BSプレミアムで放送中の『にっぽん縦断こころ旅』。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
4月4日~4月8日は奈良県です。
- 1068日目、奈良県1日目は明日香村への旅
- お手紙の内容
- ランチはさららの御膳
- 稲渕の棚田と大谷風カカシ
- ダイコンを心配する
- こころの風景
- 奈良県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
1068日目、奈良県1日目は明日香村への旅
4月5日放送分奈良県1日目は、奈良県古道芋峠でオープニングでした。
なかなかに荒れた道で、正平さんは「これ道だったの?」と疑いの声を上げていました。
確かにちょっと通にはコワイ道…。
枯れ木やら枯れ枝やらが土の道に散乱してて、足を滑らせて転倒しそうな道です。
ちゃんと木の看板が立ってて説明書きもありました。
犬飼孝『万葉の旅(上)』の一部を抜粋した文章が書かれていました。
「電車がひかれるまでは、飛鳥と吉野地方を結ぶ重要な交通路となっていた。」と書かれているのを正平さんが読んでいました。
今はあんまり人が通らないんでしょう…。
人が通っていたら踏み固められて道もしっかりしてくるはずだし。
続きには「こんにちは誰ひとり越えるものはなく、草ぼうぼうで道を見失いがちであり、廃道に帰してる実状」と自分でツッコみを入れてるような説明書きがありました。
ちゃんと自虐的なものも書いてあるのが奈良っぽいです。
奈良の人って、自分で自分の県を褒めないという自虐的なところがあるんですよ。
ちょっと悪口書かれてる文章をそのまま説明書きとして置いてるなんて、なーんて奈良っぽい。
オモロイです。
正平さんは少し道を歩いてみてましたが、すぐに行き止まり。
高取城跡などにつながる道しるべがありました。
お手紙の内容
こころの風景は、明日香村のある甘樫の丘の風景です。
10年前にお父さんを亡くし、その半年後にお母さん。さらに18年飼っていた犬も死んでしまい、ショックで力を失くしてしまっていたお手紙の方。
台風が近づいたある日。時々訪れる隣町の甘樫の丘へ辛い気持ちを抱えてフラフラと車で一人向かったそう。
天気のいい日は駐車場もいっぱいなのが、人っ子ひとりなし。風がヒューヒューと鳴り、木々はしなって葉っぱがパラパラと落ちてきたとのこと。
ちょっと心細かったが、お手紙の方は丘の上へグングンと登って行きました。
展望台に着くと、一人のおじいさんが犬を連れて歩いていて、どちらともなく話をすると、おじいさんの先祖が元はこの丘にあった柑橘園の持ち主の一人だったそう。
そばにある石碑に記された名前を教えてくれたり、この丘が国営飛鳥公園になる際の裏話を話してくれたといいます。
ニコニコと柔和なおじいさんに自然と「実は両親を亡くして落ち込んでいる。」と話したお手紙の方に、おじいさんは「八朔食べるか?」と聞くので「食べます。」と答えたら、おじいさんは「家にあるから取りにおいで。」と。
木々の間を抜けておじいさんの家に着くと、駐車場に置いてある箱から八朔を出して袋に入れて持たせてくれ、お礼を言って帰宅したお手紙の方。
その後お礼に何度かおじいさんの顔を見に伺ったそうですが、何だか図々しい気がして、近年はなかなか訪問できていないそう。
おじいさんは元気にしておられるのか?
展望台からは天気がいいと大和三山や二上山、生駒山、金剛山などが見えます。
正平さん、春の明日香は美しいです。ぜひ訪問してください。
追記でおじいさんと会ったのは、川原展望台の方だと書いてありました。
…というお手紙でした。
約10kmのルートで『甘樫丘(川原展望台)』を目指して出発しました。
下り坂を下り鳥の鳴き声を聴きながらのスタートです。
ランチはさららの御膳
道の岩には苔がびっしりと生えていて緑色が濃かったです。
坂を下って来て明日香村に入り、集落に入りました。
この集落の中のお店・さららでランチです。
本来お休みのところを、開けてくださったそうです。
お店に入る前に道の少し下ったところが気になった正平さん。
道端の土に埋もれるようにお地蔵さんがいらして、お花が供えられているのに気づいて気になったんだそうです。
お地蔵さんの少し下には小さなかわいいお地蔵さんが数体いらして、かわいかったです。
お地蔵さんを見た後に、お店の中へ。
縁側もある家庭的な店内。既にお膳が用意されていました。
ふきのとうの天ぷらに、黒米のおこわ。
ふきのとうの天ぷらは口の中に広がったようです。
おいしいご飯と食べて「いい食事が出来たな。」と言って今度は縁側でたばこで一服していた正平さん。
お店の女性がそんな正平さんに「たばこばっか吸ってたら体にようないですよ。」とお茶を出しながら話しかけてくれました。
正平さんとお店の方は親し気におしゃべりをして楽しいひとときを過ごしていました。
食後。お店の前でみなさんでお見送りをしてくれました。
お店の方たちに、正平さんは「お休み開けてくれてありがとう。ごちそうさんでした。手紙書きや。俺にラブレターでもええんやで。」とまた楽しい冗談を言ってお店をあとにしていました。
ここ、月曜朝版でも放送されてましたね!!
お店の方とだいぶ仲良く話をしたあとだったんだ!!
オモシロ会話でした。
…とここまでが『朝版』です。
稲渕の棚田と大谷風カカシ
『とうちゃこ版』では、お手紙を読み終わったあとに地図上で天の香具山、耳成山、畝傍山で大和三山ということを確認。甘樫丘との位置関係を確認しているところが放送されていました。
そして出発後、下り坂の途中で出発地の芋峠につながる道を発見。
お地蔵さんもいらっしゃるのを見つけたのを放送していました。
下り坂を下って来ると「せっかくだから。」稲渕の棚田で立ち止まっていました。
スタッフさんによると「棚田百選」に選ばれてるらしいです。
赤いユニフォームを着た、大谷翔平選手風の大きなカカシが置かれていました。
正平さんは「あれ鳥怖がらんやろ。」とツッコミを入れていました。
うーん。そうですねぇ。怖くはないかも…。
でも大きいからビックリしてくれるんじゃないかな??
棚田見学のあと、田んぼと山の間に道を通っていくチームこころ旅を遠くから撮影していました。
絵になります!!
白とピンクの梅の花の隣を「休憩したくなるな。」と言いつつ通過。
山を下りてきました。
ダイコンを心配する
住宅街の車1台しか通れない道の交互信号で、止まれ4分 進め20秒 と書かれていました。
その信号に従って待っていると、頭の部分が大きく出てるダイコンが生えてるのが見えました。
正平さんはそれを見て「ダイコンってあんな体出て大丈夫?」と心配してました。
後ろからスタッフさんが「こういう姿よく見ますよね。」と言ってましたが、そうなんですか?
ダイコンを心配する正平さんでした。
かなり大部分が外に出てて「俺、ああいう役者にはなりたくないな。」と言って笑ってました。
うん?大根役者?どういうこと・・?
信号待ちの4分、長かったです。
こころの風景
田畑の間のカーブがある道を通り抜け、車が行き交う大きな道路に出ました。
すると右側に川原展望台が見えてきてとうちゃこ。
チャリオを降りて、ここからは歩いて川原展望台に上りました。
途中立ち止まって息を整えながら登り、お手紙に書いてあった石碑をさがしました。
上にのぼってくると、石碑が見つかりました。
柑橘園記念碑です。
国営飛鳥歴史公園の方に撮影を立ち会ってもらっていました。
その方に柑橘園のことを伺うと、橘というミカンの発祥。飛鳥時代に大陸からみかんが来て。聖徳太子が生まれた橘寺…大和橘という種類のミカンで、漢方薬だったそうです。
『川原柑橘園』と彫られた石碑があり、その裏に会員名が彫られていました。
石碑を確認後、展望台に上がりました。
展望台にはお手紙の内容と同じように、犬を連れた方もいらっしゃいました。
展望台から見ると、山が見え、三角の山が耳成山。左が畝傍山。天の香具山は耳成山より右側の小さな山でした。
耳成山の手前の赤い柱があるところが藤原宮跡と飛鳥公園の方に教えてもらってました。
遠くには生駒山も見えました。京都も見えるとのこと。
正平さんは「今日風ないな。たぶん住みやすかったんやろうな。昔の人。」と言ってました。
しばらく風景を眺めた後、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「景色いいわ。天気よかった。よかったよかった。おじいさんは見つからなかった。どっかにいはるんかもしらん。八朔はもらえなかった。ええ…三山は見えたよ。生駒山は見えた。よし!今日はコースもよくて。だんだん過酷になってくんかな?奈良県初日。グッド!」と言って番組を締めていました。
おじいさんに会えたらよかったのにな~~。
偶然に会うのがこころ旅じゃないの??
ちょっと残念でしたが、景色がよかったのでよかった!
生駒山見えました!
私は以前奈良北西部に住んでて大阪の学校に通っていたので、生駒山を見つつ学校に通い、学校に着いてからは大阪側から生駒山を見てました。
久々に横に長い生駒山が見えて嬉しかったです。
=2023年7月7日追記=
べったこさんのブログで、この明日香村の旅をたどった様子が写真付きで載っています!
とても細かく写真を撮ってらっしゃるので、旅の地の現在の様子が見れて楽しいです。
ぜひ、ご覧になってください!!
=追記おわり=
奈良県の旅でめぐる町
奈良県の旅でめぐる町は、テレビの番組表によると…
の放送予定です。
明日は、橿原市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送はなく、とうちゃこ版のみ土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。