毎週水曜夜10時から、日本テレビ系列で放送中の石原さとみさん綾野剛さん主演ドラマ『恋はDeepに』。
6月2日に第8話が放送されました。
おもな登場人物
- 渚海音:石原さとみさん…海洋学者。芝浦海洋大学の鴨居研究室の特任研究員。海の生物のこと第一に考えていて『蓮田トラスト』の海のリゾート計画の海中展望タワーに反対しながらも、海洋環境アドバイザーを引き受けた。
- 蓮田倫太郎:綾野剛さん…『蓮田トラスト』の御曹司三兄弟の次男。海を守りたい海音とリゾート開発で対立する。兄の光太郎と仲が悪い。
- 宮前藍花:今田美桜さん…鴨居研究室の特任研究員。
- 鴨居正:橋本じゅんさん…海洋学者。鴨居研究室の室長。姪である海音の世話をしながら気にかけている。
- 染谷醍醐:高橋努さん…教授。魚類生物学の専門家。
- 椎木拓真:水澤紳吾さん…准教授。海洋再生エネルギーの専門家。人には言えない極秘案件を研究してる。
- Mr.エニシ:福山翔大さん…YouTuber。動画に海音を出演させるため、追いかけまわしてる。
- 蓮田光太郎:大谷亮平さん…『蓮田トラスト』御曹司三兄弟の長男。次期社長として育てられた完璧主義。
- 蓮田榮太郎:渡邊圭祐さん…『蓮田トラスト』御曹司三兄弟の末っ子。やんちゃ。対立二人の兄の仲を取り持つ。
- 蓮田太郎:鹿賀丈史さん…『蓮田トラスト』会長。三兄弟の父。
- 鶴川優作:藤森慎吾さん(オリエンタルラジオ)…『蓮田トラスト』の広報部。倫太郎の大学の同級生で、倫太郎の移動の時の車の手配などをしてくれている。
- 山内可憐:筧美和子さん…『蓮田トラスト』企画支援課の社員。
- 風間みどり:松熊つる松さん…『蓮田トラスト』企画支援課課長。御曹司三男の榮太郎が部下におり、チャラい榮太郎をうまくあしらっている。
前回、第7話の感想はこちら。↓
第8話のあらすじ
海音が星ヶ浜の海辺で気を失って倒れ、倫太郎は鴨居に連絡。鴨居は知り合いの富浦医院まで海音を運ぶよう依頼した。
鴨居は倫太郎に、海音は星ヶ浜の海を守る使命のためにここにやってきて、いずれ海に帰らなければいけない。と説明し、倫太郎がそばにいると海音が無理をしてしまうから命が危なくなる。これ以上関わらないでほしい。とお願いした。
一方で『蓮田トラスト』の取締役となった榮太郎は、星ヶ浜のリゾート計画は白紙に戻すと言い出す。
そして代わりに『S計画』なる深海未来都市計画を進めると宣言した。
倫太郎は海音から連絡が来ても自分からは連絡をしないようにし、海音は突然倫太郎と連絡が取れなくなったことを不安に思っていた。
何も知らない鶴川は、二人がうまくいくようにお見舞いに行くようすすめ、倫太郎は藍花に頼んで、海音の様子を見に行ってもらった。
藍花はもずく酢を差し入れに持って海音を訪ね、榮太郎の事や研究室のみんなことを明るく伝えてくれ、海音の心を和ませてくれた。
鴨居は大学から、海音の経歴や鴨居と親戚関係でもないのに同居していることなどの問題で、世間を騒がせていることに対して教授会で説明を求められた。
鴨居は自分だけが出席すると海音に伝えたが、自分も出て説明したいと申し出る海音。研究室のみんなにも本当のことを話したいと思っていた。
翌日。
研究室に出勤した海音は、経歴を詐称していたこと、鴨居とは親戚じゃないこと、そもそも研究者でもないことを研究室のみんなに正直に話した。
星ヶ浜の海とそこに生きる魚たちを守りたいと、鴨居に無理して頼み込んだのだと言う海音。
話を聞いた藍花と染谷は、そんな海音を受け入れてくれ、椎木は「渚海音は、本物の研究者だ。」と言ってくれた。
教授会の日。
出勤しようとする海音に、Mr.エニシが先日のテレビ出演の件で謝ってきた。
海音はエニシに教授会で自分が発言する事を撮影するよう依頼し、鴨居が一人で出席していた教授会に乗り込む。
研究室のみんなも一緒に教授会を見守った。
海音は星ヶ浜を守りたい思いで鴨居に強くお願いし、1年の期限付きで研究室に入れてもらったと説明。
「海は人間が安易に立ち入ってはいけないように、ここに私がいるべきではありません。」と鴨居と大学関係者に深々と頭を下げた。
教授の中の一人が、どうして星ヶ浜を守りたいのか?人間が安易に立ち入ってはいけない。という海音の言葉の意味は何か?一体何者なのか?と質問。
答えに窮しているところに、倫太郎が「人間じゃないんですよ。」と乗り込んできた。
とても同じ人間とは思えないほど、星ヶ浜の開発に頭ごなしに反対して潰そうとしてきたとこれまでの話をし始めた。
最初はそんな彼女に戸惑いながらも価値観の違いだと思って受け入れたと説明。
そして海音が星ヶ浜の海を守るために命を懸けていると主張。海を守るためならどんな人間との衝突もいとわない。全ての生き物に優しい人物だと言い、「地上で一番大好き。」だと言った。
質問してきた教授は、勢いに押され何も言えなくなった。
海音は、帰っていこうとする倫太郎を追いかけお礼を言った。そして、先日勝手にいなくなろうとしたことを謝った。
倫太郎は「帰ろうか。海に。帰ろう。」と言い、海音も「はい。」と返事した。
お別れを決意した二人だった。
一方で倫太郎は、買収先の香港の会社・ダニエルカッパーから『S計画』で巨大カジノを造ると突然告げられる。
『S計画』は、榮太郎が、鴨居研究室の椎木に深海未来都市計画の設計をお願いして進めていた。
しかし椎木が『S計画』のコミュニティーにログイン出来なくなったことに気付き、榮太郎に確認。榮太郎はカジノを造ると告げられ、やっと自分たちが騙されていたことに気付く。
榮太郎に怒りをぶつける椎木だった。
榮太郎が何か話を進めていることを分かっていながらも、深く追及しなかった藍花。
自分の事を「ひどい奴かもしれない。」と言う榮太郎に「榮太郎さんはちゃんと見てる人だよ。大切なものが何かちゃんと分かってるし、思いやりがある人。だから栄太郎さんが何者でも私は好きだよ。」と言うのだった。
ダニエルカッパーが保有する、蓮田トラストの株は42%となり、蓮田トラストはいよいよ乗っ取られる危機を迎えていた。
取締役として推薦されていた榮太郎だったが、取締役を辞任すると宣言。
榮太郎は「蓮田家にショックを与えたかった。」と株を売った理由を告げた。
会社が危機になって、兄弟で内輪もめしている場合じゃないと気が付いた光太郎と倫太郎。
二人はずっとあったわだかまりをお互いに話し、榮太郎を含めやっと3人揃って会社の危機に立ち向かうことになった。
翌日。
研究室から蓮田トラストに出勤することになった海音に、思わぬ事態が起こる。
その時倫太郎はーーー?
…というお話でした。
三兄弟が結束?
蓮田トラストの株の大半を買ったダニエル・カッパーという会社に取締役として推薦された榮太郎。
前々から研究室の椎木と温めてきた深海都市計画『S計画』を進めると、役員たちに発表。
これから榮太郎の時代が来るーー?って感じだったんですが、榮太郎の思いとは違い、ダニエル・カッパーは『S計画』でカジノを造ると言い出してました。
これ、先週椎木がパソコンでいつも見ていたサイトにログイン出来ないところが放送されていました。
そのあとで、榮太郎が取締役に就任するって話になってたから、私はてっきり榮太郎が椎木を追い出したのかと思ってました。
榮太郎が取締役になるために色々計画して、椎木を騙して巻き込んだのだと思ってたのに、榮太郎も騙された側でした。
先週の放送を見て、兄たちと仲良くリゾート造りたいとか言いながら、陰で乗っ取りをやってのける腹黒い人。他のどんな目的があるのだろう?と思ってたのに、ただのお人好しのボンボンだと分かって拍子抜けしました。
ドロドロを期待していた私としては物足りない!!
榮太郎が取締役として紹介される様子が華麗で、なんかこれから起こるかもしれない!とかなり期待したんですが…。
ま、藍花ちゃんが信じてることだし、悪い人じゃなくて良かったと思うべきかな??
榮太郎が藍花ちゃんに目を付けたのも『S計画』を椎木と練るために大学に出入りするカモフラージュだと思ってたのに、全然違いました!!
色々深く考え過ぎてました。
海音や鴨居を利用して倫太郎を潰そうとしていた光太郎まで改心して、一緒に会社の危機に当たるみたいだし、会社が危機になって三兄弟が結束!
もっとドロドロに兄弟で戦うのかと思ったのに。
平和な話になってきました。
早く話を終わらせようとしてるのかな??
エニシは気付いてる?
Mr.エニシが、海音が海辺で倒れた際に足が変化している様子を撮影したのを鴨居に見せて、これは何なのか?質問してました。
撮影した映像が遠くて小さくて見えづらく、はっきり見えなかったんですが、海音の足が魚になっているように映ってるのかな?
エニシも海洋学者の鴨居に聞いてるってことは、海音が人魚って気づいてる?
とりあえず鴨居に映像を持って来たってことは、少なくとも黙って動画を公開することはなさそうですが…。
でも。映像でバッチリ撮れてたんなら、もう隠しきれないですよね。
最終回は人魚でした!!!と皆にバレて追いかけまわされるとか?
論文残したり、テレビに出たり、映像にも残ってたり…。
静かに海に帰るだけでは済まないと思いますが、どう終わらせるんだろう??
死んだってことにするのかな?
それか、エニシが海音が海に戻る場面を撮って公開?
倫太郎との悲恋だけでは収まらないほど、色々地上に生きた痕跡を残してる海音。
どう終わらせるのか気になります。
次回の最終回、見逃せません!!
以上、『恋はDeepに』第8話の感想でした。