BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋が、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
10月17日~10月21日は徳島県の旅です。
- 1127日目、徳島県4日目は、牟岐町への旅
- お手紙の内容
- ランチはハヤシライス
- イセエビをもらう
- 新メンバーが案内人!?
- 連絡船で出羽島に渡る
- こころの風景
- 徳島県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前日、徳島県の旅3日目阿南市の旅を見た感想はこちら。↓
徳島県・月曜朝版の感想はこちら。↓↓↓
1127日目、徳島県4日目は、牟岐町への旅
10月21日放送分徳島県4日目は、牟岐町の笹見のムクノキの前でオープニングでした。
NHKの朝ドラ『ウェルかめ』で、倉科カナさん演じる主人公波美と、勝乃新が再会するシーンが撮影された場所だそうです。
私は見てなかったので分かりません。
私、朝ドラを続けて見るようになったのは『ゲゲゲの女房』以降なんです。
このムクノキは、もともと、この地で割腹した武将を地元の人たちが弔うために植えたもの。
時間が経って木が大きくなり、木陰で田んぼが木蔭になるなどの影響が出てきた。
そのため木を切り倒すと、疫病が流行って村の人が亡くなったり、稲が育たないなどしたため、ムクノキのたたりだと信じた村の人は、2代目のムクノキを植えた。
とのことです。
こういう何でもないところに、急に木が立ってる場所ってありますよね。
切り倒せない木。
徳島にもそういう木があると知って、日本各地きっとどこにでもそういうところがあるんだろうな。と思いました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、千葉市の69歳男性から。
こころの風景は、牟岐町沖合に浮かぶ出羽島(テバジマ)から望む四国の山並みです。
60歳になるまで四国に行ったことがなく、ましてや牟岐町も知らなかったお手紙の方。
訪問するきっかけは、9年前に父方の叔母の遺品の中に、お手紙の方が2歳の時、20代の若さで他界したお母さんの履歴書を見つけたから。
履歴書には、牟岐町で育ったお母さんが、女学校を卒業後、牟岐小学校の教員となり、お父さんが教員を務める都内の小学校に赴任したことが記載されていた。
履歴書を見つけた時点で、お父さんも他界。母方の親族の住所も不明。
生前のお母さんのことを知りたいと思い、間もなく履歴書を頼りに、お母さんが人生の大部分を過ごした牟岐町に行くことにしたそう。
牟岐町では、役場などをまわり、お母さんの親族は誰も牟岐町にいないことを知ったといいます。
しかし幸いなことに、地元の方でお母さんや祖父母を知っていた方に会い、話が出来た。
生徒から慕われていたお母さんを知ることが出来、牟岐町に来てよかったと思ったお手紙の方。
それから、新たな故郷として毎年一度は訪問するようになったそう。
行くごとに、地元の方との出会いと、昔の話が聞けることが楽しみに。
また、牟岐町を訪れた時には、必ず連絡船に乗り、タイムスリップしたかのような昭和初期の街並みが残る沖合の出羽島に渡る。
出羽島から見える四国の山並みを、昔、お母さんも見ていたのではないか?と思いながら、ひと時を過ごすのが恒例となっていた。
が、ここ3年間コロナ禍で訪問できず。
正平さんに行ってもらい、出羽島の小学校跡地からの四国の山並みを見せて欲しい。
…というお手紙でした。
ランチはハヤシライス
地元の方たちに見送られながら、まずは出羽島に渡る連絡船のりばを目指して出発しました。
下り坂を下りて行くと、畑にヒガンバナが咲いているのが見えました。赤くてキレイです。
そして、海沿いに出てきました。牟岐町の中心です。
休憩することになり、海を見てみると、海の向こうに出羽島が見えました。
もうすぐそこの位置。とても近い!
休憩が終わって走り出し、役場の前を左折。
食堂に着きました。
店主の男性に「うちのおばあさんが、うちの女房の母親が大ファンです。」と言って迎えてくれました。
「よろしくお願いします!」とご挨拶をして、席に着きました。
正平さんは、ハヤシライスを注文。
運ばれ来たハヤシライスをパクリ!
「ハヤシライスの味や!甘くておいしい!」と美味しそうに食べていました。
次に、奥さんがイサキのフライとサラダを出してくれました。
事前に、用意してくれておいたみたいです。
イサキのフライに、すだちをしぼって食べた正平さん。
「うーん!アジフライと似てる!」と言ってました。
白身魚のフライの味ってことかな??
連絡船に間に合うように、先に作ってくれていたお気遣いが嬉しいですね!!
イセエビをもらう
食後、たくさんの方に見送ってもらい、出発。
連絡船のりばへ向かいました。
船に先にチャリオを乗せ、漁港を歩いていると、漁港に立てられたテントの中から「ええもんあげる!」という男性の声がしました。
「なに?」と聞く正平さん。
「エビ!」と答えたテントにいた女性。
正平さんが近付いていくと、女性が「イセエビ!昨日、毎日行きようけん、これ、とってきとようがけん。」と教えてくれました。
次に、男性が、両手に1尾ずつイセエビを持って見せてくれました。
イセエビはバチバチと動いて元気!
正平さんが男性から受け取って同じように1尾ずつ手に取ると、ピー!と音を鳴らすエビ。
「鳴いた!イセエビ!」と驚く正平さん。
エビがバチバチと動き出し「イテテテ!もう切れた!」と言って、切れてしまった左の薬指を見せてくれました。
おー!流血!ビビる。
バラエティーなら血はNGでしょうが、『こころ旅』は隠しません!
ケガしても手を離さない正平さん。
私ならビックリして手を離してしまうはず!
正平さん、スゴイな~~。
「大丈夫大丈夫!なんか袋。」と言って、落ち着いて、エビを入れる袋を要求する正平さん。
何度も言うようですが、ケガさせられてるのにスゴイな。
ビニール袋をもらい、エビを2尾入れて「こんなんもろた。とったぞー!ちゃうわ、もろたぞー!ありがとう!」とお礼を言ってました。
ケガさせられるほど、元気!新鮮ってことですもんね。
正平さん、イセエビをゲットです。
そして、連絡船が近付いてきたところで『朝版』は終わっていました。
新メンバーが案内人!?
『とうちゃこ版』では、出羽島に行く前に、旧牟岐小学校に立ち寄るところが放送されていました。
下り坂を下りて行き、牟岐町の中心にまで下りてきた時。今の牟岐小学校が見えました。
が、お手紙の方のお母さんが小学校の教員をしていた時は、その場所ではなかった。
とのことで、旧牟岐小学校があったところをさがそうと、休憩をしていた時、『朝版』でも映っていましたが、海の向こうに出羽島が見えました。
本当に出羽島だったのか?
『とうちゃこ版』では、通りかかった男性に、正平さんが「あの山は出羽島ですか?」と質問。
「そう!」と返すも、正平さんが芸能人だと気づいて固まってしまう男性。
正平さんが、自分のことを「役所広司」と言ってもツッコみません。
が、正平さんが船で島に行くと聞いて「港ついて行くわ。あかんか?」と言い出しました。
チームこころ旅の6台目として参加することに。
でも「ようついていかんかったら、ほっといてよ~。」と弱気なおじさん。
正平さんは「おいで!おっちゃん拾うた!」と言いながら走り出しました。
走り出したら、沿道から声援が来ていました。
そして、Bカメさんが待ち構えて正平さんたちを撮影。
ちゃんと最後尾におじさんもくっついて走っていました。
かわいいおじさん!
ちゃんとヘルメットかぶってて、本当にチームこころ旅みたい!
パッと見、顔が小さくて痩せてるから、正平さんに似てましたよ!!
おじさんは、漁港までついてきてくれました。
スタッフさんが、今度は昔の小学校の場所を質問。
最後尾だったおじさんが、今度は先頭になって、昔の小学校まで案内してくれることに。
おじさんを先頭に走り出したチームこころ旅。
旧牟岐小学校まで連れて行ってくれました。
おかげで、お手紙の方のお母さんが勤めていた小学校に来れました。
お手紙の方の新しいふるさとの旅、ちゃんとたどれてますね!!
おじさんは75歳。
正平さんは73歳。
おじさんは、正平さんが「役所広司」というのは嘘が分かるけど、火野正平の名前が出てきませんでした。
「じゃあ、年金大切にな!」と言って、おじさんとはここでお別れ。
おじさん、親切な方でした。
あとで、正平さんの名前、分かったのかなぁ??
小学校には、プール跡もちゃんとあり、グラウンドの跡地もそのまま。
「おふくろが行ってた学校だよ!」とお手紙の方に語りかけてから、学校をあとにしました。
連絡船で出羽島に渡る
連絡船にチャリオを詰め込み、正平さんも連絡船に乗りました。
港でイセエビをくれた人の手を振り出港!
ゆったりとした船旅です。
出羽島に上陸!
赤いハイビスカスが咲いていました。
チャリオに乗って、島の路地をゆっくりと走ります。
住宅から若い女性が出てきて、正平さんは「島、人口何人ぐらいか分かります?」と質問。
女性は「50人もいない。」と答えてくれました。
驚く正平さん。「そうか、少なくなるな。島から出ないでね。」と言って別れました。
お手紙の方の新しいふるさと。
人口が減って来てます。
こころの風景
すぐに小学校に行かず、グルーっと道を走ってる時に、立ち話をしている島のおばあちゃんたちとすれ違い「こんにちは!」と挨拶。
「出羽周ってもしれとるじゃろうけど。」と笑ってらっしゃいました。
笑って「すぐだね!」と返す正平さん。
おばあちゃんの予告通り、すぐにつきあたりに着きました。
出羽島全島走破!
10分もかかりませんでした。
道を戻って、おばあちゃんたちがいたところまで戻って来ると「いつも見てます。」と言ってくれました。
そして次に、小学校へ上る階段まで戻りました。
チャリオはここまで。
正平さんたちは、歩いて階段を登りました。
ゆっくりと階段を上ると、上の方に建物が建っているのが見えました。
出羽小学校の校門があり、校庭がありました。
出羽小学校にとうちゃこ。
校庭は、今は草ボーボーです。
そして、お手紙に書かれてあった通り、小学校から見える四国の景色を見ようとしました。
が、草が高くて見えにくい…。
「学校からはこうですよ!でも俺たちはちょっと欲張りだから。展望台から読もう。」
正平さんの提案で、もうちょっと上の展望台へ向かうことに。
110段の階段を上って、展望台に着きました。
展望台には、Bカメさんが待っていました。
小学校は草でよく見えなかったので、改めて景色を見ました。
絶景!!
四国の山並みがちゃんと見えました。
お手紙の方が来れなかったい3年で、見えにくくなったのかもしれません…!
正平さんは、展望台に座りお手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「おーい!」と、お手紙の方のお母さんが通った牟岐小学校の方向へ向かって話しかけていました。
そして「いや、ここは高台で風が良くて。しんどかったけど、来てよかった。」と、四国の山並みを見て番組を締めました。
牟岐町の人、イセエビをくれたり、道案内してくれたり。
出羽島の方は、気軽に声をかけてくれたり。
本当に、ふれあいの多い旅でした。
おばあちゃんの笑い声は本当に楽しそう。見てる方も自然に笑いがこぼれます。
ゆったりと癒された徳島県の旅、最終日でした。
徳島県の旅でめぐる町
徳島県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
- 10月18日…板野町
- 10月19日…吉野川市
- 10月20日…阿南市
- 10月21日…牟岐町
の放送でした。
次週は、蔵出しスペシャル。
再来週は、香川県の旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間は、これまでの旅のリクエスト版。クラシックの放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。