2023年12月3日夜10時30分から、日本テレビ系列でドラマ『セクシー田中さん』7話が放送されました。
前回、6話の感想はこちら。↓↓↓
おもな登場人物
- 田中京子(木南晴夏)…40歳。昼は、税理士の資格を持つニチハフーズ経理部のAIと呼ばれる優秀なOL。友達も彼氏もいたことがない。しかし夜はセクシーなアマチュアベリーダンサーSaliであることを周囲に秘密にしている。夢はいつか独立して自分の名前でお客さんが呼べるようなダンサーになること。料理好きの倹約家。ファンシーなものが好きで、『ときめきトゥナイト』の真壁君が好み。飼っているハムスターに「真壁君」と名前をつけている。
- 倉橋朱里(生見愛瑠)…23歳。田中さんと同僚の派遣OL。若くてかわいいコミュ力の高い誰からも愛されるタイプ。「若くてかわいい」自分の価値に限りがあると焦る。田中さんの生き方に憧れ、ベリーダンスを習い始める。田中さんの初めての友達。
<ベリー教室>
- Miki先生(高橋メアリージュン)…田中さんと朱里が通うベリーダンス教室の先生。ショーやステージにひっぱりだこ。
- 景子(生駒里奈)…ベリー教室の生徒。アクティブな生活で、ベリーダンス以外にもワイン、ピラティスも勉強している。
- 絵麻(西田麻耶)…ベリー教室の生徒。レジ打ちの仕事をしている。子育てが落ち着き、ベリーダンスを習い始めた。
- アリサ(なえなの)…ベリー教室の生徒。ベリーダンスがきっかけで髪を伸ばす。SNSで恋人探し中。
- 花梨(平野沙羅)…ベリー教室の生徒。スポーツ好きで色々やっているが、今はベリーダンスにはまっている。
<光友商事>
- 笙野浩介(毎熊克哉)…36歳。朱里が合コンをした光友商事の商社マン。女性に対する偏見の塊で、女性に対し失礼な発言を繰り返し腹を立たせている。スーパーで何度か田中さんを見かけ、ベリーダンスをしていることも知って興味を持ち始める。田中さんが、おばさんであること以外は自分の好みにぴったりの女性だと自覚している。田中さんが自分を好いていると勘違いして、四十肩になった田中さんを何かと気遣う。が、田中さんの好きな人が既婚者でチャラい三好と知り、田中さんの前で三好の悪口を言い、田中さんを怒らせてしまう。その後三好のことを理解しようと、あえて三好にダラブッカを習い、リズムが打てるまでに成長。会社の同僚が来て舞台に立てなくなった田中さんの代わりに時間を埋める。
- 小西一紀(前田公輝)…光友商事勤務の笙野の友人。合コンで出会った朱里が大好きなチャラ男。人とぶつからないタイプ。本音が見えない。
<朱里の大学時代の友人>
- 仲原進吾(川村壱馬)…23歳。3年前に好きだと言って朱里と一度だけ関係を持ったが、すぐに訂正し友達だと主張。友達という言葉を盾に、しょっちゅう朱里の家に来て泊まっていたが、友達ではないと朱里に拒否される。朱里が、田中さんに依存してるのでは?と指摘する。着替えを取りに朱里宅に行ったところに、朱里と小西が一緒に帰って来て鉢合わせ。小西と二人きりになったすきに連絡さ先を交換。サシでの飲みに行く約束をする。
- 榎本華(円井わん)…23歳。朱里の大学時代からの友人。イベント会社で働く。朱里と進吾の関係、朱里の男性関係を把握し、ハッキリと意見を言ってくれる。結婚育児でキャリアが途絶えることを嫌がる。合コンは人脈作りと割り切って参加している。
- 根岸沙奈(坂ノ上茜)…朱里の大学時代からの友人。23歳。華と一緒に朱里に家に押しかけ、お互いの愚痴を言い合っている。
<レストランSabalan>
- 三好圭人(安田顕)…レストラン「Sabalan」のマスター。既婚者。全女性を愛するチャラ男。田中さんがベリーダンスをするきっかけを作った。打楽器「ダラブッカ」を演奏する。人の見る目がある人たらし。愛子先生には何も言い返せない。
朱里が小西にキツイひとこと
朱里(生見愛瑠)の家の前で鉢合わせした、進吾(川村壱馬)と小西(前田公輝)は、連絡先を交換。
サシで飲みに行く約束をする。
その事を知った朱里は、小西にやめてほしいと言うが、聞き入れない小西。
そんな小西に、朱里は
「何で嫌だって言ってるのに無視するの?」
「人が"嫌だ"って言ってることわざわざするのは、DVと根っこが同じだよ。」
と言い放ってしまった。
一方。
田中さん(木南晴夏)は、ショーの穴を埋めてくれた笙野(毎熊克哉)と三好(安田顕)に手作りケーキでお礼。
笙野は、練習してショーに出たいと言い、その時は田中さんに踊って欲しいとお願い。
快く受け入れる田中さん。
朱里と田中さん、周りの男性の動きが全然違いますね~。
朱里の機嫌を取って好かれようと動く小西。
どこまでも田中さんに寄り添おうと動く笙野。
違いがあって面白いです。
進吾の変化
朱里が嫌がっていたにもかかわらず、小西と進吾はサシ飲みをしていました。
小西は、朱里に言われた「DV」という言葉が核心を突いていて素に戻ってしまい、前の機嫌取りキャラに戻れないのだと言う。
小西の言うことが分かると言う進吾。
ライバルの進吾から本音を引き出して、幼いとののしり、強制退場をさせようとしていたが、失敗。
自分自身が小中モテてこなかった歴史を話し出す。
中学の時にフラれた相手と、就職したあとに同窓会で再会。
彼女が、商社勤めの今なら小西はアリ。と言っているのを耳にする。
その後ホテルまで行ったが、手に入れたら急に色あせたという。
学生時代までモテてこなかったのに、勤める会社で急にモテるようになった小西。
男の学歴年収と女の若さかわいさは、等価交換。という考えに至るが、何が欲しかったのか分からなくなっている。
そんな自分をさらけ出すには、笙野では無神経過ぎて話にならない。
が、その笙野が田中さんと会って変わり出した。
田中さんに会って変わったのは、朱里も同じ。
小西と進吾のなかで、田中さんという人を不思議に感じ始める。
一方。
進吾の方は、小さい頃からモテてきて、大学も二流だが、朱里にだけは懐かれた。
朱里がコンパで出会う条件のいい男たちより、自分が上に立っていることが気持ちよかった。
就職した会社がブラックで、気持ちがなえていた時に朱里の家に泊り、近くに朱里がいるだけで癒されていた。
朱里が田中さんと会って、ベリーダンスを始めた。
ただの打算的で依存的な今かわいいだけの女の子だと思っていた朱里が、リズム感がないとコンプレックスを持っている朱里が、人前でダンスを披露していた。
進吾は小西に、朱里への伝言を託す。
「君のダンスはへっぽこだけど、人を変える力がある。」
田中さんのようになりたいとベリーダンスを頑張っていた朱里。
進吾に転職の勇気を与えるほどの力がすでに備わっていたのが、泣けます!
本当に、同じことしててもつい目が追ってしまう。
応援したくなる人っていますよね。
とても魅力ある人。
朱里は、見た目がかわいいからってこのドラマでは描いてますが、見た目のかわいさとか関係なく、一生懸命に踊る人の姿は心打たれます。
朱里が進吾に依存していたのかもしれないけど、進吾も朱里に依存してたんですね!
朱里がいることで、自分の自尊心を満たしていた。
でも、自分の手から離れて、田中さんを追い始めた。
田中さんの真似だけじゃなく、自分もちゃんとダンスを人前で踊って。
心打たれるいいドラマだ。
小西が朱里に本音を言う
朱里も、小西への言葉を間違ったと落ち込んでいた。
朱里は、小西が話を聞いてくれるのは嬉しいが、口説きのテクニックを使っているのが透けて見え、小西に対して本音が見えないと思っていた。
朱里の方から小西に連絡を取り「ごめん」と謝る。
小西は、これまでは素の自分を出してヨリが戻った子がいなかったのが、朱里にはちゃんと謝れた。
「朱里ちゃん、男の人が私をちやほやするのは、適度にバカそうだからって言ってたじゃん?」
「でも朱里ちゃん"適度"はるかに超えてるし。」と爆笑。
「その顔!好きすぎる!」
ただ機嫌を取るだけじゃなく、ちゃんと本音も言えるようになっていました。
これで朱里が、小西に対して本音が見えない。ということはもうないでしょう!!
ちゃんと本音も言って、朱里が受け入れてくれたんですから。
怒ってはいましたが。
いい関係になってきたと思います。
田中さんが笙野とデート
7話でビックリしたのが笙野と田中さんのデート。
笙野が見つけ出してきた、トルコ宮廷料理のお店に一緒に行かないか?と田中さんを誘っていたのです。
田中さんは朱里と小西とみんなで行こうとするが、朱里は、笙野と二人でデートするようにすすめる。
笙野自身は、尊敬する田中さんと食事するのを楽しみにしていた。
同僚に「デート」と言われ、ちょっと意識し、結婚生活まで妄想してしまう笙野だが、初デートのおしゃれが分からず、どギツイメイクで挑んできた田中さんの姿に圧倒されてしまう。
が、食事中は料理や旅の話で盛り上がり、田中さんがいつかお金をためて、海外にダンスの勉強に行きたいと思っていることを知り、大いに盛り上がる。
酒の量は増え、完全に酔っぱらってしまう笙野。
帰り道。
田中さんの化粧を見た男たちが、田中さんを侮辱した言葉を言う。
それに腹を立てた笙野は
「確かに今日の田中さんのメイクはヤバいけど、本当はキレイなんだよこの人は。誰よりも。」
「お前らには分からないかもしれないけど、俺には分かる。」
と田中さんをかばう。
そして、男たちに絡んで転倒。街灯の柱に足を強打してしまう。
なんとかタクシーで笙野宅に笙野を送り届けた田中さん。
翌朝。
笙野の足は腫れあがり、靱帯損傷。全治3ヶ月のけがを負ってしまった。
連絡を受けた田中さんは、四十肩の時に助けてくれたお返しに、今度は家事を手伝うと申し出た。
いや~。
田中さんのメイクと、笙野のケガ以外、本当に楽しそうにお話をしてて、いい感じでした。
笙野の足の腫れ、あれは相当痛いですよ!
私も、今年の初めに駅の階段を踏み外しました。笙野のように腫れて、立ち上がるのも歩くのも大変でした。
笙野の足を見て、痛さを思い出しました。
あー大変!
次回は?
次回の予告を見ていると、市毛良枝さん演じる笙野のお母さんと田中さんが会うみたいだし。
でも、なんでか笙野がお見合いする話も出てくる模様。
あの亭主関白な親父さんが、セッティングしたのかもしれない!
いや、お母さんも穏かそうな感じでも、本音では田中さんのこと気に入らなかったとか?
色々妄想の膨らむ次回予告です。
三好さんは既婚者だし、笙野は本当によく田中さんを理解してるから、まぁ笙野でもアリじゃないでしょうか?
でも、無神経な人だしなぁ…。
結婚したら苦労するかも。
嫌なこといっぱい言いそうだし。
とにかく!
次回を見てみないことには、話がわかりません!
絶対に見ます!
以上、ドラマ『セクシー田中さん』7話のネタバレ感想でした。