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こころ旅2021秋の感想*岐阜県美濃市*野口五郎駅?の旧美濃駅で真っ赤な電車を見て上有知湊に行く

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BSプレミアムで放送が始まりました『にっぽん縦断こころ旅』。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。

9月20日~9月24日は岐阜県です。

www4.nhk.or.jp

 

前日、岐阜県2日目飛騨市の旅の感想はこちら↓

 

www.lovetv.site

 

 

1026日目、岐阜県3日目は美濃市への旅

9月23日放送分岐阜県3日目は、岐阜県関市下有知(しもうち)の廃線となった名鉄美濃町線の神光寺駅跡地のサイクリングロードでオープニングでした。

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、京都府長岡京市の67歳男性から。

こころの風景は、名鉄(名古屋鉄道)美濃町線の廃線跡と終点の美濃市の映画のセットのような街並みの先にある上有知(こうずち)湊です。

子供が出来たら鉄道で旅するのが夢だったお手紙の方。2番目のお子さんも女の子だったことで困ったそう。

しかし女の子でも幼い頃に興味を持たせれば続くだろうと思い、二女さんが幼い時に連れて行ったのがこの美濃町線でした。

実際二女さんも絵本から飛び出してきたような真っ赤な電車に乗るや、お手紙の方と一緒に運転席の後ろに陣取り、迫りくる景色に歓声をあげていたそう。

大成功と喜んだお手紙の方は、せっかく美濃市に来たのだからと、卯建(うだつ)が並ぶ街並みを抜けて着いたのが上有知湊でした。

ここはかつて長良川の川湊。木造の灯台が立ち、少し離れたところには赤い吊り橋が架かり「川の風景」が凝縮されたようなところだったといいます。

穏やかな川の水面に向かってお手紙の方が小石を投げると、二女さんも真似をして投げ、しばらく競い合ったそうです。

そのためか、帰りの電車の中では歓声はなく、座席ですっかり寝入ってしまったとか。

終点についても起きないため、おぶって乗り換えのJRの駅まで行ったそう。

なんとか自宅に着いたときに「今日どうだった?」と聞くと「つかれた。」と返事。

それ以来残念ながら二女さんとの『鉄旅』はないそうですが、思い出の風景を見せていただきたい。

 

…というお手紙でした。

 

お手紙を読んだ正平さんは、目的地の美濃市の街並みにある「卯建」について話していました。

うだつってあれだよな。火災避けだよな。類焼よけ。書いてあったな。ちょっとお金があるとそれが建てられる。ダメな奴は建てられない。うだつがあがりません。」と言ってました。

前にもうだつがある町並みを、『こころ旅』で見たことがあるような気がします。

 

美濃町線廃線跡を通る

美濃町線廃線跡のサイクリングロードを通って、約6kmの上有知湊を目指して出発しました。

線路跡とのことで、まっすぐに道がのびていました。

道幅が狭く、正平さんは「線路跡たどってるよ。ちっちゃい電車やったやろうな。」と推測していました。

 

途中、駅のホームのあとっぽいのが出てきて線路の枕木も残っていました。

字幕で『松森駅跡』と出ていました。

こうやって駅の名残を残しておいてもらうのは、電車が走っていることを覚えている人には嬉しいでしょうね!!

 

枕木をよけて先に進む正平さんたち。

途中道路をはさんでまた線路跡を進んでいました。

 

野口五郎駅?旧名鉄美濃駅

そのあと車が通る道路に出ると、左側にかつて走っていた車両を展示している場所がありました。

チャリオを降りて押しながら歩いて近づくと、駅のような建物に車両と『美濃』と書かれた駅票もありました。

旧美濃駅です。

www.kankou-gifu.jp

しかし、正平さんが見つけたのは『野口五郎略歴』と書かれた石碑。

野口五郎さんの本名とご両親の名前が刻まれているのに続いて、芸能界での歩みが刻まれていました。

電車のあれじゃないのか。美濃市の出身だからか。」と納得の正平さん。

略歴の石碑の他に、『私鉄沿線』の歌詞とギターの絵が刻まれた石碑もありました。

歌詞を見ながら「改札口できみのこと~」と『私鉄沿線』を歌う正平さん。

聞いたことありますよ!この歌。

 

歌詞を読んで歌いながら正平さんが「ここの改札口かな?俺私鉄沿線って言うからさ、東京の私鉄かと思ったら…。」と言って、この美濃駅なのでは?という話に。

名鉄は私鉄ですもんね。

しかし!Wikipediaを読むと、美濃駅とは関係ない。と書かれてありました。

私鉄沿線 - Wikipedia

 

けど、他の個人さんのブログを読むと、野口さんファンの間では聖地なのだとか。

www.gentlemans-topic.com

 

展示されている電車の中の奥から2番目に真っ赤な電車がありました。

正平さんはその電車を指さして「あの真っ赤なのなんていうのは…あれ乗ったんだろうな。女の子が喜んだっていう。絵本から出てきたようなっていうね。」と推測していました。

きっとそうでしょうね!

 

次に『旧名鉄 美濃駅』と書かれた駅舎の建物へ入りました。

すると消毒をしながら「ちょっとこれ、、美濃駅ちゃう。野口五郎駅でしょ?」と笑ってしまう正平さん。

それもそのはず、駅の壁には野口さんが出演したと思われる映画『季節風』の野口さんと大竹しのぶさんが並んだポスターが数枚貼られていました。

 

 

ポスターには他の出演者さんたちも写っており、正平さんが「邦衛さんまでいる。敦夫さんもいる。」と1人1人指さして嬉しそうでした。

 

 

豪華俳優陣出演の映画ですね!!

舞台は海沿いの街らしいんで、これまた美濃駅とは関係なさそうでした。

 

ランチは上品なお店で

旧美濃駅を出て走っていると、お手紙に書かれていた『うだつ』があがる街並みに入りました。

家の家の境目の屋根に『うだつ』があがっていました。

 

「うだつよりメシ!」とお昼ごはんのお店に入りました。

古い民家のようなお店の門をくぐると、中で女性が「お待ちしておりました。」迎えてくれてました。

 

正平さんたちは個室へ通されたのですが、とてもキレイな個室で「だいぶ俺たちには似合わないぞ。」と恐縮してました。

運ばれきたお食事は、天ぷら、煮物に手前においなりさん。汁物もありました。

うわ!おいなりさんや!」と、大好きなおいなりさんがあって喜ぶ正平さん。

まずは、なすと万願寺唐辛子の煮物を食べ、次においなりさん。梅の味だったみたいです。

 

いつもにぎやかにランチを食べる正平さんたちですが、本日のランチはお上品なお店で静かに食べていました。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

こころの風景

『とうちゃこ版』では、「古い街道だろうな。」と言ってうだつのある街並みを走ってるところの続きが放送されていました。

街並みを抜け、小さなトンネルを通過すると川沿いの道に出ました。

車も通るカーブの道をUターンして川の方に下りて行きました。

長良川です。

分水嶺の源流見てこれ見ると、よくぞ大きくなりましたってなるな。」としみじみ言う正平さん。

昨日の旅で太平洋と日本海の分水嶺に行ってましたね!

川沿いを走っていると、お手紙で書かれていた木造の灯台が見つかりました。

灯台の下には『上有知湊跡』と書かれた説明板がありました。

 

とうちゃこです。

川に架かる赤い橋も見つかり、ここからはチャリオを降りてあるいて川辺に下りました。

川から見ると灯台高いな!」と言う正平さん。

さっき上から見た時は小さく見えた灯台ですが、下から見上げると大きな灯台に見えました。

そして船着き場と思われる場所も見つかりました。

 

次に石を投げようとしたものの石が見つからず。

川幅が広く、流れも速いので「船着くの大変やったろうな、昔。」と船着き場だった時代を想像していました。

 

川の風景と灯台をしばらく眺めてから、正平さんは船着き場の上に座りお手紙を読みました。

お手紙を読み終わった正平さんは「こんな珍しい川の灯台。赤いつり橋がある。石投げは石がもうない。整備されたんだろうな。昔は物資を運んで…。」とお手紙に書かれてあったことのなかで、石投げだけは達成できなかったことを報告。

そして「岐阜県3日目終わった。川の水が長野を走ってる時から比べるとどんどんきれいになって。長良川っぽい。ありがとさん。ぴょんぴょん魚跳ねてるよ。」と川の水を眺めて言っていました。

 

長野の旅はずっと曇ったり雨降ったりしてて川の水が濁ってましたが、岐阜県に入って晴れてきて、川の水がきれいになってきました。

川の灯台、カッコよかったです。

野口五郎さんだらけの旧美濃駅も、野口五郎さん博物館みたいで面白かったです。

岐阜県3日目。

楽しい旅を見せてもらいました。

 

明日は、養老町への旅です。

 

www.lovetv.site

 

『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。