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こころ旅2023春の感想*兵庫県三田市*親子丼を食べ整備屋さんにイジられ羽束川発電所前の橋へ行く正平さん

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BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。

2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。

近畿は兵庫・大阪・京都。

北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。

5月15日~5月19日は兵庫県の旅です。

www4.nhk.or.jp

前日、兵庫県の旅2日目、淡路市の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

1174日目、兵庫県3日目は三田市への旅

5月18日放送分兵庫県3日目は、三田市の下槻瀬にある段々に3段あるため池前でオープニングでした。

どこなのか?とグーグルマップで見てみて、それらしき池が並ぶ場所を見つけたんですが、特定できないため地図は載せないことにしました。

その真ん中の池を指さして「あそこにひとりぼっちがいますね。へー水鳥が。」という正平さん。

1羽の水鳥が波紋を立てながらたたずんでいました。

その水鳥を見ながら正平さんは「いるんだな、ああいうやつが。俺もああいう風になりたい時あるもん。いつもいつもスタッフと一緒で。」とボヤキます。

「邪険にしないでください。」と返すスタッフさん。

我に返った正平さん。お手紙を読み始めました。

 

長寿番組こころ旅。

毎年もう終わるんじゃないか?と思って13年。

スゴイです。

 

お手紙の内容

お手紙には2枚の写真が同封されていました。

お家の写真と、幼いきょうだい3人が写る写真です。昭和39年8月撮影。

今回のお手紙は、川西市の64歳男性から。

こころの風景は、羽束(はつか)川発電所前の橋からの光景です。

お父さんは転勤族。

兵庫県三田市小柿(こがき)にある羽束発電所内の社宅に、お父さんは転勤で、神戸から移ってきた、ご両親、お兄さんと弟さんそしてお手紙の方ご家族。

昭和30年後半から約3年間過ごした場所です。

羽束川発電所は、「水路式」と言い、川の上流に堰を造って水を取り入れ、長い水路より落差が得られるところまで水路を導き、そこから直径約1メートルの鉄管(新設時は木管)で、水を約50メートル下降して水車を回して発電。

そこでのお父さんの仕事は、設備及び水路のメンテナンス。2~3名で3交代で行っていました。

時々お手紙の方たちお子さん3人を連れ、水路の点検に行ったそう。

秋には、水路を詰まらせた広葉樹の葉を除去したり、時には水路に落ち息絶えているイノシシを処分したりしたこともあったとか。

14歳までに4回引っ越しをしたお手紙の方。

そこでの約3年間の生活が、最も充実した日々だったといいます。

夏は社宅の横の羽束川で毎日泳ぎ、魚を手づかみで獲ったり。水中メガネをつけ、ヤスで突いたり。冬は雪ダルマ作りをしたそう。

食料品の買い物は、移動販売車やロバのパン屋さんが来る日が楽しみだったとのこと。

時には近くの厩舎から逃げて来た牛に驚いたこともあったとか。

また、よく家族で橋の上にちゃぶ台を持ってきてそこで夕食を食べたそう。

橋の上から見る夕焼けが、今でも走馬灯のように思い浮かぶというお手紙の方です。

お父さんは34年前に他界。お母さんは、お手紙の方の近くの介護施設でお世話になっているとのこと。

正平さん。ぜひ、橋の上からの光景をもう一度、母親に見せてあげて欲しい。

 

…というお手紙でした。

 

同封された家の写真は社宅で、後ろに写っているのが発電所

そして3兄弟が写る写真は、目的地の橋の上で撮られたものでは?と監督さんが推測していました。

 

約9kmのルートで羽束川発電所を目指して出発。

雨が上がるも風が吹いて寒い。

畑のあいだの道を通って羽束川に架かる橋を渡り、川沿いの細い道を通って上流に向かいます。

向かい風で辛そう…。正平さんから「うわ!えー。」と声が漏れます。

空は曇り空。

風の音が強かったです。

 

ランチは親子丼

住宅街に入り、ランチポイント。

お店の駐車場に入ると、店主らしきご夫婦が「雨で大変でしたね。」と笑顔で迎え入れてくれました。

正平さんが「雨は回避したんやけど風がキツくて…。」というと、店主の女性が「寒いわ。今日は。」と正平さんたちを思いやってくれました。

店内に入ると暖かった様子。

ストーブでお店をあたためてくれていました。

 

これは嬉しいですね!

店主の男性が「大体ね、兵庫県で一番寒いのが三田ですよ。」と言い、マイナス7.2度になったことがあったと教えてくれました。

 

正平さんは親子丼を注文。

蓋を開けると湯気がほわ~とあがり、正平さんは「おいしそうやな!」とどんぶりを持ち上げ「わ、重た!いただきます。」と一口。

うまーい!つゆだく。」と美味しそうに食べていました。

わぁ、いいな。おいしそーう!!

 

DATSUNにサインして価値上がる?

食後。

店主さんに発電所に行くと伝えると、店主さんは「結構上の方ですよ。」と教えてくれました。

上の方。と聞いてビビる正平さん。

お店の外で一服しながら、お店の前の車の整備屋さんに止まっていた車を確認。

何年落ち?」と質問すると、整備屋さんが「35年ぐらい。」と教えてくれました。

今の車にはないフェンダーミラーがついてる車!

正平さんが「DATSUNや!」とはしゃいでいたら、整備屋さんが「火野さん、これどこかにサインもらえないですか?」とおっしゃられてビックリ。

せんほうがええやろ。

いやいや、価値めちゃくちゃ上がる。

落ちるわ!」ツッコむ正平さん。

言いつつ、運転席のサンバイザーの裏側にサインを書き「まぶしいたんびに俺出てくるんねんで。」と言います。

整備屋さんは「はい!…それ出したら、よりまぶしいかもわからん。

すかさず「シバくぞ。」と返す正平さん。

事故るかもわからへん。」と続けて言って笑う整備屋さん。

スタッフさんたちも笑ってました。

 

サインもらっておきながらよう言うな、ほんま。

恐縮してる感じかと思ったのに。整備屋さん。

二人のやり取りがめっちゃオモロイ。

テレビの前で大笑いしました。

 

正平さんがサインした車。

日産の有名な車だったみたいです。

ja.wikipedia.org

 

そして出発のとき。

店主の女性が「まだ奥行ったら寒いですよ。」とひとこと。

あらーー。

どうなるのかな??

 

…とここまでが『朝版』です。

 

お手紙の方が通った小学校跡地で休憩

『とうちゃこ版』では、御手洗橋を渡って右折。

羽束川沿いの道を向かい風と雨に悩まされながら走る様子が放送されていました。

辛そうな正平さん。

途中、小柿三舟公園で休憩。

休憩したということは、この先に坂がある。と推測した正平さん。

「察しがよすぎる。」と笑う監督さんです。

でも、お手紙に書かれていた小柿という地名に、正平さんは「近づいてはいる。」とテンションが上がってました。

この公園付近が、お手紙の方きょうだいが通った小柿の小学校の跡地だと監督さんが説明。

お兄さんとお手紙の方が、10メートルのロープを使って、家までの距離1.5キロを実測したという場所です。

しかしその証拠となるような碑などはなし。でした。

 

別の建物が建っているよりも、公園として残っているのは嬉しいですね。

知っている人が見れば、何かの名残のものがあるはずです。

Googleマップの口コミを見ていると、小学校時代の門柱がある。と書き込みがありましたが、それはどれかは紹介されていませんでした。

 

=5月19日追記=

昨日、小学校の門柱がどれか分からなかった。と書きましたが、ブログを読んで下さった小柿育ちの方からコメントいただき、門柱がどれかが判明しました。

正平さんが、公園に入る前に通過した緑色のフェンスの合間に、2本石柱が立っていました。

これが小学校の門柱だそうです。

スーッと通過して行ったので見逃してしまいました!!!

すみません。

コメントいただいた方のおかげで門柱が分かりました。

ありがとうございます!!

=追記終わり=

 

こころの風景

休憩を終えて出発。

山に向かって、県道37号線の坂を上り始めました。

三田市小柿」と県道の標識に書かれてありました。

少し休憩をして「あーしんどい。」と言いながらまた上っていると、木が並ぶ右側の道の先に、「見覚えがある。」という正平さん。

橋の先に建物が建っていました。

右折して進み「これや!」と言って近づき、橋の前でストップ。

水が落ちてくるのも見えた正平さん。

橋の名前は「あゆみ橋」です。

とうちゃこです。

ちあゆみ橋の奥の建物に「羽束川発電所」の文字もありました。

間違いありません。

チャリオを降りて、あゆみ橋の上に行き「これなんぼでもちゃぶ台出して飯食えるわ。発電所行くしか用事ないんだもん。」という正平さん。

確かに、橋の先は発電所しかありません。

そして、橋の上から川の流れを見て「渓流だよ、ほら。ちょっとしたもんだ。」と橋の上からの風景を絶賛。

お手紙の方ごきょうだいが泳いだ羽束川

キレイな景色です。

 

次に、写真と現在の風景を比べて社宅の位置を推測。

鉄管の位置は柵越しに見えました。

発電所内にあったと思われます。

社宅と橋の距離感を実際に見て、「すぐ来れる。」「川のせせらぎ見ながらええな!」とお手紙の方が書かれていた光景を思いうかべ笑顔になる正平さんです。

 

そして、橋の上に椅子を置いてちゃぶ台に見立て、その上に紙コップを置いてお手紙を読み始めました。

お手紙を読んだあとお茶を飲み、川の景色を見た正平さんは「やーちょっとしんどかった。風がものすごくて。じわじわ上がって。たどり着いたら晴れてきた。そんなもんです。

最後は手を合わせて「ごちそうさまでした。」と言って締めていました。

 

お手紙だけを聞いていた時はどんな感じか分からなかったですが、実際にその場を見ると、川も橋も発電所も全部自分たちの家みたいに思えていいな、と思いました。

これは充実した日になるだろうな。

時々来る移動販売車が楽しみ。っていうのも分かるな~~。

いい景色を見せてもらいました。

 

兵庫県の旅でめぐる町

兵庫県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

 

の放送予定です。

 

明日は、丹波篠山市です。

 

www.lovetv.site

 

『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。

 

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。

土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!