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何曜日に生まれたの 5話ネタバレ感想 オートバイ事故の真相に衝撃!脇役がキーパーソン

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2023年9月10日日曜夜11時からテレビ朝日系列で、ドラマ『何曜日に生まれたの』5話「優しい人が傷つく世界線」が放送されました。

www.asahi.co.jp

前回、4話の感想はこちら。↓↓

 

www.lovetv.site

 

 

おもな登場人物

  • 黒目すい(飯豊まりえ)…27歳。10年ほぼ引きこもりの家事手伝い。高校時代に全校期待のサッカー部選手の同級生・雨宮とバイク事故に遭ったことがきっかけで引きこもる。自分自身では引きこもりではなく、”コモリビト”と言っている。高校時代に好きだった江田と10年ぶりに再会。瑞貴とも再会し、江田と瑞貴が2年前に結婚したことを知る。高校時代、事故後に江田に片思いしていた瑞貴から「消えてほしい。」と言われており、二人が結婚したと知っても驚かず。江田夫婦に彼氏を連れて来てほしいと言われた食事会で、公文に彼氏のフリをしてもらう。
  • 黒目丈治(陣内孝則)…漫画家。娘のすいの引きこもりが始まった10年後に、連載が打ち切られる。来栖からの公文とのコラボ連載話が、すいをヒロインのラブストーリーにすると聞かされ、受け入れがたいと思いつつも、公文にすいを会わせる。度々泊まりに来ていた瑞貴を美人だと思っていた。
  • 来栖久美(シシド・カフカ)…丈治の担当編集者。打ち切りが決まり何でもするという丈治に、大ベストセラー作家公文原作、作画丈治のコラボのラブストーリーを提案する。公文とのあいだに一人息子がいるが、相手は子供がいることを知らせていない。積極的なシングルマザー。
  • 公文竜炎(溝端淳平)…大ベストセラー作家。来栖から丈治とのコラボを提案され、すいを主人公のモデルにすることを条件に出す。人と関わることが嫌いだが、興味はある。食事会で、すいの彼氏役を務める際、うっかり「三島公平」と本名を言ってしまう。江田、瑞貴、雨宮は騙せたが、リリ子だけには彼氏役をしたこととラノベ作家・公文だと見抜かれる。
  • 江田悠馬(井上祐貴)…すいの高校の同級生。雨宮とすいがバイク事故に遭い、すいに「お前が死ねばよかった。」と言ってしまう。2年前瑞貴と結婚。うまくいっていない。
  • 雨宮純平(YU)…すいの高校の同級生。サッカー部で全校から期待されたスター選手だった。バイク事故で試合に出れなくなってしまう。大手化粧品メーカーの御曹司で、常務を務めている。江田の会社と宣伝の件で付き合いがあり、仕事で江田と会うことがある。高校時代、自分のストーカーだったリリ子が自分の会社に来ただけでなく、秘書課に異動してくるのも認めた。
  • 早瀬瑞貴(若月佑美)…すいの高校時代の親友。サッカー部のマネージャー仲間。10年後の再会時には、江田と結婚していた。高校時代、すいも江田を好きだと知っていたが抜け駆けして告白。雨宮とすいのバイク事故後に、消えてほしいとすいにお願いしていた。
  • 橋爪リリ子(片山友希)…すいの高校時代の同級生。サッカー部のマネージャー仲間。高校時代雨宮が好きで、ストーカーのように見つめており、大学、会社とずっと追っかけている。現在の職場では、念願かなって秘書課に配属され、雨宮常務のそばで働く。
  • 城崎健人(濱正悟)…すいの高校の同級生。サッカー部の補欠でキャプテン。城崎モータースで働く。
  • 来栖芽衣(早見あかり)…来栖の妹で本職はカメラマン。公文のお目付け役として公文宅に常駐。ミーハーで一言多い。公文に片思いしている。カメラマンとして、すいをモデルの仕事に引き入れる。

 

公文がすいを避ける態度に出る

5話の序盤は、公文(溝端淳平)がすい(飯豊まりえ)を避ける態度に出る。

そんな公文の態度を、丈治(陣内孝則)は、作家独特のヒロインへの疑似恋愛。今回は架空であるはずのヒロインが、今回は実在のすい。

公文は、ヒロインのすいに疑似恋愛して、好きだから避ける=「好き避け」 をしていると分析する。

芽衣(早見あかり)の誘いで始めたモデルの仕事も絶好調。芽衣は、自然な笑顔になってきたすいを「素敵」と表現。

明るくなってきた すいは、丈治の「好き避け」分析をまんざらでもなく、はしゃぐ。

公文宅でやる打ち合わせにも、同じ家にいるのになぜかリモートで出席する公文。

なんで公文は、すいを避けるのか?

この打ち合わせに、前回の4話で「オートバイの事故、私が原因です。」と公文に告白していたリリ子(片山友希)が出席するから。

リリ子の告白は、打ち合わせの現場をカオスにしてしまいます。

 

こういう思わせぶりな前段階を作るところが、さすが野島伸司!って感じです。

いったいどんな告白をしたんだろう?と視聴者の心理をあおる!

私も前回、オートバイ、ストーカー、修理工場で働くキャプテン・城崎健人(濱正悟)の情報が出てきたので、これらの関与は予感していましたが……。

 

タイタニック』への解釈でわかるすいの純粋さ

「好き避け」の態度を、フットサルのコートで、雨宮(YU)くんと江田(井上祐貴)くん、芽衣の前でもやらせて、例えで映画「タイタニック」の話まで持ち出す。

二次元と三次元では、根本の精神性が違うと言う公文に対し、すいは、目の前でジャックが沈んでいき、劇的な永遠の別れをしたローズが、やがて立ち直って優しくしてくれた相手と結婚。孫までできたことに言及。

「三次元は現実的でしょ?ありえない。あってはいけないの。どうして?何で大好きな人を1人で思いながら生きていけないの?」

と、好きな人をずっと好きでい続けられないヒロインを、死んでいった恋人もきっと喜んでくれてると思うことも、

「都合のいい解釈。」「物語のヒロインとしては絶対あってはいけないの。」

「二次元は、そんな浅い愛を全否定するのだ。」

とバッサリ。

すいの潔癖性というか、色んな人と出会ってこなかった10年を思わせる印象的なセリフで視聴者を引き付けていました。

 

いや、私も10代の頃はなんで好きでい続けられないの?って思ってたよ。生きてる人間は、死んだ人間を見送ったあと、何十年生き続けなければいけないと思ってる?

1人でいるには限界がある!

江田くんは

「それが厨二病ってやつか。」

と、こっちもバッサリいってました。

こういうツッコミもちゃんと入ってるところ。視聴者のもやもやを置いて行かず。

野島伸司、抜かりなし。

芽衣じゃないけど、むむむ!

 

フットサルに遅れて登場したキャプテン・城崎のことを、リリ子から聞いた。と話す公文。

リリ子と聞き、微妙に表情を変えた城崎を見逃していませんでした。

 

ますます高まるオートバイ事故の真相への興味!

うまいね。

 

城崎のグチ

すいにからかわれて、芽衣に連れて行かれてサッサと帰った公文に代わり、送ってくれた城崎。

瑞貴と江田がそれぞれグチってきて、江田が家出してることを話していました。

健人は、事故後に雨宮くんに代わって試合に出たが、「お前じゃない」という空気に感じて、緊張してろくに動けず最悪の試合展開。

「まるで罰ゲーム」

「俺も学校いづらかった。」

と、すいと同じだったと悲しそうに告白していました。

 

辛いと思っていたのは、すいだけじゃなかった。

そう感傷的に思わせておいての、リリ子の真相告白。

 

オートバイ事故の原因とは?

コンサートの時のASKAさんじゃないけど。

「待たせたね!」

打ち合わせの場でのリリ子登場。

公文が別の視点を加えるために呼んだのです。

事故の日。すいが雨宮くんと海に行くのを知っていたリリ子。

二人が行った海は、毎年サッカー部の合宿がある海。

毎年過酷なトレーニングでふるいにかけ、部員を11人脱落させる場所。

当時、11人目になったのが城崎。

退部を阻止するために、主力の雨宮と江田が健人が辞めるなら自分たちが辞めると言い出す。

このことで、伝統だったキツイしごきは終わったとのこと。

この海は、クタクタで何も考えられなくなる。

嘘がつけない「ホントの海」

唯一無二の海。

そんな大事な海に、すいを呼び出すのだから告白が予想される。

リリ子は、ストーカーのように雨宮を監視していたのは、前回の話でも出ていたし。

TVerの配信限定の「10年前の放課後」#2では、高校時代のリリ子がどんな人物だったか?が描かれています。

tver.jp

リリ子には、何が見えてる?

コワ!

 

雨宮の告白を阻止するためにやったのが、オートバイの細工。

リリ子は、家がバイクの修理工場の城崎に依頼。

なんでそんなヒドイことを城崎が引き受けたのか?

城崎は、リリ子に弱みを握られていたーー!

弱みを握られただけじゃなく、城崎は補欠。キャプテンとは名ばかり。

雨宮と江田がいる限り試合に出場することもできない。

そんな城崎とリリ子の利害は一致。

恐ろしい犯行が行われたのだーーー。

事実を知ったすいは取り乱し、涙を流し、リリ子も号泣。

カオスの状態になった。

 

よくもそんな恐ろしいことをしておいて、すいに「消えてほしい。」とか言ったもんだ!

公文は

「魔が差した。」

「誰しも心に本アカと裏アカを持つものです。」

と表現してたけど、これは立派な犯罪。

二人とも捕まってもいいぐらいの重大なことをした自覚はあるのか?

城崎なんて

「学校に居づらかった」

って。

すいとは全然違う意味で居づらかったんじゃないか!!

何をしんみり語っとんねん!!!

すいと同じわけないやろうが!

悪意渦巻く高校時代に戦慄だ。

めちゃくちゃ腹立つ。

 

城崎は当時、瑞貴が好きで、瑞貴にも秘密がバレるのが怖かったから。

瑞貴のこと好きなはずなのに、なんで城崎が好きでもないリリ子の言うことを聞いて、実行犯を担ったのか。

理由が分かり過ぎるほどわかりました。

 

もう、自分のことばっかり!!

リリ子も城崎も。

まぁ、それが思春期なんですが。

でもこれはひどすぎる。

 

よくもそのあと、思いを貫いて雨宮と同じ大学行ったり会社に入ったりしたな!!

リリ子。

号泣して謝ったところで、10年間引きこもるほどのすいの心の痛みは癒えない。

でも、こういうこと考える人って、自分の好きな人を取ろうとしてる女の方が悪いって発想になるんですよね。

私自身も、高校時代に片思いして大失恋したけど、好きな人に腹を立てるんじゃなくて、好きな人と付き合った女に怒りを向けていましたから。

私の場合、卒業後21歳で好きな人と再会したけど、なんでこんな子供っぽい人好きだったんだろうとショックを受けました。

恋は、実らない方が引きずるのはわかってるけど、ずっと引きずってるリリ子の執念がスゴイと思う。

いや。もはや罪悪感と執着心でついて回ってただけかも。

すいに謝った後に、有休取って出勤してないみたいだし。

大人になって、さすがに悪いと分かったみたいです。

時効でもダメなもんはダメだよ!

しかしバイクに細工されたなら、事故当時も捜査されてもおかしくないのにな。

 

ドラマなのに、またまた感情移入して入り込んでしまいました。

 

今さらの告白

江田くんが瑞貴の不倫を知ったのは、オーナーの妻が探偵を雇って瑞貴とオーナーがホテルに入っていく写真を見たから。

高校時代に、すいの母の不倫現場を見たすいが「吐きそう。」と言ったのと同じで、自分も吐きそうだと言う。

妻の裏切りを知って、どこから間違えたのかと後悔する江田。

抱きしめて「ずっと好きだったのに。」とすいに告白する。

すいは「ズルい。」と怒って江田の腕を振り払った。

 

なんだこの展開!

ずっと好きだと言うより、思い出してよりどころにしてるだけじゃないか!

忘れてたくせに。ほかの人と結婚したくせに。

瑞貴もそういうところ見抜いて不倫したのかも。

瑞貴がお金持ってる人を選ぼうと思ってたなら、雨宮くんだっていたのに。

江田くんを好きになったってことは、本当に江田くんが好きだったはず。

不倫された。子どもを産んでくれない。

色々言ってるけど、雨宮くんが見抜いた通り、江田君はフラフラ優柔不断で初めからそんなに瑞貴のこと好きじゃなかったんでしょう。

好きだと言われたから。美人だから。

それだけで結婚したと思われても仕方ない気がします。

 

すいと公文を分析

丈治は、すいが「過去イチえぐられた知りたくもなかった話」を聞かれても過呼吸にならなかったことに注目。

少しずつ強くなってきてる。と分析してました。

純粋だと思ってたけど、やっぱりどこか覚悟してた?

10年引きこもってたって、やっぱり時間が経てば心も成長するのか。

そう思わせながらも、瑞貴に

「自分が好きな人と自分を好きな人。2人いるとバランス取れるよ。」

と言われて戸惑ったり。

瑞貴の「ぶっちゃけオトナ女子トーク」についていけない様子。

瑞貴は、腕組んでいたオーナーに、自分の店を出してもらうために機嫌取るサービスをしただけ。

と言ってたのを、すいは本気にして信じていました。

すいの反応がよく分かりません!

 

そして丈治は、公文には、事故のえぐい話をすいに冷徹に突きつけつつも、直接は見ていられず、PC越しにすいを観察する素の本当は素朴で優しいところがある。と分析。

二重人格みたいだと表現していました。

 

一方。

公文から、事故の真相を聞いた雨宮。

自身の身体能力の高さのおかげで最悪の事態は避けられたが「黒目が死んだかもしれない。」と憤る。

公文は、怒りに任せてリリ子と城崎を呼び出すより、ホントの海に全員を呼び出すようすすめてました。

元はと言えば、雨宮がすいをホントの海に誘ったことから始まっている。

部外者の公文に口を挟まれたことに腹を立てる雨宮。

そんな雨宮に、事故をきっかけに、すいが10年間引きこもったことを教えます。

「辛いと、時をぴたりと止めざるを得ない。繊細で優しい側の人間が苦しむ世界線には、いいかげんうんざりなんです。」

と実感込めて話す公文。

その後、江田のことで傷ついてバス停で一人いた すいのもとに駆けつ、寄り添う。

「どうやら愛って、永遠じゃないみたいですね。」

と言うすいに

「まぁそうでしょうね。だけど、愛だけが永遠です。二次元ではね。」

 

タイタニック』の話で、すいが言ったことを受けてのセリフ。

二次元では。って。

創作だけの話だと自分で言ったんでしょ?ってツッコんだんでしょうか?

 

すいは、公文にも「何曜日に生まれたの?」と聞く。

公文は答える。

「旅に出るのは木曜日生まれ。惚れっぽいのは金曜日。」

「土曜日生まれは、生きるために一生懸命働くの。」

「日曜日生まれは、陽気で楽しい。」

「美しいのは月曜日生まれ。火曜日生まれは、どこか優雅ね。」

「水曜日は、ねえ。優しさと引き換えに悲しみがいっぱいなの。」

 

来栖久美(シシド・カフカ)編集長によると、どうも彼女、好きな人が別にいる様子の公文。

水曜日を最後に言うってことは、公文もすいも水曜日生まれ?

 

ちなみに私は金曜日生まれ。

当たってます。

 

さぁ、ドラマは後半戦。

公文原作のアニメキャラクターの格好をした、病室にいる人がチラッと映っていました。

死にたがる彼女を1000回救う

この話にもモデルが実在するみたいです。

その都度、ヒロインに恋をするのか?公文。

 

ところで、世界線って何?

パラレルワールドがあって、別の世界があるという意味だと思ってたけど。

優しい人が傷つき続ける世界が、別の世界にあるってこと?

分からなかった。

 

次回は

すいと雨宮のオートバイ事故に進展あり?

ホントの海に全員集まって、何を話すのか。

仲良しグループのなかで相関図があるなら、矢印が向けられていないリリ子と城崎がどう牙をむいてくるか?

今後の展開が楽しみです。

 

以上、『何曜日に生まれたの』5話を見たネタバレ感想でした。

 

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