BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋、放送中です!
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
10月10日~10月14日は高知県の旅です。
- 1122日目、高知県3日目は、安芸市への旅
- お手紙の内容
- 自転車道で仕事中の女性と会う
- ランチはちりめん丼
- 5年越しの採用
- 今年初ヒガンバナ
- 古民家のお店でかき氷を食べる
- 安芸市は童謡の里
- こころの風景
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前日、高知県の2日目香南市香我美町の旅を見た感想はこちら。↓
1122日目、高知県3日目は、安芸市への旅
10月13日放送分高知県3日目は、安芸市の矢流(やながれ)古戦場跡でオープニングでした。
永禄12年(1569年)。安芸城主安芸国虎と、四国統一を目指す長宗我部元親が戦った戦いの跡地だそうです。
「安芸市にいます。どこが秋やねん!3日連続33℃超え!もうちょっと10月ぐらいからスタートしたかった。」とオープニングから文句を言う正平さん。
海沿いまで歩きながら「あまりのいい天気に、だんだんあほらしなってきた。」と笑っていました。
この日、安芸市の最高気温は34℃。連日の猛暑が続いております。
前日は、土佐湾の景色が見える場所です。
お手紙の内容
今回のお手紙は、須崎市の25歳女性から。
こころの風景は、県道29号から農道に下るジェットコースター道です。
お手紙の方の故郷である安芸市。
自営業をされているご両親は夜遅くまでずっと仕事。
2歳から保育園に通っていたお手紙の方は、昼は保育園。夜はご両親が帰ってくるまでお留守番の毎日。
そんなお手紙の方が楽しみにしていたのが、保育園の送り迎えの時間。
雨の日以外は、お母さんが自転車でしてくれていたそう。
通っていた土居保育所までは、川沿いの真っすぐな県道29号をひたすら北に進む、ほぼ一本道。
距離にすると2kmくらい。小さなお手紙の方にとって、お母さんと過ごす大切な数分間だったといいます。
朝は急いでいることが多く、その真っすぐな道をビュンビュン飛ばす。
ママチャリの後ろにまたがり、風はお母さんの背中で遮られていたので、そんなに強く感じなかったが、過ぎゆく景色でその速さを感じていたといいます。
保育園の位置の一日が終わり、「遅くなってごめん。」と迎えに来たお母さん。
一番うれしい瞬間だったそう。
小さなお手紙の方をひょいと持ち上げ、自転車の後ろに乗せると、楽しい帰り道のスタート。
今日は何して遊んだ?楽しかった?と話しながらの帰り道。
「見て!きれいな花が咲いちゅう。」「あの雲は面白い形やね。」と同じ道なのに毎日違う景色を発見する、本当に楽しい時間だったといいます。
左側は安芸川が流れ、右側にはビニールハウスや田んぼ。タバコ畑の広がるのどかな一本道。
その途中、右側に広がる畑やハウスから県道に直角に道が伸び、そこから県道に上がるための側道が南北両側に出ている。その側道は、下ってすぐ上る、まるでジェットコースターのような道だった。というお手紙の方。
実際は、高低差2メートルくらい。幼い子には十分なアトラクションだった。
4か所くらいあるその側道が近づくと、「ジェットコースターや。」と言うお手紙の方。
笑いながら側道を勢いよく下るお母さん。わずか数秒で、すぐ上りになると、本当にジェットコースターに乗っているように、少し体がフワッと浮いていたのだそう。
ケタケタ笑う母娘。
何でもない日常だが、今でも楽しかった思い出として、この光景が浮かぶ。
正平さん、代わりにジェットコースターを体験して来てくれませんか?
…というお手紙でした。
自転車道で仕事中の女性と会う
ジェットコースター道を目指して出発。
海沿いの自転車道を通り、右側に海を見ながら下り坂を下りていきました。
自転車道を走っていると、作業着を着た女性が自転車道の端に立っていました。
正平さんが「こんにちは!暑いね。」と声をかけると、ビックリして言葉が出ない女性。
何をしているのか?と正平さんが聞くと、女性は「仕事で。」「今、サイクリング道の調査をしておりまして。」と答えてくれました。
「仕事じゃなきゃこないよね、こんな暑いとこ。俺たちも仕事なんです。」と正平さんが言うと、女性は「見てます。」と言ってくれました。
『こころ旅』ファンがいてくれてよかったですね!正平さん。
前日の旅では、暑くて誰もいないってボヤいてましたから。
女性は「お疲れ様です。頑張ってください!」と声援を送ってくれました。
笑顔になれた正平さんでした。
住宅のある道を通り、お昼ごはんのお店に行く前に、黄色い時計がある近くの屋根のあるベンチの日陰に入り、休憩。カリヨン広場です。
正平さんは、疲れた顔で「水飲みたい。」と、息が切れてました
そこからは、土佐くろしお鉄道の、球場前駅が見えました。
キーッという、電車のブレーキ音が大きく聴こえていました。
この球場は、阪神タイガースが春のキャンプをしている安芸球場ですね!!
今回の旅は、『こころ旅』らしからぬ、名のある場所をめぐってます。
ランチはちりめん丼
休憩後、Justというお店へ入店。
正平さんが入った途端「正平さんやんかー!いやーどうしよう!」という女性の高い声が聞こえました。
先に入店していた女性のお客さんでした。
お店は、コロナで暇になって、女性一人で切り盛りするお店。
正平さんは、ちりめん丼を注文。
先にいた女性のお客さん2人組は、特別に作ってもらった遅めのモーニングを注文していました。
お客さんがキッチンに入って、自分でコップに氷を入れていました。
「セルフ歓迎」と書かれた紙がカウンターに貼ってあり、実際、お客さんがセルフでやってました。
正平さんが「作んの、セルフにしようか?」とお店の方に申し出ると、「こっち回ってきて。」とキッチンに入ってくるように言われました。
「すいません。」と申し訳なさそうにキッチンに入る正平さん。
遠慮のないお店の女性の話し方に、スタッフさんも、他のお客さんも笑ってました。
一瞬にして、正平さんが子分みたいになってて面白かったです。
お店の方は、正平さんに、2つ並んだちりめん丼のセットのうち、少なめの方と、普通の量はどっちかを説明。
しょうゆと、安芸名物のゆず酢のビンも一緒におぼんに乗せると説明していました。
ゆず酢は、女性がちりめん丼の上にちょこっとかけていました。
しょうゆは味を見てから、味が足りなかったら足す。とのことでした。
ちりめん丼には、他にも、小鉢が2つと、味噌汁がついていました。
少なめと言えども、なかなかボリューミー!
「ジャコが、真っ白のかたまりにしか見えへん!」とお店にあった60代用の老眼鏡をかけて、ちりめん丼に乗ったジャコを確認。
「あ、見えた!…どのくらいおんねやろ、この中に。」とじっくりジャコの様子を見てました。
改めて醤油をかけようとした正平さんに、お店の方は「食べてみてね。食べてお味を見て薄ければ、しょうゆをかける。ゆずが足らなかったら、ゆずをかける。」と説明。
「なんか、怒られてるみたいやな。俺。」とつぶやく正平さん。
スタッフさんたちが笑いました。
そりゃ、さっきお店の人が、先に味を見てって、説明してましたやん!!
聞いてなかったから、ちょっと怒った感じだったんじゃないですか??
気を取り直して、ちりめん丼を頬張った正平さん。
「お!ゆずも効いてる!うまい!」と感想を言って、すぐに「うまい言わな怒られるもんな。」とグチってました。
確かに!怒られるかも。(笑)
いや。女将さんのキャラはともかく、ちりめん丼、本当に美味しそうでした。
正平さんも「でもうまいで。」と言い直してました。
食後。
「ありがとな!お母さん。」とお礼を言った正平さん。
お店の方は「ありがとうございました。テレビを見るたび、あなたを見て思い出すわ。」と言ってくれました。
「写真、枕元置いとき。」と返す正平さんに「枕カバーにするわ。」と返す女将。
「枕カバーかい!」とツッコむ正平さん。お客さんたちとも握手して、お店を出ました。
最後まで笑わせてもらいました。
面白いランチタイム!
こういうやりとりが『こころ旅』のいいところです。
月曜朝版を見た時、今週は地元の人とのふれあいが多そうだな。と思ってましたが、予告通り面白い時間でした。
…とここまでが『朝版』です。
5年越しの採用
『とうちゃこ版』では、お手紙を送ってくれた女性が、5年前にも同じような内容でお手紙を送っていた。ことを紹介していました。
5年後の今年、見事採用!
「よかったね。」と笑顔の正平さんでした。
まずは、10kmのルートで土居保育所を目指して出発していました。
今年初ヒガンバナ
線路の下を通り、青空に向かって真っすぐの道を走っていました。
正平さんは突然「ちょっと映して!」と言ってストップ。
道端に赤いヒガンンバナが咲いていました。
今年初ヒガンバナ!
正平さんが、見つけたところにだけ咲いていました。
不思議!!よく見つけましたね。
緑の中の赤いヒガンバナは目立ったんでしょうか?
暑いけど、秋になってるんだ!
古民家のお店でかき氷を食べる
住宅地の間を走っている時、氷の旗が揺らめいているのを見て、休憩を希望した正平さん。
予算はまだあるとのこと。氷を食べることになりました。
お店にいた女性が「初めまして!お父さんが大ファンなんです!」と大喜び。
またまた親御さんがファンと聞いて、ショックを受ける正平さん。
このお店は、元自転車屋さんで、おじいちゃんがやっていたお店の跡だそうです。
正平さんは、黒糖を注文。
白い服を汚し「必ずつけますね。こうやってね。もうしょうがないんです。もう。衣裳部怒ります。」と言いながらも食べてました。
最近はカレーがなかったから、汚してなかったですが、かき氷とは盲点でした。
お店で土居保育所の場所も聞き、再出発しました。
保育所のあたりはいいところだそうです。
安芸市は童謡の里
しばらく走っていると、安芸市の地図が載った案内板を発見。
保育所の位置を確認しました。
名前は載っていませんでしたが、土居小学校の裏側に保育所はあるとのこと。
少し休憩。
地図には同様の歌碑の位置も載っていました。
安芸市が、『鯉のぼり』に『叱られて』の作曲家・弘田龍太郎の故郷だそうで、童謡の里として、歌碑を設置しているそうです。
詳しくはこちら。↓↓↓
正平さんは、「童謡結構知ってる。」と言って、『鯉のぼり』と『叱られて』を歌っていました。
休憩が終わり、土居小学校のチャイムを聞きながら出発しました。
小学校はあるものの、なかなか保育所が見つかりません。
さらに奥に行くと、小さなプールが左側に出てきて、土居保育所に着きました。
お手紙の方が通っていた保育所です。
懐かしんでらっしゃるでしょうか??
こころの風景
保育所は、場所を確認しただけですぐに出発。
安芸川沿いに出て、お手紙の方の帰り道を走り出しました。
まだ20年前の道。
まだあまり変わってないはず。
信号待ちをしている時に、ジェットコースターらしき道を発見した正平さん。
第一ジェットコースター道です。
車道沿いの歩道とは別に、下に下りていくためのスロープの道。
正平さんは、勢いよくおりて上がりました。
「こんなもんですわ。」大人の正平さんにはあまり響かないようです。
「子供がこれがやっぱり面白かったんやろな、まぁ大人でもおもろいけど。」とつぶやいていました。
これはこどもだったら、体重も軽いし、浮き上がってたんでしょう。
大人だと、怖くてブレーキかけそう!
そして、2つ目のジェットコースター道。
勢いよく通り抜けましたが、ここもあまり大したことなかったようです。
3つ目のジェットコースター。
車が上がって来たので、通り過ぎるのを待って、通りました。
「しかし、まっすぐ上通ったらええのに、お母さんがやってくれたんやな。」としみじみ言う正平さん。
子供が喜ぶからやってたんだろう。と推測してました。
そして4つ目のジェットコースター道。
こちらは、スピードを出さずに通り過ぎました。
お手紙の依頼はこれで完了!
次に、お手紙を探す場所さがし。
2つ目のジェットコースター道に戻って、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「ジェットコースターやったよ!お母さんやってくれたんやな。これ、横道まっすぐ行ったらあれなのに。ちっちゃい頃の思い出です。今何してはんねやろ。よし!3日目一番暑かった。だけど来た。いつになったら秋くんねやろ。ここ安芸市やで!」と言って番組締めてました。
本当に暑そうでした!!
かき氷の汚れ、とれたかな?
セルフのお店の女将さん。面白かったです。
今日は傑作だと思いました。
明日は、安芸市伊尾木への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間は、これまでの旅のリクエスト版。クラシックの放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。