毎週火曜夜9時から関西テレビ系列で放送中のドラマ『まだ結婚できない男』。12月10日に第10話が放送されました。
第9話の感想はこちら。
おもな登場人物
- 桑野信介:阿部寛さん…一級建築士。有能だが偏屈で、思ったことを口に出し、周りにいる人たちとしょっちゅう衝突している。悠々自適な独身。高級分譲マンションに一人暮らし。
<<桑野の職場関係>>
- 村上英治:塚本高史さん…一級建築士。桑野の事務所の元アシスタントで、現在は共同経営者。桜子と第8話で結婚した。
- 横田詩織:奈緒さん…桑野・村上建築設計事務所のアシスタント。マイペース。
- 丸山裕太:荒井敦史さん…桑野・村上建築設計事務所のアシスタント。
- 沢村映子:阪南敦子さん…桑野・村上建築設計事務所の経理担当。桑野に遠慮せずにはっきりと物を言う。桑野が気を遣う相手。
- 森山桜子:咲妃みゆさん…住宅プロデュース会社の社員。桑野が苦手。英治と第8話で結婚した。
- 大工の棟梁:不破万作さん…桑野設計の家を建てている大工の棟梁。桑野の設計を勝手に変えるので桑野といつも喧嘩になる。
<<仕事以外の人>>
- 田中有希江:稲森いずみさん…バツイチ。離婚裁判を傍聴しに来た桑野とまどかを通じて出会う。カフェの雇われ店長だったが、店を買い取り店名を「Purete」と改める。桑野から新しい店の看板を送られ、好印象を持っている。第9話で桑野とデートしたことをまどかに挑発的に話す。
- 太田留美:美音さん…「BROWN CLOVER」の店員。桑野の質問に答えようとコーヒーについて勉強をはじめる。
- 吉山まどか:吉田羊さん…弁護士。独身。有希江の離婚裁判で弁護を担当。桑野とは、ネット上の誹謗中傷の相談に乗ったことがきっかけで出会う。桑野の言葉が気になり、喧嘩が絶えない。有希江と桑野の仲が気になって仕方がない。
- 山下香織:小野寺ずるさん…まどかの法律事務所の受付兼アシスタント。
- 戸波早紀:深川麻衣さん…桑野の隣人で女優。桑野が目をつけていた売れ残りのパグを飼い始め、「タツオ」と名付ける。散歩の途中で会っていたコワモテのお兄さんをストーカーだと思っていたが、うんち袋を拾ってくれただけのいい人だと知る。お兄さんが飼っているパグの名前が「おもち」ちゃんだと知る。
<<桑野の家族>>
- 桑野育代:草笛光子さん…桑野の母。第1シリーズでは桑野のそばにいる女性を全て花嫁候補にしようと動いていたが、今では人間として付き合ってくれればいいと考えを変えた。
- 中川圭子:三浦理恵子さん…桑野の妹。桑野の親友で医者の中川と結婚。口うるさい。夫を尻に敷いている。自由な兄にちゃんとしてほしいと思ってる。
- 中川良雄:尾美としのりさん…桑野の親友で妹の夫。病院の院長。桑野のよき理解者。時々お酒を飲みながら愚痴を言い合う。若い女性が好き。
- 中川ゆみ:平祐奈さん…圭子と良雄の娘。イマドキ女子大生。
第10話のあらすじ
桑野に「一人で快適に暮らせる家」を依頼していた木村(伊藤正之さん)が、妻(宮田早苗さん)に建築差し止めで訴えられた。
木村は裁判をしてでも争うと言ってると、桑野はまどかに伝えた。
木村側の弁護士・浅野(阪田マサノブさん)は、家を設計する立場として桑野に証人として証言して欲しいと頼んできた。
妻側の弁護士・まどかと知り合いと知った浅野は躊躇したが、桑野は快く引き受ける。
カフェではまどかが妻の玲子(宮田早苗さん)と打ち合わせをしており、有希江らも桑野出廷を知る。
木村夫妻は、婚姻中大きな喧嘩をしたわけでもなく、夫の退職が近づいたころに突然、妻が離婚して欲しいと言ってきたという、典型的な熟年離婚のケースだった。
夫も妻も相手にこれといった不満を持っていなかった。
しかし、離婚後気持ちを切り替えて一人暮らしをしようと家を建築しようと計画した途端、妻がどういうわけか腹が立ったのだということだった。
裁判当日。
証言をする為、傍聴席で待機する桑野。続いて英治と桜子が傍聴に現れ、続いて有希江と早紀も傍聴に現れた。ガラガラの傍聴席は、知り合いと傍聴マニアだけが座っていた。
裁判がはじまった。
一人で暮らすための家を設計した証人として出廷した桑野は、設計図を証拠として提出。大きく拡大した設計図を掲げて妻側が疑う、女性の影を一蹴した。
桑野が設計した家には、一人で暮らすためだけにコンパクトにまとめられたリビングと水回り、他の2部屋は物置と趣味用のスペース。そして極めつけは全部屋の壁に穴があいていて、そこに趣味である鉄道模型を走らせるのだという。
夫が鉄道模型好きの趣味を持っていたとは、全く知らなかった妻。
結婚している時は、妻の趣味がインテリアだったこともあり、夫は自分の趣味を話していなかったのだ。
面喰う妻側の弁護士・まどか。
「人は誰かと一緒に暮らしたいに決まってる。そんな固定観念が、女と一緒に暮らすはずだなどという邪推を生んだんですよ。」と言う桑野。
「誰かと暮らしたい。1人は寂しいというのは、人として自然な感情でしょう。」と返すまどか。
夫婦の裁判だったのが、いつの間にかまどかと桑野の喧嘩に発展してしまった。
一緒に暮らしてたのに、趣味の話すらしていなかった夫婦。
まどかは「お互いがほんの少しでも心を開いて、相手の立場に立てば…。」と言いかけてやめた。
裁判が終わり帰宅した桑野は、1人で暮らすための家の設計の続きをしていた。しかし、まどかの言葉が頭から離れず、設計を大幅に変更するのだった。
後日。
長野の母の調子が悪く、帰って母の事務所を継ぐと決めたまどか。
話を聞いた有希江が、桑野との仲を心配し、前回食事して楽しかったと言ったのは、まどかをたきつけてみただけだと告白した。
有希江はただ桑野に合わせていただけで、本当は面倒くさい人だと思っていたのだ。
そして有希江は、まどかと桑野は、ちゃんと向き合ってるからこそ喧嘩になる。と2人の関係を冷静に分析した意見を言う。驚いて考え込むまどかだった。
別の日。
まどかの事務所を訪れて、新しく作り直した設計図を渡す桑野。裁判官から和解の提案をされた木村夫婦に、まどかからこの設計図を渡してくれと頼む。
新しい設計図には、夫婦がよりを戻してやり直した場合の家が設計されていた。
夫婦それぞれが趣味の部屋を持ち、自分の世界を確保しつつ、お互いの存在を忘れずにいられるような家に仕上がっていた。
木村夫妻は、桑野の設計図と裁判での桑野とまどかのやりとりを見て、結婚生活のあいだ、喧嘩してこなかったことに気づき、もう一度やり直すことになった。
木村夫妻の件が解決し、まどかが長野に帰ると知った桑野は激しく動揺する。
まどかの決断を前に、桑野が取った行動とは?
『まだ結婚できない男』は、幸せになることが出来るのか?
…というお話でした。
金田の名前が最後まで出た
設計のやり直しをやってる途中で、薬丸のブログを確認していた桑野。薬丸は相変わらず一人キャンプを楽しんでいました。
画像入りでキャンプの様子を楽しんでいると、薬丸が同じく一人キャンプに来ていた人と出会ったと書いていました。
そして「彼は田舎暮らしの本を出している人です。」という本文と共に『田舎で暮らしてわかった100のこと』という、第3話で桑野が読んでいた本が映っていました。
そしてさらにさらに、本越しに赤い服を着た男性の後ろ姿が…!!!!
桑野はニコニコしながら写真を見てすぐに「金田。」とつぶやいてました。
そして後ろ姿を覗こうと、写真の裏側を必死に見ようとするしぐさまでしてました!!
ええ??金田?
なんで薬丸だけが金田に会えてるんだ~~~??!!!
私たちにも姿を見せてくれ~~~!!
何日か前に高知東生さんが、路上で金田探しをしていた3人組の人に声をかけられて握手したってネットの記事を読みました。
3人組の方たちは『結婚できない男』を観て、金田をさがしていたひとだったんじゃないか?って話でした。
マジで?金田に会えたの?めちゃくちゃ羨ましい!!!
というか、くやしい~!!!
どこに行けば会えるの?
くやしい~!!!!
いいなぁ、いいなぁ、いいなぁ~!!!
めっちゃ羨ましい!!!
前回の白い車のミニカーで、スタッフさんたちの精一杯のお別れのセレモニーをしてくれたんだと思ってました。
もう終わりだと思っていました。
最終回で後ろ姿のサービスとは!!!
でもまぁ、高知さんは握手されて驚いたらしいし、本物じゃないですよね~。
分かってはいるけれど、金田の出演を後ろ姿だけでも確認できたのは嬉しかったです。
ああ、本物ならよかったのに。
高知さんがファンと握手したって記事。先に読まなかった方が夢が見れてよかったかもしれません。
誰だよ、目ざとくみつけて記事にしたひとーーー!
でもま、後ろ姿のギリギリ出演、嬉しかったです。ありがとうございました!
最後まで面白かったです。
早紀のおかげでタツオの恋成就?
早紀は、ずっとずっと恐れていた散歩中に出会うコワモテ男性・工藤(RED RICEさん)と、お互いのパグと一緒にお話をするいい関係になっていました。
工藤は穏やかで笑顔が素敵な男性で、恋愛が分からなかった早紀は、すっかり癒されていると桑野に報告してました!
そんな二人の仲良い現場を目撃し、桑野が目をむいて驚いていたのが面白かったです。
桑野は早紀と工藤の仲よりも、タツオとおもちちゃんの方が気になっていた様子で、そこも桑野らしいなと思いました。
タツオをケンちゃんの生まれ変わりと思ってますからね~。
あと、工藤と早紀がすっかり仲良くなって、二人でデートする仲にまでなり、桑野がタツオとおもちちゃんを預かっていました。
ケンちゃんの時は、ちょっとのあいだ預かるのでさえ、文句を言ってなかなか引き受けなかったのに、今回はすんなりと2匹とも受け入れてました。
桑野もすっかり丸くなっちゃって!変わりましたね!かなり寂しいです。
でも、久々に誰も家に入れない桑野の家に、2匹のパグが走ってる場面が見れたのはよかったです!
タツオとおもちちゃん、とっても仲良さそうでしたよ!!
微笑ましかったです。
棟梁の跡継ぎ登場!
桑野の設計の家を造り続けている、不破万作さん演じる棟梁!
最終回にあたって、息子(谷手人さん)に工務店を引き継いだことを桑野に報告していました。
棟梁の名前が「小林」というのも、最終回になって初めて知りました。しかも息子の名前が「アキラ」。
小林旭さんが好きで棟梁が息子に名前をつけたのかな?
棟梁は「何が人生100年だよ。俺は120まで生きるんだから。知ってっか?120歳のことを大還暦っていうんだぞ。」と引退はしないことを宣言してました。
そして息子も棟梁と同様仲良くとお願いまでしてて、桑野は棟梁と仲良かったのか?と驚いてました。
最終回にふさわしく、登場人物の未来が見えて面白かったです!
有希江さんの真意
有希江さんって、初回からずっと桑野にいい印象を持ってる思ってたんですけど、桑野が好きとかそういうんじゃなかったんですね!
もんじゃを一緒に食べてるところとか、桑野の話をぶっちぎるところとか、とっても合ってると思ったんですが…。
私には、有希江さんが桑野と向き合ってないとは思えなかったです。ちゃんと話を聞いて、反応して返事してるって思ってました。
離婚直後で、当分恋愛はいいと思ってるのもあると思うんですけど、桑野の相手は、有希江さんがいいと、私は思ってたんですけどね~。
気持ちの移り変わりの描き方が、前作の方が分かりやすかったです。
前は12話まであったし、ゆっくりと話が進んで観やすかったのかな?
それにしても有希江さん、本当に桑野に対して面倒くさいって思ってたのかなぁ?
急に話を終わらせようとした感じを受けてしまいました。
って、自分が思ったような展開にならなかったからそう思うだけかも。
勝手な視聴者の意見でした。
ドラマ全体の感想
前作の終わりは、夏美先生とうまくいって結婚するかも?って終わりでしたが、今回の終わり方はまぁ、桑野らしいって言うか、現代らしい終わり方でした。
今は結婚することだけが幸せじゃないって分かってますからね!
『結婚できない男』らしい、桑野らしい終わり方でした。
あと、『結婚できない男』の続編ということで、私はもうちょっと価値観の違う人たちと桑野の戦いがあるのかと思ってました。
若い人もそんなに主張するタイプの人じゃなかったし、有希江さんは穏やかだったし、期待してたほどの戦いは最後までなかったですね。
その分、まどかとのやり取りばかりが目立って、私はまどかに対していい印象を持てなかったです。
でも!
桑野の言葉とか、態度は相変わらずで毎週笑わせてもらいました。
中川もよかったです。
前作に引き続きのBGMを聞くだけで、楽しい気持ちになれました。
もう来週から放送がないのかと思うと、本当に寂しいです。
以上、『まだ結婚できない男』最終回の感想でした。
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本ページの情報は2019年12月時点のものです。
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