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何曜日に生まれたの 8話ネタバレ感想 アガサに会いに行くすい、子供に怒鳴る女親に異常に反応する公文

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2023年10月1日日曜夜10時からテレビ朝日系列で、ドラマ『何曜日に生まれたの』8話「単行本1巻記念握手会の日」が放送されました。

www.asahi.co.jp

前回、7話の感想はこちら。↓↓

 

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おもな登場人物

  • 黒目すい(飯豊まりえ)…27歳。10年ほぼ引きこもりの家事手伝い。高校時代に全校期待のサッカー部選手の同級生・雨宮とバイク事故に遭ったことがきっかけで引きこもる。自分自身では引きこもりではなく、”コモリビト”と言っている。高校時代に好きだった江田と10年ぶりに再会。瑞貴とも再会し、江田と瑞貴が2年前に結婚したことを知る。高校時代、事故後に江田に片思いしていた瑞貴から「消えてほしい。」と言われており、二人が結婚したと知っても驚かず。江田夫婦に彼氏を連れて来てほしいと言われた食事会で、公文に彼氏のフリをしてもらう。10年間引きこもっていた理由は、雨宮君の秘密を守るためでもあった。公文のおかげで10年分の言いたかったことを高校時代の友人たちに伝えることができ、読モとして活躍。コモリビトでなくなり、雨宮と江田から、雨宮の会社の化粧品キャラクターになってくれと頼まれ、瑞貴をスタイリストにするという条件で引き受けた。一方で、父や公文たちにずっと会話を盗聴されていたことを知りショックを受けるとともに、10年前の事故時に病院に運んでくれたのが公文だと思い出す。
  • 黒目丈治(陣内孝則)…漫画家。娘のすいの引きこもりが始まった10年後に、連載が打ち切られる。来栖からの公文とのコラボ連載話が、すいをヒロインのラブストーリーにすると聞かされ、受け入れがたいと思いつつも、公文にすいを会わせる。度々泊まりに来ていた瑞貴を美人だと思っていた。昼飲みをして寝てしまったことで、盗聴していたことがすいにバレる。
  • 来栖久美(シシド・カフカ)…丈治の担当編集者。打ち切りが決まり何でもするという丈治に、大ベストセラー作家公文原作、作画丈治のコラボのラブストーリーを提案する。公文とのあいだに一人息子がいるが、相手は子供がいることを知らせていない。積極的なシングルマザー。
  • 公文竜炎(溝端淳平)…大ベストセラー作家。来栖から丈治とのコラボを提案され、すいを主人公のモデルにすることを条件に出す。人と関わることが嫌いだが、興味はある。食事会で、すいの彼氏役を務める際、うっかり「三島公平」と本名を言ってしまう。江田、瑞貴、雨宮は騙せたが、リリ子だけには彼氏役をしたこととラノベ作家・公文だと見抜かれる。すいを物語の主人公として、疑似恋愛していたと思われていたが。
  • 江田悠馬(井上祐貴)…すいの高校の同級生。雨宮とすいがバイク事故に遭い、すいに「お前が死ねばよかった。」と言ってしまう。2年前瑞貴と結婚。うまくいっておらず、瑞貴の不倫写真が決定打となり離婚したと思っている。
  • 雨宮純平(YU)…すいの高校の同級生。サッカー部で全校から期待されたスター選手だった。バイク事故で試合に出れなくなってしまう。大手化粧品メーカー・ソバエ化粧品の御曹司で、常務を務めている。江田の会社と宣伝の件で付き合いがあり、仕事で江田と会うことがある。高校時代、自分のストーカーだったリリ子が自分の会社に来ただけでなく、秘書課に異動してくるのも認めた。10年間すいが引きこもっていたことを知り、抱えてきた秘密をみんなに明かす。広告代理店の悠馬と組み、読モで活躍するすいを化粧品のメインキャラクターとして抜擢する。
  • 早瀬瑞貴(若月佑美)…すいの高校時代の親友。サッカー部のマネージャー仲間。10年後の再会時には、江田と結婚していた。高校時代、すいも江田を好きだと知っていたが抜け駆けして告白。雨宮とすいのバイク事故後に、消えてほしいとすいにお願いしていた。江田とは離婚してしまう。
  • 橋爪リリ子(片山友希)…すいの高校時代の同級生。サッカー部のマネージャー仲間。高校時代雨宮が好きで、ストーカーのように見つめており、大学、会社とずっと追っかけている。現在の職場では、念願かなって秘書課に配属され、雨宮常務のそばで働く。が、江田の秘密を知り転職。
  • 城崎健人(濱正悟)…すいの高校の同級生。サッカー部の補欠でキャプテン。城崎モータースで働く。瑞貴の相談相手。
  • 来栖芽衣(早見あかり)…来栖の妹で本職はカメラマン。公文のお目付け役として公文宅に常駐。ミーハーで一言多い。公文に片思いしている。カメラマンとして、すいをモデルの仕事に引き入れる。

 

バイク事故の時助けてくれたのは

前回・7話の終わり。

一人焼肉をしていたすい(飯豊まりえ)が思い出したのは、10年前のバイク事故の時、現場に車で通りかかって、すいと雨宮君(YU)を病院まで運んでくれた人物。

妹・蕾(白石聖)を見舞った帰りに通りかかった、若き日の公文竜炎こと三島公平(溝端淳平)だった。

すいは、10年間公文がずっと見守ってくれていたのでは?だからこそ、売れていなかった漫画家の父・丈治(陣内孝則)とのコラボをしてくれた。

そして何より、10年間コモリビトだった自分が外で出られるように救ってくれた。

すいの話を聞いた丈治は、スマホを介して盗聴していた負い目もあり、公文から彼女だと言って見せられた画像の女性・アガサこと蕾が、公文の妹だと明かす。

丈治と一緒に来栖編集長(シシド・カフカ)に会いに行ったすいは、アガサに会いたいとお願いする。

はじめは拒否していた来栖だったが、記憶を消してアガサのキャラを埋め込むという公文のやり方がおかしいと思わないか?と切り込み、公文に内緒でアガサの病室にお見舞いに行くことに成功した。

 

強引なすいにビックリ

公文に拒絶されてからのすいの行動が素早くて強引でビックリ。

これまではすいの周りの人物が、すいへの嫉妬からか全部押し付けたり嘘までついて両想いだった江田と引き裂こうとしたり。

勝手な人たちに振り回していましたが、コモリビト解消してからのすいの怒涛の快進撃!

今現在、コモリビトのアガサこと蕾に「あなたは悪くない。」と言って今度は、全ての人間関係を拒否して蕾に尽くしているお兄さんを救って。だなんて。

どんなに勝手なことすんねん!

強引過ぎて引きました。

 

私の中学生の時の友だちにも、キャラ変した人がいました。

中学の時は、人の顔色をうかがうようなビクビクした感じの子だったので、こちらから根気強く話しかけ、笑顔で話してくれるぐらいにまでなってくれました。

高校ではバラバラになり、一流の大学に進んだ彼女は、自信をつけたからかすごくマウントを取ってくるような子になっていました。

中学の頃のビクビクした感じは全く消え、キャラ変に驚いたものです。

どっちがその子の本来の姿か?と考えたことがあります。

もともと偉そうにするようなところがあって、私と出会う前に中学でマウントとるようなことをほかの子にして嫌われて、ビクビクする子になっていたのかもしれない。

中学の時は、私にはマウントをとるような子ではなかったけど、18歳になった時に取ってきたんだから、もともとはマウント取りたい子だったのだと思う。

 

今回のすいも、優しくて人の思いを受け止め過ぎてしまい、爆発した方が仮の姿で、本来は強引な子なんだと思う。

両想いだった江田君のことは、瑞貴(若月佑美)や雨宮君に牽制されたぐらいでグッと我慢できるんだから、友達を押しのけてまで思いを通したいと思えるほど、好きじゃなかったのだと思う。

今回、公文のことでこれだけ積極的になれたのは、そうまでして動かないといけないくらい、本当に公文のことが好きなんでしょう。

 

公文もすいのために密かに動く

公文がすいに内緒で、江田君と雨宮君に会って、妹の話をして丈治とのコラボの話を終えたあとのすいを頼む。とお願いしていました。

江田君とは元々相思相愛だったし、支えてあげてほしいとのこと。

公文も強引だな~~。

すいが今誰を好きか?分かってるはずなのに、前の恋を引っ張り出してきて、またこの人とくっつけだなんて。

公文も勝手な人です。

なんか、みんな勝手な人になってきたなぁ…。

 

瑞貴が好きになってきた

雨宮君の化粧品会社の商品の、メインキャラクターになったすい。

すいは、瑞貴をスタイリストにするという条件で引き受けていました。

すいが自分を指定してくれたと聞いた瑞貴の言葉がよかった。

「やるわ。うんやらせて。くだらないプライドとかない。」

「誰がくれるチャンスだって私は逃すつもりない。」

 

前回は、子供のことで江田君を縛り付けたくなくて自分から別れるよう仕向けた瑞貴。

本当切なくて泣けてしまったけれど、今回はすいがくれたチャンスを逃さない。

誰がくれたチャンスだって、私は逃すつもりない。

カー!

カッコいい!!

これぞ瑞貴だ。

高校時代は、抜け駆けしたり江田君に嘘ついたりして最悪でしたけど、その分が仕事に行くとこんなにもカッコよく映るなんて。

高校時代マネージャーだった自分たちが、選手だった雨宮君たちを応援させるのが痛快。って。

視点が面白い!

見てて楽しくなりました。

 

江田君を譲るとかは、かなり上から目線で腹立ちましたが、すいが今は公文のことが好きだと分かると、ちゃんと応援してくれるし。

高校時代に親友とか言って、裏でいらんことしていたのが嘘のよう。

ちゃんと友達だったんだと安心しました。

ちょっと疑ってましたが、瑞貴のことが好きになりました。

 

公文の過去

勝手なことをしたすいに話をするために、声を荒げないためにバスに乗って話をした公文。

公文が妹を置いて家を出た理由は、母が新しい父と再婚して、新しい父への嫉妬からだと思っていました。

でも違うようです。

が、バスのなかで小さい子を大きな声で怒鳴る母親に

「子どもに怒鳴るのはやめろ!」

と言っていました。

公文も小さい時に母親に怒鳴られて育ったのが回想シーン出てきていました。

 

公文が家を出たのは、母親が、女親が再婚したからだけではなく、もともとの親子関係がよくなかったから。

全寮制の学校に入ったのも、家から出る口実だった。

たまたま再婚が重なっただけ。

自分が怒鳴る母親から逃れるために必死になっていたあまり、妹のことまで気が回らなかった。

母が再婚した男に虐待をされた妹。

公文が雨宮君と江田君に話していた内容で言えば…

「はぐれライオンは、群れに入ると。別のオスの子どもを本能で殺します。」

「閉鎖空間に入れ込んだメスの責任。そこに入らなければ、人間がそこまでけだものになることはたいていの場合、ありません。」

 

なんででしょう。

子連れの人と結婚した男性でも、自分の子として愛する男性もいるのに。

明石家さんまさんが以前、芸人さんの初恋の人と対面するという番組の司会をやっていたですが、小峠さんの好きだった人が、お子さんのいる人でシングルになっていると分かったときのこと。

さんまさんは小峠さんに結婚したら?とすすめ、小峠さんが人の子を何で育てなければいけない?と言った時、さんまさんは「好きな人の子どもやん。」と言ってました。

さんまさんは、子連れの奥さんの子を他の人の子と考えない。好きな人の子どもと考えるんだ。と感銘を受けたのを覚えています。

さんまさんは実際、前の奥さんのお子さんのことが大好きで、別れた今もずっと付き合いがあるとのこと。

息子だと言っていました。

愛ある人だと思いました。

そういうさんまさんみたいな人は、本能で動いてない?

さんまさんの場合。お子さんの父親と友達だったということもあるんでしょうけど。

さんまさんは、母の愛に飢えてる人だから、既に母親だった元奥さんに魅力を感じたんじゃないのかな?と思います。

話を戻して。

公文は、自分と母との関係が悪かった。

自分を守るために家を出たことが、結果妹を一人にして心を壊し、殺人未遂の事件まで起こさせてしまった。

物語を書くことでバランスを取ってる危うい公文。

 

子供に異常に怯えてるようなそぶりが気になりました。

 

リリ子復職

雨宮君の会社を退職したと思われてたリリ子(片山友希)。

城崎キャプテン(濱正悟)のおかげで、雨宮君と連絡が取れ、すいのプロジェクト遂行のために呼び戻されていました。

リリ子、どんなに好きになっても叶わない。最初からそれを望んでないと言ってました。

確か、子供が欲しいと言っていたと思うのですが。

もしかしたら雨宮君の子どもを産むかも?

日本の不妊クリニックは、正式な夫婦じゃないと治療受けられないけれど…。

なんだか、想像より上の話になって来た。

 

サイン会で事件

公文が

「ストレスの9割が人間関係」

と言って、拒否していた単行本1巻の記念サイン会。

すいの

1割は素敵なことが。

という言葉に動かされて初の素顔をさらしたサイン会を、丈治と一緒に参加。

瑞貴とリリ子が丈治にサインをもらっている目の前で、公文が、アガサのコスプレをした女性(山之内すず)に刺されていました。

その女性は、自分のことを書いている。と思っているもよう。

 

うーん?

このひとが蕾?

入院している人は別の人?

ただただ、この刺した女性が自分のことだと勘違いしてるだけ??

自分の好きな作品を、自分のことだと思い込む人いますから。

 

謎!!!!

 

8話は終わり、次につづく!

公文の命は助かるのか?

 

怖すぎる!

 

次回の予告を見ると、公文は助かっても作家としてはもう働けなくなるんじゃないかな?

色々思いを抱えていたし。

物語がどういう方向へ向かうか。

見守りたいと思います。

 

かわいそうな妹を書いて成功した公文。

ストレスの9割は対人関係だ。と言っていた公文。

何かを犠牲にして成功をおさめた公文。

すいを好きになってくれた。

 

公文だって自分勝手なことを言ってもいいのに。

 

以上、『何曜日に生まれたの』8話を見たネタバレ感想でした。

 

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