毎週水曜夜10時から、日本テレビ系列で放送中の石原さとみさん綾野剛さん主演ドラマ『恋はDeepに』。
5月19日に第6話が放送されました。
おもな登場人物
- 渚海音:石原さとみさん…海洋学者。芝浦海洋大学の鴨居研究室の特任研究員。海の生物のこと第一に考えていて『蓮田トラスト』の海のリゾート計画の海中展望タワーに反対しながらも、海洋環境アドバイザーを引き受けた。
- 蓮田倫太郎:綾野剛さん…『蓮田トラスト』の御曹司三兄弟の次男。海を守りたい海音とリゾート開発で対立する。兄の光太郎と仲が悪い。
- 宮前藍花:今田美桜さん…鴨居研究室の特任研究員。
- 鴨居正:橋本じゅんさん…海洋学者。鴨居研究室の室長。姪である海音の世話をしながら気にかけている。
- 染谷醍醐:高橋努さん…教授。魚類生物学の専門家。
- 椎木拓真:水澤紳吾さん…准教授。海洋再生エネルギーの専門家。人には言えない極秘案件を研究してる。
- Mr.エニシ:福山翔大さん…YouTuber。動画に海音を出演させるため、追いかけまわしてる。
- 蓮田光太郎:大谷亮平さん…『蓮田トラスト』御曹司三兄弟の長男。次期社長として育てられた完璧主義。
- 蓮田榮太郎:渡邊圭祐さん…『蓮田トラスト』御曹司三兄弟の末っ子。やんちゃ。対立二人の兄の仲を取り持つ。
- 蓮田太郎:鹿賀丈史さん…『蓮田トラスト』会長。三兄弟の父。
- 鶴川優作:藤森慎吾さん(オリエンタルラジオ)…『蓮田トラスト』の広報部。倫太郎の大学の同級生で、倫太郎の移動の時の車の手配などをしてくれている。
- 山内可憐:筧美和子さん…『蓮田トラスト』企画支援課の社員。
- 風間みどり:松熊つる松さん…『蓮田トラスト』企画支援課課長。御曹司三男の榮太郎が部下におり、チャラい榮太郎をうまくあしらっている。
前回、第5話の感想はこちら。↓
第6話のあらすじ
鴨居が記者を突き飛ばし、警察に連れて行かれるところに海音と居合わせた倫太郎は、動揺する海音を気遣って自宅に招く。
そこへ榮太郎が、光太郎の元妻・遥香(泉里香さん)を連れて帰ってきて、倫太郎と遥香の親しげな様子に、海音は羨ましさと嫉妬を覚えた。
遥香は光太郎と話す予定だったが場所を外に変更。「弟をよろしくお願いします。」と海音にお願いしてから帰って行った。
榮太郎は、藍花と染谷、椎木の研究室のメンバーを呼んでくれ、鴨居のことでショックを受けていた海音を励ます。
榮太郎は椎木とまた二人で話していて、藍花は何の話をしているのか分からず、隠し事をされていると海音と倫太郎に相談。
海音が人間じゃないという大きな隠し事を持ってる二人は、ただ苦笑いするしかなかった。
ほどなくして、鴨居から警察に解放してもらったいう連絡が入る。椎木と染谷は鴨居に付き合って研究室に泊まるため、蓮田家から移動。
残った藍花と海音は、榮太郎と倫太郎とそれぞれ過ごす。
倫太郎は兄と違って期待されずに育ち、逃げるようにロンドンに行ったことを海音に明かす。しかし海音はお父さんに呼ばれたのは期待されているからでは?と指摘。
倫太郎は呼ばれたから日本に戻ったのではなく、母との約束の海中展望タワーを造るために戻ったのだと言う。けれど海音と出会ったことで予定が狂った。と笑う。
倫太郎は「俺は君が、海音が好きだ。」とまっすぐに思いを告白。「私も好きです。」と返す海音。
思いが通じ合った二人だったが、海音は筋力が落ちて来ていて、ここにいられるのはあと2か月だと明かすことは出来なかった。
海音と倫太郎が一緒にいるのを見かけた光太郎は、ただ黙って見つめるのだった。
翌日。
父・太郎会長に海中展望タワー復活をするのかどうか?を聞く倫太郎。倫太郎がプロジェクトに復帰するのを反対する光太郎。
二人の息子に決断を迫られた父は、星ヶ浜に対する思いをそれぞれ聞かせてもらい、どちらがリーダーにふさわしいかを決めると言った。
一方。
無事鴨居は戻ったものの警察沙汰となったことで海音の経歴を提出するよう大学に求められる。さらに研究室の統廃合の話が出ており、鴨居の研究室もその対象になった。
鴨居は、記者がどうやって海音のことを嗅ぎつけたのか分からず、海音に今後もこう言ったことが起こるかもしれないと忠告した。
海音の経歴の謎についての記事が出て、鶴川は記事を書いた記者が蓮田トラストで出入りしていた記者と気づき、会社内部の人間が記者を仕向けてたのでは?と推測。
鶴川から話を聞いた倫太郎は、すぐに光太郎ではないか?と疑う。
鶴川も鴨居が捕まる前に光太郎と鴨居が話しているのを見かけていた。
海音も、鴨居が記者に直撃を受ける前に、光太郎から鴨居の身を案じる言葉をかけられていた。
光太郎の思惑をよそに、倫太郎と海音の仲は深まっていく。
倫太郎は海音に、記者に気を付けるよう忠告をした。
光太郎は、前より一層開発プロジェクトを進めるために力を入れる。
そんな光太郎に対して、開発に不利なデータを出した榮太郎は、焦り過ぎだと指摘。資源開発とリゾート開発は別にすべきだと進言した。
榮太郎は冷静に、倫太郎の開発計画に海底資源開発は入っていなかったと改めて言い、倫太郎が復活したらまたひっくり返ると指摘。
光太郎は倫太郎がプロジェクトに復帰することはないと断言。「お前はいいよな。俺も責任がないところで好き勝手やりたいよ。」と吐き捨てるように言った。
光太郎の言葉で榮太郎は、今まで見せたことない表情を浮かべるのだった。
榮太郎は椎木と一緒に株の売買を進めていた。
研究室で榮太郎に電話をしていた藍花は、研究室内にいた椎木がクシャミをした音が、榮太郎の電話から聞こえてきて不審に思う。
そして、椎木がテントを出た隙に椎木のパソコンに刺さっていたヘッドホンを聞き、榮太郎が他の株主と株取引をしている会話を聞いてしまった。
一方。蓮田トラストにいた海音は、会社で飼ってるカメの亀田君から、光太郎が科学者に頼んで海底開発に都合がいいようなデータの改ざんを頼んでいたことを教えられる。
その情報を慌てて倫太郎に伝えたが、カメからの情報なんて何の証拠にもならないと我に返る。
しかし倫太郎は受け止めてくれた。
父・太郎会長が、役員の前で光太郎か倫太郎、どちらがリーダーにふさわしいかを判断する会議が始まった。
環境に配慮して海中展望タワーを造りたいと熱い思いを話す倫太郎に対して、光太郎はタワー建設より海底資源の開発の方がより利益を生むと力説。
会議の途中海音が来て、倫太郎から水族館で海中タワーについての話を聞いた子供達から送られてきた手紙を置いて行った。
手紙には、海中展望タワーを楽しみにしてるというメッセージが書かれてあった。
太郎会長は、いつか尽きる資源より、長く続くリゾートに来た人たちに引き継がれる幸せな記憶。目先の利益より、より長く続く勝ちに賭けると決断した。
リゾート開発のプロジェクトに戻れることになった倫太郎に、海音は「これでまた正々堂々と海中展望タワーに反対できる。」と宣戦布告。
倫太郎は笑いながらも「星ヶ浜の海もどんな事情を抱えてようが海音も必ず守る。」と決意を語った。
そんな倫太郎を見て「ここにいたい。」と漏らす海音。
そんな時『蓮田トラスト』の株の大半が買い占められていることが発覚。
海音は、10か月前に星ヶ浜に打ち上げられた時も一緒だったウツボの声が聞こえなくなっていたーーー。
…というお話でした。
藍花が秘密を知る
前から榮太郎が何か隠していると気づいていた藍花ちゃん。
どうも椎木さんと怪しいとまで掴んでいたものの、何も分からず。今回やっと株の売買をしているのが分かりました。
これまでのチャラいキャラの榮太郎とは程遠い野心家の姿です。
前から『S計画』なるファイルを椎木とよく見ていたので、星ヶ浜の開発には光太郎とも倫太郎とも関係ない、違う計画があるようです。
椎木はそのプロジェクトに関わってると思われます。
その計画を知って、兄2人に対抗する力をつけてから会社をかっさらう!といったところかな?
兄弟げんかはしない平和主義者だと言っていた榮太郎ですが、面と向かって戦うのじゃなくて、裏で手を回して勝つ!人なのかも。
何をしたいのかまだ分かりませんが、ダークホースです。
株買い占めて会社乗っ取るつもりかな?
倫太郎も海中タワーだなんだって言ってられなくなりますね!
海音の期限も迫ってるみたいだし、物語の終わりに向けて問題がいっぱい出てきました。
藍花は計画を知って榮太郎に何か言うのかな?
ていうか、榮太郎の藍花への気持ちも本物か分かりませんよね。
前回、榮太郎が告白して付き合うのを見た時は、本気かな?と思いましたが、やっぱり怪しいです。
藍花ちゃんはどうするのか?
これからの成り行きを見ていきたいと思います。
倫太郎が素直
海音の事がどんどん好きになる倫太郎。まっすぐに海音への思いを打ち明けていました。
人間じゃないのなんて、全く問題なかった感じ。
事情があるという程度にしか受け止めていないのがスゴイなと思いました。
ベタですが、恋は盲目です。
とても雰囲気のいい二人きりのシーンで、倫太郎の服がはだけて肩が見えたのはセクシーでした。
二人がうまくいったとしてあと2か月。
終わりは海音が海に帰るところで終わるでしょうし、悲恋は必至です。
海音がいなくなれば、残された人の海音への記憶も消えるって設定かな?
海音はタワーを阻止して海を守るのが使命なんですよね?
榮太郎が別の計画をぶち上げれば、タワーどころじゃなくなるかも?
タワーより海を破壊するものじゃなければいいけど。
ここにきて、海音の秘密だけじゃなくて榮太郎の秘密まで出てきて、こんがらがってきました。
倫太郎と海音は海を守れるのか??
海音の経歴の問題は??
色々な問題を抱えての次回、面白そうです。
以上、『恋はDeepに』第6話の感想でした。