10月7日から、BSP4Kで放送が始まった『にっぽん縦断こころ旅』2024秋。
私の家のテレビは4K対応ではなく、1週遅れの10月14日からのNHK-BSで放送されるものから視聴していました。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
2024年秋のルートは、長野県から始まり、山梨、静岡、岐阜、愛知、三重。
福岡、佐賀、長崎。ゴールは熊本です。
2024年春は、スタートの鹿児島県だけ放送があり、正平さんの持病の腰痛が悪化。
ロケは中断。
しばらく正平さんが見られなくて寂しかったですが、映画『ラストマイル』に出演している正平さんを観に行きました!!
息子と二人、荷物を配達するドライバー役。
働く父の姿、カッコよかったです!!
話を戻して。
私は、秋の旅には戻ってくれるだろうと待っていました!
ところが、9月17日に公式インスタグラムでなんと!!
正平さんが骨折されたとのご報告……。
秋の旅は、正平さんの代わりにピンチランナーが走られることになりました。
もしかして、前にYouTubeチャンネルで代わりに走りたいと言っていた漫才師・中川家剛さん?と思いましたが、さにあらず!
第1週・長野県の旅は俳優・柄本明さん。
そして第2週・山梨県は、俳優・田中要次さんが代役として登場!
田中要次さんといえば、テレビ東京系の『バス旅Z』で、作家の羽田圭介さんとコンビを組み、マドンナを迎えてバス旅をされていました。
まぁ、失敗が続いて『バス旅Z』は終了。
本当にそのまま終わりか?と思ってたら、今でも時々田中さん・羽田さんコンビで、別のバス旅シリーズで旅をなさってます。
ーーそんなわけで、バス旅ファンでもある私からすれば、田中要次さんは見慣れた存在。
元祖のバス旅コンビ・太川陽介さんと蛭子能収さんは、しっかり者が太川さんで全体を引っ張り、蛭子さんが好きな事を言う。
といった役割でした。
田中要次さんは、蛭子さんの役割で自由な発言をして、しっかり者の羽田さんにやり込められるシーンが多かったです。
そんなバス旅での田中要次さんが大好きで、私はよく観ていたので、今回、正平さんの代役でこころ旅に出演されると知り、田中要次さんなら見たい!
と期待。
と楽しみにしていました!
2023年秋の旅・最終日・大牟田市の感想はこちら。↓
1245日目、山梨県1日目甲州市への旅
10月22日、NHK-BSの放送2週目。
山梨県1日目は、山梨県甲州勝沼・ぶどうの丘でオープニングでした。
景色を眺める田中要次さんの後ろ姿からスタート。
振り返って
「あ。どうも。田中要次です。違う番組が始まったかと思われたかと思いますが、こころ旅です。」
「火野正平さんの代役として、柄本明さんに続きまして、今回私、走らせていただきます。」
とごあいさつ。
「いいですか?」とスタッフさんに確認して、ニコッ!
「いいですね!」と返すスタッフさん。
ぶどうの丘は、田中さん来たことが…
「あるよ!!」
と、大ヒットテレビドラマ『HERO』で田中要次さん演じるマスターの決めゼリフ!
初登場とは思えない楽しい感じ!!
もうすでにスタッフさんたちとも打ち解けてる感じがして良かったです!
かわいい!
田中要次さんは、知った場所でのオープニングで、ココがゴールだと思っており、近くの温泉からの眺めを書いた手紙だと予想していたらしいです、
予想、外れましたね!!
お手紙の内容
こころの風景は、そろばん塾に通う道 です。
お手紙の方が小学4年生から6年生の時に週4回、勝沼町下岩崎になる祝小学校から、勝沼小学校の近くにあったそろばん塾に通っていたそう。
その通い道には、近所の同級生4人でたわいのない会話やはやり歌などを歌いながら通っていたのだとか。
今でも実家に帰ると、その頃に戻りたいと思うというお手紙の方です。
特に素晴らし景色があるところではないが、見に来て下さい。
ーーというお手紙でした。
お手紙を読んで、
「これ難しそうだぞ。」と警戒する田中さん。
しかし、お手紙の方の手描きの地図が、とても詳細に描かれていて安心。
出発することになりましたが、田中さんは、丘にあったか鐘に興味津々。スタッフさんから
「早く行ってくださいよ!!」
とツッコまれながらも、わざわざ道を引き返して、丘にある鐘を鳴らしてからようやく出発してきました。
ははははは!
早速、面白い!
『バス旅Z』で見て知ってたけど、自由な人だな~~。
正平さんの代役っぽいです!!
13年間無事故の正平さんチャームをお守りとして胸ポケットにしまい。
スタートです!!
田中さん、鉄道マンの時の思い出話
電動自転車で出発したチームこころ旅と、正平さん代役の田中要次さん。
ぶどう畑に囲まれた下り坂を電動自転車で下りて行きました。
約8kmのルートで「そろばん塾に通う道」へ。
電車の駅のホーム横を通過する時に
「昔の僕の仕事を思い出せと?」
とひとこと。
元鉄道マンの田中さん。JRらしいです。
鉄道マンだったのは有名ですよね!!
バス旅でも、よく話されていました。
ここで田中さんが、鉄道マン時代の思い出話をひとつ。
ヘルメットをがぶって、線路を歩いて巡回する時に駅に差し掛かって知り合いに会った時、思わずヘルメットを取ってしまって上司に怒られた。
という思い出話をしてくれました。
正平さんが、撮影所時代の話とか仲間の俳優さんの話をしてくれるのも好きですけど、田中さんのお話も面白い!!
楽しい番組になっています。
祝橋へ寄り道?
急な下り坂のある細い道を怖がりながら走っていましたが、ぶどう畑に囲まれた景色を気に入る田中さん。
途中、『祝橋』と書かれた標識を発見。
矢印の方向へ寄り道。
細く急な下り坂だったので、スタッフさんが危ないと、自転車から降りて歩いて道をすすむよう指示。
歩いて細い道を進みましたが、橋らしいものは全くみつからず。
やっぱり自転車の方がよかったとぼやきます。
「誰だ?降りろって言ったのは??」
と笑いながらスタッフさんに文句。
うしろから
「どうもすいません!」
とスタッフさんが謝り、笑いが起こります。
すっかり仲良しな感じの田中さんとチームこころ旅。
声からして、今回の監督さんはサイトウさんかな??
しまいには、下り坂だったのが上り坂となり…。
田中さんは、
「無駄に一周してる!」
「雰囲気はいいんだけどね!」
と言っていると、高架の道に行き着き、そこが祝橋と矢印が振ってありました。
近くに座っていた男性に尋ねるも、何も分からず。
結局、祝橋を見つけるのを諦め、電動自転車で再出発していきました…。
なんだったんだ??
でも、こころ旅っぽくていい!!
こういう無駄な動きも見たいんですよ!!!
…とここまでが『朝版』です。
赤バイから赤ベコ??
『とうちゃこ版』では、ぶどうの丘から出発して、ぶどう畑に囲まれた景色をゆっくりと放送していました。
ぶどう畑に囲まれた道から、竹林。
先頭を走る田中さんは、どんどん寂しくなる道に不安を覚えて大丈夫なのか?とスタッフさんに尋ねると、スタッフさんから
「たぶん!」と返事が来て、困った様子。
それでも指示通り、道を進んでいきます。
話をスタート地点の戻して。
正平さんが“チャリ丸くん”と名付けた電動自転車を、自分も名前を付けたいと言っていた田中さん。
赤いバイシクル、ってことで、『赤バイ』と名付けてました。
ーーが!
走り出して、景色を楽しみながら、スタートのぶどうの丘よりも高い地点でストップして休憩。
スタッフさんたちも
「キレイだな。」
とみんなで景色を眺めます。
キレイな景色を眺めていると、田中さんが、さっき名付けた"赤バイ"をもう改名。
「やっぱ、赤バイやめよかな?」
と言い出します。
スタッフさんも「早い方がいいですね!」と笑い。
「赤ベコにしようかな?」
スタッフさん「牛!」と納得しかけますが、
田中さんは
「赤バイシコーの、アカベコー!」
と赤バイシコーーが短縮していっての、「赤ベコ」!
”赤ベコ”に改名!!
スタッフさんたち失笑。
私もテレビの前で笑いました。
ーー赤ベコって。
まぁ、いいんじゃないですか??
赤バイならぬ赤ベコで再び走り出した田中さんたち。
スタッフさんから、左折の下り坂でなく、右折の上り坂を曲がれと支持され
「え!こっち?えー!!」
と文句を言っていました。
素直でいいですね!!
『こころ旅』っぽい!!
田中要次さん、『こころ旅』向きです。
ランチはほうとう
ぶどう畑に囲まれた細い道を抜け、下り坂を下りて行く。
里へ下りてきたところでランチ。
今回のランチは、ほうとう。
アツアツのお鍋で出てきました。
蓋を開けて見ると、麺が見えないほどの具だくさん!
「ほうとう食べて汗かきますか??」
と、みなさん仲良く食べてました。
何度も「うまい!」と言う田中さん。
「これだよ!」と絶賛。
食べている途中で、スタッフさんが取り皿を使っていることに気付く田中さん。
「言ってよぉー!こりゃ熱いわけだよ!」
と文句を言ってました。
こういうやりとりいいなぁ!
楽しそう!!
田中さん、合ってますよ!
そして、ほうとう。
美味しそうでした!!!
食後。
お店の前で売られていたシャインマスカットを購入。
売っておられた男性に、お手紙に書かれていたお手紙の方の母校・祝小学校の位置を教えてもらいます。
男性のも母校でもある祝小学校。
お店を出て、祝小学校へ向かいました。
こころの風景
ぶどう畑の先にあった祝小学校。
畑と住宅のあいだにありました。
古い感じが素敵な学校でした。
「祝小学校」の名前に、「いつもめでたい感じですね。」
と、小学校の名前にいい印象を持った田中さん。
ここで改めて、お手紙の方が描いてくださった手描きの地図でルートを確認。
お手紙に書かれたぶどう橋を目指す。
お手紙の方たちが歩いた道です。
坂道を下り、ぶどう橋。
ワインセラーなど、ぶどうに関わる施設が並んでいました。
「いい環境じゃないですか!」
田中さんは感動の声を上げ、お手紙の方たちの通い道をたどります。
旧甲州街道に出て、また住宅街に戻ります。
公園の横を走り、一度地図を確認。
お手紙に書かれていた道だろうと、田中さんが判断した小さく細い道を選んで走ろうとしましたが、先に進めないため断念。
ちゃんと車も進める道を進みました。
そして、勝沼小学校、郵便局も発見。
近くにあるお家を訪ね、そろばん塾があったお宅も分かりました。
とうちゃこです。
そろばん塾をされていた先生はもうお亡くなりになっており、お家も建て替えられていました。
スタッフさんに、お手紙を読む場所はどこがいいか聞かれ、お手紙の方が寄り道したであろう、途中の公園に戻って、読むことを提案した田中さん。
ブランコの近くでお手紙を読みました。
お手紙を読み終わった田中さんは
「来たよ!ここでね、何を歌ってたんだろうね。」
と余韻を残して去っていきました。
お手紙の方には、懐かしい景色だったんでしょうか??
正平さんじゃなかったのは残念でしたけど、田中さんの旅も面白くて楽しかったです。
山梨県の旅は見よう!!!
以上、『にっぽん縦断こころ旅』2024秋、山梨県1日目甲州市の旅を見た感想でした。
第3週は、田中美佐子さん!