2023年8月13日日曜夜10時からテレ朝系で、ドラマ『何曜日に生まれたの』2話が放送されました。
- おもな登場人物
- 雨宮は生きていた!
- いきなりハグ!
- 江田君には…実は…。
- すいと親友・瑞貴の出会い
- 瑞貴の登場で思い出す自分の思春期
- 野島伸司スゴイ
- 江田君とすいはどうなる?
- 感情移入しまくる、いち視聴者の私
前回、1話の感想はこちら。↓↓
おもな登場人物
- 黒目すい(飯豊まりえ)…28歳。10年ほぼ引きこもりの家事手伝い。高校時代に全校期待のサッカー部選手の同級生・雨宮とバイク事故に遭ったことがきっかけで引きこもる。自分自身では引きこもりではなく、”コモリビト”と言っている。
- 黒目丈治(陣内孝則)…漫画家。娘のすいの引きこもりが始まった10年後に、連載が打ち切られる。来栖からの公文とのコラボ連載話が、すいをヒロインのラブストーリーにすると聞かされ、受け入れがたいと思いつつも、公文に水を会わせる。
- 来栖久美(シシドカフカ)…丈治の担当編集者。打ち切りが決まり何でもするという丈治に、大ベストセラー作家公文原作、作画丈治のコラボのラブストーリーを提案する。一人息子がいるシングルマザー。
- 公文竜炎(溝端淳平)…大ベストセラー作家。来栖から丈治とのコラボを提案され、すいを主人公のモデルにすることを条件に出す。
- 江田悠馬(井上祐貴)…すいの高校の同級生。雨宮とすいがバイク事故に遭い、すいに「お前が死ねばよかった。」と言ってしまう。
- 雨宮純平(YU)…すいの高校の同級生。サッカー部で全校から期待されたスター選手だった。バイク事故で試合に出れなくなってしまう。
- 早瀬瑞貴(若月佑美)…すいの高校時代の親友。サッカー部のマネージャー仲間。
- 橋爪リリ子(片山友希)…すいの高校時代の同級生。サッカー部のマネージャー仲間。
- 城崎健人(濱正悟)…すいの高校の同級生。サッカー部の補欠でキャプテン。
- 来栖芽衣(早見あかり)…来栖の妹で本職はカメラマン。公文のお目付け役として公文宅に常駐。ミーハーで一言多い。
雨宮は生きていた!
前回の1話。
すい(飯豊まりえ)は過呼吸になるし、回想シーンで江田君(井上祐貴)が「お前が死ねば…。」とすいに言っていたので、てっきり雨宮君(YU)は亡くなったのかと思っていました。
ところが。生きてました。
1話の終わり。
同窓会の1次会に間に合わなかったすい。
バスに乗ろうとバス停まで歩いていたら、江田君に見つけられ…。というところで終わってました。
2話では、すいが公文(溝端淳平)から教えてもらっていた言葉「何曜日に生まれたの?」が役に立って、江田君と無事連絡先交換までやってのけていました。
スゴイな!!
そして翌日。
江田君にデートに誘われ、行ったのがフットサルコート。
高校時代のサッカー部の仲間たちが揃っていて、そこへ登場したのが雨宮君。
高校の時と同じ、バイクに乗って颯爽と現れていました。
生きてたのか!!!
生きてるならどうしてそんな引きこもるほどのショックを受けたんだ?
と思ったら、サッカー選手としての生命は絶たれてしまった。という意味で。
公文に話を聞かれた時も、雨宮君が亡くなったと勘違いした公文の言葉を否定しなかったも、サッカー選手の生命は絶ってしまったから。
ていう、ちょっと回りくどい展開でした。
なんにせよ、生きててよかったですよ。
来栖編集長(シシドカフカ)が、繰り返しすいの話を「重い」と言ってたし、すっかり騙されました。
いい方に騙されたからいいですけど!!!
『101回目のプロポーズ』と重ねて見てしまって、1話から沈んでしまいましたし。
よかった。とりあえずよかった。
いきなりハグ!
どうもすいと江田君は両想いっぽい。
ですが、1話の終わりでカラオケに一緒に行っていた、すいと一緒に高校時代写真に写っていた若月佑美さん演じる女の子・瑞貴が枝を監視してる雰囲気は出ていました。
そして!
江田君とすいの恋を邪魔していた、しているのは、雨宮君も同じ。たぶん。
雨宮君、すいと再会してハグしていました。
事故のあとリハビリを終えて学校に戻ったら、学校にすいはおらず。
引っ越して消息も立っていたとのこと。
ってことは、すいは高校辞めて卒業出来ていないのか?
雨宮君は、自分なしで試合に負けた同級生たちに怒りをぶつけ、江田君のことは殴ったらしいです。
雨宮君は、全校から期待を一身に受けていたスター選手だったのにもかかかわらず、本人はサッカーよりバイクが好き。
朝練にこっそりバイクで来て、同じく電車に乗れずバスで来てるすいと、お互い周りに知られて欲しくない秘密を共有していた。
「ないしょで頼む。」
お互いに言い合って笑い合っていて、いい雰囲気でした。
…好き同士なら。
でも、すいは江田君が好きだったんですよね?
なんだか複雑な感じ。
3人は再会して、再び三角関係に戻った。
面白そう…!!
江田君には…実は…。
とおもいきや、ここで終わらないのが野島伸司作品!!!
なんと!
江田君には妻がいた。
芽衣(早見あかり)が、江田君のSNSで、妻と二人で写っている写真を見つけていたのです。
すいの親友・瑞貴です。
カラオケの時に、江田君を監視してるなとは思っていたけど、まさか結婚までしていようとは…。
まぁ、すいが引きこもっていた10年は結婚するには十分な時間ですよね。
高校の時に両想いでも、10年もあれば別の人を好きになる時間は十分にあったわけだ。
すいと親友・瑞貴の出会い
若月佑美さん演じる江田君の妻・すいの親友の瑞貴。
すいに「親友になろうよ。」と頼んで、すいが喜んで受け入れて二人は親友に。
これはこれは。
女が女に自然じゃなく、改まって近づく時!!
それは恋愛絡みですよ。
すいが江田君に近づかないように監視するために、親友になって、すいと江田君の仲を邪魔するためでしょうな。瑞貴。
それが卒業後もずっと続いて結婚までしてしまうんだから、スゴイ。
瑞貴が思いを貫いたんでしょう。
瑞貴の登場で思い出す自分の思春期
もう完敗だよ、すい。
この10代女の動き、私にも身に覚えがあります。
10代思春期の女は、好きな人より友達って感じで、優しいすいが江田君を好きにならないようすいをコントロールしたんですよ、瑞貴は。
まだ詳しくは描いてませんけど、2話をチラッと見ただけで瑞貴がやったことが想像できます。
なぜなら、私も10代女の時期を通過してきたから!!
瑞貴はすいに「江田君を好きにならないで!」とか言ったかもしれませんね。
優しい瑞貴の心を縛って、動けないようにしたんでは??
そして、すいを好きな雨宮くんとタッグを組んで、江田君とすいがくっつくのを阻止したかもしれない。
お互いがお互いの好きな人を得るために、同盟を組んだのかも。。
10代とは、自分のことしか考えられないものです。
すいのような優しい人の気持ちを縛って、自分の思いを貫こうとする。
2話をチラッと見ただけでそこまで妄想が膨らみました。ワタクシ。
だって、そんな小賢しいことを考えるのが10代ですから。
野島伸司スゴイ
っていうか、野島伸司さんは男性ですよね?
なんでこんな10代女が考えるような、やりそうなことが分かる?
スゴイな。野島伸司。
一気に中高生時代を思い出してしまったよ、私。
こんなことするんですよね。思春期。
純粋に見えて、策略張り巡らせる戦略家なのが10代。
なんでそんなことが分かって、そして脚本に書けるんですか?野島伸司さん。
2話を見て、私自身の高校時代も思い出しました。
私も、高校時代に好きな人が同じクラスの女子と仲良くなっていくのに耐えきれず、その女子に近づき友達になりましたよ。
そして、自分の気持ちをこの女に伝えて、2人がくっつかないよう予防線張りました。
でも、無駄だった。
まんまと好きな人とその女子が付き合い出して、毎日二人が帰っていくのを見せつけられる羽目になってしまいましたが。
でも、だからといって離れるのも嫌なのですよ。
ショックなのを見せたくない。プライドが許さない。
あみんの『待つわ』じゃないですが、彼女にフラれる日まで待つわ。となる。
いやいや、思い出しちゃった。
でもドラマの話は違いますね。
すいと江田君は両想いなのに、たぶん瑞貴の策略で引き裂かれたのでは?
そんなこともつゆ知らず、あとで江田君と瑞貴は結婚したんだ。きっと。
あー、まぁ、引き裂こうとしたことのある私としては、瑞貴のことスゴイと思います。
ーーー私は、ずっと蚊帳の外だったから。
私の場合は、好きな人がクラスの女子と仲良くなって付き合い出していくのをずっと蚊帳の外で見続けたから。
でも。
そして私は大学受験に失敗して、2人は別々の大学ではあったけどいい大学に進学。。
でも、卒業した途端別れたらしい。
は??
って、私のことはどうでもいい。
このドラマでは、瑞貴が女の一念を通して結婚までしたんだ。
スゴイ。
次週の予告では、瑞貴がすいに接触。
結婚したことを指輪を見せて自慢してました。
スゲー!!
江田君とすいはどうなる?
でも!
江田君は高校時代にすいを傷つけたのは、嫉妬から。と告白してました。
江田君。まだすいが好き?
そして、まだすいに気持ちがあること、おそらく瑞貴は気づいてると思います。
で。まだすいと江田君を監視するわけだ。
でもまぁ、もう結婚してるんだから。今度はすいが奪う側に回るわけで。
不倫ってことになってしまう?
感情移入しまくる、いち視聴者の私
ピュアラブを描きたかったのでは?公文さん。
公文さんが、すいをモデルに漫画のストーリーを考えるのも、読者に感情移入をさせるのが目的。
これは成功してますよ。
だって、このドラマを見ているこの私が感情移入しているから!!
自分の10代の時のドロドロした片思いを鮮明に思い出しましたよ。
やっぱりスゴイな。野島伸司。
視聴者の10代の頃も思い出させるなんて。
もう、いち視聴者の私の心をわしづかみです。
私がこんなに心掴まれたんだから、ほかにも掴まれた人はいるはず。
自分の古傷を見るようで辛いものはありますが、怖いもの見たさですいを見守っていきたいです。
今でも過呼吸になるほど、きっと瑞貴にかけられた呪縛はまだ続いてるんですよ。
どんな呪いをすいにかけたの?瑞貴は。
すいより、瑞貴というキャラクターに注目です。
次回、早く来ないかな??
以上、『何曜日に生まれたの』2話を見たネタバレ感想でした。