BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023秋、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
- 1221日目、鳥取県2日目は鳥取市への旅
- お手紙の内容
- ダラダラの水と保存会の人たち
- オニヤンマとカラスウリ発見
- ランチは親子丼
- こころの風景
- 鳥取県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
2023年秋のルートは、北海道から始まり、東北の青森、秋田。
跳んで山陰の鳥取、島根、山口。
ラストは、九州福岡でゴールです。
前日、鳥取県1日目・岩美町の感想はこちら。↓
1221日目、鳥取県2日目は鳥取市への旅
11月1日放送分鳥取県2日目は、鳥取市の旧美歎(みたに)水源地水道施設 でオープニングでした。
今は使われていない水道施設だそうです。
ろ過する池を見ていました。
旧水道施設の詳しいことはこちら。↓↓↓
国指定重要文化財「旧美歎水源地水道施設」にようこそ!|鳥取市
お手紙の内容
今回のお手紙は、鳥取市の43歳女性から。
こころの風景は、鳥取市紙子谷(かごだに)の田畑のなかの一本道です。
正平さんが鳥取に来ると分かり、5歳の息子さんと紹介したいと意見が一致した場所。
お手紙の方の実家近く。田畑のなかの一本道です。
お手紙の方が幼い頃は、ポツンとお墓があるだけで、ほぼ一面田んぼ。
春はあたたかなれんげ色。夏は力強い緑。秋は実りの黄金色。そして冬は静かな白。
時折、汽車が通り過ぎてゆくだけ。
そんな田舎の一本道。真ん中あたりにお墓。その向かいにお手紙の方の家の畑があったそう。
夕方になると、ありったけの声でおばあさんを呼ぶのがお手紙の方の幼い頃の日課。
畑からの帰り道。
自転車に鋤をくくりつけ、ほっかむりとモンペ姿のおばあさんに寄り添い、一日の報告や他愛のない話をするのが楽しかったといいます。
また、畑の先にはトンネルがあり、その先にはおじいさんが働く果樹園があり。
時々一本道のあいだだけ、おじいさんの単車の後ろに乗せてもらう。大きなお腹には手が回らず、ベルトをしっかり握って乗っていたそう。
今、お手紙の方の息子さんたちも同じように一本道から汽車を眺め、手を振るのが大好き。
一本道は、お手紙の方にとって祖父母を思い出すあたたかい場所。
その場所を息子さんが大切に思ってくれていると知り、嬉しくなったといいます。
一本道の真ん中にあるお墓には、昨年100歳で天国に旅立ったおばあさん、そしておじいさんが眠っているそうです。
…というお手紙でした。
お手紙には、お手紙の方親子とお手紙の方のお母さんらしき人物が写った写真が同封されていました。
ダラダラの水と保存会の人たち
約9kmのルートで紙子谷へ向かって出発しました。
施設沿いの道を走っていると、道の脇に「ダラダラの水」と看板があり。
石が積まれたあいだから、水が流れていました。
昔、美歎の住民の方が生活用に使用していた水。
飲まないでください。と注意書きがありました。
岩のあいだから、文字通りダラダラと滝のように流れてくるお水。
こういう水があるとすぐに飲む正平さん。
今回は飲んでいませんでした。
さらに坂を下りて行くと、水色のジャンパーを着たひとたちがたくさんいらっしゃいました。
道沿いに立って、「こんにちは」と口々に手を振って正平さんにご挨拶。
正平さんも「こんにちは!バイバイ!」と返します。
お掃除などして、水道施設を守ってらっしゃる方々でした。
とてもキレイな施設でした。
さらに坂を下り、住宅のあいだの道を下りて行きました。
オニヤンマとカラスウリ発見
田んぼのあいだの道に入ると、ちょっぴり上り坂。
正平さんの息が上がっていました。
畑の横を通過。
山に突き当たって左折。
山沿いの細い道を走っていると、畑の柵に大きなトンボが!!
黒と黄色の横縞模様の、オニヤンマでした。
今年、虫よけにオニヤンマブローチなんてのが流行りましたが、本物はデカイ!
怖い。
次に、白い花を発見した正平さん。
たくさん生えていたらしく、花びらがフワフワと毛がありました。
最初、名前が分からず。
正平さんが「こころ草」と名付けていましたが、スタッフさんがすぐに「カラスウリ」という名前だとさがしあてました。
「なんだカラスウリか。」とちょっと残念そうな正平さん。
Wikipediaで写真を見たら、正平さんが持っていた植物そのもの。
間違いなさそうです。
字幕では"専門家に確認したところ カラスウリかキカラスウリの花のようです"と出ていました。
あんまり見ない花。
そしてオニヤンマ。
一度に二つの発見。
見つけるチームこころ旅もよく周りを見ている!
…ここまでが『朝版』です。
ランチは親子丼
『とうちゃこ版』では、津ノ井駅前交差点から、駅の近くでランチしているのが放送されていました。
踏切を渡ったところにある駅に近いお店。
正平さんは、親子丼を注文。
550円という安さに驚いていました。
先に、スタッフさんが注文したトンカツが運ばれてきました。
トンカツのセットに入っていた小鉢の、唐辛子を煮たものを見て「食べたい!」と、店員さんにお願いする正平さん。
店主の女性は「うちで栽培した唐辛子で、それを炊いたの。」と説明。
正平さんが注文した親子丼ご飯少な目と一緒に、唐辛子の炊いたのが運ばれてきました。
つゆだくの親子丼。
どうして安いのか?と疑問に思った正平さん。
このお店をはじめられたのは、店主さんのお母さん。
戦争を経験しているので、学生さんに安く食べさせたいという思い。
「とにかくお腹いっぱいになれば、悪いこと考えんし、元気になる!」
という思いからだそう。
お話を聞いて「ご飯少なめって言ってる場合じゃないな。」と言う正平さん。
いや、残すよりは最初から少なめって言う方がいいよ~~。
でも、安くしてくれるのは嬉しいな。
唐辛子の炊いたものを先に食べ「うまいわぁ。」と絶賛。
甘くておいしいそうです。
そして親子丼。
ご飯少なめでも、量が多いように見えました。
玉子たっぷりで、美味しそうでした!!!
最後は、サインをしてお別れ。
優しい店主さんでした。
こころの風景
線路に沿って走る正平さんたち。
線路の下のトンネルをくぐって田んぼに突き当たり左折。
紙子谷の集落に入りました。
畑のあいだのクネクネした道を走り「見つけるぞ一本道。」と意気込む正平さん。
線路は左側。
まっすぐな道に入ってきました。
住宅が並ぶ道を走っていると、香取という看板を超え、お墓が見える方向へ左折。
ちょうど汽車が走り抜けていきました。
そして、クネクネしていた道を走っていくと、まっすぐの一本道が現れました。
お墓も見えて、とうちゃこ。
正平さんが見つけた一本道は右手にお墓がありましたが、お手紙では真ん中あたりとあるので、出発点は、もうちょっと離れたところかもしれない。
お墓の横の道を通って奥にいくと、草のぼうぼうのなかに、小さなトンネルも発見しました。
お墓に向かって正平さんは
「おじいちゃんおばあちゃん寝てる?起きてくれー!来たよ!合ってるかどうか、100歳!」と声をかけていました。
いやぁ、今回は聞き込みなしで場所が特定できそうですね!
お墓から田んぼに引き返して、写真を撮っていた場所をさがす正平さんたち。
「5歳の子供が、頭に残るか?これが。へー。やっぱりお散歩するからかな?」とちょっと疑問を持ちながら走る正平さん。
「列車も走ったんじゃないですかね?」と推測するスタッフさん。
汽車に手を振るのが大好きって書かれてましたもんね。
正平さんがチャリオをストップさせると、待っていたかのように『ふるさと』のメロディーが流れてきました。
12時のチャイムです。
正平さんたちをあたたかく迎えてくれているよう。
まるで待っていたかのように流れてきたメロディー。
素敵やん!
お手紙に同封された写真を見て風景を確認。
撮影場所に着くことができました。
真っすぐの一本道です。
正平さんは一本道の脇に座り、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「こんな一本道に来たよ。」とお手紙の方に声をかけていました。
水の流れる音がずっと聞こえていて、鳥や虫の鳴き声や遠くで車が走る音が聞こえました。
まさに「ふるさと」の風景。
こころ落ち着く風景を見せてもらいました。
ありがとうございました。
鳥取県の旅でめぐる町
の放送予定です。
次は、伯耆町への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!