.BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋、放送中です!
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
10月10日~10月14日は高知県の旅です。
- 1121日目、高知県2日目は、香南市香我美町への旅
- お手紙の内容
- 誰もいない道
- 新幹線じゃない高架を走る電車
- 避難タワー下で休憩
- ランチは土佐風そうめん
- ガンジー似の正平さん
- 山南小学校跡地に到着
- こころの風景
- 高知県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前日、高知県の1日目香南市の旅を見た感想はこちら。↓
1121日目、高知県2日目は、香南市香我美町への旅
10月12日放送分高知県2日目は、前日の目的地・香南市の高知龍馬港が見える、吉川展望台下でオープニングでした。
前日は、着陸の様子を見ましたが、今回は飛び立つところが見られました。
正平さんは、月曜朝版でも披露していたガンジーのような格好で「おーい!」と、飛行機を見上げて手を振っていました。
見送った便に、前日の監督さんが乗って素材を持って帰って編集するそうです。
お手紙の内容
今回のお手紙は、香南市の62歳男性から。
こころの風景は、 二度火を噴いた天神の大杉です。
香南市香我美<かがみ>町上分<かみぶん>(山南)にある、国の天然記念物に指定された「天神の大杉」。
樹齢約850年。天満宮の境内にあります。
2度火災に遭い、その災難を乗り越えた、大変生命力の強い杉の木。
2度目の火災は、お手紙の方が山南小学校5年生の時でした。
当時は、よく学校の帰り道に寄り道をして大杉で遊んでいたそう。
古い木なので、幹の中が空洞になっていて、幹の根元にちょうど小学生が入れるくらいの穴があり。
中に入ると、空洞の上の方にも穴があって、明かりがさしていたのだとか。
子供なら数人が入れる広さがあり、探検しているような気分で遊んでいたそう。
お手紙の方が行っていなかった、ある冬。
あろうことか大杉の穴の中で、マッチに火を点けて遊んでいて、それが木に燃え移り、三日三晩あいだ燃え続けたという出来事があったそう。
根元から10メートルほどの上の穴からも煙が出ていて、ヘリコプターも出動。
消防団の方たちが、高い木に登って消火していたことを、今でも思い出されるというお手紙の方。
その後、幹の空洞は木炭を詰めてあいていた穴も樹脂でふさがれ、今では中に入ることが出来なくなっているそう。
天神の大杉がある境内では、緑のコケが一面にひろがっていて、別世界に来たかのような雰囲気があり。生命力の強い大杉のパワーを感じることが出来ます。
正平さんに、ぜひここを訪れていただき、癒しの空気感と木のパワーを感じてもらいたい。
…というお手紙でした。
手紙を読み終え「三日三晩燃え続けてまだ生きてる。強いやっちゃな。で、850年!樹齢。あらー。屋久杉にも負けない。見に行こ。見に行こ。」とノリノリの正平さん。
「あと、コケが緑ってのがいいな。ね!緑のコケが一面にひろがっていて、別世界に来たかのような雰囲気がある。…よっしゃ!」とかなり楽しみにしてる様子でした。
おぉ~!!
正平さんの好きな木!
どんな木か、とうちゃこ版が楽しみだ。
誰もいない道
物部川の地図上では右側が現在地。香南市。
地図に香南市と名前が書かれた真上に鏡の文字が。
しかし!正平さんたちが行くのは上分。香南市と書かれた文字の左です。
マリーナの穏やかな風景を見てから、天神の大杉を目指して出発しました。
住宅街の道を通っていましたが「昨日同様。暑いから人が誰もおらん。みんなお家の中で…みんな!こころ旅だよ~!こころたびですよー!」と誰もいない道で手を振ってました。
これは月曜朝版でも放送されていました。
もし、正平さんが家の近くでこうやって呼びかけてくれるのが聞こえたら、家飛び出すのにな。
でもまぁ、まさか家の前に正平さんがくるなんて思わないから、出て行かないかも。
新幹線じゃない高架を走る電車
住宅街の道から、海沿いの道に出ました。
波の音が聞こえて、いい感じ!!
イヤホンで聞いていると、BGMに負けず波の音が聞こえてよかったです。
次に、高架の線路に1両だけの電車が通ってるのを見つけ、「しんかんせーん!みたいやけど、新幹線じゃない。走ってるところは新幹線みたい。」と指さした正平さん。
確かに、高いところを走っていて、新幹線のようでした。
海近くだから高い位置にしてあるのかな??
避難タワー下で休憩
道は、住宅や銀行が並ぶ道に入りました。
人が歩いていて、車も走っていました。
そして、避難タワーの下に入って水飲み休憩。
みんなフーフー言ってました。暑そう!!
前日同様、タワーの下は風が通って涼しいみたいです。
住宅のすぐそばに、たくさん避難タワーをつくってるんですね。
ランチは土佐風そうめん
水飲み休憩後、炎天下、田んぼの間の道に入りました。
しんどそうなBGMが流れて「あーしんど!」と疲れた正平さん。
息も絶え絶えになった頃、お昼ごはんのお店に着きました。
おしぼりで頭も拭き「あー気持ちいい!」と言っていて、本当に暑さにやられてしんどうそうでした。
本当、9月上旬、中旬と暑かったですよね。
私も仕事から帰ってきたら、まずお風呂に入ってました。
もう全身に汗をかいて気持ち悪いんですよね~~。ほんの数週間前ですが。
話を戻して。
お店の方に勧められ、土佐風そうめんを注文。
だしが入った、つけめんじゃないそうめん、だそう。
ガラスの器に、たっぷりにつかったそうめんが運ばれてきました。
一口食べて「味が土佐風!」と感想を言う正平さん。
おつゆの中にはそうめんと、氷も何個か入れてくれてました。
冷え冷えそうめん!
ベニショウガ、ネギ、刻んだうすあげ、もみのり、しいたけも一緒に入ってました。
味は甘めだったようです。
正平さんは「冷たくておいしい!よかったこれにして。おいしい!!」と大絶賛!
本当に美味しそうでした!!
羨ましい!
…とここまでが『朝版』です。
ガンジー似の正平さん
『とうちゃこ版』では、オープニングで正平さんが「俺、ガンジーに似てない?」と言ってスタッフさんを笑わせていました。
「今日は、無抵抗の抵抗でいきます。何にも抵抗しません!」ガンジーになぞらえて、笑顔で本日の方針を語ってました。
坊主頭に、白い七分袖のチュニックというスタイル。
ガンジーに似てます。
痩せてるし!
あと、『朝版』では読まれていなかったお手紙の部分が読まれていました。
お手紙の方が通っていた山南小学校は、香我美小学校に統合され、現在小学校跡地には、山南防災コミュティーセンターが建っている。
とのことでした。
山南小学校跡地に到着
『朝版』でも放送されていた、田んぼの間に道を通り抜けていったあとが放送されていました。
山南小学校の跡地にある、山南防災コミュニティーセンターの看板が見つかりました。
矢印に従って左折。
グラウンドらしき広い空間があり、すべり台もありました。
山南小学校跡の石碑が建っているのを確認。
間違いなく、お手紙の方が通っていた小学校だと分かりました。
こころの風景
小学校跡地を出発。
ビニールハウスと家が並ぶ道を進みました。
暑さと、徐々に上がってる坂で息が切れてきた頃。
正平さんが、『天神の大杉』と書かれた看板が右側に立っているのを発見!
看板に従って右折。
道なりにずんずんと進み、橋を渡ったところで、後ろから監督さんがストップをかけました。
これから先は、今までにない上り。
チャリオにごめんなさい。して、ここからは歩いて進むことに。
「はい、今日は抵抗しません。おっしゃる通りにします。イギリスの方!大英帝国の方。本当に。」ガンジー正平さんは、抵抗せず。
スタッフさんたちは大笑い!!
すぐに歩くことに従いました。
歩いている途中で高い塀を見つけ、なんとか日陰を選んで歩く正平さん。
が。すぐに遮るものがない道にでました。
ゆっくりと歩いていると、コケがついた古い鳥居が見えてきました。
さらに、奥へ入っていくと、右側に小さな鳥居を発見。
コケがびっしり張り付いた狛犬さんが迎えてくれ「コケ犬でしょこれ。」と指さす正平さん。
確かに、狛犬全体にコケがついていて、「コケ犬」になってました。
境内に入ると、『天神の大杉』と書かれた看板と共に、大きな大杉が立っていました。
とうちゃこです。
「いやぁ、わはーだな。これ、二度の火事を生き抜いたか。周りの子分たちと比べて。これ。よう頑張ったな。」大杉に感動する正平さん。
樹齢800年。周囲9.8m。樹高55m。国の指定の天然記念物になった大杉。
看板に説明文が書かれてありました。
お手紙に書かれてあった、昭和46年3日間燃え続けたことも、きっちり書かれていました。
大杉は、杭と鎖で囲われていて、触れることはできませんでした。
大杉の周りは涼しかったようです。
「なんか厳かな気持ちになるな。どんな立派な神殿よりも。これ一個でさ。」と大杉を眺め、しみじみ言う正平さん。
大杉の根元には、コケがびっしり。「コケのスリッパ履いてるみたいな。」と表現してました。
「俺たちは動いてるけど、じっとしてるのもしんどいやろうな。800年じっとしてんねやもんな。」と大杉の気持ちまで考えてる正平さんです。
そんな風に考えたことなかった。
正平さんっぽい言葉です。
じっくりと大杉を眺めたあと、大杉が見える位置に座り、お手紙を読みました。
手紙を読み終わった正平さんは「パワー感じるよ、本当に。何か言うてくれてるような気がする。まだまだ枯れるな。もうひと花ふた花咲かせ!て言ってるわ。頑張るど!よし!高知の2日目やっつけた!暑かったぁ!でもパワーもらった。ええのさがしに行こ。」と、最後は穏やかな声で番組を締めていました。
ええのさがしに行こ?という言葉が気になりましたが、暑さでげんなりしてた正平さんが元気になってたのには安心しました。
高知県2日目の旅、笑わせてもらいました。
お昼のそうめんも、美味しそうでしたし、いい旅を見せてもらいました。
高知県の旅でめぐる町
高知県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
- 10月11日…香南市
- 10月12日…香南市香我美町
- 10月13日…安芸市
- 10月14日…安芸市伊尾木
の放送予定です。
明日は、安芸市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間は、これまでの旅のリクエスト版。クラシックの放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。