BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋、放送中です!
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
10月17日~10月21日は徳島県の旅です。
- 1125日目、徳島県2日目は、吉野川市への旅
- お手紙の内容
- ランチはホットサンド
- 土手の道
- 久しぶりの川島潜水橋
- 天気急変!
- こころの風景
- 徳島県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前日、徳島県の旅1日目板野町の旅を見た感想はこちら。↓
徳島県・月曜朝版の感想はこちら。↓↓↓
1125日目、徳島県2日目は、吉野川市への旅
10月19日放送分徳島県2日目は、吉野川市の鴨島駅でオープニングでした。
よしの川ブルーライン(JR徳島線)の駅です。
駅にいるが、電車には乗りません!駅にいる理由は、お手紙で。
お手紙の内容
今回のお手紙は、滋賀県大津市の68歳女性から。
こころの風景は、阿波川島駅から川島高校まで続く坂道です。
50年以上前。
中学2年の時に同じクラスになった彼女。意気投合して仲良しに。また、同じ高校に通うことになった友達がいたお手紙の方。
JR徳島線・鴨島駅から二駅先の阿波川島駅まで列車に乗り、一緒に学校までの坂道を通っていたそう。
現在は、中高一貫校となった川島高校までの道。
時計屋さんの近くのガードをくぐって、どんどん歩いて行く。
どんな話をしていたのか、思い出すこともないが、箸が転げてもおかしい年頃。よく笑い、たわいのない話をしていた。
春は桜がきれいだったが、マラソン大会の時は辛かった思い出があるといいます。
卒業後。彼女は県外の大学へ進学。お手紙の方は地元で就職。
いつしかつながりもなくなり、その道を歩くこともなくなりました。
4年後、社会人となった彼女と再会。それからまたご飯に行ったり、映画に行ったりの友達付き合いも再開。
彼女とはずっと、おばあちゃんになるまで仲よく出来ると一緒の友達だと信じていたといいます。
しかし、別れは突然。昭和63年、彼女はガンのため逝ってしまった。34歳の若さで。
あれから34年経ち、彼女が亡くなった歳の倍を生きてきたお手紙の方。
しんどい時や落ち込んだ時、よく彼女を思い出すといいます。
あの坂道を歩きながら、しゃべった思い出と共に、3人の幼子を残して旅立ってしまった彼女の無念さを思うと、自分もまた、頑張ろうと思える。
そして、しんどかったけれど、楽しかったあの坂道の通学路を思い出す。
たぶんもう、あの坂道を歩くことはない。
ちょっとしんどいかもしれないが、正平さんが行ってくれたら嬉しいです。
…というお手紙でした。
お手紙を読んで、目的地が坂道と知り「ボツ!」と言っていた正平さん。
歩いて…というお手紙のご依頼に、「自転車だと辛いですか?」と姉さん監督さんに確認。
「自転車だと辛いんじゃ…。」と返す監督。
「まぁ、行ってみよ。」と、現地を見て決める様子でスタートです。
曇り空のもと、鴨島駅から、まずは阿波川島駅を目指して出発。
駅のロータリーを抜け、銀座商店街を走りましたが、商店街は誰もいませんでした。
住宅と畑のあいだの道を走ってる時、赤いヒガンバナが咲いているのを発見。
「赤い赤い!」と指さして通過。秋を少し感じられました。
ランチはホットサンド
電波塔をこえて右折。
LAZY COFFEE BASEというお店に到着。
ランチです。
おしゃれな店構え。
「コーヒー屋さんだな。コーヒー色してるもん。」とお店の外観を見てつぶやく正平さん。
店内に入ると「うわ!」と声が出て「コーヒーのとてもいい匂い!」と言ってました。
そして、タバコOKのテラス席に移動。
ホットサンドとコーヒーが運ばれてきました。
このお店は、店主の男性が1人でやってらっしゃるお店。
正平さんは「お兄さん一人がやってらっしゃるの?コーヒー好きで?」と質問。
店主の男性は「はい。コーヒーに興味があったので。」と答えてくれました。
「だって入ってきて、いい匂いがしたもの。」と笑顔になる正平さん。
「いらっしゃる直前まで、豆を焼いていたので。」とおっしゃる店主。
コーヒー好きの正平さんが気に入りそうなお店。
徳島にカッコいいお店があるじゃないですか!!
話はズレますが。
最近の徳島。
ホテルとか美術館とか、今は米津玄師の出身地で注目されてますもんね。
大塚美術館は何年も前からありますが、鳴門大橋と大塚美術館、ちくわのお店って、20年前ぐらいのバスで行く旅のコースで定番でした。
私も、新卒で就職した職場の慰安旅行で行ったことがあります。
大塚美術館は、入館料が高いから、建物だけ見て通り過ぎました。
今はどうなんでしょうか?
まさか、その通り過ぎた場所が、何年も経って米津玄師さんが紅白歌合戦で歌った場所として有名になるとは!
話を戻して。
ホットサンドには、たまごとベーコンが挟まれていました。
まずはコーヒーをひとくち。笑顔になる正平さん。
「いまだにわからない。でもうまいもんな。苦いし。」
コーヒーの違いがわからないって言ってるんでしょうか?
『こころ旅』でコーヒーを飲む時、銘柄を指定しないで、「苦いの!」と注文してますもんね。
京都の仕事でいつも立ち寄る、喫茶店の男性まで出演されてましたが、苦さが優先で、あとはそんなにこだわりはないのかもしれませんね。正平さん。
ホットサンドは「うまいな!」と絶賛。
「お昼にこんなのもいいな。」と美味しそうに食べていました。
ホットサンド、テレビ越しに見ても美味しそう!!
静かで、いい雰囲気のお店です。
落ち着けそう。
正平さんは、ホットサンドを食べながら、店主さんがコーヒーもホットサンドも一人で作ってることに感心してました。
お店を出る時「どうもごちそうさまでした。ありがとう。頑張ってください!」と店主の方に声をかけて出ていました。
応援したくなったんでしょう!!
土手の道
住宅街の道から、車が横切る道を突っ切り、土手の上に出ました。
土手に上がった、広いところで休憩。
土手なのに、川が見えない。
走っていれば、見えてくる。という監督さん。
休憩を終え、Bカメさんが構えている方向に出発しました。
…とここまでが『朝版』です。
久しぶりの川島潜水橋
『とうちゃこ版』では、土手の道を走っている続きが放送されていました。
土手を走っていると、草のすき間から川の水が見えてきました。
すると、正平さんが「あれ~?沈下橋のようなもの渡ってる!ほら。」とストップ。
橋を見ながら「なんか昔行ったぞ!これ渡った!」と叫びます。
「思い出されましたか?もうちょっと行くとよく見えると思いますよ。」と言う監督さんの言葉に従い、近くへ。
「これ、なんか中州なんだ!日本一デカイ中州とか!」と嬉しそうな正平さんです。
近くまで行ってよく橋を見ました。
監督さんが「2015年に、ゴールが…。」と言いかけると、「向こうから渡った!」と思い出す正平さん。
監督さんは「それで、2017年にも、そのゴールからスタートして、その橋を渡った。向こう側行ってます。」と説明。
何度も渡った川島潜水橋!キレイでした。
潜水橋を見る様子は、月曜朝版でも放送されていました。
吉野川に架かる橋。
正平さんは「あのね、県によって違うんですよ。高知県に行くと沈下橋になるのかな?こっち来ると潜水橋。」と橋の呼び方について説明。
「また来たよ!」と嬉しそうに橋に話しかけていました。
この旅のカメラマンさんはタムタムさん。
橋とは違う方向を見た正平さんが、タムタムさんに飛んでいるたくさんの小さな虫を撮影してもらおうとしてました。
正平さん曰く「脳食い虫」耳から入ってきて脳に入る。と言われている虫だとか。
この虫、田んぼの近くにたくさんいます。
私も自転車で走ってる時にこの虫の集団に入って行ってしまって、口に入ったり、体についたり、気持ち悪かった思い出があります。
正平さんは「何喰ってんだろ?こいつら、あ、脳食ってんだ。」と言ってみんなを笑わせていました。
そんなわけないやん!!!
でも、私もそんなこと思ってたかも!耳に入ってくるのは事実だし。
気持ち悪いです。
天気急変!
阿波川島駅に近づいてきて、土手から下りてきた頃。
雨がポツポツと降ってきました。
「おいでおいで雨。」と言いながら進む正平さん。
案内標識に『阿波川島駅』の名前が出てきました。
黒い雲が覆ってきました。
雨の量が多くなってきて、民家のガレージの屋根に、許可をいただいて退避。
音を立てながら雨が降っています。
そのうち、雨が激しくなってきました。
カッパをまとった正平さん「おもしれえから行くぞ!」と、みんなに声をかけて出発しました。
「雨と遊んできまーす!」ですって。
なんか、カッコいいぞ!正平さん。
大雨の中出て行くの見るの、久しぶりです!
道は川になり、カッパに当たる雨の音はバチバチいってました。
「もっと降れ!かまへんかまへんもっと降れ!」と言い、左折。
正面に駅舎が見えてきました。
こころの風景
阿波川島駅に到着。
お手紙のリクエストでは、歩いて坂道を行く。
駅にある地図で位置を確認し、チャリオを置いて山の方に向かって歩くことになりました。
正平さんたちが歩き出した頃には、雨は小降りになっていました。
歩いていると、お手紙に書かれていた、線路のガード下が出てきました。
が、近くまで行って見てみると、ガード下は雨で冠水してました。
迂回しないと通れない。
とりあえず戻って、お手紙に書かれていた時計屋さんはどこか?を近くのお店に入って確認。
お話を聞いたお店の隣の隣が、時計屋さんだったそう。
お手紙の内容が確認できてよかった!!
そうやって正平さんが聞き込みをしているあいだに、ガード下の水がはけていました。
無事、ガード下を通過できた正平さんたちです。
こんなすぐに冠水って解消するんですね!!
一気に溢れて一気に引いたんでしょう!!
ガード下を抜けると、坂道がありました。
ボコボコのアスファルトの坂道を歩く正平さん。
自転車で通れない?と最初は謎に思っていた正平さんですが、途中から急坂に変化!
「自転車やめて正解ですね!」と納得してました。
ゆっくり坂道を歩く正平さん。
「笑ってるうちに着いちゃったんだろうな。俺もうしんどいわ。誰か笑わしてくれ!」
とグチりながら歩き続ける正平さん。
学校が見えてきました。
「マラソンは大変やったやろうな。」とお手紙の方たちの高校時代に思いを寄せながら歩いていました。
川島高校にとうちゃこ。
現在は中高一貫校です。
また雨が降り出したので、正平さんは、お手紙を守るためにビニール傘をさし、坂と学校が見える位置に座り、お手紙を読みました。
『朝版』では読まれなかった、お手紙の内容がありました。
同じ時期に結婚。同じように京都に住み、滋賀に引っ越しても、彼女も近くに引っ越してきたんだとか。縁は不思議だと書かれていました。
いいな~~。そりゃ、おばあちゃんになるまで友達だ!って思いますよね!
なかなか、引っ越した先まで近くだなんてないですよ!
私は常に友達とは遠いところに住む運命で、常に新しく縁をつないでいかないといけなかったものだから、とても羨ましいです。
話戻って。
お手紙を読み終わった正平さんは「坂道上がって来たよ。うん。自転車でも上がれたんじゃないかと。思うんですけど。」と言ってる途中でゴロゴロと雷がなりました。
まるで正平さんの言葉にツッコミを入れるみたいに。
「変な天気だ。いい雨降ってないなと思ったらザーッときて。さっきのガード下の見た?行けるの?と思ったらスーッと引いて。上がったと思ったらまた雷で。今日はよう頑張ってるな。俺ら。よし!二日目やっつけた。徳島県。じゃ!失礼します。」と言って番組を締めました。
お手紙の方のお友達が、ちゃんと坂道を登れるようにガード下の水を引かせてくれたのかも!
正平さんがつまらんこと言うから、雷でツッコんだのかも??
なつかしの川島潜水橋も見れたし、面白い旅でした。
徳島県の旅でめぐる町
徳島県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
- 10月18日…板野町
- 10月19日…吉野川市
- 10月20日…阿南市
- 10月21日…牟岐町
の放送予定です。
明日は、阿南市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間は、これまでの旅のリクエスト版。クラシックの放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。