BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。
6月12日~6月16日は福井県の旅です。
- 1186日目、福井県3日目は勝山市への旅
- お手紙の内容
- おサルさんがいっぱい
- 田んぼの向こうにお城が!
- ランチはみそ煮込みきしめん
- 九頭竜川に架かる橋
- 久しぶりのヒッチハイク
- こころの風景
- 福井県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
1186日目、福井県3日目は勝山市への旅
6月15日放送分福井県3日目は、勝山市平泉寺(へいせんじ)の白山神社でオープニングでした。
参道の脇に立っている木とコケがキレイ!
月曜朝版のオープニングでも使われていました。
正平さんも「見て!このグリーンのコケ!杉もスゴイ。」と言います。
話しているうちにお日さまがコケに当たって、コケの緑がもっとキレイに映りました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、勝山市の43歳女性から。
こころの風景は、西光寺の大杉です。
5年ほど前。お父さんが病を得て、以後、移動はほぼ車イス生活に。
それからは、天気がいい休みの日には時々車いすを押して、お父さんと散歩に出かけるお手紙の方。
西光寺の大杉は、その散歩コースのひとつ。
山際の白山神社の境内にある大杉で、弘法大師が使った箸を地面に刺したものがそおまま根付いて育ったという伝説が残っている。
とても大きい木で、夕方だとうっそうとして怖いくらいだが、この大杉は完璧は「連理の枝」があり、お父さんは行く度に見事やなぁ、と言うそうです。
連理の枝とは、夫婦仲睦まじいことを表す言葉。
病気になった直後は、周りも家族も、お父さんは介護施設に入らなければならないと思ったそうです。
しかし本人は、はなから家に帰るつもりでリハビリを頑張り、結果的に、本人の希望通り自宅で生活できているそう。
お父さんの努力もあってことだが、それも日中、おかあさんがそばにいてくれるからこそ、叶うことだとも思うお手紙の方です。
しょっちゅうケンカもしているが、結局は仲がいいと思われるご両親とともに、長く残っていって欲しい大杉。
お手紙の方のふるさとの風景です。
…というお手紙でした。
西光寺にある白山神社を目指して出発しました。
おサルさんがいっぱい
神社から細い道を下り、畑の横を走ります。
すると「あれ?正平さんあれサル?」とスタッフさんが畑の中にいるサルを発見。
1匹のおサルさんが柵の杭のてっぺんに座り、正平さんらに気付くと下りていきました。
1日目も見たおサルさん。
坂を下りていくと、別のおサルさんが今度は道端に座り込んで何やら食べていました。
「おーい!何食べてる?どっから取ってきた?」としゃべりかける正平さん。
1匹のおサルさんばかり見ていたら、左の畑から2匹のおサルさんが走ってきました。
追っかけっこしてる感じ。
そうこうしていたら、続々とおサルさんが現れ、もう何匹か分からないぐらいたくさん出てきました。
「食べ物あるですか?君たち。」とつぶやく正平さんです。
ちょっとビックリしました。
普通にいっぱいいるんですね。
坂を下りてきて、正面入り口まで下りてきました。
出発早々、女性たちに足止めをされる正平さん。
握手をして少し話したあと
「元気でね。」と言い、出発していました。
田んぼの向こうにお城が!
蔵のある道を走り、田んぼと畑のあいだの道に入りました。
右前方にお城のような建物を発見。
「あらあんなところにお城だ!あれは人ん家かな?」とつぶやいていました。
調べてみましたが、勝山城博物館のようです。
周りが田んぼでポツンとあるような感じ。
平成4年開館の天守閣を持つ登録博物館。とのこと。
忽然と姿を現したように見えますね!
こちらのサイトを参考にしました。
↓↓↓
ランチはみそ煮込みきしめん
田んぼのなかの道を右折。
きしめんと書かれた看板のお店でお昼ごはん。
お店の正面には「なごや」という看板も。
予約なしだったので、正平さんが撮影交渉していました。
「ほんとうですか?名古屋来ちゃったんですか?」と戸惑いながらも店内へ。
快くOKしてくださり、正平さんがなぜ名古屋なのか?と質問。
店主の方が名古屋で修業して、28歳の時に帰ってきた開業されたお店とのこと。
もう50年。
正平さんは、店主の方オススメのみそ煮込みきしめんを注文。
小盛のはずが、大きな鍋で運ばれてきました。
グツグツに煮えたみそ煮込みきしめん。
熱いので直接食べず、一回お皿に移して冷ます作業をする正平さん。
「やっちゃいました?」と言って笑い出すスタッフさんたち。
みそを思いっきり服に飛ばしていました。
「もう120%以上飛ばしますね。」と笑う正平さんです。
食後。
お店のご主人が店外までお見送り。
「50年生きてた甲斐があったわ。」と
「まぁ最終的には人柄やね。出来ないよそんなこと。10年も自転車でそんなこと。できない。人柄人柄。」正平さんを褒めるご主人。
「いや、人柄はむっちゃくちゃ悪いんです。」
「そんなことない。人柄やって。」
「人柄悪いんですよ。自分でも何で俺、こんな人が悪いのかなと。」
「いやほいでも、人が見ても何しても人がパッと見ただけでさ、おばあちゃんでも誰でもあ、あの人やて分かるんやでさ。そりゃー人柄やって。」
「人柄じゃない。」
正平さんは思いっきり否定しているけど、店主さん大絶賛!!
そう、人柄ですよー。
正平さん!
ご主人、みんなが言いたい事全部行ってくれた!
出発しようとヘルメットをかぶった正平さん。
ヒジにも大きなシミがべっとりついていました。
「あー、みそだぁー。」「あーやっちゃっいましたね。」とため息まじりにいうスタッフさんたち。
「子どもか。俺は。」と自分自身にツッコむ正平さん。
チャリオに乗って出て行くまで店主さんが見送ってくれ、出発していきました。
…とここまでが『朝版』です。
『とうちゃこ版』では、オープニングで正平さんが「おいしい空気が。」と言ったら、スタッフみんなが深呼吸したのをからかうシーンが放送されていました。
「あほか。そんな感じるかい!美味しいって言えるか。なんとなくおいしいんです。」と自分の言ったことに照れまじりにツッコミを入れていました。
スタッフのみんなが自分の言葉を素直に受け止めてるから、どうしよって思ったのかな?
楽しい雰囲気のチームこころ旅です。
月曜朝版でも使われていたシーン。
こういう会話まで流すのが『こころ旅』です。
九頭竜川に架かる橋
そして、九頭竜川に架かる赤い欄干の勝山南大橋を渡る前に、「クマ出没注意」という勝山市が立てた看板を発見。
最近、クマが目撃されたとのこと。
橋の上から九頭竜川を撮影。
正平さんは「ええ川や。新井さんよく撮っといてね。いい川だよね。」と九頭竜川がお気に入りの様子。
正平さんは新井さんに頼ってる感じですね!
自分が思ったような映像を撮ってくれるのかな?
山の深緑に、河原の黄緑、青い空に白い雲。手前の赤い欄干。
色彩豊かな九頭竜川に架かる橋です。
久しぶりのヒッチハイク
橋を渡り、右折。
正面にある山を越えるためのトンネル、蓬生坂トンネルを通らなければいけません。
坂の手前でストップ。
トンネルがあるのと、クマが出るという情報があるので、車を手配しているとのこと。
「軽トラを拾ってもいいよ。と言われてるんですが…。何も通らん。」
正平さんが言う通り、車が滅多に通らない場所。
話しているうちに、1台のセダンが通りかかってきました。
正平さんは手を挙げ「すいません!」と運転されている男性に話しかけると、止まってくれました。
「どこまでいらっしゃるんですか?」と聞き、トンネルの先まで乗せていってもらえないか?とお願いすると、OKしてくれました。
軽トラじゃないので、チャリオはスタッフさんが運んでくれることに。
男性に番組のパンフレットと手ぬぐいをお礼にプレゼント。
トンネルの先まで乗せてくれました。
車に乗せてくれた男性は、別のところでクマを見たことがあるそう。
途中、Bカメさんが構えているところを通過。
正平さんは「こうして助けていただきながら行ってるんです。あちこち。」と番組の説明をしていました。
残りは下り坂と教えてもらい、正平さんはたくさんお礼を言って下車。
「テレビ見てね。」と正平さんが言うと、男性は「カットお願いします。」と照れてらっしゃいました。
優しい方でした。
久々に乗せてもらっているところを見ました。
これまではタクシーでしたもんね。
2020年の静岡以来じゃないですか??
ちなみにその時の旅の感想はこちら。↓↓↓
こういうふれあいも、また見られるようになってよかったです。
正平さんは「やったー!何年振りだこれ。よし!」とガッツポーズ。
よかったですね!
チャリオも到着して再出発。
下り坂を下りていき、お家と田んぼが広がるあいだの道を走っていきました。
途中。鹿谷郵便局でストップし、中にいた女性が出て来てくれました。
正平さんが西光寺はどこか?と質問。
女性の地元らしく、詳しく道順を教えてくれました。
正平さんが、蓬生峠を登ってきた。と嘘をつくと、女性は「本当に登ってきた?軽トラじゃなくて?」とお見通しの様子。
握手して別れてから「おばちゃんに嘘つきました。」とバラしてました。
こころの風景
教えられた通り進むと、西光寺の看板が出てきて左折。
山の方に走っていくと、左前方に西光寺城跡の大きな看板。
左折してお墓の前を右折。
山の下にある鳥居に向かって走り、白山神社に到着。
そこからは歩いて、西光寺の大杉にとうちゃこ。
杉にはしめ縄がしてありました。
手前には説明板があり、樹齢約500年と推定される巨木だそう。
正平さんたちは、最初は下から見上げていましたが、階段を登って杉のそばまで上がりました。
すると、軽トラに乗った男性が「火野正平さん!サインもらえませんか?」と満面の笑顔でおっしゃってこられました。
正平さんは「連理の枝って知ってる?」と質問。
男性は、杉の上の方を指さしながら「あっこつながってるでしょ?上。正面から見ると2本あって、つながってる。枝が食い込んでつながってる。」と説明してくれました。
つながってるのが連理の枝。
カメラマンさんの新井さんが枝をアップしてくれて、2本の木がつながっているのを映してくれました。
正平さんは「10メートルぐらいのところでつながってます。確かに。」と確認。
木の手前に座り、お手紙を読みました。
2本あるから弘法大師の箸ってことなんですね!
角度によって2本の木に見えるし、幹が割れてるようにも見える。
連理の枝か~~。
お手紙を読み終わった正平さんは「連理の枝って初めて知った言葉で、初めて見た。枝と枝がくっついてる。ご夫婦なんですね。愛情深いんですね。でもよーく見るとあれはね、こう2本がこうつながってるけど、こっちのほうでちっちゃいのでまたこっちつながって。こっちつながっていて。ややこしくなったりするんですね、よく。人生とは。」と上の枝とは違う、下の別のルートで小さくつながってる。と言ってました。
よけいなこと言いなさんなっ。
福井県の旅3日目。
久々のヒッチハイクのシーンが見れて嬉しかったです。
福井県の旅でめぐる町
福井県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
の放送予定です。
次は、大野市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!