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時をかけるな、恋人たち 10話のあらすじと感想 監査が来る前に廻がこれまでのつじつま合わせに走る!

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2023年12月12日火曜夜11時から、フジテレビ系列で上田誠オリジナル脚本のドラマ『時をかけるな、恋人たち』10話が放送されました。

www.ktv.jp

前回、9話の感想はこちら。↓↓↓

 

www.lovetv.site

 

おもな登場人物

  • 常盤廻<めぐ>(吉岡里帆)…広告代理店「アド・アモーレ」のアートディレクター。後輩に慕われる”辻褄合わせ”が得意。恋は一線を越えられず。未来からやって来たタイムパトロール隊員の翔と、特命を受け、タイムパトロール隊員になる。後輩の広瀬と受付の梓の婚約に傷心していたが、自ら二次会の幹事をすることに。その件で広瀬に呼び出され、結婚しないかもしれないと言われ、告白にストップをかける。タイムパトロールも積極的に行うようになり、得意の辻褄合わせで、タイムトラベラーの恋の手助けしている。広瀬への失恋を振り切ろうしていたところ、広瀬から結婚をやめて…と告白されかけるところにストップをかける。さらに小学生の時の初恋の人まで現れ、翔にも正式に告白され浮かれるが、あと1週間で任期満了を告げられる。過去人と未来人の恋を目の当たりにして、翔に自分の記憶が消えたらもう会いに来ないでほしいと頼む。が、任務終了が迫り考える時間稼ぎに80年代に翔と駆け落ちする決意をする。が、80年代で結婚する前の両親と会い、二人が結婚できるよう辻褄合わせをし、自分が生まれる未来を作った。次は、今のアートディレクターになるきっかけを作った初恋の出来事の辻褄合わせに2003年へ。次は、りおんの提案で翔と出会った2013年に行く。
  • 井浦翔<かける>(永山瑛太)…タイムパトロール隊員。廻と共に、時をかけてくる違法なタイムトラベラーを取り締まる。大学時代の廻と恋に落ちたことがある。航時法で記憶を消された廻とまた付き合おうと、事あるごとに迫り、3話で正式に告白する。付き合いだしたのも束の間。廻に任期満了が告げられ、廻に、記憶が消えたらもう会いに来ないで欲しいと言われるが頑なに嫌がる。再三廻に駆け落ちを迫っていたが断り続けられる。が、任務終了が迫った廻に時間稼ぎに駆け落ちをしようと誘われる。タイムトラベル舌先の1983年で廻の両親が無事に結婚できるよう廻とりおんと協力して助ける。りおんの提案で、タイムパトロールからタイム

<タイムパトロール隊員>

  • 天野りおん(伊藤万理華)…タイムパトロール隊員。オペレーター。翔が廻に迫る所を何度も目撃。本部から廻に任期が早められると知ると当たり前だと突き放す。翔と廻の仲が歴史を変えるのでは?とずっと気にしている。廻と翔が駆け落ちした1983年に追いかけていき、廻の父親にナンパされ、廻の両親が結婚するきっかけを失いかけるが、廻の策でなんとか回避。廻と翔の駆け落ち騒動に巻き込まれていく。
  • 八丁堀惣介(シソンヌじろう)…タイムパトロール隊員。メカニック担当。
  • リリリー(夏子)…タイムパトロール隊員・少年課。翔のフィアンセ。気位が高く、廻にマウントをかけてくる。翔が廻に迫っていると知り、廻の任期満了時期を早める。
  • 井内秀峰(石田剛太)…タイムパトロール隊員の隊長。妻を亡くしている。

<広告代理店「アド・アモーレ」>

  • 広瀬航(西垣匠)…広告代理店「アド・アモーレ」営業。廻の後輩。受付の梓と婚約したのに、廻に結婚をやめると言い出し、告白しようとして廻にストップをかけられる。翔と廻がタイムボードに乗って消えるのを目撃。逃避行する廻を追いかけてくる。
  • 梓若菜(田中真琴)…広告代理店「アド・アモーレ」受付。広瀬の婚約者。婚約後に廻への気持ちに気付いた広瀬が、廻を追いかけタイムトラベルしたのを追いかけ、広瀬を令和に帰した。

 

10話のあらすじ

廻(吉岡里帆)と翔(永山瑛太)の調査で、廻の上司・猿谷(岩谷健司)に未来の情報を流していたのは、同じタイムパトロール隊員の八丁堀(シソンヌじろう)だったことが分かる。

動機は、AIアイドルの推し活にお金が要ったから。

まもなく本部の監査チームがやって来ると聞いた隊長の和井内(石田剛太)は、八丁堀以外の隊員を守ると約束。

そこへ広瀬(西垣匠)から連絡が入り、ゆずの価格高騰で「ゆずこしょうキャラメル」の発売中止が決定。

かぼすで代用することになり、名前も「かぼすこしょうキャラメル」に。発売日を変えずにいきたいというのだ。

ゆずの価格が上がったのは、時空犯罪団ルーパーイーツが23世紀で高く自然食品を売るために、八丁堀が密輸をほう助していたから。

廻は、一か月前に「かぼすこしょうキャラメル」でデザイナーがロゴを仕上げてきたことがあったのを思い出す。

1か月前に行くと言う廻に、りおん(伊藤万理華)と和井内は、これ以上の違法トラベルをすれば、廻まで監査チームに捕まる。と止めたが、

「どうせ、私任期終了でしたから。」

と言って聞かず、1か月前に飛んだ。

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手早くデザイナーに「かぼすこしょうキャラメル」で発注を済ませた廻。

さらに、これまでのタイムパトロールやタイムトラベルでやり残してきたことを、次々とこなしていく。

そのあいだに監査チームの監査員(津田寛治)が基地に現れ、八丁堀と翔は逮捕されてしまう。

「忘れない。」

と言い残した翔だったがーーー。

 

…というお話でした。

 

小さな謎が解決

前回・9話の感想で私は、広瀬と梓(田中真琴)が2013年にタイムトラベルしてきたことが、2人ともSF映画好きで、タイムトラベルを受け入れる抵抗がないのが理由だと書いていました。
しかし、2人ともどうやってタイムボードを手に入れたのか?

の謎は残ったままでした。

 

その謎が今回の10話でキレイに解決。伏線回収されていました。

2周目の廻が、広瀬に廻と翔が2013年に逃避行したことを説明して、タイムボードも渡していました。

同じく、梓さんにも2013年に広瀬がいることを告げ、タイムボードを差し出し、迎えに行くよう仕向けていました。

前回の感想で、広瀬と梓がSF映画好きなのでタイムトラベルに抵抗がない。という読みは、いいところまでいってました。

けど、また廻が来て二人にタイムボードを貸していたところまでは予想できていませんでした。

まぁ、廻の両親が結婚を決断した1983年へのタイムトラベルの時点で、両親をそれぞれタイムボードに乗せて辻褄合わせをさせた廻ですから、簡単に予想は出来たのですが。

でも、終盤になって、こんなに頻繁に簡単にタイムトラベルを繰り返す怒涛の展開になるとは思いもしませんでした。

 

かぼすこしょうキャラメルの謎も解決しましたし。

1話の歌手と未来人の恋。

5話の亡くなった妻に会いたい夫の話。

それらの細かいところもちゃんと伏線回収していました。

 

タイムトラベルを気軽にしないでほしかった

ドラマのお話のなかで、振り返ってあれはこうだった~ってやりたいのはわかりますが、あんまり頻繁に手軽にタイムトラベルをするところは見たくなかったな~。

タイムトラベルはしてはいけない。

という前提があるからこそ、面白いはず。

それなのに、辻褄合わせだと言って、何回も時間を行ったり来たりして、これまでのタイムトラベルが全部必然だったと結論づける強引さがちょっとついていけなかった。

最初は違法で、やってはいけない、歴史を変えるかもしれないとハラハラして見るのがよかったのであって、何だかもう10話は、めちゃくちゃな感じがしました。

 

色々やったが最後は…

廻の任期終了間際の怒涛の辻褄合わせ。

悪あがきに見えましたが、10話で終わらず、まだ来週も放送があります。

もう最終回みたいな雰囲気でしたけど!!!

 

もしかして、廻が全部のタイムトラベルの記録を紙に残していて、それを読んで記憶を蘇らせるってオチかも?

前回・9話の感想でも書きましたが。

ドラマ『JINー仁ー』で、江戸時代の咲さんが、未来の仁に向けてラブレターを残した結末のように、過去と未来をつなぐのは、機械じゃなくて、何年も保存がきく「紙」で記録を残すのかもしれません。

『バックトゥザフューチャー』でも、過去に戻ったドグが、マーティーに宛てた手紙を役人に届けさせていましたし。

やっぱり、電気がないと残せないデータよりも、のちの時代に記録が残せるのは、紙ですね。

 

さぁ!

次回の最終回で、廻と翔の恋の結末をどう描くのか?

いい思い出として残るのか?

はたまた本当に航時法が改正されて、2人が一緒に暮らせる日が来るのか?

どう終わらせるのかが楽しみです。

 

以上、『時をかけるな、恋人たち』10話のネタバレ感想でした。

 

 

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