BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春が放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形がゴールです。
5月1日~5月5日は大分県の旅です。
1170日目、大分県3日目は中津市への旅
5月4日放送分大分県3日目は、中津市の四季の丘公園でオープニングでした。
オープニングから1匹のネコちゃんが正平さんやスタッフさんの足元に来て、鳴き声あげたりオシッコして砂をかけたりしていました。
かわいかったです。
お手紙の内容
今回のお手紙は、福岡市の51歳の方から。
こころの風景は、中津市今津町の広瀬橋から見る八面山の姿です。
幼い頃鍵っ子で、小学校に上がるまでおばあさんと一緒に過ごすことが多く、どこへ行くにも後ろをくっついて歩いていたお手紙の方。
おばあさんは戦争でおじいさんを亡くし、ずっと行商をしながら女手一つでお父さんと叔父さん二人を育てました。
当時はもう行商は引退。朝は一緒に叔父さんの住む家に行き、おばあさんは近所の漁師さんのお手伝い。
夕方、お手紙の方を連れてお父さんの家に戻っていたといいます。
夕方。いつものようにおばあさんの後ろにくっついて広瀬橋を渡り、遠くに見える八面山を毎日毎日見たというお手紙の方。
小学生になると通学路となった広瀬橋。
学校の行事がある日は、橋から見る八面山の穏やかさに気持ちを和らげてもらっていたといいます。
小学3年生の時。ガンの闘病をしていたおばあさんが亡くなりました。
その日、担任の先生に呼ばれ、詳しいことは聞かされないままお兄さんと学校を早退。
帰宅途中に偶然、同じように家に向かうおばあさんの友人に会い、その方から聞いた「おばあさんが亡くなった。」という言葉を「おばあさんがよくなった。」と聞き間違えたお手紙の方。
何か不思議な気持ちで広瀬橋をいつものように通ったそう。
長い闘病を終えた亡くなったおばあさんも、きっと同じようにそこで穏やかな気持ちで八面山を見ていたかもしれない。
広瀬橋を見ると、八面山の手前を電車が通るのが見える。
電車が鉄橋を渡る音も、おばあさんの足音とともに思い出すといいます。
先日。お墓参りの帰りに広瀬橋まで行ったが、道も欄干も新しくなり、川岸には、当時咲いていなかった菜の花が黄色く咲いていたそう。
その黄色と、当時と変わらず八面山の間を通る電車を待ったが、叶わず。
正平さんに、穏やかな八面山の姿を、叶うなら鉄橋を渡る電車の音とともに見ていただけたら嬉しい。
…というお手紙でした。
お手紙の方は、初回から『こころ旅』をご覧になっていたそうで、新幹線を見れば「しんかんせーん」と言い、ナポリタンにはタバスコをかけ、むせる。という体になってしまっていると書かれていました。
「51歳で13年前。38、9から見てたのか。好っきゃな~~。」と正平さんの愛あるツッコミをしていました。
初回から見てるなんて、ほんまもんのファンですね!
スゴイな~~。
大分の景色を満喫
13kmのルートで広瀬橋を目指し出発しました。
鳥の鳴き声が聞こえるなか、下り坂を下り住宅が並ぶところまで下りてきました。
畑のある道に入る前にストップ。
れんげが咲いているのを眺める正平さん。
次に、池で釣りをしているひとに「こんにちはー!」と挨拶。
右側に麦畑があり「焼酎だ!」と大分の風景を満喫しながら進んでいました。
穏やかな大分の風景。
癒されます。
正平さんが歌う『こころたび』BGM。なんだか泣ける。
高架下に差し掛かり、9キロ来たのでチャリオを止めて休憩。
八面山を見ようとしましたが、隠れて見えなくなってしまいました。
出発してすぐは見えていたのに…。
「黄砂がスゴイ。」とスタッフさんがつぶやきます。
「黄砂だ!」と正平さんも納得してました。
…とここまでが『朝版』です。
『とうちゃこ版』では、お手紙に添えられていた手描きの地図を紹介していました。
八面山、犬丸川に架かる広瀬橋、そのあいだを走る鉄道の位置関係が丁寧に描かれていて、唐揚げ屋さんの位置まで描かれているのが面白かったです。
正平さんへの気遣いが見える。
ランチは薬膳スパイスチキンカレー
そして、住宅地にある民家風のお店でランチする様子が放送されていました。
薬膳スパイスチキンカレーが運ばれてきました。
おしゃれに野菜が盛り付けられたカレーに戸惑う正平さん。
先にご飯の周りに盛り付けられていた野菜を食べ「結構おいしいで!」とパクパク食べていきます。
そして、ルウをかけパクリ。
「チキン!うまし。」と美味しそうに食べていました。
おしゃれな雰囲気のお店だと緊張気味になる正平さん。
おとなしく食べていてかわいかったです。
テラス席でお店の方と2ショットでカメラ撮影。
「カッコいい。」と言われ、正平さんは「カッコよくねえって。」と否定。
そのあとも、次々と女性従業員の方が正平さんの周りに来て「早くせんと。」「忙しいから。」と言って、いそいそと撮影していきます。
「おまえら調子乗って来たな。」と正平さんもリラックスしてきた様子。
「本性が出てきた。」と店員さんたちも大笑い。
キャッキャしてて面白かったです。
女性ばかり4人の店員さんたちでお見送り。
「ありがとうございました!」
「またお会いできるように。」
「行ってらっしゃい。」
明るく見送ってくれていました。
最初緊張していた正平さんですけど、最後は楽しげにリラックス!
明るくて、いいお店でした~!
ヒバリを撮影
田んぼのあいだの道を走っている時、正平さんが立ち止まり「ヒバリ撮るか?」と言いました。
声はすれど、なかなか撮れず。
小さく映るのみでした。
正平さんは「みんなカメラマン苦手です。ヒバリとツバメが苦手です。」と笑顔。
速いから難しいんでしょうね~!
こころの風景
交通量の多い道に出て、犬丸橋の交差点に出ました。
民家のあいだの道を通り、お手紙の方が通ったと思われる小学校の前を通過。
通学路であろう道を進み、線路の上の道に上って通過。
広瀬橋にとうちゃこ。
チャリオを降りて、押して橋を渡ろうとした時に正平さんが「タムタム今映して!かすかに。」と言ってカメラマンさんのタムタムさんに要求。
もやがかかっていましたが、八面山が見えました。
黄砂で見えていなかったのに、ゴールでうっすら見えました。
正平さんが犬丸川の河川敷にチャリオを止めていると、電車も通りました。
「特急じゃ味気ない。」としばらく橋の上で待っていたら、2両の電車が通過していきました。
お手紙の方のリクエスト通りです。
正平さんは、また河川敷に咲く菜の花のそばに座り、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「あんなにかすれちゃったけど。八面山は。こんなんです。」とお手紙の方に報告していました。
今回の旅は、お手紙の方が思っていた通りの景色が見れたのでは??
とうちゃこのお手紙の時は、ずっと犬の鳴き声がして面白かったです。
大分県の旅でめぐる町
大分県の旅でめぐる町は、
の放送です。
次は、玖珠町です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!