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こころ旅2023春の感想*京都府亀岡市*人生初めて見た時代劇のロケと走田神社

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BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。

2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。

近畿は兵庫・大阪・京都。

北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。

6月5日~6月9日は京都府の旅です。

www4.nhk.or.jp

前日、京都府の旅1日目、南丹市の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

1181日目、京都府2日目は亀岡市への旅

6月7日放送分京都府2日目は、亀岡市のかめおか霧のテラスでオープニングでした。

goo.gl

テラスの板が濡れていて、正平さんは肩をいからせて「寒い。」と言いながら、一望できる亀岡市の風景を紹介。

新しく出来たサッカーの京都サンガのスタジアム。四角いのが見えました。

スタッフさんが「ガスってる。」と言っていた通り、霧が出ていて遠くまでは見えず。

正平さんは「亀岡はですね、霧の町で結構有名なんです。俺たち、京都からロケーション来て。山越えてあら…霧だ…って言って。撮休にはならない。待つとかなるけど。

と、京都の撮影所でのお話を披露。

霧が立ち込める景色を「いい景色。」と言っていました。

 

お手紙を読む前に、同じように景色を見に来られていた外国人の方々とおしゃべり。

男性1人と女性2人。

男性は現在亀岡に住むカトリックの神父さんで、メキシコ出身。

女性はコロンビアの歌手の方とエクアドルから来た方。と神父さんが説明してくれました。

みんなスペイン語圏で、カトリック信者だとのこと。

神父さんはとてもにこやかな笑顔で、亀岡は霧がよく出る。8時から9時までが霧を見るのに最高の時間。と教えてくれました。

歌手の方は半袖で来ていて「寒くない。」とおっしゃっていましたけど、正平さんは「コロンビアから来たら寒いでしょう。」と信じていない様子。

でも歌手の方は「大丈夫です。」と笑ってらっしゃいました。

 

そして、朝のお手紙。

正平さんは、テラスのベンチに座ってお手紙を広げ「恥ずかしいな。」と言って、皆さんの前で手紙を読むのにはにかんで照れ笑い。

スタッフさんたちも笑ってました。

お手紙の内容

今回のお手紙は、宇治市の70歳男性から。

こころの風景は、生まれて初めて見た映画のロケ風景です。

昭和28年(1953年)に、亀岡市余部(あまるべ)町にある京都府農業試験場の官舎で生まれたお手紙の方。

周囲はほとんどが農耕地。

隣家の子と、中古で買ってもらった自転車に乗り、お弁当を持って一日がかりであちこちツーリングに出かけるのが日課だったといいます。

ある日。いつも通るツーリングロード沿いの土手道が、トラックや大勢の大人たちに占拠され、通せんぼになっていたそう。

その光景を対岸から眺めるやじ馬たちは、口々にオオトモリュウタロウ、オオカワハシゾウという名前を叫んで騒いでいたとか。

かすかな記憶に残っているのは、黒っぽい着物を着て編み笠をかぶったお侍と、キモノの裾をお尻までまくり上げた数人の男たち。

刀を持って川の堤で、にらみ合ったり追っかけっこしたり。それはまさしく、生まれて初めて見たチャンバラ映画のロケ。

その日夕方。帰宅したお父さんが、「走田(はせだ)神社近くの川の堤に、時代劇の撮影隊が来て、美空ひばりも来てたわ。」と興奮してお母さんに話していたそう。

その日以来、美空ひばりに晩酌をして欲しい。という夢を持ち続けたお父さんは、7年前に亡くなったとのこと。

お手紙の方たちご家族は、間もなく宇治市に引っ越し。

時代は、映画からテレビ全盛期に変わったが、サイクリングロードだった土手道や走田神社は、テレビ時代劇によく登場。懐かしく思ったというお手紙の方。

今はすっかり様相が変わったと思うが、当時の川沿いは、背景に電柱や鉄塔がなく、走田神社は撮影にはもってこいの場所。

東映太秦の撮影所からは車で40分ほど。移動に便利だったよう。

神社ではお弁当を食べ、近所の子どもたちが数人集まるとかくれんぼやチャンバラを遊んだので、長い参道がある境内や灯篭の位置など、よく覚えているとおっしゃいます。

そして、市川歌右衛門月形龍之介近衛十四郎山形勲という名優たちの名前は今でも忘れない。

火野正平さんも走田神社で撮影されたことがあるでしょう。

 

…というお手紙でした。

 

お手紙を読んだ正平さんは「走田神社って、あんまり記憶ないな、名前な…。」とピンと来ていない様子。

お手紙には手描きの地図も同封されていて、神社とロケ場所、曽我谷川に位置関係が記されていました。

 

地図にロケ場所で記されているあたりに、もしかしたら正平さんが行ったことあるかも…??

約7.5kmのルートで走田神社を目指して出発しました。

 

今回の監督さんは、声の感じからして仕込みのサイトウさんかな??

 

山陰へつながる道を走る

木がトンネルのようになっている下り坂を下り、大きくカーブを曲がっていきます。

車通りの多い道まで下りてきて、ブルーのラインの自転車道を走る。

案内標識に、403号線・亀岡駅の名前が出てきました。

交差しているのは9号線。

直進するとサンガスタジアムです。

 

正平さんたちは、大きな加塚交差点で信号待ちしたのち、一方通行の細い道へ入る。

一緒に信号待ちしていたスーツ姿の男性に「頑張ってください。」と声をかけられ「ありがとうございます。」と返す正平さん。

亀岡にも『こころ旅』ファンあり。です。

正平さんは、横切る9号線を見て「昔はこれ一本しかなかったですよ。鳥取とかあっちの方行くもん。」とつぶやいていました。

前にも、9号線の話は出ていました。

サイトウ監督さんの出身地、米子につづきます。

ちなみに、サイトウさんの出身校も登場した回の感想です。

↓↓↓

www.lovetv.site

 

信号が変わり、住宅街の中を進んで行くとドン突きに突き当たりました。

そこを左折。

旧山陰街道」です。道しるべが立っていました。

9号線できる前の、山陰へつながる道です。

 

旧山陰街道と分かるようなどこか趣のある道。

風が吹くなか、ゆっくりと進んで行きました。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

ランチは天丼

『とうちゃこ版』では、亀岡駅周辺で食べたランチシーンが放送されていました。

京都縦貫自動車道の上を通り、左折。

ご飯を食べに街なかに寄った。というルートです。

 

大きな交差点から一方通行の細い道に入ると、お昼ごはんを食べるお店がありました。

これまでのように、予約をしていないので正平さんがお店に撮影をしてもいいか?という交渉をして、受けてくださっていました。

 

正平さんは天丼を注文。

色んな種類の天ぷらが入った天丼。

温かい!と美味しそうに食べていました。

ご飯少な目にしてもらっていたので完食!!

食後。

店主の方に「すいませんでした。ごちそうさんでした。美味しかった!突然ごめんなさい。」とお礼を言う正平さん。

店主さんは「火野正平さんですよね?いつも見させてもうてます。」とおっしゃり、とてもいい笑顔でした。

番組ファンの方だったのかな?

色んな種類の天ぷらの天丼。美味しそうでした!

正平さんが羨ましい。

 

こころの風景

お店を出て、大きな道路・9号線に出ました。

横断するのに車が途切れるのを待っていると、「京都府農林水産技術センター」が見えました。

お手紙の方が生まれた 農業試験場は、京都府農林水産技術センターになっている

と字幕が出ていました。

信号を渡って、お手紙の方が送ってくれた地図を確認。

官舎があった場所です。

セリやシジミをとった場所。と地図に書いてある細い水路も見つかりました。

 

細い水路に沿って走ると、畑と住宅がありました。

道の先には縦貫道。

神社は縦貫の先です。

ロケが行われていたのは川の近く。川は左の方に見えました。

正平さんは、その川がロケをした場所では?と考えましたが、サイトウ監督は、名もなき川にしては大きい。と正平さん説を否定。

縦貫をくぐって、道を進みました。

するとまた畑と家が並ぶ道となり、左側に森が見えてきて、走田神社にとうちゃこ

正平さんは、お手紙に書かれていた「いっぱいトラックが並んで止まってて、それで通せんぼになってた。」という部分。

そこは道路ではなかったのではないか?

と推測。

送って来られた地図では特定ができない。とのこと。

 

ロケ場所は特定せず、走田神社の境内に入りました。

正平さん自身、ここにロケに来たことがあるのか?と記憶をたどりながら歩きます。

境内に、自然の木を彫ったお馬さんの像が置かれていました。

平成30年に作られた像でした。

台風で倒れた木をチェーンソーで馬を彫った。とのことでした。

 

奥に入ると電線のない広い場所があり、正平さんは「撮影ができますね、これは。時代劇は。」と言います。

監督さんが「正平さんご自身の記憶はどうですか?」と質問。

たいがい覚えてるはずだけど、俺もいいかげんだからな。」と、記憶にない様子。

お社の前に行き「こんにちは。またここにもお邪魔させてもらってます。」とご挨拶していました。

そして、日の光が差す境内の石で出来た椅子に座り、お手紙を読みました。

 

お手紙を読み終わった正平さんは「それがな、あんまり記憶にない。来ていないんだと思います。で、市川歌右衛門月形龍之介ときたら、片岡千恵蔵の名前も忘れないでほしいです。市川歌右衛門さんと千恵蔵さんは、両御大と言って、東映撮影所、闊歩して歩いて、歩いて来る時は黒山の人だかりでした。そんな時代。俺はチラッと垣間見ました。」と言っていました。

さすが正平さん!!

こういう、正平さんが言う俳優さんのこぼれ話を聞けるのが嬉しいです。

本当に俳優さんなんだな~と思います。

 

そして!

監督は違うと言っていたけれど、ロケをしていた場所は正平さんが言っていた最初の場所だったんでは?と改めて言っていました。

さぁ、どうなのか??

うやむやにして終わります。」とニヤリ。

本当にそのまま番組が終わりました。

お手紙の方の地図もちょっと分かりづらかったようです。

何年も前の景色なので、変わってるのもあるかもしれません。

 

まあ、そんな回もあります。

サイトウさんの担当の回は、正平さんと意見が分かれることが多いですね!

そうやって話し合うシーンを見るのも面白いです。

 

京都府の旅でめぐる町

京都府の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

 

の放送予定です。

 

明日は、京都市への旅です。

 

www.lovetv.site

 

 

『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。

 

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。

土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!