BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。
5月22日~5月26日は大阪府の旅です。
1179日目、大阪府4日目は岬町への旅
5月26日放送分大阪府4日目は、阪南市の桃の木台でオープニングでした。
お手紙の内容
今回のお手紙は、泉南市の58歳女性から。
こころの風景は、淡輪(たんのわ)ヨットハーバーです。
大阪府の最南端・岬町(みさきちょう)にある、お手紙の方のお父ちゃん(父と言うのはこっ恥ずかしい)との思い出の場所。
お手紙の方が小学5年くらいのある日。お父ちゃんが突然「えーもん見せたる。」とヨットハーバーへ。
当時、海岸を埋め立てて出来たばかりで、ヨットもあまりとまっていない端っこに「船こうたんや。」とお父ちゃんがニコニコ。
4人ぐらい乗れる小さなボートをお披露目してくれたそう。
後日談で、船を買ったことが言えず、和歌山に半年ぐらい隠していたとか。
それから亡くなる前年までずっと、5艘の船を乗り継いでこられたそう。
お手紙の方が小さい頃は、釣りから帰ってくる時、船の固定するロープを引っ張る担当。
少ししたら運転(今なら時効?無免許運転)。お手紙の方はすぐに船酔いしてあくびをしてしまい、「もう帰れ。」とすぐに船から降ろされたといいます。
孫が出来たら孫を乗せてくれたり。
花火大会の時は、火の粉が降り注ぐくらい近くまで連れて行ってくれたり。
関西空港建設中は近くまで連れて行ってくれたり。
毎日のように釣りに行っては新鮮な魚を食べさせてくれ、当時は魚ばかりで嫌だったが今考えるとなんと贅沢だったか。
今でもヨットハーバーへ行くが、いつもお父ちゃんの船の場所を見ては懐かしむといいます。
お父ちゃんは半年くらい意識不明で70歳で亡くなったが、その意識がなくなる前日。
病院から帰る時「明日来るわな。」と言ったお手紙の方に「ほなな。」と。
扉が閉まる瞬間に見た寂しそうな顔は今も、もう少しいてあげたらよかったかな…と思ってしまうというお手紙の方です。
ヨットハーバーへ行けば、あの時の真っ黒に日焼けしニコニコした元気なお父ちゃんのたくさんの思い出とキラキラした海を思い出し、元気がもらえる。
正平さん、チャリオくんを休ませてキラキラした海を体験されてみてはいかがでしょうか?
…というお手紙でした。
出発前、関空へ降りていく飛行機が見えました。
カメラマンさんの新井さんがバッチリ撮影。
「関空へ行くんじゃないんだよ。ね!」と言う正平さん。
淡輪ヨットハーバーを目指して出発しました。
カーブが続く下り坂を下りていき、一気に住宅街まで下りてきました。
交差点手前に案内標識が出てきて、右・大阪 泉南、左・和歌山 岬 につながる752号線に入る交差点で信号待ち。
横で一緒に待っている車を見て「あらかわいらしい。」と言う正平さん。
小さな電気自動車・EV車でした。
乗っていた女性に「これに換えてくれへん?」と話しかける正平さん。
手を振るだけの女性。
信号が変わり、女性は右へ。
正平さんは真っすぐ箱作(はこつくり)駅の方に進み、左・岬町方面に曲がりました。
ランチはお好み焼き
駅前を通過してすぐにお好み焼き屋さんでお昼ごはん。
お店の方が大きなお好み焼きを作って運んできて、テーブルの鉄板に乗せてくれました。
ソースは自分でかけるスタイルです。
次に来たネギ焼きはみんなで分けるとして、正平さんはテーブルにあったソースをハケでぬりつけます。
たっぷりソースをつける正平さん。
ーーーソースの容器がお好み焼きについてるのが気になったな。
ソースをぬった後は、端の方にマヨネーズもかけます。
そして「アツアツ!」と言いながらコテでお好み焼きを食べようとしましたが、熱くてむせてしまい、失敗。
お好み焼きも鉄板に落としてしまいました。
スタッフさんが「久しぶりですね。」と笑うと「ほんまや、久しぶりやむせたん。」と返す正平さん。
また食べるの失敗してむせてましたが「でもうまい!」と美味しそうに食べていました。
食べてる途中、お店の方が近所の人に「火野正平さんが来てる。」と聞いて、家で作って自分で漬けてる水ナスのお漬物を出してくれました。
正平さんは「このへんじゃ水ナスだもんね。」と言ってちょうだいしてました。
前はよくむせてましたよね~。
タバスコとか。
食後。
走っていると、なすび屋さんを見つけストップ。
本当に水ナスが名物なんですねー!
1袋100円!
安い!!
お店の方のTシャツがなすびの紫色でした。
…とここまでが『朝版』です。
『とうちゃこ版』放送中に地震
『とうちゃこ版』で正平さんがお手紙を読み始めてすぐに地震があり、ビックリしました。緊急地震速報の音はビビります。
結構揺れたのでドキドキしてしばらく『こころ旅』に集中できませんでした…。
話を戻して。
お手紙にはヨットハーバーの写真が同封されていました。
出発してすぐの下り坂に、『朝版』と同じ黄色い花が道の両側に咲いていてキレイでした!!
車輪止めに悪戦苦闘
箱作駅を通過したあと、線路越しに海が見えました。
小さな踏切を待っていると、南海電車が通過。
和歌山行きの電車でした。
踏切を渡ると細い道になり、公園の入口で、独特のひづめ形の車輪止めでストップ。
正平さんはチャリオから降りて、チャリオごと入って、押します。
が、チャリオの後輪が引っ掛かって出れず。
「にっちもさっちもになりました。」とスタッフさんにヘルプ!
ハトヤさんが駆けつけて助けに入ります。
チャリオを持ち上げて、ハトヤサンがぐるりと回して脱出しました。
が、後ろのスタッフさんは横のポールのすき間から難なく自転車を通らせてスルー。
「生意気やな。」と不機嫌な正平さんでした。
えー!
説明書きがあるからその通りに通ったのに、横を通れるなんて。
正平さんじゃなくてもちょっと腹立ちますね!
ま、一回横から出てみようしろ。ってことかな?
あとはスムーズに走り、海が見えるせんなん里海公園内を走行。
カメラ小僧ならぬカメラおじさん?現る
子どもの声が聞こえる楽しそうな公園でした。
大きなすべり台が気になった正平さん。
子どもたちが並んで続けて滑ってました。
「かわいい。」と言って通過しようとすると、物陰から正平さんをスマホで撮影する人がいて「なんか変なおじさんいるぞ!」とツッコみ、スタッフさんたちが笑ってました。
何も話しかけてこないで撮影だけ~~?
カメラを避けるようにこそっと撮影されていました。
カメラ小僧ならぬカメラおじさん現る、ですね!
あ、カメラ小僧って最近言いませんね。ーー年バレるわ。
ベトナムの方と話す
少し走って公園から海を見ようとストップ。
そこから目的地のヨットハーバーが見えました。
「先に見ちゃった。」と言う正平さん。
関空に降りていく飛行機も見えました。
屋根付きのベンチに女性が2人。
ベトナムから来られた方たちです。
正平さんが、ベンチに残っていた方に「お仕事ですか?」と質問。
働きに来られた方で、こちらには勉強だけしに来て、兵庫県で働くそうです。
答えてくれた人以外は、恥ずかしがってカメラから離れて行ってしまいました。
テレビに映るのが恥ずかしかったのかな?
こころの風景
休憩を終え、公園内を走っているとさきほど見えていた目的地のヨットハーバーへどんどん近づいて行きました。
出口にも入って来た時と同じゲートがありました。
次は難なく通過。
公園を出て海沿いの道を走り、淡輪ヨットハーバーにとうちゃこ。
チャリオを日陰に止めて、歩いてヨットハーバーへ。
たくさんの船が並んでいました。
施設の方が来て、正平さんが、50年前にお手紙の方のお父さんが止めていた端っこというのがどこなのか?質問。
桟橋の先の堤防の内側だと教えてもらい、歩いていきました。
正平さんは、突堤と船がたくさん並ぶ前に座りお手紙を読みました。
「ヨットハーバーって静かやな。だいたいエンジンいらんやつやからな。大阪今日で4日やりましたよ。お天気よかったー!そして、なんと大阪のコースを楽にしてくれたことか。ちっともしんどくなかった。春の旅、今日終わって半分来たんだ。まだあと半分ある。次は京都行くよ!じゃあよろしくお願いします。バイバイキーン!」と言って番組を締めてました。
大阪の旅、天気よくてよかった!
7年ぶりの大阪の旅。見てて楽しかったです。
京都もいい天気ならいいですね。
大阪府の旅でめぐる町
大阪府の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
の放送でした。
来週は、蔵出しスペシャル。
その次の週は、京都府の旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!