BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。
7月17日~21日は新潟県の旅です。
1199日目、新潟県4日目は阿賀野市への旅
7月21日放送分新潟4日目は、阿賀野市の瓢湖でオープニングでした。
白鳥渡来の地、とのこと。
湖を白鳥が佇んでいて、優雅に移動しているかと思いきや、突然、湖に頭を突っ込んでお尻丸出し。エガちゃんみたいな格好。
正平さんは「危ないってそれ。ケツ丸出しでしょ!」と白鳥にツッコんでいました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、新潟市の33歳女性から。
こころの風景は、華報(けほう)寺共同浴場 です。
今から25年前に見上げた、今は亡きおじいさんとの大切な風景。
大親友のようなおじいさんは、時間が出来ると「おう!お寺のお風呂いごれ(行こう)」と、よくお手紙の方を誘ってくれたそう。
ボロボロの土埃まみれの軽自動車をうならせながら、家からずいぶん長いドライブを経て、温泉の看板が見えてくる。
お寺へ到着すると、お参りしてお風呂へ入る。
お坊さんが見下ろしている小さなお風呂。
お坊さんのすぐ下、岩の隣がお手紙の方の指定席。
おじいさんは、お姉さんとお兄さんが弱かったのを気にして、「肌荒れに効くから」とお手紙の方をよくこの温泉に連れて来てくれていたといいます。
そのおかげか、肌荒れに悩まされることなく成長することができたお手紙の方。
おじいさんが他界後、結婚し息子さんを授かったそう。
息子さんも肌が弱く、肌荒れをするたびにおじいさんとの温かい思い出を思い出します。
そんな思い出に触れたくて何度かひとりで温泉を訪れたが、なぜか思い出の風景と違う。
それもそのはず。
当時お手紙の方が入っていたのは、男湯。
正平さんに、自分ではもう見に行くことが許されない、男湯からのお坊さんを見せてほしい。
放送日は、第二子出産予定の頃。
家か病室からかはたまた分娩台からか、こころ旅の放送を楽しみに待っています。
…というお手紙でした。
出発前。
公園の案内板に華報寺が載っていないか?チェックする正平さんたち。
絵地図を見ると、公園から県道水原出湯線を進むと、地図に示されていた2番に、目的地の華報寺の名前と写真がありました。
出湯温泉街のなかに華報寺があるようです。
たくさんの女性の声援を受け、約9kmのルートで華報寺共同浴場を目指して出発。
「気を付けて!」
「頑張って!」
「バイバイ!」
と様々な声かけ。
新潟の人優しい!出発するまでに何か話したのかな?
正平さんは「長生きせいよ!」と返していました。
暑くて苦しいのに妄想する正平さん
公園の外周を走り、水路の横を走ると、景色がひらけ田んぼが見えてきました。
その田んぼの道には行かず、ななめ左へ進む。
住宅街に入っても水路は続いていて、その水路に沿って走ります。
水路のそばにストップして、水が流れる水路をしばらく撮影していました。
水草が流れる様子が静かで、涼し気に映りました。
夏の風景です。
次に、田んぼ沿いを走る正平さんたち。
道がひらけて、田んぼと畑のあいだを走る。
風は後ろから吹いていて、田んぼに風の足跡がついていました。
「汗かく前に水を飲めと言われているが、もう汗かいてます。パンツビショビショなんです。」申告する正平さん。
遮るものが鳴く、正平さんたちを太陽の光が直撃していました。
やっと木の影、日陰に入り休憩するチームこころ旅。
みんな息が上がります。
正平さんは息苦しそうに顔を上げて「入院したいわ。涼しいベッドのところに。専属の看護師がいて…。」ブツブツ。
本当に苦しそうだったはずが、妄想を始めた様子。
「お加減いかかですか?へ!………この通りです!」と胸を張ってニヤリ。
大笑いするスタッフさんたち。
「バカー!」自分で自分にツッコミを入れてました。
「そんな病院ないかな?!」と最後はたのしそうに締めてました。
暑くて苦しい状態になってても、笑いで場を和ませる正平さん。
人柄いいですよ、やっぱり。
…ここまでが『朝版』です。
ランチのお店探しが難航
『とうちゃこ版』では、住宅街にある食堂に着きましたが、臨時休業。
正平さんは「なんと今、俺たちはファイブラーメンに行こうとしたのに。」とつぶやく正平さん。
前日のランチでも、5人全員がラーメンを食べてファイブラーメンと言っていました。今回も全員で食べる予定だったようです。
なんのブーム??
新潟の旅はずっとラーメンを食べていましたが。
残念です。
おそば屋さんならあるとのことで、ラーメンにこだわらず、おそば屋さんに行くことになりました。
正平さんが5人で食べられるか撮影交渉。
そばが5人分もないとのことでダメでした。
もしかして、富山に続き昼ごはん抜き?の不安を抱えつつお店探し。
豪農の家の跡地のお店で、チームこころ旅には敷居が高いかも??
撮影交渉をすると快くOKが出ました。
パスタ、ハンバーグのランチがあるとのこと。
ラーメンはないが、ここで決まり!!です。
150年ぐらいの歴史がある建物。
廊下にもうせんが敷かれていて、こりゃ恐縮するな~~。
結婚式の披露宴会場みたいな広いところに通されていました。
正平さんは「こういうデカいとこ来て、舞い上がってない?みんな。」と口数少なくなったスタッフさんをからかいます。
いや、スタッフさんの気持ちわかるよ。
私も緊張する。
丸いテーブルをみんなで囲って座り、ソーセージを食べていました。
コース??
次は、ピザ。
美味しそうでした。
みんな静かでしたけど、正平さんだけは大きな声で食後「ごちそうさま!おいしかったです。」とお店の方にお礼を言い、出て行っていました。
それでもまだ静かなスタッフさんたちに「よーし!暑いなか突撃するぞ!」と声をかけていました。
とても素敵な空間のお店でした。
食後、元気に出発。
田んぼと山のあいだを走っていっていました。
こころの風景
山に向かって走っていると、息苦しそうな正平さんが「ダメだ。爆発する。肺が爆発する。やめて。ヨイショ。止まっても暑い。やっぱり止まる。タスケテ。」と言いストップ。辛そう。
道の先に華報寺が見えていました。
見えてても、たどり着けない。
息を整え、再出発した頃には苦しそうだった声が戻っていました。
大丈夫かな…。
「足まで暑いよ。」と言ってこぎ続ける正平さん。
頑張れ!!
華報寺にとうちゃこ。
日陰に入り、立て直します。
チャリオは置いて、歩いて共同浴場へ。
暑い時にお風呂って、大丈夫かな。
正平さんはゆっくりとお寺の階段を上り、「よろしくお願いいたします。お風呂に入れてください。お手紙で来ました。」とご挨拶。
次に、男湯を発見。
正平さんは、手すりを使って階段を上りました。
今、入ってらっしゃるのは4人ぐらい。
脱衣所にいる方たちにお手紙の方の事情を話すと、見上げるお坊さんというのは、浴場の隅の岩の上、高い位置に置かれた弘法大師さんの小さな仏像でした。
一緒に入っていた男性とお話する正平さん。
男性「火野正平さんって、昭和何年生まれ?」
正平さん「24年!」
男性「じゃあ俺のひとつ年上か。」
正平さん「もうジジイですよ。」
男性「ヘヘへ。国盗り物語のあの豊臣秀吉、あれうまかったね~!」
正平さん「ちゃぅちゃぅちゃぅ!それだいぶ古いから!」
みんな「ハハハ!」
正平さん「あー気持ちええ!」
楽しい会話!!!
そんな会話のあと。
赤くゆでタコになった正平さんが、お湯につかりながらお手紙を読みました。
声が浴場内に響きます。
そのあいだ、ほかのお客さんは静かに聞いてくれていました。
お手紙を読み終わった正平さんは「いやぁ。ここまで自転車で来るのに暑かったけど。」と言うと、お風呂に一緒に入っていた男性たちが笑います。
正平さんを入れて6人。
「暑かったけど、ここ明るくてええなぁ。本当に。えー。」正平さんが話を続けると
「元気だねー!」と言う男性。
正平さんは「元気ないですよ。」
「何言ってるんだよもう、ちゃんと見てるよ俺。大したもんだよ。73の声…。スゴイ!」と感心する男性。
「ご協力ありがとうございました。」
と皆さんにお礼を言って番組は終わりました。
お風呂と正平さん。
久しぶりの光景でした。
一緒に入っていた男性、正平さんと同年代で何か感じることがあったのでしょうか?
正平さんのこと褒めまくってましたね!
正平さん。褒められて照れたのでは?
新潟県最終日。
暑いなか息もしんどそうでしたが、最後ゆっくり温泉に浸かれてよかったです。
あとは山形県で最終週!
春の旅、無事に完走して欲しいです。
新潟県の旅でめぐる町
新潟県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
の放送でした。
来週は春の旅最終週、山形県の旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!