沙といるのを楽しみにしている。サップの指導で健人、修、守と出会う。幼馴染の匠に告白したがフラれ、告白事態を冗談にしてしまう。その後、匠が高校の恩師に想いを寄せてフラれているのを慰めキスされ拒絶。ショックを受ける。その後、健人と仲良くなり告白される自分もそばにいたいと返す。失踪した母が突然帰って来て、店の金に手を付けているのを見て傷つく。健人に無理して笑わなくてもいいと言われ、家族の前でも泣いてこなかったのが、やっと泣けた。健人との交際が順調に見えるが、本人としてはまだ付き合っている実感はない。
  • 島健(間宮祥太朗)…東大卒。親が経営する建設会社の社員。修と守とは高校からの腐れ縁。3人でバカンスに出かけ、サップトレーナーの夏海と出会う。次期社長になると約束されながらも、親の期待通りに生きることに疑問を持つ。子どもの頃は海洋生物学者になりたかった。休暇後に東京に帰るつもりだったが、江の島が気に入り帰らないと決める。匠から、住む世界が違うから夏海に近づくなと言われ、匠も夏海を振り回していると言い返す。夏海に思いを告げた。母のことで無理をする夏海を支える。

<<夏海に関わる人たち>>

  • 滝川愛梨(吉川愛)…美容師アシスタント。夏海といつもつるむ友達。マッチングアプリにハマり、守らと出会う。恋愛に前のめり気味だが、軽いわけではない。嘘をついていた守に、自分にキスしようとしたことも嘘なのか?と聞き、答えてくれなかったことに傷ついている。修の言動に腹を立てていたが、アシスタント試験の結果に落ち込んでいるところをマーガレットの花束で励まされ急速に引かれる。順番にこだわる修のペースに合わせ、交際を始めた。が、これまで付き合ったことのないタイプの修に戸惑う。
  • 小椋理沙(仁村紗和)…クリーニング店員。夏海といつもつるむ友達。離婚した翔平との間に生まれた息子・春樹を育てるシングルマザー。元夫・翔平に息子・春樹を引き取ると言われて危機を焦り、夜の海に落ちたところを早川に助けられる。職場に早川が来て告白されるが、はぐらかす。高熱を出した春樹を連れて駆け込んだ病院にいたのが早川。小児科医と判明。患者の母として接してくる早川に戸惑う。春樹のためには元夫と復縁した方がいいが、早川への思いのあいだで揺れ、春樹家出をきっかけに早川に別れを告げる。守の誕生パーティーをきっかけに早川と再会。早川が春樹に聴診器をプレゼントしたことで春樹と早川の仲が深まる。早川への思いを断ち切れずにいる。
  • 小椋春樹(石塚陸翔)…理沙の息子。両親ともに出かけられるのを願っている。父になりたいという早川の発言には真っ向から拒否の姿勢をとり、父に会いに一人で東京に行く頑固さを持つ。が、早川から聴診器をプレゼントされ、早川への対抗心より将来の夢である医師の先輩として見るようになる。
  • 村田翔(森崎ウィン)…理沙の元夫。春樹を引き取りたいと思っている。春樹をそばで見守りたいと理沙に復縁を迫る。
  • 牧野匠(神尾楓珠)…大工。夏海の幼馴染で家族ぐるみの付き合い。既婚者の佳奈に想いを寄せるが、相手にされず。夏海の告白を受け断るが、つかず離れずの状態。夏祭りに夏海を誘っていくが、佳奈を見かけ夏海を置いて追いかける。佳奈にあしらわれショックを受けているところを夏海に慰められキス。夏海に拒絶されてしまう。夏海に近づく健人に近づくなと牽制しつつも、再び近づいて来た佳奈への思いと、夏海への複雑な気持ちに揺れる。が、佳奈に夏海への本当の気持ちを気付かされる。健人と夏海のあいだに無理に入り込むようなことはせず、ちょうどいい距離感で夏海のそばに寄り添う。
  • 早川宗佑(水上恒司)ライフセーバー。夜の海に落ちた理沙を偶然助けたことで、理沙に想いを寄せるようになる。理沙が、高熱を出した春樹を抱えていった病院で小児科医だと分かる。理沙への思いは強い。春樹を思って離れようとする理沙に従う。医師になりたいと言う春樹に聴診器をプレゼントする。
  • 長谷川佳奈(桜井ユキ)…匠に想いを寄せられる元高校教師。既婚者。匠の思いをかわしたが、夫の転勤で再び近所に住むことになり、匠に接近。匠の気持ちを揺さぶるが、匠の夏海への思いに気付き匠に指摘。教師と生徒の間柄に戻る。
  • 蒼井海斗(大西利空)…夏海の弟。高3。しっかり者の姉にすぐ頼る。付き合っていた彼女が二股した相手の子を妊娠。それを承知で結婚を決意。だが、彼女が二股を明かしたことで話がなくなる。健人に勉強を教えてもらったことをきっかけに兄のように慕うように。
  • 蒼井亮(山口智充)…夏海と海斗の父。小さな食堂を経営。調子者だが負けん気が強く、客と喧嘩することがある。お金に困っている友達のために、夏海が用意していたサップの大会へ行くための交通費を使ってしまう。頼りない父親。

<<健人のともだち>>

  • 佐々木修(萩原利久)…健人の高校からの友達。医師。エリート意識が強く、無自覚に失礼な発言をする。夏海の弟・海斗の能天気さ母親がいないからと言い、愛梨を本気で怒らせることがきっかけで、その場を収めようとしてくれた守の秘密まで暴露してしまう。他人の気持ちが分からないのがコンプレックス。試験がうまくいかなかった愛梨を、マーガレットの花束で励ます不器用な面がある。守から正直にいるようアドバイスを受け、愛梨に告白。順を追った交際を求める。
  • 山内守(白濱亜嵐)…司法浪人生。健人の高校からの友達。明るいムードメーカー。愛梨に想いを寄せている様子。海斗への失礼発言した守と、それに激怒した愛梨の仲介に入ったが、逆に学歴や住居について嘘をついていたことを守にバラされる。恥ずかしさで愛梨への好意を明言できず、キスしようとしたことも嘘だったと誤解を与えたまま距離が出来てしまう。愛梨が修に惹かれていると知ると、不器用な修のフォローに入る、二人が交際を始める後押しする。

11話(最終回)のあらすじ

車に轢かれそうになった夏海(森七菜)をかばい、ケガをしてしまった匠(神尾楓珠)が入院。

医師から、歩けるようにはなっても大工の仕事は難しいかもしれない。と聞かされた匠は、

「近くにいてほしい。今だけでいいから。」

と夏海にすがる。

責任を感じた夏海は

「一緒にいる。」

「匠の近くにいるから。」

と返事。

夏海と連絡が取れず心配になって来た健人(間宮祥太朗)が、亮(山口智充)と海斗(大西利空)から事情を聞き、病室の前でその言葉を聞いてしまった。が、そのまま立ち去る。

夏海が帰宅すると、健人が待っていた。

匠の人生を台無しにしたと思うのと、先日皐月(山﨑紘菜)から言われていた言葉が引っかかり、

「私と健人君は、ひと夏の恋だったって。そういうことだと思う。」

と別れを切り出す夏海。

納得できないが、別れを受け入れる健人。

健人が去ったあと、涙を流す夏海。健人からもらったクジラのガラスの置物を引き出しにしまうのだった。

 

理沙(仁村紗和)は、翔平(森崎ウィン)と息子の春樹(石塚陸翔)の3人で仲良く食事をしていた。

3人で暮らせないことを詫びる翔平に、

「お父さんは、離れててもお父さんだもん。」

今の両親の方が、ケンカしていた時よりも仲がいいからいい。と言う春樹。

早川(水上恒司)のことは、将来医者となったら一緒に働く友達として好きだ。と言う。

その早川が、小児科医が少ない九州へ転勤を打診される。

小児科医として使命を感じた早川はそれを受け入れ、理沙についてきて欲しいと言う。

しかし理沙は、

「この町には春樹の大好き人たちがたくさんいる。春樹にはそんな人たちに囲まれて育ってほしいから。」

と言って断る。

だが、いつか春樹と一緒にに会いに行ってもいい?と聞き、早川は快く受け入れた。

 

東京では。

愛梨(吉川愛)に告白した守(白濱亜嵐)は、フラれたことを修(萩原利久)に報告。同じ失恋仲間だと笑う。

しかし修は、別れたのに仕事に集中できず、勝手に涙が流れる自分の状態が理解できない。

守は、スタイリストの試験に合格できた愛梨にお祝いを言って来いと修を送り出す。

は、愛梨に会いに行き、まずは合格を祝い、自分じゃない誰かの成功を嬉しいと思えるのはほかにいない。自分の人生に愛梨がいてくれないと困る。と伝える。

プロポーズ?とからかう愛梨に

「もう一度俺にチャンスをください。」

と頭を下げると、愛梨は

「修君みたいな人と付き合えるの私ぐらいだよ。」

と受け入れた。

 

江の島の別荘で、久しぶりに集まった健人と修と守。

別れは仕方ないと受け入れた健人の心配をする修は、後悔すると自分で思い知ってたばかり。

「人生のなかで、絶対に手放しちゃいけない人がいるんだってこと。」

「後悔して欲しくない。」

守は

「俺たちの健人は、ここで引き下がるような男じゃない。」

と励ました。

 

匠のお見舞いに行った夏海は、二人が別れたと知って責任を感じた匠から、罪悪感で一緒にいてくれているなら、帰って欲しい。縛りたくない。と言う。

ケガを治し、ちゃんと仕事にも復帰すると言う匠。

助けると言っておきながら、逆に助けられているのが恥ずかしい。

「俺は夏海に幸せでいてもらいたい。」

「俺たち幼馴染だから。」

最高の幼馴染に背中を押された夏海は、健人がいる東京へ駆け出す。

同じ頃。

後輩が起こしたトラブルを無事処理できた健人は、父・創一(小市慢太郎)に褒められていた。

健人は、これまでは両親の顔色を伺って生きてきたことが息苦しかったと告白。

これからは自分の人生を生きてみたい。夏海と一緒に居たい。と言う。

会社を継がせられないと言う父に

自分の人生を諦めず、両親からの期待にもしっかり応えるから、見ていて欲しいとお願い。

父は「好きにしなさい。」と返事した。

 

父に許しを得た健人は、夏海に会いに駆けだした。

夏海に電話すると、声が近くに。

既に夏海は東京に着いていた。

夏海は、もう迷わない。健人と一緒に居たいと告げる。

「健人君が私を半径3メートルより外の世界に出してくれた。」

「健人君といると、どんなことも乗り越えられる。」

「どんな最悪よりも健人君といる最高の方が勝つから。」

 

と告げる。

健人は、他人の人生を生きている気がして、誰ともぶつからずに生きてきた人生を振り返る。

「夏海おかげで、自分の人生生きなきゃってやっと思えるようになった。」

「失いかけて気付いた。夏海は、俺の人生に必要な人だよ。」

 

二人はお互いの気持ちを確認し合った。

翌朝。

夏海が起きるより先に、亮と海斗が起きて、朝食を作っていた。

これからは二人が朝食担当だと言う。

花瓶が割れてしまったヒマワリの代わりも海斗が買って来てくれ、二人はヒマワリの花言葉「君だけを見つめる。」を言ってからかった。

 

匠は佳奈(桜井ユキ)と会い、前は自分が幸せになりたいと空回りしていたと言う。

「今は大事な人が幸せでいることが、自分の幸せ。」

匠の言葉に安心した佳奈だった。

 

理沙は、早川の引越しの手伝い。

愛梨は、修と守と3人で買い物。

夏海は健人と会い、水族館を設計したいという夢を聞いていた。

未来のことを話す二人。

夕日を見て

「毎日見ても毎日キレイ。」

出会った頃に一緒に見た、夕日の思い出話をしてキスした。

 

……というお話でした。

 

予想してた展開が全部逆だった

私が前回の10話で最終回予想していた展開は、夏海は、事故で匠の大事さを思い知り、健人と別れ、ひと夏の恋だったと諦める。

愛梨は、守の愛に気付き、受け入れる。

理沙は、近くに住む小児科医早川とうまくいき、このまま地元で暮らす。

 

ーーだったんですけど、見事に全員違いました。

夏海は、匠のそばに居ると決めて、いったんは健人と別れたけど、復活。

愛梨は、守の告白を断り、もう一度チャンスをと言ってきた修と復活。

理沙は、この地を離れる早川を見送って春樹と残る。

 

匠のことに責任を感じて別れたところまでは、予想通りだったんですが、まさか復活するとはね。

理沙が一番予想と違いました。

お医者さんなんだから、別の地域に異動ってあり得る話ではあったんですが。

早川が地域医療を大事にする人だったから、土地を離れるとは思わなかった。

別の医者が少ない地域へ異動か。

結婚はせず、残るという選択肢。納得する最後でした。

まぁ、会いに行くとか言ってるので、別れるわけではなさそう。

実の父親に近い方がいいですよね。

 

あと、愛梨ちゃーん!

また修とくっつきました。

ええ?いいんですか?

修じゃないけど、私もテレビ見ながら思いました。

「修君みたいな人と付き合えるの私ぐらいだよ。」って。

危険だなぁ~~。

依存が強いぞ、この男は。

ほかに頼る人が少ないからね。

ま、ドラマの話だからいいけど。

 

間宮さんの泣きの演技が見たかった

そして、夏海ですよ。

1995年に福山雅治さん主演の月9ドラマ『いつかまた逢える』で、最終回に主人公がフラれるという展開だったドラマがあったんです。

その時の福山さんが、夜行の電車に乗りながら一人号泣するというシーンがあったんです。

私は、間宮さんの強気な表情より、切なそうな泣きそうな表情の方が好きなんです。

だから『真夏のシンデレラ』で、『いつかまた逢える』みたいに、主演の泣きの芝居が見れるのかと期待してました。

ところが!!

二人はうまくいき、めっちゃいい笑顔で終わってました。

 

新しく出来た恋人よりも、幼馴染とくっついた『東京ラブストーリー』もあるし。

匠と夏海がくっつくのもあり得ると思ったんですけどねー。

元々は夏海、匠のこと好きでしたし。

 

まぁ「半径3メートル以内」というのと、健人の「他人の人生を生きてる。」という言葉が初回からのキーワードでしたし。

最後はそれをお互いが飛び越えてくっつく。というのは当然の結果だったのでしょう。

主演の失恋なんて、古い展開だった。

 

ベタといえばベタでしたけど、ドラマの展開を楽しませてもらいました。

もっと皐月が出てくるかと思いましたが、意外にスッと引いてくれましたね。

皐月はいらんことを言っただけ。

もうちょっと活躍してもよかったのになぁ。

結局、いい子でした。

 

久しぶりの月9の恋愛ドラマ。

古さを感じつつも、面白かったです。

間宮さんのおさえめの演技、好きでした。

森七菜さんがこんなにかわいいのも初めて知りましたし。

 

最後まで楽しく見させていただきました。

 

以上、『真夏のシンデレラ』11話(最終回)を見たネタバレ感想でした。