BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。
7月3日~7日は富山県の旅です。
- 1194日目、富山県3日目は入善町への旅
- お手紙の内容
- 湧水と黄色い花
- ランチはトースト
- 水が豊富なまち
- 煙突が見えて入善駅到着
- こころの風景
- 富山県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
1194日目、富山県3日目は入善町への旅
7月6日放送分富山県3日目は、日本海が見える富山県入善町芦崎でオープニングでした。
入善はジャンボスイカとお米とお水の町。
正平さんは前にこのあたりを走って、あちこちにお水が湧き出ていたのを覚えていました。
字幕に※2014年春の旅で入善町のお水を飲みました と出ていました。
ありましたね!!
湧水好きの正平さんが、水の評価をしていたんじゃなかったでしょうか??
その時の旅の感想はこちらです。↓↓↓
水の王国富山です。
お手紙の内容
今回のお手紙は、高岡市の59歳男性から。
こころの風景は、入善町の養照寺です。
養照寺は、6年前に亡くなったお手紙の方のお母さんの実家のお墓がある場所。
小さい頃は、毎年お盆の時期になると、お母さんに連れられてお姉さんと3人でお母さんの実家を訪れていたお手紙の方。
高岡駅から入善駅まで鈍行列車に乗り2時間弱。ちょっとした旅行気分。
同い年のいとこと遊ぶのも楽しみだったが、中学生くらいからか、いつの間にかお母さんが一人で行くようになっていたといいます。
十数年前に認知症になったお母さん。
自宅から「家に帰る」と言ったり、「お父さんと会う」と言って出て行こうとしたり。
話を聞くと、「家」は入善の実家。「お父さん」は、40年も前に亡くなった実の父親のことだったそう。
やがてお母さんは施設に入所。
その後脳梗塞になり病院に移ることになったが、6年前のお盆の時期に容体が悪化。
お医者さんから長くないだろうと告げられたとのこと。
その時ふと、お母さんは入善に行きたかっただろうな。という思いに駆られたお手紙の方は、お母さんの思いとともに自転車で入善に行くことにしたそう。
入善駅を目的地として、あとは何とかなるだろうと高岡駅を出発。
入善駅に着いて正面の細い道を進み、右に煙突が見えた瞬間、小学生の時の記憶が甦ったそう。
お母さんの実家の場所も思い出し、角の魚屋さんやお豆腐屋さんも現存していたとか。
実家を確認し、今度はお寺へ。
山門の大きな木。そして立派な本堂。
境内に入ると、大勢の人にまじってお母さんとお墓参りに行った当時の情景が思い出されたといいます。
ちょうどおじさん家族もお墓参りに来ていて、みんなで会食する事も出来たお手紙の方。
高岡に戻って意識のないお母さんにこの日のことを報告。
お母さんは、その一週間後に息を引き取られました。
おじさんも1年後に亡くなられました。
それ以来、毎年お盆の時期には自転車でこのお寺にお参りに訪れ、今までお参りしていなかったことを御先祖にお詫びしながらお参りをしている。
…というお手紙でした。
湧水と黄色い花
お手紙の方は高岡から自転車で出発されましたが、正平さんたちは、入善町芦崎から出発。
海沿いの道を走っていきました。
走り出して早速、お水スポットを発見。
四角い水槽から水が勢いよく流れ出ていました。
水槽のなかで物を冷やさないでください。という注意書きがあったもよう。
正平さんは、流れ出ている水を両手で受け「冷たい!」と言いながら手をゆすいだあと、水を受けて飲みました。
そしてもう一回飲み「おいしいのか美味しくないのかようわからんわ。おいしいんだろうな。」と言ってました。
あれ?湧水評論家の正ちゃんじゃないんですか??
顔は洗ってませんでした。
飲むのみのお水ってことかな?
次に、正面の池に移動。
池には水蓮の白い花が咲いていました。
池の奥には黄色い花もありました。
黄色い花はなんだろう??とのことで、字幕に※おそらく「コウホネ(スイレン科)」です と出ていました。
↓↓↓こちらのサイトに、カワイイ小さな黄色い花の写真が載っていました。
番組では遠くて、キレイに映っていませんでしたが、このサイトのお花で間違いはなさそうです。
ランチはトースト
そして、道の先に線路が見え線路沿いに走っていく予定だが、その前にトーストが食べられるお店に立ち寄りました。
もちろん予約はなし。正平さんが撮影のお願いに入りました。
お店の男性はすぐに「火野さん!」と正平さんに気付いた様子。
「どうぞどうぞ!好きなようにもう。」と快くOKをくださいました。
正平さんは、お庭が見える窓際の席に着席。
お庭には池があり、池のほとりには白いアヒルと茶色い小さな鳥がいました。
コーヒーとトーストのみのお店。
正平さんは、ハニートーストにシナモンをプラス。を注文。
コーヒーもたくさん種類があり、エチオピアのコーヒーを頼んでいました。
待っているあいだ、正平さんは、お庭にいるアヒルをいつか食べるのか?とご主人に質問。
ご主人は、最初は食べようと思っていたそうですが、若鳥じゃないとおいしくないらしく、そのまま育てることになったと説明。
元々扇状地で水が豊富。このあたりではどの家も昔は飼っていたそう。
このお店では3種類の鳥がいて、白いのがアヒル。色がついているのはカモ、ガチョウ。
有精卵を産むと言って、卵を見せてくれました。
小さい卵はアヒル。大きなのはガチョウの卵でした。
このお話を聞いて、小さい時に読んだ『ふらいぱんじいさん』を思い出しました。
確か、居場所がなくなって旅に出て、ガチョウの卵で卵焼き?目玉焼きを作ったんじゃないですかね?
本を読んで想像していたより、卵の大きさが小さかったです。
有精卵なので、温めれば孵るそう。
エサをスズメが来てつついていました。
ご主人は「出てきたヒヨコは、人間のあとをついて回りますから。」とおっしゃっていました。
かわいいんでしょうねー!
正平さんは「仕込んだろかいな。」とノリノリでした。
そして、トーストが到着。
分厚くて美味しそうなハニートースト。
甘いトーストに、正平さんはさらザラメの砂糖をふりかけてもっと甘くして食べていました。
「甘くて。シナモンで。おいしー!」と絶賛してました。
とても美味しそうでした!!!
…とここまでが『朝版』です。
水が豊富なまち
『とうちゃこ版』では、田んぼの中を走る様子が放送されていました。
正平さんは「本当、田んぼの水がキレイなんだよね。よそと比べると。」と言いながら田んぼの横を通ります。
スタッフさんも「キレイですね!」と同調していました。
住宅街に入っても水の流れる音は大きく、大量の水は水路を激しく流れていました。
「そんなにいっぱい流れなくても…。」と驚く正平さんです。
本当、スゴイですね!
水がたくさん流れてきている。
お水が豊富だ。富山。
線路の近くを走っていると、2両の電車が通過していきました。
走っているあいだ中、あちこちに水路が走っていて、大量の水が流れています。
正平さんは水路に流れる水を見て「本当にスゴイね、水が。すさまじいです。」とポツリ。
スタッフさんも「本当、スゴイですね。どこもかしこも水の量が。」とビックリしていました。
どこと限らず水路が走っていて、全ての水路の水がじゃんじゃん流れている。
水の流れる音がずーっと聞こえている感じ。
正平さんは「これみんな日本海行っちゃたら、あふれちゃうですよ。日本海が。勘弁してくれって言ってます。」と言って、水をちょっと怖がってる?
煙突が見えて入善駅到着
『朝版』で言っていた線路沿いの道を走っていると、線路の上をまたぐ跨線橋が見えました。
駅??
そして「煙突発見!」と、正平さんがいち早くお手紙に書かれていた煙突をはっけんしたようです。
正平さんの言葉に遅れて、カメラマンさんのオクダさんが煙突を発見。
カメラに高い煙突が映りました。
道の左側に入善駅。着きました。
入善駅の駅舎の入口にあった入善駅の看板が大きくてキレイでした。
前を通る道路からでもはっきり見えます。
正平さんたちは、ロータリーに入って駅にあった地図を確認。
煙突が右側に見える小道をさがします。
駅からは上の先のほうだけが見え、その煙突が見える位置の左側に細い道も見つかりました。
その細い道を走っていく正平さんたち。
細い道を走ると、煙突の下の方にツタが走っているのがみえました。
お醤油屋さんの前を通過。
豆腐屋さんが右側にありました。
先に魚屋さんがあるはずと、道を戻って豆腐屋さん付近をもう一度見ると、奥の方に魚屋さんがありました。
このあたりにお母さんの実家があったはず。
お店は今もありました!!
正平さんは、お豆腐屋さんに「すいません!ちょっとお伺いしたいんですが。近くに養照寺というお寺は…。」と質問すると、お店にいた女性が照れて、どなたかを呼んでくることに。
「入善の人恥ずかしがりやな。」と困った正平さん。
呼ばれた男性が代わりに養照寺の行き方を教えてくれました。
急に大きな声で呼ばれて、ビックリしたのかな??
こころの風景
教えてもらった通りに道を進み、駐車場を発見。
駐車場のあいだの道を通り、立派な山門の前に着きました。
門には「養照寺」とあり、間違いなし!
養照寺にとうちゃこ。
チャリオから降りて、「お邪魔します」と言って歩いてお寺の中に入りました。
本堂の左奥に、お墓がいっぱいあるのも確認。
敷地内には、立派な松の木が何本か立っていました。
イチョウの木もありました。
ゆっくりと木を見てまわる正平さん。
イチョウの木の下に行ってじっくり木を見ました。
次に、お手紙を読む場所をどこにするか?
正平さんは「山門にのぼるか?鐘をつくか?」「火野のたっての頼みなんだ。」とスタッフさんにどっちかの許可をとってきてもらうようお願い。
鐘を1回だけつく許可が下りました。
正平さんは「1回だよ!色んなものを込めるぞ。俺は。願いを。嬉しー!久しぶりやー。」と言って鐘をつく台にのぼります。
そして「みんな最後まで無事でいることと、もうちょっと小遣い増えるように…。」と願いを込め…。
ドーン!!
鐘の音の余韻が長く続きました。
すると、赤のシャツを着た男性が近付いてこられました。
正平さんは「あ、すいません!ついちゃいました。一回だけならいいそうです。」と言っていると、男性は「もしかして、芸能人の方?」とおっしゃいます。
正平さん「いちよそういう形になっていますが。自転車の旅の番組をやってます。」
男性「あれ?何て名前でしたっけ?」
正平さん「俺?役所広司。」
男性「はー。テレビでよくやってる方とまた違うわけ?」
正平さん「自転車やってるやつと?あれ兄貴です。」
男性「兄貴?本当?そっくり」
正平さん「今喋ってること、ほとんど口から出まかせなんです。」
男性は、正平さんの上段に気付かず「そっくり!」と言い続けます。
男性の真剣さに負けた正平さんは「火野正平です!」と自転車やってます。本人です。」とちゃんと明かしていました。
男性は「本人!へー。いつもテレビ見とります。こんなところで会えるなんて。幸せ。」とやっと嬉しさを表現されていました。
もう!冗談言うから。正平さん。
あかんねー!
スタッフさんから放送日を聞いた男性は、「楽しみして見ます。」と言って帰って行かれました。
鐘の音、いい音でした。
正平さんは、鐘の近くでお手紙を読みました。
お手紙を読んで番組を締めようとした時、先ほどの男性が戻って来て、歌を歌う集まりに、「正平さんが来てる。」と言ったら、みんなも会いたいと言ってる。
顔を出して欲しい。と言ってこられました。
正平さんは断ってました。
「富山県3日目。おじさん邪魔入ったけど終わります。」と言って終わり?
おじさんは大笑いしてお寺を出て行かれました。
「しかしあれだな、お水の流れの勢いにはたまげたね。」と富山の水の勢いへのコメントも言っていました。
あれ?顔出してあげないのかな?
嘘ついたお詫びとか?
ないか。
富山県3日目。
富山の水のスゴさを見て、風情あるお寺を見ておお!いいなと思っていたら、最後面白いおじさんの登場!
面白い旅でした。
富山県の旅でめぐる町
富山県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
の放送予定です。
次は、朝日町への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!