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シャーロック 第11話(最終回)を観た感想とあらすじ

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毎週月曜夜9時からフジテレビ系列で放送中のドラマ『シャーロック』。12月16日に第11話(最終回)が放送されました。

ディーン・フジオカさん主演。岩田剛典さんとの顔面最強コンビがミステリーを解決する『シャーロックホームズ』を原作としたストーリーです。

 

www.fujitv.co.jp

第10話の感想はこちら

 

 

おもな登場人物

誉獅子雄:ディーン・フジオカさん…犯罪捜査コンサルタント。原作では、名探偵・シャーロックホームズにあたる。犯罪と悪に興味があり、江藤から依頼され、事件の捜査をしている。自宅が雨漏りで住めなくなり、無職となった若宮のマンションに押しかけ同居を始める。

若宮潤一:岩田剛典さん…元精神科医。原作ではホームズの相棒・ワトソンにあたる。ある事件で獅子雄と出会い、退職。宿無しとなった獅子雄に家に上がり込まれ、嫌々ながら獅子雄の助手をしている。

江藤礼二:佐々木蔵之介さん…警視庁捜査一課・警部。原作ではレストレード警部にあたる。獅子雄に捜査を依頼し、解決させていいところを持って行く。獅子雄に指図されること一度は怒るものの、結局指図通り動いてしまう。

小暮クミコ:山田真歩さん…巡査部長。江藤の部下。原作ではグレグスン警部にあたる。いい加減な江藤の態度に惑わされず、事件解決に向けて動く人。

レオ:ゆうたろうさん…謎の情報屋。原作ではベイカー街遊撃隊にあたる。

 

第11話のゲスト

市川利枝子:伊藤歩さん…地面師詐欺事件の犯人だった男を守谷の指示で殺し、逮捕される。東京拘置所から守谷を含む4人で脱走する。

波藤園美:かたせ梨乃さん…若宮が住むマンションの大家。家賃の取り立てにやって来る。

誉万亀雄:高橋克典さん…獅子雄の兄。経産省の役人で、政治家との付き合いもある。

副総監:篠井英介さん…東京拘置所から4人もの犯罪者が脱走したことに頭を抱える。捜査一課長になる予定の江藤に、どうやっても捕まえろと指示を出す。

月岡:三浦誠巳さん…守谷ら4人の脱走を助けた看守。事件後失踪する。

田中摩周:渋谷謙人さんオレオレ詐欺で捕まった弁護士。拘置所から一緒に脱走する。

春日:北原里英さん拘置所を脱走した中の一人。鵜飼元知事の事務所に爆発物を届ける。

鵜飼昇平:大鶴義丹さん…スキャンダルで都知事をやめることになった。守谷から爆発物を送られ、守谷を追う獅子雄に危険だと忠告する。

守谷壬三:大西信満さん…獅子雄が追いかける悪事を働き続ける男。10月に逮捕され、市川らと一緒に東京拘置所から脱走し、行方不明。

 

第11話のあらすじ

以前、地面師詐欺を働いた犯人が殺された事件で逮捕された市川ら4人が、東京拘置所から脱走した。

獅子雄は、脱走者のなかに守谷の名前を見つける。看守が失踪しており、4人の脱走を手助けしたと思われた。

獅子雄は江藤に連絡を取ろうとするも、なかなか繋がらなかった。

江藤は、捜査一課長として内定されており、副総監に呼ばれ、脱走者らを捕まえるよう強く言われていた。

脱走者が出て緊急に開かれた会議の席で江藤は、部下たちに脱走者らを手荒なことしてもいいから捕まえるよう指示した。

江藤の雰囲気が変わったことに気づくグレだった。

 

獅子雄は、ようやく呼び出しに応じた江藤に、守谷が捕まっていたことを知らせてくれなかったことを責める。

そしてこれまで分かっている脱走者の情報を全部教えるよう要求。守谷を見つけ出すと言う。

しかし、いつもなら獅子雄に助けを呼ぶはずの江藤は、情報を教えなかった。

 

そんな時、脱走の手助けをして逃げていた看守の月岡が、警察の威嚇射撃が足に当たり負傷して捕まったという報道が出る。さらに入院先が、若宮が前に勤めていた病院だと分かる。

獅子雄は若宮に白衣を渡し、病院に潜入して月岡に会って来るように言う。

嫌々ながらも、警察の監視の目をくぐり抜け、月岡の病室に入ることが出来た若宮。守谷に関する話を聞き出そうとする。

しかし、月岡は「1日待ってほしい。」と言い、話してくれなかった。

獅子雄はレオを呼び出し、逃走者らの情報を集めるよう指示するが、肝心の守谷の行方だけは分からなかった。

 

グレに連絡する若宮。元都知事の鵜飼の事務所に配達物を装った爆発物が届けられ、事務員が負傷する事件が起こったことを教えてもらう。運んだのは脱走犯の春日だった。

獅子雄と若宮が鵜飼を訪ね、守谷について聞いた。

鵜飼は危険だと忠告し、鵜飼のせいで東京が終わるとまで言って去っていった。

鵜飼が去ったあと、すぐに獅子雄の兄・万亀雄が現れ、知っていることを教えてくれという。

獅子雄は何も分からないと答え、鵜飼が「東京は終わる。」と言っていたことだけ伝えた。

万亀雄は「命を無駄にするな。」と言い、手を引けと言ったが、獅子雄は聞かない。

既に犠牲者も出ていると言って、看守の月岡が病室で自殺したことを教えた。

看守には病気の娘がいて、まとまったお金が必要だったということがあとで分かった。

月岡を追い詰めてしまったと悔いる若宮。

獅子雄は守谷のせいだと言って慰めるが、若宮は「穏やかに暮らしたい。」と、獅子雄に守谷を追うのをやめるよう訴える。

しかし獅子雄は聞かない。そんな獅子雄にレオから連絡が入った。脱走者の一人・田中摩周の居所を示す情報だった。

獅子雄と言い合いをした直後だったが、獅子雄の身を心配し一緒に駆け付けることに。

田中が潜伏していた場所の周辺には、既に江藤ら警察が聞き込みをしていて、田中の行方を追っていた。

江藤は、獅子雄らの姿を見かけ、追いかける。

獅子雄は田中摩周に会い、言葉巧みに守谷の情報を聞き出そうとするが、なかなか口を割らない。

獅子雄の言葉に、徐々に追い込まれた田中が口を開こうとした瞬間、近くにいた男が田中を刺して自分自身も自殺した。

守谷に近づこうと話を聞こうとすれば、すぐに自殺か殺されてしまい、手掛かりを失う。

警察は情報が集まりすぎて、整理しきれず捜査が後手後手。

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獅子雄に捜査をさせなかった江藤が取った行動とは?

守谷を追い続ける獅子雄に近づいてきた人物とは?

守谷の目的とは?

 

守谷を追う獅子雄にあるメッセージが届く。

 

…というお話でした。

 

江藤が脱走させた?

今回の冒頭、市川たちが警察官の制服を着た男に脱走を手助けしてもらっていたシーンがありました。

背格好が江藤に似てたから、最初江藤が脱走させたのかと思いました。

前回の終わりに江藤が君が代歌ってたし。

でもすぐに看守の男が手助けをして失踪したと分かり、な~んや!とホッとしたのと、がっかりしたのと複雑な気持ちになりました。

 

江藤は江藤だった

急に江藤が怪しくなるという展開になっていた前回。私はまさか江藤が守谷?と疑っていました。

しかし!どう思い返してみても江藤は守谷を捕まえる方向に動いていたし、そこまで深い考えがあるようにも思えなかったです。

でも!江藤は江藤なりの正義があって、捜査一課長になるため、出世するために能力の高い獅子雄を利用してきたのです。

最終回でも堂々とそれを言ってました。

結局江藤は江藤だと安心する気持ちと、あの思わせぶりな君が代は何やってん!!とキレそうになりました。

佐々木蔵之介さんが演じてるし、何か裏があるカッコいい展開でも起こるのかと期待してしまってました。

まぁ、もし江藤が守谷の手先だったとしても、うまくやっていたかどうかは分からないですね!

 

この話は何やってん??

あらすじは途中で止めていますが、最終回の最後の最後まで観させてもらいました。

が!よく分かりませんでした。

守谷守谷と引っ張っておきながら、よく分からない結末でした。

守谷がなんやかんや言ってましたけど、全然わけわからん!!

全部観られた方!何が言いたいのか分かりましたか??

 

ずっとこのドラマで描かれていたのは、頭のいい獅子雄が、普通の人の若宮や江藤たちを置き去りにしてサッサと謎を解明してしまうこと。

私は最初、このドラマって、獅子雄という天才を持ち出して、凡人をバカにするドラマかと思ってました。

でも、最終回の市川のセリフで「頭が良いと自信を持っている人間は、すぐに退屈する。当たり前のことに感謝出来ない。目の前のささやかな幸せを大事に出来ない。飢えた獣のように常に新しい刺激を求める。悪は最高の刺激なの。」という言葉がありました。

この最終回の市川のセリフで、逆にとことん頭のいい人をけなしてるんだと思いました。

頭のいい人というよりも、自分が頭いいと思っている人のことですが。

市川自身も高学歴で、頭のいい人の役なんですけど、結局悪事をする為にその高い能力使ってる人間として描かれていました。

自分で自分の頭の良さを自画自賛させる形を取って、実は一番自分自身をけなしてる。と思いました。 

それに対して、守谷自身が色々話していた言葉は、正直何を言ってるのか分からず、全然頭に残りませんでした。

 

頭が良い人は羨ましいと思ってましたが、退屈ならしんどいですね~。

それで悪事を働いて、何が残るのかな?

守谷とか獅子雄が言うことを理解しようとしましたけど、全然分かりませんでした。

分からなさ過ぎて腹が立ちました。

最後まで観てこれか?とがっかりしました。

でも分かる人もいるんだろうなぁ。世の中には。

 私には重すぎました。

 

今回『シャーロック』は最終回でしたけど、来週23日も放送あるらしいですよ!

題して「特別編 誉獅子雄という男」。

最終回を謎のままにしたのは、来週に続けるためなのでしょう!!

 

前の前の月9『ラジエーションハウス』も11回まで放送して一旦終わって、特別編を放送してましたけど、半分は今までの総集編みたいなつくりでした。

『シャーロック』の特別編もそうなるんじゃないか?と予想します。

私としては、第7話の少年シャーロックの話が好きでしたけどね~。

あの回は若宮と少年が助手の争いみたいなのしてて、面白かったし、伊武雅刀さん演じる謎の男もとても興味をそそられて面白かった!!

守谷のこと抜きにして、『シャーロック』の探偵物語が観たかったな!

ああいう感じで続いてくれないのかなぁ?

今回の終わり方を観ると、続編は期待できそうもないですしねぇ…。

ディーン・フジオカさんの探偵、面白かったのにな。

 

来週も一応は観ようと思ってます。

 

以上、『シャーロック』第11話(最終回)を観た感想でした。

 

 

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