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松たか子主演 大豆田とわ子と三人の元夫 第10話(最終話)のネタバレ感想 とわ子の初恋の人と母のラブレター

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毎週火曜夜9時から関西テレビ系列・フジテレビ系列で放送中の松たか子さん主演ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』。

6月15日に第10話(最終話)が放送されました。

www.ktv.jp

前回、第9話の感想はこちら。↓

 

 

www.lovetv.site

 

 

おもな登場人物

  • 大豆田とわ子:松たか子さん…住宅建設会社・しろくまハウジングの社長。バツ3。
  • 田中八作:松田龍平さん…とわ子の最初の夫。レストラン「オペレッタ」のギャルソン兼オーナー。
  • 佐藤鹿太郎:角田晃広さん(東京03)…とわ子の二番目の夫。ファッションカメラマン。
  • 中村慎森:岡田将生さん…とわ子の三番目の夫。とわ子の会社の顧問弁護士を務める。
  • 綿来かごめ:市川実日子さん…とわ子の親友。不器用で仕事が長続きしないが、自由に生きている。
  • 松林カレン:高橋メアリージュンさん…しろくまハウジングの営業部責任者。
  • 三上頼知:弓削智久さん…しろくまハウジングの設計部社員。有能な建築家。とわ子と同世代。松林と予算面でよく衝突する。
  • 城久間悠介:平埜生成さん…しろくまハウジングの施工部社員。先代社長の息子。現場の要望に振り回されてオロオロ。明るく天然で会社の潤滑油的な存在。
  • 大壺羽根子:穂志もえかさん…しろくまハウジングの経理部社員。1円の間違いも許さない細かい性格。
  • 黒部諒:楽駆さん…しろくまハウジングの新入社員。両親がしろくまハウジングで家を建てたことで憧れて会社に入社。一生懸命仕事を覚えようとしている。
  • 六坊仁:近藤芳正さん…しろくまハウジングの重鎮。社長就任したばかりのとわ子を支える。
  • 三ツ屋早良:石橋静河さん…とわ子の最初の夫・八作の親友の彼女。「オペレッタ」の客として現れる。
  • 古木美怜:瀧内公美さん…とわ子の二番目の夫・鹿太郎と撮影がきっかけで出会った女優。
  • 小谷翼:石橋菜津美さん…とわ子の三番目の夫・慎森と公園で偶然の出会いをする。
  • 大豆田唄:豊嶋花さん…とわ子の娘。最初の夫・八作との子供。常に冷静な中学3年生。
  • 大豆田旺介:岩松了さん…とわ子の父。元参議院議員だが、落選して無職。癖あり。
  • 小鳥遊大史:オダギリジョーさん…とわ子が日課にしてる公園で偶然会った男。

 

初恋の人現る

まず最初に斎藤工さん演じる船長のフリをした詐欺師が逮捕されてました。

ネットの記事を見て部下たちが被害者の写真を見て笑ってて、隠そうとしてるとわ子にまず一笑い。

顔にモザイクがかかってるとはいえ、服装は分かるから六坊さんだけには気づかれてかばってもらってもう一笑い。

最終回も最初から飛ばしてるな〜と思いました。

次に八作の店で再会したのが竹財輝之助さん演じる中学時代の初恋の人・甘勝くん。

今はナイトクルージングをするヘリの操縦士になってて、すぐに乗せてもらう約束をしてました。

 

過去にフラれた過去がありつつも、改めて会ってみて恋に発展するかもと期待してたとわ子。でもまたフラれてました。

この甘勝くん。前に自分を好いてくれてた人に声をかけてズルい人だなぁ〜と思ってましたが、ちゃんとまたフッてくれて、逆に誠実な人だと思いました。

とわ子の方が下心があったのに、かわされてかわいそうでした。

まぁ、そんな立て続けにいい出会いなんてないですよね。

これでうまくいってたら羨ましすぎます!!

 

けど、せっかくの新キャラがあっさり退場とは!

これまでも、斎藤工さん演じる詐欺師の話もそれっきりで今回の逮捕までは何もなかったし。全体を通してこういうドラマだったな。と思い直しました。

 

唄の彼氏

とわ子の彼氏・西園寺くん。唄から何度もその名前だけが出ていた彼氏。

唄に使い走りをやらせて偉そうだなと感じていました。

唄は自分が医者になるのは諦めて、頭のいい西園寺君を医者にさせて自分が支えるという人生を選ぶと決めていました。

でも、最終回で自分の娘をいいように利用してる西園寺君が許せなくて、受験勉強する西園寺君に「落ちてしまえ。」と電話越しに言ってしまうとわ子。

唄に思いっきり嫌われてしまいます。

その時、家には鹿太郎も唄の実父の八作もいて、特に八作はとわ子よりももっと怒っていいと思うのに、何も言わない。

なぜか鹿太郎と一緒に、西園寺君に謝るようにアドバイス。高校生相手とはいえちゃんと謝れって…。

え?正気?

自分の娘がアゴで使われてるのに??腹立たないの?とわ子のやったこと理解できるけどな~~。とわ子が悪い?

まぁそうか。とわ子も直接西園寺くんに唄に偉そうに指示したことを責めないで、医学部落ちろと別のことを言ったのはよくなかったか。

それは関係ないだろうってところを言ったのがよくなかったのか。

でも、とわ子の気持ちの方がわかるけどな~~。

それでもすがりつく唄の方が、他人事ながら情けなかった。

現実的に考えて医者になる人を支える方がいいというのが唄の考えだけど。その西園寺って人が医学部何年受けても落ちたら乗り換えるつもり?

恨まれそう。

 

西園寺くん。

ドラマの中の人物とはいえ、顔も出なかった人物とはいえ、腹の立つ人物でした。

 

お母さんの浮気

最終回になってまた驚いたのは、とわ子のお母さんの浮気!

既婚の身で、書いただけで出さなかったラブレターをとわ子が発見してました。

ちゃんと相手の住所も名前も封筒に書いてあって、あとは封して切って貼って出すだけの状態。

本気だったのがうかがえます。

内容は夫と娘を世話するだけの生活に嫌気が差して、何もかも捨ててあなたのもとへ行きたいなんていう過激な内容。

かなり動揺したとわ子。娘の唄は既に手紙の存在を知っていて、とわ子の動揺を見抜いていて、住所も書かれたその手紙の相手に二人で会いに行ってました。

 

スゴイことするよな~~。娘も孫も。お母さん本人はいないのに、行って何を聞くのか?話すのか?スリリング!

このシーンは結構真剣に見ましたね。お母さんの恋、相手を責めてやるのか?どうなのか?

相手に会える直前になって逃げようとするとわ子を、医者になる彼氏を支えて生きようとしていた娘の唄が、自分の未来かもしれないから見たい。と言って背中を押す。

んで、その相手と対面したとわ子と唄。

このお母さんが好きになった人物もまた驚きました!!

 

お母さんも色々考えて選択してきた人だったんだなと思いました。

お父さんとうまくいかなかったからその人に走ろうと思ったんじゃなくて、元々その人が好きだったみたい。

でもその人と結婚してたらとわ子も唄もいなかったわけだし。

夫と娘との生活を選んだお母さんは間違ってなかった。

 

でもとわ子は、お母さんが幸せじゃないと感じてて、自分がいたからその人のもとに走れなかったと思ってた。自分は愛されていなかったんじゃないかって。

けど、その相手の人が、お母さんが家族を愛して大事にする人だったと話してくれて、涙を流してました。

このドラマが始まって、とわ子が涙ぐむことはあっても涙を流すのは初めてだったのでは?

お母さんの法事でも覚悟してたからか泣いてなかったし。かごめが亡くなった時は突然でかごめの遺志を通してあげたいと必死に動いて泣くどころじゃなかったし。

お母さんの恋の相手の話で、初めて涙をこらえずに泣いたんじゃないかな?

とわ子が一番気になっていたのは、お母さんの気持ちだったのかな?

好きな人のもとへは走らなかったけど、結局離婚してしまったお母さん。

 

これまで、お母さんがとわ子に「一人で生きる人生か誰かに大事にされる人生、どっちがいい?」って聞く場面が何度か回想シーンで出てきてました。

かごめの死で、八作とまたよりを戻すチャンスがあったのにも関わらず戻らなかったのも、かごめを思ってだけじゃなくて、お母さんが一人で生きる決断をしていたから自分も同じ道を選んだってところもあったんじゃないかな?

そうやって自分も生きて、離婚したお母さんの気持ちを知りたかったのかもしれない。

無意識に選んできた決断が、お母さんの決断と似ていたような気がします。

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大きな秘密、最終回まで隠していましたね!

お母さんだって、一人で生きる決断をした裏で好きな人に走ろうとした過去があった。

とわ子だって揺れに揺れて決断した。

 

そしてそして、そんなとわ子の姿を見て今度は唄が、西園寺くんが医者になるのを支える人生じゃなくて、自分が医者になろうと決断をしていました。

なんでそんな決断をしたのか、唄が説明する場面はなかったですけど、唄がとわ子の生き方を受け入れてくれたからじゃないかな?と思います。

前回、小鳥遊に家を用意してくれてプロポーズをされていたとわ子に、結婚をすすめていた唄。社長業だってそんなに頑張らなくてもいいって言ってました。

お母さんは自分で思ってるほど強くないんだから。って。

母を思った優しい言葉でしたけど、それって自分が西園寺くんに依存して生きていくための理由付けとして、とわ子にも誰かに頼って欲しかったから言ってだけだったんでは?

母の事を思ってるようで、自分の生き方を正当化したかっただけだったのかも。

 

医者になると決めた唄の未来はどうなるのかな?

誰かを支える人生も大変。自分で独り立ちして生きていく人生も大変。

続編もやって欲しいなと思いました。

 

好きだと言い続ける元夫たち

最後の最後までとわ子の三人の元夫たちは、とわ子の家に上がり込んであーだこーだと仲良く話してとわ子にまとわりついてました。

とわ子も嫌がってるように見えて、三人に付きまとわれてまんざらでもない感じ。

ドラマを見ていて、私は慎森が一番いやだなと思ってたんですが、最終回まで頑張ってまとわりついているのを見ると、もうかわいく見えてきました。

 

こうやって三人の元夫と時々会いながら暮らしていくんだな。と最後は穏やかな生酛に慣れました。

最終回。後味はスッキリ。

第1章は正直退屈な話だなと思ってましたが、かごめの死からの展開は毎回目が離せなくて、とても面白かったです。

全部の話が終わってみて、また見てもいいかな?と思えるドラマでした。

 

以上、『大豆田とわ子と三人の元夫』第10話(最終話)を見た感想でした。

 

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本ページの情報は2021年6月時点のものです。
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