12月11日日曜夜10時30分からに日テレ系列で、ドラマ『invert城塚翡翠 倒叙集』3話が放送されました。
前回、倒叙集2話のネタバレ感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 城塚翡翠(清原果耶)…"犯人が視える"ヒロイン。死者から話が聞けるという。翠色の瞳を持った霊媒師と名乗っていた奇術師。
- 千和崎真(小芝風花)…翡翠のアシスタント。奇術師である翡翠を仕事の面だけでなく、身の回りの世話もする。翡翠にとって、お姉さん的な存在。
- 鐘場正和(及川光博)…警視庁捜査一課の警部。現場たたき上げの刑事。香月逮捕の為、翡翠に情報を流してたことで警部補に降格。
- 雨野天子(田中道子)…警視庁捜査一課の刑事。生真面目で規律を重んじる。翡翠たちに捜査を依頼することには疑問がある。鐘場を透明な悪魔と思っていた。
- 蝦名海斗(須賀健太)…警視庁捜査一課の刑事。雨野の先輩にあたる。翡翠とずっとつながっていて、香月逮捕に動いていた。
- 夏木蒼汰(福崎那由他)…お腹を刺されて亡くなっていた女性のそばにいた高校生。血がついた包丁を持っており、慌てて洗面所で手を洗っているところに翡翠と真が現れ対応する。
3話のあらすじ
9月。台風で雨風が強い夜。
ある別荘の一室で、血がついた包丁を持った高校生・夏木蒼汰(福崎那由他)が、お腹から血を流して亡くなっている女性を見て慌てて包丁を床に落とす。
蒼汰が1階の洗面所で手を洗っていたところ、近くの山に遊びに来て暴風雨に見舞われ、車が故障してしまった翡翠(清原果耶)と真(小芝風花)が訪ねてくる。
明かりがついた家。ガレージに止まっている泥がついた車。玄関の外に置かれていたボストンバッグには七輪、ゴム手袋などの道具が入っていた。
絶対に人がいるはずだと確信した翡翠。しつこくドアを叩き続ける真。
無視をしようとした蒼汰だったが、玄関の鍵が開いていて勝手に入って来てしまう。
豪雨で車が壊れてしまい、周りに何もなく、朝まで避難させて欲しいとお願いする翡翠たち。
両親不在で一人留守番をしているように振る舞った蒼汰は、翡翠たち美女二人の頼みを断り切れず受け入れる。
真が、玄関の外に置かれていたボストンバッグを蒼汰に渡すと、親がキャンプ道具を置いたまま出かけたのだろうと言って受け取った。
翡翠は、玄関に置かれていた泥のついたスニーカー、サンダル、水滴が流れ落ちる傘、女性ものの履物などをチェックしつつ室内に入る。
リビングに入ると、開いていた窓のそばに女性もののバッグが置かれていて、雨で濡れてしまっていた。
リビングの窓は他のところも開いていて、慌てて窓を閉めて回る蒼汰。
暖炉の上に置かれていた写真立てに写る両親と少年の写真があった。
蒼汰が写っている写真がないことを指摘する翡翠に、蒼汰は、写真写りがよくないとか写真を撮るのが下手とか言ってごまかす。
蒼汰の言うことの不自然さと、落ち着かない態度を見て、真が探偵だったと嘘をついて揺さぶりをかける翡翠。
さらに翡翠は、お風呂を借りたいと言って湯舟や壁をチェック。蒼汰にシャンプーの容器について質問。
純情な少年に薄着で何度も話しかけ、さらに揺さぶりをかける。風呂から出たあとには、ドライヤーを借りたいと言ってまた揺さぶり。
度重なる蒼汰への誘惑に疑問を感じていたまことに、翡翠は、女性への緊張なのか嘘をついている緊張なのかを見極めているのだと説明。
一方。
ドライヤーを2階にとりに行った蒼汰は、女性の遺体を見て吐き気をもよおす。
そんな蒼汰に容赦なく2階まで追いかけてきて話しかける翡翠。遺体がある部屋に入らせまいとする蒼汰。
その後も、包丁のないキッチン。突然の停電。
女性もののバッグからスマホが鳴る。などのハプニングが次々に起こる。
蒼汰は高校生。
泥のついた車に、七輪が入ったボストンバッグ。食べかけのケーキ。
翡翠は、偶然訪ねた別荘で起きた殺人事件をどう解決するのか?
そして、次から次に出てくる翡翠の仕掛けに、蒼汰は耐えられるのかーー?
…という話でした。
昔から翡翠を知ってる鐘場
倒叙集になってから、めっきり出番が少なくなった及川光博さん演じる鐘場さん。
今回は、ラーメン屋さんで台風のニュースを見ながら翡翠が昔から嵐に巻き込まれやすいことを雨野さん(田中道子)に話していました。
昔から知ってるってことは、やっぱり翡翠とは叔父と姪の関係??
それにしても、倒叙集になってから鐘場さん、本当に出なくなりましたね!!
探偵の事件解決に、警察の力は関係ないってことでしょうか?
今回は、警視庁とは管轄が違うから?
ミッチー好きの私としては、とても寂しいです。
もっと出して欲しい!
でもま、チラッとでも出してくれたと思って喜ばないといけないのかも。
年下に色仕掛け…
翡翠が、今度は年下の高校生を「お姉さんが、男の子ならみんな大好きなものを見せてあげますよ。」とかなんとか言って、誘惑してました。
その時のBGMが、ルパンが不二子ちゃんに誘惑されるときみたいな、わざとらしい色気を感じさせる曲!!
これには笑いました。
ドラマ作る人たちが、翡翠を茶化してますよね~。
本当にこれで引っかかるんかい!って感じ。
でも、蒼汰君は意を決して翡翠が待つ部屋に行ってました…!なんで?
私には、まだまだ清原果耶さんが『3月のライオン』のひなちゃん役をしていた子役のイメージから抜け出せずにいます。
なので、この誘惑シーンに全くドキドキできませんでした。
「お姉さんが…」のくだりとか、お姉さんと思えないからどうにもこそばゆいというか。見てられないというか。
合ってないよな~~。笑えないよな~。
正直な気持ちでした。
相棒にも似てきた?
倒叙集になってから、古畑任三郎スタイルになっていたこの『invert城塚翡翠 倒叙集』
「解決編です。」と言って視聴者に語りかけたりするのは、古畑流で、殺人現場に偶然居合わせてしまうのも、古畑っぽい。
でも、色々疑い深い人を問い詰めて、二人で解決するのは、『相棒』にも似てきたような気がする。
『古畑任三郎』も『相棒』もどっちも男の人だし、女性で、しかもかわいい子が解決するのは新しいかな。
自信満々の翡翠を、小芝風花さん演じる真ちゃんが視聴者の代わりにツッコんでくれるのがまた面白い!!
翡翠に誘惑されてホイホイ乗ってしまう容疑者の男たちと違って、冷静に見れる女性の真ちゃん。
翡翠にやられっ放しでそんなうまいこと行く?と思う私のような視聴者の代わりに、強くツッコんでくれる真ちゃんの存在はいいです。
前回の星野真里さんのような女性で、しかも気の強い容疑者はちょっと見ててきついと思うところはありましたが、真ちゃんならちょうどいい。
いいコンビ!
探偵の推理を推理できたか?
前回の感想から毎回書くことにすると言っていた、探偵の推理を推理できたか?を正直に書きたいと思います。
今回は、蒼汰君がこの家の子じゃないことはすぐにわかりました。
女性とは年齢が離れてるし、七輪があったり、窓が開きまくってたりしたので、ネットか何かで知り合って、練炭で集団自殺をしにやって来たのか?と思いました。
でも殺害方法は刺殺。
何か恨みがないとしない殺害方法だし、死にきれない女性から頼まれた依頼殺人?とも思いました。
色々違う方向に推理した結果、全く違う結末にビックリ。
今回は全くわからなかった!!
探偵の推理を推理できませんでした。
完敗です。
次は、杉本哲太さんが登場です。
これまでと違い、なんだか重厚な感じ!!
楽しみです。
以上、『invert城塚翡翠 倒叙集 』3話あらすじとネタバレ感想でした。