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こころ旅2023春の感想*山形県鶴岡市*そば畑を見て鳥ざるそばを食べ、鶴岡公園のお濠を見る

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BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。

2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。

近畿は兵庫・大阪・京都。

北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形です。

7月24日~7月28日、春の旅最終週の山形県です。

www4.nhk.or.jp

前週、新潟県の旅4日目・阿賀野市の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

1200日目、山形県1日目は鶴岡市への旅

7月25日放送分山形県1日目は、「おはようございます!山形県まで来ちゃいましたよ。思えば3月の頭に沖縄行って。与那国まで行って。今7月。たどり着いた。」という正平さんの言葉で始まりました。

オープニングの場所は、山形県鶴岡市の松ケ岡開墾記念館。

正平さんはここを歩いた記憶がある。と言ってました。

私も見た覚えがあります!

リアルタイムでは見てなかったのですが、2020年の放送休止時期に再放送をやっていたのを覚えています。

ちなみにその時の感想はこちら↓↓↓

 

www.lovetv.site

 

4月3日から始まったこころ旅2023春の旅。

もう最終週に突入しました。

4月。この感想ブログを書いている私は、まだ、前住んでいた場所にいました。

ゴールデンウイーク前に今のところに越してきて、一時期BSが見れなくて。

ゴールデンウイーク明けてレコーダーが壊れて、新しいのに買い換えたらBS映るのが分かり、無事今に至る。

あ~。私も無事にこころ旅視聴。完走できそうだ。

 

話を戻して。

開墾記念館に並んでいた家。

屋根の下の部分に雨戸があり。

正平さんは蚕を飼う家だと言い「3階とか窓みたいなあるでしょ?あれやるとこの特徴みたいな気がする。」と言っていました。

確かに風通しを良くするために作られた部分なんでしょう。

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、埼玉県加須市の70歳女性から。

こころの風景は、義母との思い出の場所・鶴岡公園 です。

お手紙の方ご夫婦のふるさとである鶴岡市は、静かな城下町。

建物はないが、城跡は濠を遺した公園となり、藤沢周平作品のロケ地としてもしばしば使用されたところ。

また園内には、お手紙の方たちが24歳で挙式した荘内神社もあり。

中学3年のクラスメートだったお手紙の方ご夫婦。

卒業後は、夫さんが不在でもお母さんとよくおしゃべりをし、結婚後もしばしば帰省しては昔の暮らしぶりを聞いたり、日頃の葛藤を耳にしたそう。

大正7年生まれの義母にはお兄さんがいたが、家を継いだのは義母。

29歳で役場勤めの人を夫に迎えたが、夫は5年後に急死。昭和29年のこと。

母親と妹、息子二人を抱え、洋裁の心得があった義母は必死に働くものの、今日食べる米がなくて親類の米屋を訪ねても無駄だったそう。

子どもの修学旅行の前日、徹夜で下着を縫ったことなど苦労話は次から次へと出てくる。

今から20年ぐらい前。義母が85歳の頃に帰省した折のこと。

二人でゆっくりと公園を散策し、荘内神社で手を合わせてから、脇の道をぐるっと回って行った濠端で、義母が足を止めて言った「○○(夫の名前)がちっちぇごろ、こごで跳びごんだらなんぼか楽になると思ったども、○○が、かあちゃん家(うぢ)さ帰ろって何回も袖どご引っぱったもんださげの~。」と。

正平さん、決して命を落としそうもないただの濠。何ということもない濠だが、忘れられない義母の語りの濠端を見せていただきたい。

あの時佇んだ反対側の濠には、名残りの菖蒲が咲いていたので、ちょうど今頃だったはず。どうぞよろしくお願いします。

 

…というお手紙でした。

 

お手紙には手描きの地図が同封されていました。

 

出発前に公園内を歩く正平さん。

セミの鳴き声がうるさいほど聞こえていました。

正平さんはセミを見つけられませんでしたが、カメラマンさんのジュンさんが木に止まるセミを発見。撮影していました。

 

鶴岡公園を目指して出発しました。

 

赤川沿いの道を走る

田畑のあいだの道を走り「広いなぁ…。庄内庄内つうから、車のナンバーみんな庄内で。庄内平野なのかな?」とつぶやく正平さん。

確かに平らな道に見えます。

 

そして、赤川に架かる鶴羽橋を渡らず手前を右折。

赤川沿いの道に入りました。

走りやすい川沿いの道を進んでいると、白い花が咲くエリアが。

正平さんは「そば畑だ。山形そばだもんな。うまいっすよね。」と言います。

この様子は月曜朝版でも放送されていました。

初日の様子だったんですね!!

順調に走るチームこころ旅。

 

ランチはざるそば

道の先に下の部分が赤い橋が見えてきて、その羽黒橋の車道を走ります。

橋を渡ると川沿いを左折。

信号手前のおそば屋さんに入ります。

 

今回は予約済みです。

正平さんは、鳥ざるそばを注文。

用意してあったかのようにすぐに運ばれてきました。

山形はそばはうまいっす。俺のイメージではそうなんです。」と言って席に着く正平さん。

ざるそばとは別に、たくさん具が入ったあたたかい鳥のなべがついていて、そばと一緒に食べます。

一口食べたあと、いつものように赤い香辛料をフリフリ。

これがうまいんすよ。はい。台無しと思うでしょうが…。」とブツブツ言いながら食べ、「本当に美味しい!」とホフホフしながら食べていました。

一味か七味か、好きですよね。正平さん。

おそば、美味しそうでした!!!

 

…とここまでが『朝版』です。

 

義母さんの言葉つづき

『とうちゃこ版』では、朝紹介していなかったお手紙の内容が紹介されていました。

お手紙の方の義母さんが話してくれた内容は、濠に跳びこもうとした話だけじゃなく、ほかにもたくさん話してくれていたそう。

94歳まで生きてくれたお義母さんは「秘すれば花」「顔布施」「中道」のお話もしてくれたそう。

秘すれば花」というのは世阿弥の言葉。

「顔布施」と「中道」は仏教用語

秘すれば花」は、表に出さず秘めていた方が花になる。

「顔布施」は、笑顔で過ごしていれば他人への布施になる。

「中道」は、ちょうどいい道を行きなさい。真ん中を行くといい意味ではない。

と監督さんが「すいません。よく分かってなくて。」と言いながら説明していました。

 

正平さんは「勉強になるわ。」と感心していました。

 

大変な暮らしの中でこういう言葉を知って、心の支えにされていたんでしょう。

 

秘すれば花って言葉、聞いたことあります。

全部明かされたんじゃ、興味がなくなる。秘密があった方が人は惹かれ、釘付けになり感動を与えられる。って意味じゃないか?と思ってました。

説明が少なく余白がある方が、あーでもないこーでもないと推測して自分のことのように受け止めますもんね。

なーんて。

 

ダンゴムシ発見

『朝版』でも放送されていた、橋を渡ったあと。

木の陰で休憩をしていました。

その木の幹の割れ目に、ダンゴムシが大量にいました。

正平さんは、ダンゴムシをつまんで丸まらせ、ダンゴのかたちに。

子どもたちに「なんでダンゴムシっていうの?」と聞かれた時のため。

と言っていましたが、ダンゴ状になったダンゴムシを鼻にやった正平さんは「僕たち、これでダンゴムシって言うんだよ。先生は鼻くそって言ってるんだ。」とおふざけ。

スタッフさんは「教育的かと思ったら。そうでもない。」とツッコミ。

正平さんがなーんか静かになった時は、ふざけたことを言う前触れですね!

そのあいだに考えてるんでしょうか?

 

こころの風景

交通量が増えてきて、建物がたくさん建っているエリアへ。

鶴岡市街、市役所がある交差点で信号待ち。

市役所前の鶴岡公園横の歩道を走る。

お濠が歩道と公園を分けていました。

正平さんたちは、白い建物・大宝館前を左折。

ぐるっと回って公園内に入り、荘内神社前にとうちゃこ。

 

お手紙に同封されていた手描きの地図を確認。

チャリオは降りて、内濠の切れ目に行く予定です。

 

しかしその前に、正平さんは、柵の外から神社にいた2人の巫女さんを発見。

巫女さんふたり、はべらしたいなぁ。」とニンマリ。

柵の外から巫女さんに手を振るだけで、ちゃんとお濠へ向かっていました。

 

神社の中に入って、お話をしに行くかと思いました。

 

正平さんは、公園内をゆっくり散策。

お濠のショウブはもう終わっていました。

 

そして、お濠とお濠が途切れた場所で立ち止まり、お手紙を確認。

お手紙に書かれたあった通り、命までは落とさないかもしれないお濠でした。

でも、跳んだら楽になるように思えたのかな?

正平さんは、お手紙の方のお義母さんの当時の気持ちを思いやっていました。

 

思いつめている時は、冷静に見れませんから。

夫さんも、お母さんの不穏なものを感じ取って帰ろうって言ったんだろうし。

実際の風景を見ると、切ないものを感じました。

 

正平さんは、お濠のそばのベンチに座りお手紙を読みました。

お手紙を読み終わった正平さんは「ショウブはもう終わってたな。うん、来たよ。静かな大きな公園だこと。ちょっと濠汚い。でも鯉はいる。山形まで来て1日目、絶対雨の天気予報がこんなに持ちました。ありがとうございます。明日はどうなるかね。とにかくこの一週間雨マークばっかりですのよ。よし!だけど進むぞ!じゃあね!」と言って番組を締めていました。

 

風情のある公園でした。

神社の提灯がカラフルでかわいかったです。

ショウブが残っていたら、もっとカラフルだったかもしれませんね。

 

山形県の旅でめぐる町

山形県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

  • 7月25日…鶴岡
  • 7月26日…鶴岡市大山
  • 7月27日…中山町
  • 7月28日…春の旅最終日

 

の放送予定です。

 

次は、鶴岡市大山への旅です。

 

www.lovetv.site

 

 

『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。

 

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。

土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!