BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春の放送が始まりました!!
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形がゴールです。
4月10日~4月14日は沖縄県の旅2週目です。
- 1160日目、沖縄県5日目は、与那国町への旅
- お手紙の内容
- 西崎に向かう手前のテキサスゲート
- 馬糞の川流れ
- お馬さんたちに遭遇
- お馬さんのあいだを走る
- ランチは車えびそば
- 来年も再来年も
- こころの風景
- 沖縄県2週目の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
先週、沖縄県の旅1週目4日目・うるま市津堅島の感想はこちら。↓
1160日目、沖縄県5日目は、与那国町への旅
4月11日放送分沖縄県5日目は、与那国島に向かう飛行機のなかでオープニングでした。
島に上陸し、車で移動。
「最西端之地」の石碑まで行っていました。
正平さんは「来た!最西端之地!四隅全部行ったぞ!南は波照間。北海道の一番北も行って。東も行って。長いことかかった。」と感慨深そうでした。
こころ旅で行ったんですよね、スゴイな。
強風が吹くなか、石碑の前でお手紙を読んでいました。
お手紙の内容
こころの風景は、比川小学校と隣り合わせにある比川浜の防波堤から見る海です。
比川(ひがわ)部落へ入る下り坂をおりていくとある、お手紙の方の幼い記憶が詰まった場所。
辛かったことだけ多く思い出され、ご両親の苦労だけが心に焼き付く、決して豊かでない生活の記憶。
辛いことがあった時は、防波堤に海に向かって座り、左の山の先から昇る大きな真っ赤な朝陽を見ていると、寄せては返す潮騒が葛藤をかき消してくれるようだった。
島には中学までしかなく、進学のために島を離れたお手紙の方。
暮らしの拠点も島外になり、法事以外は帰る機会がなかなかなかったといいます。
今から10年ほど前。
お父さんが動脈乖離で倒れ、手術後は車いすで沖縄本島の介護施設で暮らし、2016年9月に亡くなるまで、一度も島に帰ることが出来なかったそう。
島に帰りたいと涙しながら懇願されても、叶えてあげることができず辛い日々だったとおっしゃいます。
亡くなってからの帰郷となり、その年は一年忌までの忌日法要などで島に帰る機会も増え、ご両親が愛した島の人々の温かい愛情と、この島のどこまでも自然な風に癒されたお手紙の方。
帰れる日を夢見たお父さんの魂も癒してくれているような一年だったといいます。
お父さんの闘病生活の5年。
葛藤のなかで、親は親なりに娘は娘なりに悩み一喜一憂しながら親子関係を見直すいい機会になったと今では思えるそうです。
お父さんが愛し、安らぎを求めた島。ご両親が眠る島。
お父さんがお手紙の方の心に残していった故郷へのメッセージを、今はたくさん紐解き、受け取ることが出来ているとか。
島の皆さまに、お父さんに、感謝をこめて。
火野さんの背中からこの海を眺めてみたい。
…というお手紙でした。
西崎に向かう手前のテキサスゲート
強い向かい風が吹くなか、比川浜を目指して下り坂を下りていく正平さんたち。
西崎(いりざき)に向かって走っていると、海が見える位置のカーブにさしかかった道路に、いくつもの溝が造られていました。
その溝にタイヤがはまるので、正平さんはチャリオを押して溝の部分を通過。
溝は、このあたりにいるお馬さんたちが出ないように、ひづめが挟まるのを嫌がる仕掛けなんだとスタッフさんが説明されていました。
気になったので調べました。
8本の溝は、「テキサスゲート」といってお馬さんが集落に侵入するのを防ぐために作れた柵なんだそうです。
ゲートと名がついているので、扉のイメージがありますが扉はなく8本の溝。
これは、馬やシカが格子状の上を歩くのを嫌がる習性を利用した仕掛けなんだそうです。
こちらのサイトを参考にしました。↓↓↓
こういうゲートは、初めて見ました。
こころ旅を見ていると、本当に新しいことをいっぱい教えてくれますね。
知らなかったな~~。
馬糞の川流れ
テキサスゲートを超えると、道端にたくさんのお馬さんのウンチが転がっていました。
上り坂が続くので、息が切れてきた正平さんたちは立ちどまって休憩。
すると正平さんが「馬糞の川流れって知ってる?」と突然スタッフさんに質問。
まぐそのかわながれ?
「馬のウンチってワラだからさ。ほとんど。それ水に流すと、ブワーって広がっちゃう。バラバラに。そういう現象を馬糞の川流れ。」
「へえ。」と言いながらみんなが笑ってると、正平さんがハトヤさんに意味を調べるよう依頼。
ハトヤさんは「そうなるともう元の一つに戻ることはできないというような意味。」と調べた結果を押してくれました。
「深い!」と感心するスタッフさんたち。
「人の関係とかそういうこと?」
「なんかEテレっぽい。」
と口々に感想を言うスタッフさん。
NHKの人が同じNHKのEテレっぽいとイジってるのが面白かったです。
聞いたこともない例えだな~~。
さっきのテキサスゲートといい、まぐそのかわながれといい、今回はお勉強の回だ!
お馬さんたちに遭遇
その後。
お馬さん草を食べているのを発見。
柵はなし。
比川浜まで600mの看板を発見し、休憩することに。
正平さんは、ある1頭のお馬さんがつながれているのを発見。
首輪をつけていました。
草を食べていたので、正平さんが近くにあった草をちぎって差し出しましたが、拒否されました。
拒否されたことにショックを受ける正平さんでした。
こんな普通にお馬さんがいるのか~~。
車はなし。
こういうところがあるんだなぁ。
…ここまでが『朝版』です。
お馬さんのあいだを走る
『とうちゃこ版』では牧場内で、車道にお馬さんたちが歩くあいだをぬうように正平さんたちが走るところが放送されていました。
テキサスゲート内は牧場なので、お馬さんがいたようです。
正平さんが「チリンチリン。はいこんにちは。それ車道だよ、君ら。馬道じゃないんだよ。」と話しかけても、何の反応もなく黙々と歩くお馬さんたちでした。
テキサスゲートで区切られているだけで、お馬さんたちが自由に過ごしてるのがスゴイ!!
車道を堂々と歩く姿にビックリ!
でも4頭も歩いているから、正平さんたちの方が遠慮して走ってるのが面白かった。
こんな風景、なかなか見れないですよねえ~。貴重だ。
牧場の出口にもテキサスゲートがありました。
入る時はチャリオを押して歩いて通過していましたが、今度はチャリオにまたがったままで足でゲートを蹴って外へ。
かなり溝が深かったので、これはお馬さん怖いだろうな。と思いました。
ランチは車えびそば
「車エビ食べたい。」とつぶやく正平さん。
集落に入ると、「メー!」とヤギの大きな声があちこちから聞こえました。
石敢當のある建物の前を右折すると、道にテーブルといすが置いてあって、そこに5~6人の男性が座ってお食事をしていました。
工事の休憩かな??
お食事処の前でした。
男性たちはこの島の方たち。
正平さんは「馬いっぱいいたんやけど、何の用途に使うんですか?」と質問。
「食用だね。」と1人の男性が答えると、ほかの人たちが笑いました。
食用なんだ…。
たくさんいましたね。
正平さんは手の消毒をして店内へ。
車えびそばを注文。
大きな車えびが4尾ものったそばが運ばれてきました。
「すげえ!エビ4つ!」と驚く正平さん。
お汁にエビが漬かっていたので、冷ますために一緒に運ばれてきた小さなボールにエビを移動。
先におそばだけを食べました。
「エビの味するわ。これ。エビがお出汁になってるぞ。」ととても美味しそう!!
そして!
冷ましていたエビをいったん、お出汁につけて皮をむいてパクリ!!
これ本当に美味しそうでした。
口いっぱいにもぐもぐさせながらエビ食べたいな~~。
エビをどん!と乗せたおそばってあるんですね。
シンプルが一番ですよ。
来年も再来年も
食後。
ハトヤサンが撮影して、お店の方と記念撮影。
2人の少年も一緒でした。
1人の少年がお見送りに「また来年も再来年も。来てください。」と言ってくれました。
正平さんが「忙しいな。ありがとうございます。でもおじちゃんもう死んじゃうかもしれない。」と言ったので黙ってしまう少年。
ほかの大人たちは笑ってました。
でも最後は笑顔で「バイバイ!」と手を振ってお見送りしてくれていました。
来年も再来年もなんて言われてたんだ。
そりゃ忙しい。
来年も再来年も生きてますよ!!きっと。
本当に80歳になるまでやるのかな?
こころの風景
お店をあとにして、
比川小学校の前にとうちゃこ。比川浜近くまで来ました。
浜まではまだ歩かないといけません。
防波堤を歩いていると、小学校から出てきた小学生数人と遭遇。
「こんにちは!」と口々に挨拶にしてくれました。
「Dr.コトー行きました?」と男の子が聞いてきましたが、正平さんたちは「Dr.コトーな。」とだけ返事。寄って来てないとははっきりと答えませんでした。
実は正平さんは、『とうちゃこ版』の朝の手紙の時に、Dr.コトー診療所の存在を把握していたのです。
が、「他局なので。」と監督が寄るのを却下されていました。
正平さんは子供たちに「ここで泳ぎますか?」と質問。
「たまにだけど。夏なら泳げますよ。海開きされますよ。3月26日に。」と敬語でプチ情報まで教えてくれる少年。
大人びた答えをする子だな~と思いました。
でも、話したあと一斉に学校に走っていく姿は、やっぱり子どもでした。
正平さんは、比川浜の防波堤を海に向かって座り、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「あっちの左から朝陽が上がって来るか。ふーん。夕陽じゃなくて朝陽か。なるほどな。ふーん。しかし大海原だな。一番近いところでも、西表か。あっちは台湾。離島だ本当に。OK!今日はお馬さんの島を見に来ました。いっぱいいたな馬。さて、明日はどこに行くか。まだこの島にいるのかな?とにかく与那国です。バイバイキーン!」と言って番組を締めていました。
お馬さん、たくさんいましたね!!
食堂のお子さんも、小学校にいたお子さんもかわいらしくて礼儀正しい子たちでした。
お手紙の内容もあいまって涙が出てきました。
のどかな風景を堪能させてもらいましたが、お手紙の方のお父さんが見たかった景色だと思うと切なかったです。
沖縄県2週目の旅でめぐる町
沖縄県2週目の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
の放送予定です。
明日は、与那国町祖納への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!