BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023秋、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
- 1220日目、鳥取県1日目は岩美町への旅
- お手紙の内容
- 『Free!』のこと
- 元岩井小学校舎
- キンモクセイとバナナ
- アニメの聖地巡礼をするこころ旅
- 岩美駅に寄る
- ランチはタマゴサンド
- アニメっぽい風景?
- こころの風景
- 鳥取県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
2023年秋のルートは、北海道から始まり、東北の青森、秋田。
跳んで山陰の鳥取、島根、山口。
ラストは、九州福岡でゴールです。
1220日目、鳥取県1日目は岩美町への旅
10月31日放送分鳥取県1日目は、 鳥取県岩美町の蒲生川に架かる橋の上でオープニングでした。
少しだけ葉が色付いていおり、紅葉が始まっていました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、北海道長沼町の23歳女性から。
こころの風景は、浦富海岸から見る風景です。
好きなアニメ『Free!』の聖地巡礼で訪れた場所。
仕事が忙しく、息抜きが出来ない日々のなかで、一番の楽しみはアニメを見ること。
10年ほど前にこのアニメを知り、ずっと推していたアニメ。
必ず死ぬ前には行ってみたい街だったといいます。
しかし、北海道に住むお手紙の方にとって、鳥取に行くことは、飛行機で乗り換えが必要だったり、長いお休みがなかなかなかったりで、すぐには行くことが出来ず。
大人になった今、有休を使い2泊3日の岩美旅行に行くことが決まったそう。
ずっと憧れていた岩美町に行けるのが本当にうれしく、前日は眠れなかったとか。
苦手な運転を乗り越え、いざ岩美町に到着した時、本当に感動したそう。
アニメの中に出てくる街の風景はもちろん、豊かな田園風景に澄み渡るような青空と海に息をのんだといいます。
この街を訪れて一番好きな風景は、浦富海岸から見る海の景色です。
小さな赤い鳥居が立つ島が近くにあり、日本らしい美しい景色が印象に残る。
近くからは、神社の太鼓の音が聞こえてきて、心地よい穏やかな時間が流れていたとのこと。
忘れられない景色。
お手紙の方は、帰宅後にその時見た風景を描いた水彩画を、お手紙と一緒に入れてくれていました。
いつかこの街で暮らしたい。と思った人生を大きく変えた場所。
ぜひ番組の皆さんにも見ていただきたい。
…というお手紙でした。
正平さんは、水彩画をカメラに向かって見せながら「見て描いたんじゃなくて、帰って来てから思い出しながら描いた。偉い。大したもんじゃ。」と感心していました。
『Free!』のこと
監督さんが『Free!』というアニメがどんなアニメか知っているか?と正平さんに質問。
映画化もされた人気のアニメだそうですが、正平さんは知らず。
私も名前は聞いたことある程度で何も知らない。
監督さんによると、イケメンぞろいの水泳部の漫画なんだそうです。
公式サイトを見ましたが、京都アニメーション制作の色彩豊かに男の子たちが描かれたアニメです。
絵がキレイでした。
物知りな正平さんが知らないのは意外でした。
私も知らなかったですが…。
約8kmのルートで浦富海岸を目指して出発しました。
川沿いの道を走り、古い街並みに入りました。
岩美温泉街です。
元岩井小学校舎
旅館の裏の道を走り、横目に木の橋を見ながら住宅の方へ進みます。
すると、左側に旧岩井小学校の校舎がありました。
『元岩井小学校舎』と看板が立っていて、成り立ちを説明していました。
監督さんが「アニメだけに、ジブリの世界に入ってますね。」と言うと正平さんが「ホントだ。」としみじみ。
古い校舎の、屋根や窓あたりには緑が茂っていて、不思議な雰囲気を醸し出していました。
旧校舎の近くには、柿の木があり小さな実がついていました。
正平さんが、色付いた柿の木の葉っぱを見せて
「これ、"わくらば"って言うんですよ。どういう字書くか教えてあげましょうか。病の葉っぱって書くんだよ。病みたいでしょ、これ。」
と葉っぱを引っ張って教えてくれました。
スタッフさんが本当にそう書くのか?調べると、病葉(わくらば)で間違いなし。
病葉とは、夏の青場にまじって、赤や黄色の葉が混じること。
らしいです。
病気で変色している葉のこともいうらしいです。
スタッフさんが「いろいろ勉強になるな。正平さんといると。」とつぶやくと、正平さんは
「そう?先生と言ってもいいよ!」と冗談で返していました。
いやいや、本当に物知りです。
キンモクセイとバナナ
古い校舎を見学したあと、再出発。
川沿いの道から、住宅があるあいだの道に走っていきます。
住宅の敷地内からは、キンモクセイの香り。
別の住宅には、バナナの木のようなうねりのある葉がついた木も植わっていました。
「色んなのが咲いちょる。秋ですよ!」
そう言いながら田んぼのあいだの道を走る。
ポツンポツンとお家。
鳥取の景色を堪能しながら道を走っていきました。
秋ですね~。
夏があんなに暑かったから、秋は短く終わるのだろうと思っていましたが、ちゃんと秋を味わうことが出来そうです。
…ここまでが『朝版』です。
アニメの聖地巡礼をするこころ旅
『とうちゃこ版』では、監督さんがルートを説明している時に、岩美駅を通っていくことも正平さんに伝えていました。
『Free!』で出て来るらしいです。
前に『ゆるキャン△』に出てくる学校のモデルになった所へ入っていましたが、時々こういう聖地巡礼をしていますね。こころ旅は。
ちなみにその時の旅の感想はこちら。↓↓↓
正平さんたちが田んぼの中を走っている時の音楽が、こころ旅らしからぬ音楽になっていました。
調べてみると、『Free!』の歌で『What Wonderful Days!!』という曲名。
『Free!』に出てくる岩鷺町のゆかいな仲間たちが歌っています。
この岩鷺(いわさぎ)町というのが、岩美町をモデルに描かれてるとのことです。
岩美駅に寄る
話を戻して。
まだ稲刈りが済んでいない田んぼの横を走っていく正平さんたち。
踏切を渡って、岩美駅に到着。
赤い屋根の建物でした。
駅舎の外には、『Free!』のポスターがたくさん貼られていました。
正平さんは、チャリオを降りて駅舎を見学。
駅舎の中に入ると、さらに多くの『Free!』のグッズが並んでいて、お手紙の方と同じように聖地巡礼に来た若い女性が二人いました。
女性たちは2回目の聖地巡礼。
スゴいな!好きなんですね~~。
「やっぱいらっしゃるんだ。そういう人が。へー。」と感心した様子の正平さんでした。
ランチはタマゴサンド
正平さんが撮影交渉して、OKをもらえたようです。
正平さんは窓際の席に座り、タマゴサンドを注文。
待っているあいだに、アニメのグッズを持った男性を見つけた正平さん。
初めて聖地巡礼に来られた方でした。
「女性のファンが多い作品なんですけど、10年前からずっと。」とファン歴を語る男性。
正平さんは「やっぱり。へー恐れ入りました。男の人も来てるんだ。」と言い、許可を得て、どんなグッズを買ったかを見せてもらっていました。
キャラクターの缶バッチかな??
たくさん揃っていました。
「楽しんで帰ってください。いらっしゃるもんだ。へー。」とずーっと感心しっぱなしの正平さん。
知らない世界に触れると、ただただ驚くばかりですね!
正平さんは、聖地巡礼に来た男性たちと写真撮影。
楽しそうでした。
男性は、アニメの登場する岩鷺高校のTシャツを着てらっしゃいました。
筋金入りって感じですね!
モデルの街に来て、アニメの世界に浸っているのかな?
缶バッチで覆いつくされたカバンは圧巻でした。
正平さんのランチは、クリームソーダとタマゴサンド。
素敵なお昼のひとときといった雰囲気で、見てるだけで落ち着きました。
食後。
お店の方に正平さんが、聖地巡礼の方が多いのか?と質問。
「全国からたくさんいらっしゃってます。」とのこと。
店を出る時に、『Free!』ファンの方に「頑張ってね!」と言ってお別れ。
楽しいお昼のひとときを見せてもらいました。
遠いところまで好きなものを求めてやってくる。
Googleマップで見ることもできただろうに、やっぱり実際に見たいですよね!
ファンの方の熱い思いが知れて、私もテレビ越しに圧倒されました。
チャリオに乗って再出発。
コスモスロードの前を通過。
川沿いに長く続くコスモスに驚く正平さんたち。
こういう花をキレイに咲かしているキレイなまちだからこそ、アニメの舞台に選ばれたのかな?
住宅街の中の、細い川沿いを走ります。
細い川に架かる橋を渡ってすぐを右折。
道にはネコ。
いい道だな~~。
海水浴場と彫られた石の道標を左折していきました。
アニメっぽい風景?
住宅のなかの細い道を進んでいると、正面に海が見えました。
「アニメっぽい!海の見え方が。」という監督さん。
「アニメっぽくもなんともないですね。」「アニメっぽいてのがよく分からない。」と共感できない正平さん。
海の手前の緑、空の青、海の白波、古びた家の感じ。
ゴツゴツした岩。
色んな要素があるってことなのか。
向かい風を受けながら海沿いを走るチームこころ旅。
こころの風景
浦富海岸の交差点に着き、浦富の集落に入りました。
右側にある駐車場から、海がキレイに見えました。
浦富海岸にとうちゃこ。
お手紙の方が送って来られた絵と実際の景色を見比べます。
正平さんは、浜を歩いて「いい海岸だな~。」「ええ海やな。入りたいわ。」と気に入った様子。
海岸線の岩の上を歩いて、景色を眺めました。
「キレイな海だ。夏入りたくなるな。絶対に。水こんなにキレイだし。」
何度も繰り返し海のキレイさを絶賛する正平さん。
絵に描いてあった通り、島には赤い鳥居が立っていました。
正平さんは浜にある丸太に座り、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「ホンマにいい景色で。お日さまポーンとあの島に当たって。ええ感じやわ。フフ。」と感想を言っていました。
海の青と空に浮かぶ白い雲と青い空。遠くに見える深緑の山。
手前の松、島の岩肌むき出しのベージュ。赤い鳥居。
砂浜のグレーと白。
色んな色が一気に目に飛び込んできて、キレイな景色でした。
お手紙の方、テレビの前で喜んでらっしゃるんじゃないでしょうか?
いい旅でした。
ちなみに、この岩美町に聖地巡礼をされている方は多く、2013年に訪れた方が、アニメのシーンと実際の景色を見比べ写真を何枚も撮ってらっしゃるブログを発見しました。
↓↓↓
☆ Free! 聖地巡礼 〜鳥取編〜 ☆ - nobu cafe♪
どの景色もキレイです。
まさに画になる風景の浦富海岸でした。
鳥取県の旅でめぐる町
の放送予定です。
次は、鳥取市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!