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こころ旅2022秋の感想*佐賀県佐賀市大和町* みんなで『おはなはん』を見た名尾分校

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BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋。放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。

12月5日~12月9日は佐賀県の旅です。

www4.nhk.or.jp

前日、佐賀県の旅3日目佐賀市の旅を見た感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

佐賀県・月曜朝版の感想はこちら。↓↓↓

 

www.lovetv.site

 

1147日目、佐賀県4日目は、佐賀市大和町への旅

12月9日放送分佐賀県4日目は、佐賀市の富士しゃくなげ湖でオープニングでした。

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、佐賀市の63歳女性 から。

こころの風景は、佐賀市松梅小学校名尾分校と山々の風景です。

お手紙の方が通った先生一人と生徒15名の分校。

2年生になるまでそこに行き、3年生になると本校に通います。

まわりを山に囲まれ盆地のように田畑が広がり、学校は地区全体が見渡せる位置にあったそう。

その分校の小さな運動場で15名の子どもたちは、先生とずらりと並んで、よく景色を見たりスケッチをしたり。また、裏山に登ってみたりしたといいます。

今思えば、ドラマに出てくるような世界。

時々やんちゃな男の子が学校から抜け出してどこかに行ってしまうが、この分校からは向かいの山のふもとを、その男の子が走っていくのが見える。

頃合いを見て「誰か迎えに行ってあげて。」と先生が言うと、反対側から迎えに行く姿と、捕まってトコトコ学校に戻って来るのが見えたそう。

いつものことなので何もなかったようにまた授業が続けられる。

お昼頃になると、バス停でもないのに学校の前に定期バスが止まります。

先生と子供たちは一斉にそこに行き、バスから降りてくる給食のおばさんから、パンやおかずを受けとって教室に運ぶ。

お昼休みになると、女の子は先生と一緒に花壇のお世話。

しばらくすると、「先生始まるよ!」の声が。

外にいた先生と生徒は、急いで教室の隅っこにあるテレビに集まり、NHK『おはなはん』を毎日見るのが恒例だったといいます。

今でも同級生に会うと「おはなはん見たよね。」と盛り上がるそう。

そんな山の分校は3年前に亡くなったお手紙の方のお父さんが1期生で、娘のお手紙の方が最後の卒業生。

今でも名尾地区公民館として使われており、84歳のお母さんが「元気アップ体操教室」に通っているとのこと。

そんな名尾分校と山々の風景は原点であり、先生と仲間はふるさとそのものです。

 

…というお手紙でした。

 

おはなはんの歌

学校で『おはなはん』を見たという内容に笑顔になる正平さん。

『おはなはん』は1966年度に放送された連続テレビ小説 と字幕に出ていました。

懐かしくなった正平さんは、『おはなはん』は国民的ヒロインだったと話し、しばらくし『おしん』にかわった。と言ってました。

『おはなはん』の女優さんは樫山文枝さん。

いつでも明るく南のひざしのように誰にも優しく愛に生きる人」とうたまでうたっていました。

おはなはん役の樫山文枝さんと、歌を歌っていた倍賞千恵子さんが映ってる映像がYouTubeにありました。↓↓↓↓


www.youtube.com

 

正平さんは「出てくるから不思議なんだけど。別に『おはなはん』じっと見てたわけじゃいないんけど。『おはなはん』の歌はそんなだったな。」と笑顔で語っていました。

特に意識していなくても入ってきてる歌ってありますよね。

正平さんは続けて「”いつでも優しく南のひざしのように愛に生きる人”っておれかな?って。」と言って、スタッフさんが笑ってました。

愛に生きる人!確かにねー!

 

還暦の監督に赤いちゃんちゃんこ?

そして次に、正平さんが監督さんをカメラに映すように指示。

監督さんは「寒い。」と言って赤いちゃんちゃんこを外で着ていました。

正平さんは「こたつから出て来たみたいな格好してるけど。」とツッコんで笑ってました。

監督さんは還暦なので、スタッフがちょうど売っていた赤いちゃんちゃんこを買ってプレゼントしたと明かしていました。

 

フードを外に出してちゃんと外用に着こなしていて、かわいかったです。

こうやってスタッフ同士でプレゼンとか贈ってるんですね!

いい雰囲気が伝わってきます。

正平さんは「還暦おめでとうございます!」と改めてお祝いの言葉を言っていました。

 

雄淵雌淵公園に寄る

嘉瀬川ダムを出発しました。

下り坂を下りていき、嘉瀬川の横を下りる道。

水車もあり、キレイな景色でした。

途中でトイレ休憩をする為にストップしたところは、雄淵雌淵公園でした。

 

せっかくなので、チャリオを降りて歩くことに。

階段を下りて川に架かる橋を歩き始めた正平さんでしたが、怖くなって途中でストップ。

橋の真ん中にある写真が撮れる場所までは、カメラマンさんの奥田さんだけで行きました。

そこにはカジカガエルが写真付きで紹介されていて、このあたりにいるとのこと。

大好きな生き物の話を聞いても、橋のすぐのところから動く気配のない正平さん。

川を見下ろすと、淵になっていました。

 

スタッフさんも言っていましたが、キレイな景色でした。

 

休憩が終わり、再び走り出した正平さん。

道から見える滝を見て「いいもんじゃありませんか!」と、滝の水が流れる岩石に見入っていました。

岩石があるおかげで、水の流れがより美しく見えます。

ええとこやん!こういうのが見られるからいいんだよな~!」と景色を楽しむ正平さんでした。

 

景色を堪能した『朝版』でした。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

ランチはおそば

『とうちゃこ版』では、地域の時報のメロディーを聞いた後に、ランチを食べるお店に行くところが放送されていました。

正平さんは、くるみせいろを注文。

十割そばです。

まずはお塩をかけて。」というお店の方の言葉にしたがって食べるところだけ塩をかける正平さん。

塩をかけただけで食べるおそば。

なるほど!うまい!」と感想を言ってました。

塩だけのおそばってどういう感じなんでしょうか?

次に、おつゆを先に味見。

すごい濃い!ちょっとつけるだけでいいな。わさびも。」とのことで、少しだけつゆをつけてちょっとずつそばを食べる正平さん。

一口すすって「うめ!来た!ツーンと。」と美味しそうに食べていました。

塩とくるみのつゆで食べるそば。

美味しそうでした!!

いいな。

 

平らな道だと保証される

食後。

正平さんは、お店のご主人に山の上の分校について質問。

もうやってない。」と答えるご主人。

やってないけど、あったのは知ってる?」と正平さんが聞くと「うん。名尾分校っていう。」と言って、車で10分ほどで行けると教えてくれました。

自転車では…?

そんなことない。平ら!」というご主人。

正平さんは「監督!話違うじゃない。」とツッコみます。

さて、監督がきついと言って、ご主人は平らと言う道。

お見送りをしてくれたご主人に「本当に平らだろうね?」と念を押す正平さん。

大変じゃない。絶対!保証!!小学4年生が通ってたから。」と太鼓判を押すご主人です。

4年生は通うだろうけど。自転車のおっさんだからさ。」と弱気発言の正平さん。

ご主人は「60いくつだから?70いくつだから?」と笑ってました。

あったら文句言いに来るからね!はーはー言いながら文句言いに来るね!」と何度も念押しする正平さん。

はは!ゆっくりここでもう一回、美味しいそばがきでも食べて。」と最後まで笑うご主人。

この掛け合いが面白かったです。

正平さんもご主人もずっと笑ってました!

見てるこっちも楽しくなりました。

 

どんな道なのか?行って見ないと分かりません!!!

楽しみ!

 

2022松梅・かかし村・村人出現中!

お店を出て大きな「三反田」の交差点に入ると、正平さんは「もうすでにおっちゃん嘘つきや!」と言い出します。

もう交差点直進の先に上り坂が見えていました。

交差点を直進すると、2022松梅・かかし村・村人っ出現中!という大きな看板が見えて、その看板をリアルなかかしが数体囲んでいました。

なだらかな道を進んで行くと、左側の畑にたくさんのかかし!!

農作業をして働くもの。座ってお酒を飲んでるもの。機械を動かすもの。たくさんのかかしが並んでいました。

正平さんは「はい!こんちは!」とかかしたちに挨拶。

かかしたちを過ぎると、松梅小学校の中学部がありました。

既に息が切れてきた正平さん。

次に、小中一貫校松梅校の看板が。小学部です。

ゆっくりと坂を上ると、今度は子供のかかしが出現!

正平さんは「上手に作るな。」と感心しながら通過しました。

 

リアル過ぎて、本当に人がいるみたいです。

にぎやかだ!!

 

タクシーは呼ばず進む

大きなカーブの道の手前で、わき道に入りました。

わき道は平らです。

ここでタクシーを呼ぶかどうか?

正平さんはカメラマンさんの奥田さんに判断をゆだねます。

が「何回も休みゃなんとかなるでしょ?」と言って、タクシーは呼ばず進むことになりました。

スゴイな!

佐賀県最終日で、明日休みだから頑張るのかな??

息切れてしんどそうだが…?

 

車が横を通過。

路側帯で休憩していると、道に先にまたかかしがいて、座っていました。

心臓のドクドクがおさまるまで休憩。

また走り出し、かかしの手前には「かかしあり、わき見注意」の看板が立っていました。

わき見するとカーブに突っ込んでしまいますもんね…。

私も夜景に夢中になって、カーブのガードレールにぶつかりかけたことがあります。

 

こころの風景

かかしたちが座っているところで、後ろから「正平さん。ここじゃないですかね?」と声がかかり、後ろを振り返った正平さん。

分校っぽい建物が建っていました。

 

正平さんは、チャリオを降りてかかし2人の隣にいったん座って休憩。

仲よく並んで座り「しんどかったな。でももう着いたみたいだからな。」とかかしに話しかけていました。

 

息を整えてから分校・現公民館まで歩いてとうちゃこ。

公民館にもたくさんかかしが並んでいました。

 

かかしには小道具もついていて、丁寧に作られていました。

正平さんは、公民館から正面に見える集落を眺めながら「あんな小道を逃げて行った。で、とっ捕まって。それがまぁ、日常茶飯事。」とお手紙に書かれていた逃走っ子の話をして笑います。

結構な距離ですけど、これだけ丸見えじゃあ逃げても捕まりますね!

実際に来て見て分かる景色です。

 

お手紙は、柿の皮をむく・かかしの集団の中に座って読みました。

かかしが本当に聞いているように見えました。

お手紙を読み終わった正平さんは「この景色がふるさとそのものって。みんな聞いててくれた?こういうお手紙が来たからここに来たよ。よう黙って聞いててくれた。おおきにおおきに。」とかかしたちに話しかけていました。

監督がタクシーまで用意してくれてたんやけど、なんとかのぼってこれた。えー佐賀県これで終わった。次は熊本だよ!熊本もよろしくね!!」と言って番組が終わりました。

最後は、『おはなはん』の明るい歌が流れていました。

これは、お手紙の方懐かしがってくれてるんじゃないですか??

素敵な演出!!

だからいいんですよね。『こころ旅』

お手紙の方に寄り添ってくれる、いい番組です。

 

佐賀県の旅でめぐる町

佐賀県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

  • 12月6日…唐津市
  • 12月7日…白石町
  • 12月8日…佐賀市
  • 12月9日…佐賀市大和町

 

の放送でした。

 

来週は、熊本県の旅です。

 

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『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間は、これまでの旅のリクエスト版。クラシックの放送です。

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。