BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋。放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
12月5日~12月9日は佐賀県の旅です。
- 1145日目、佐賀県2日目は、白石町への旅
- お手紙の内容
- 昼のお月見
- 古木が多い佐賀
- 農家レストランでランチ
- 正平さんのお父さんの話
- カエルの柵
- 六角川に架かる橋を渡る
- 季節外れのヒバリ?
- モーモーさんとサギ
- こころの風景
- 佐賀県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前日、佐賀県の旅1日目唐津市の旅を見た感想はこちら。↓
佐賀県・月曜朝版の感想はこちら。↓↓↓
1145日目、佐賀県2日目は、白石町への旅
12月7日放送分佐賀県2日目は、佐賀県江北町の大谷ため池でオープニング。
池の周りの紅葉がキレイに色付き、後ろを振り返ると、佐賀平野と山が見渡せました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、長崎県佐世保市の71歳女性 から。
こころの風景は、縫いの池・弁財天・べんじゃさん です。
白石町川津地区にある弁財天。最近は縫いの池と呼ぶとのこと。湧き水が出ています。
お手紙の方たちは、べんじゃさんと呼んでいました。
60数年前の子どもの頃。その池で、シュミーズ一枚で泳いでいたお手紙の方。
参道の入口が斜めにはってあり、そこで牛を洗う。
昔は牛は大切な家畜。
もしかしたら大小便もしているかたわらで、キャッキャッと水遊び。たくましい子供たちでした。
色んな思い出いっぱいのべんじゃさんを、全国に散らばった昔の子どもたちにぜひ知らせてください。
佐賀平野は坂道はありません。
広くてとても気持ちのいいところです。
…というお手紙でした。
昼のお月見
出発前に、空を見て「ああお月様。ロマンティック。あんなとこにあんだね、昼間は。」とつぶやく正平さん。
カメラマンさんが空を映すと、うっすらと白い月が見えました。
「僕はロマンチストなんです。お月見をしています。」
「よく見つけましたね。」
なーんて素敵な会話をする正平さんたち。
でもすぐに「ねー。はい見えなくなるぞ。見えなくなったら出発です。お月様バイバーイ。ほら見えなくなった。…行こか!」と気を取り直し。
約12kmのルートで白石町の縫ノ池を目指して出発しました。
お月様を見つけるシーンは月曜朝版でも放送されていました。
こういうロマンティックなことを言ったあと、何を言うのかな?と思ってましたが、やっぱりすぐに現実に戻ってましたね!!
急にしみじみしたりするのが正平さんです。
細くて幅のせまい下り坂の道を慎重に下りて行くと、動物用のワナが仕掛けられていました。
この辺を何ものかが荒らしてるのかな??
古木が多い佐賀
大きな道に出てくるお宮さんがあり、子供たちの声が。
お宮さんの前の道を右折。
真っすぐ伸びた道は参道。
正平さんが「変な木!」と言ったワイングラスのような形に剪定された木の合間に、灯篭がありました。
道は住宅街に入り、大きな木が立っていました。
住宅がたくさん並んだ地域に入ると、また神社に大木が立っていました。
前日の目的地にもあった古木の大木。
正平さんは「多いよな。佐賀県。古木が。」と言ってました。
出発してから、ちょっと走っただけで2本ありましたもんね。
大事にされてるんですね、きっと。
農家レストランでランチ
広大な田畑のあいだの道を通り、用水路の多い地域に入りました。
食事をする為に、本来右に行くところを左折してお食事処へ。
民家のような建物に、柿が干してありました。
農家レストランです。
正平さんたちがお店に入ると、奥の部屋に通されました。
正平さんは、柿が干してある縁側の窓を開け、座りました。
日が当たって「あったかい!」と言い、ひなたぼっこです。
いいな~。いい雰囲気のところだな。
縁側で待っていると、食事が運ばれてきました。
ごはんと味噌汁、そのほか小鉢でおかずがたくさんお膳に並んでました。
お米とお味噌は自家製。野菜は無農薬を隣町から取り寄せているとお店の女性から説明がありました。
先におかずを食べていると、あとで持ってくるというグラタンが運ばれてきました。
小さいお皿のグラタンにホッとする正平さん。
たくさんいっぺんに食べられないですもんね!!
次に、天ぷら。レンコンの南蛮漬けと、レンコンのうなぎもどきです。
レンコンの産地だそうで、正平さんは一口食べて「あーうまい!」と絶賛してました。
小鉢のおかずも、グラタンも揚げ物もみんな美味しそうでした!!
正平さんのお父さんの話
食後。
外のベンチに座ってホッとした正平さん。
「お昼寝したいわ。」と日に当たって気持ちよさそうでした。
外に出てきたお店の方に「佐賀って寒いとこでもじゃないでしょ?」と質問。
「寒いね、うん。」答えるお店の女性。
正平さんは、スキー場があったことを思い出します。
次にお店の男性が「白石町は、佐賀のなかでも1番。2番目ぐらいに寒い。」と教えてくれました。
正平さんは、「俺はね、ガキの時分なくなっちまったんだけど、おやじが武雄だったんです。」と不意に話し始めました。
「ここから20分くらい。」と返すお店の女性。
ーーー正平さん、実父さんのことかな?
そして「悪いやつだったんですよ。東京出て一旗揚げようとして。俺のかーちゃんナンパして。で、早く死んじゃった。結核で。やっぱり当時はあの結核は…。その辺から見てんだろうけど。」と空を指さしてました。
ーー正平さんは東京出身で、あれ?と思ってたら、お父さん、佐賀から東京に出てきた方だったんですね!!
育てのお父さんの転勤で全国あちこちに引っ越して、大垣行ったり、茨城行ったりしたんですよね~~。
ひとに歴史あり。だ。
急に実父さんの話が出てビックリしました。
お父さん、佐賀の方だったんだ。
正平さんのことが少し知れた『朝版』でした。
…とここまでが『朝版』です。
カエルの柵
『とうちゃこ版』では、六角川の土手に出て川沿いにカーブした道を走っているところが放送されていました。
佐賀平野の広大な景色。
「風強い!」という正平さん。日差しは暖かそうでしたが、風が強い!
平野の特徴ですね!!
土手を走っている時、後ろから「もう少し行くと、右側に工事用のカエルに柵が倒れてるんです。それを右に。それが合ったら目印で。」という指示が聞こえてきました。
カエルの柵って…??
スタッフさんの予告通り、右側の下の道に下りて行く角に、両側にカエルの形をした柵が倒れていました。
風がきついから、あえて倒してるのかな??
それを目印に右折。
下に下りました。
六角川に架かる橋を渡る
そして田んぼのあいだの道に入った時、「うーわ!」と声を漏らす正平さん。
風がまともに当たって来たようです。
音がすごかったです。
そして車が通る大きな道路に出て右折する前に、休憩。
先に六角川にかかる橋が見えました。
向かい風にだいぶやられたようです。
風の音がすごかったので、キツさが伝わってきました。
大変そう!!平野は別の厳しさがありますね。
車の通りが少なくなってから出発。
上り坂になっていて、車道しかない六角川に架かる橋を勢いつけて上っていきました。
「おっかなくて左に寄れねー。」という正平さん。
対向車はいましたが、なんとか橋を渡るまで後ろから車が来なかったようです。
これは見てるだけでもハラハラしました。
私も見てて怖かった!!!
無事下り坂になって、橋は終了。
長い橋でした。
橋を下りてきたころに、後ろから車が追いこしていきました。
しかもトラック。こわ!!
季節外れのヒバリ?
馬田と書かれた緑の看板がある所を左折。
風がなくなり、楽になったようです。
平らな道になって、ゆっくりと走っているとヒバリの鳴き声が聞こえてきました。
「美空さーん!って言ったら。」とヒバリの気を引くひくための冗談を飛ばす正平さん。スタッフさんが笑います。
そして、飛んでいるヒバリを見て「あのね、下りたところに巣があるんじゃなくて、必ず違うところに下りて、歩いて行くんだって。」と習性を語ります。
すると羽ばたくのをやめて、シューッと降下していくヒバリ。
落ちて行くようにスピードがが速すぎて、カメラマンさんは見失ってしまいました。
正平さんは「あそこおりて、歩いて行くんだって。」と話を締めくくります。
が、字幕には※諸説ありますと小さく書かれていました。
諸説か。
畑の中に落ちて行ったもんな。畑の近くに巣があるのかな?
ヒバリ見学を終え、畑の中を再び走り出しました。
モーモーさんとサギ
次に、道沿いにある小屋から「モー!」という鳴き声が聞こえてきました。
大きな声!!
何頭も牛がいました。
お手紙に「牛を洗っていた。」と書かれていましたが、こうやって飼われていたんでしょうか??
牛さんは、正平さんに向かって「モー!」と鳴きます。
「ンモー!」と鳴き声をまねしていると、「モー!」と鳴き返してくれました。
牛さん見学を終え、走り出すと正平さんは「いやん!やっぱり風ある!」言います。
また風が強くなってきたようです。
そして次に、畑にたくさんのサギが立っているのを見つけた正平さん。
カメラマンさんが映すと、広い畑にサギが色んな方向を向いて立っており「虫狙ってるね。」とサギの狙いを見抜きます。
近くで機械の音がしたので、どなたかの作業のおこぼれを狙っているようです。
モーモーさんとサギにヒバリ。
佐賀平野は生き物でいっぱいだ!!
こころの風景
正平さんは、道の先に縫ノ池湧水の大きな看板を見つけました。
看板に向かって右折。
看板の近くまで行くと、縫ノ池湧水を示す矢印が書かれてあり、ここから0.8kmと書かれていました。川津と書かれた緑色の看板も同じ方向を指していました。
正平さんたちは、矢印に従って左折。
道の先には山があり、右1時の方角に大きな木が立っているのが見えました。
住宅街に入ると、風はマシに。
山に近づくと、今度は小さな看板で"縫ノ池入口”と書かれていました。
その看板の矢印に従って右折。
さっき見えてきた大きな木の下に池があり、縫ノ池とうちゃこです。
池のそばには、縫殿池(ぬいのいけ)弁財天と金妙水の説明が書かれた看板が立っていました。
神社の正式名称は厳島神社。
「べんじゃーさん」と呼ばれて来たことも書かれていました。
正平さんは、水を汲みに来ていた若い男性に「よくお水をとりに来るんですか?」と質問。
「来ますね。ここの水沸かさないでそのまま飲めるんで。すごいおいしいです。」と教えてくれました。
沸かさないで飲めるって、いいですね。
正平さんは、チャリオを置いて池の周りを歩きました。
牛を洗ったと思われる、池に下りる傾斜も発見。
池に架かるコンクリートの橋を渡り、神社へ。
湧水の近くには、ひしゃくがあって水が飲めるようになっていました。
湧水を汲んでいる年配の男性とお話。
湧水は、一度枯れてまた出てきたとか。
ひしゃくで水を受けて飲む正平さん。
「おいしいよ、これ。あちこちで水飲んだけども。」と美味しそうに飲む正平さん。
字幕に※ひしゃくはこのあと洗いました。と書かれていました。
ーーだろうね。いちいち書かないとダメなんだろうな。そりゃ洗ってるよ!!
番組ファンの方だと分かる
湧水のそばにいた年配の男性は、『こころ旅』見ていて、すぐに正平さんに気付いたそうですが、先に会った若い男性は、正平さんがバンダナをしているイメージがなく、すぐには気づかなかったそうです。
年配の男性は「こんな幸せなことない。」と嬉しそうに笑ってらっしゃいました。
若い男性も「こうして絡めるの。」と喜んでらっしゃいました。
水を汲みに来ていた方。番組ファンの方だったんですね!
会いたいと思ってて会えるなんて、本当、嬉しいだろうな!いいなぁ!
正平さんは、池をバックにして木の根っこに座り、お手紙を読みました。
お手紙の内容を聞きながら池を見ると、お手紙の方が泳いでいたんだな~と想像出来ました。
泳げたってことは、水量ももっとあったのかもしれないですね!
楽しかったんだろな~。
お手紙を読み終わった正平さんは「坂道なかった!でも○○ちゃん!風は気が付かんかったやろう。いや、フーフーいったわ。この真っ平なところで。」と文句を言いつつ笑顔で終わってました。
『とうちゃこ版』は終始しんどそうでしたけど、目的地の池の景色はキレイだったし、お天気も良くて、映像はずっとキレイでした。
最後に会った『こころ旅』のファンの方の笑顔も素敵でした。
ただ……風の音はすごかったです。
佐賀平野の美しい風景と、池の風景を見せていただきとても癒されました。
ありがとうございました。
佐賀県の旅でめぐる町
佐賀県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
- 12月6日…唐津市
- 12月7日…白石町
- 12月8日…佐賀市
- 12月9日…佐賀市大和町
の放送予定です。
次は、佐賀市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間は、これまでの旅のリクエスト版。クラシックの放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。