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今さら語る野島伸司『101回目のプロポーズ』の好きな言葉!「僕は死にません」だけじゃありません

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12日に最終回を迎えた石原さとみさん主演の『高嶺の花』。野島伸司さん脚本の作品でした。私は、野島伸司さんの作品の中では『101回目のプロポーズ』が大好きです。

 

『101回目のプロポーズ』は、1991年7月1日~9月16日まで、月曜夜9時から放送されていた、当時社会現象にまでなった大ヒットドラマです。武田鉄矢さん演じる星野達郎のセリフ「僕は死にません!」は、流行語になりました。

fod.fujitv.co.jp

 

 

 もくじ

 

第1回~6回は、出会いから婚約までの過程

ドラマは第1回で達郎と薫(浅野温子さん)がお見合いで知り合って、達郎が一目惚れし、結婚話をすすめようとしますが、薫は断ります。

理由は、まず達郎の容姿や自信のなさが前面に出ている言動。

そして一番の理由は、3年前に結婚式当日に交通事故で亡くなった恋人、真壁(長谷川初範さん)を忘れられずにいたことでした。

薫の妹の千恵(田中律子さん)は、達郎とお見合いしたことで、笑顔をみせた姉を元気づける為。

あと、千恵が思いを寄せる男性・尚人(竹内力さん)は薫の同僚。

薫は弟のように思っていたが、尚人は薫が好き。

薫から尚人を引き離したいという思いから、一度断られて薫の事を諦めていた達郎に「50年後の君を今と変わらず愛してる。」という言葉を授けます。

薫はその言葉で達郎に一気に引き込まれ、自身がチェリストとして所属する楽団の演奏会に達郎を招待します。

「50年後の君を今と変わらず愛してる。」は、実は死んだ元恋人・真壁のプロポーズの言葉だったのです。

のちに千恵の入れ知恵だったと知った薫は激怒し、招待しておきながら失礼な対応を取ります。

達郎は昔の恋人のプロポーズの言葉とは知らず、薫の行動の意味が分かりませんでした。

達郎の弟純平(江口洋介さん)と千恵が、同じ大学だったこともありお互いの兄、姉への仲介をするなどし、二人の距離を近づける役割を果たします。

 

達郎の一途な愛を、最初は疎んでいた薫。

しかし達郎と工場を営む実家の父が似ていることあり、薫は少しずつ心動かされていきます。

両思いなのが分かりかけ、結婚へ向けて付き合えそうな空気になった時、薫が言った「また人を好きになって、とっても好きになって、それでまた失うのが怖いの。」という言葉に達郎は反応。

ダンプカーの前に立って「僕は死にません!僕は死にません!あなたことが好きだから、僕は死にません!」と言います。

 薫が「私を幸せにしてください。」と返事し結婚話が進む事になりました。

 

 

『101回目のプロポーズ』で私が一番好きな言葉

第7回で薫と達郎の二人が真壁さんのお墓に行きます。

そして結婚を報告した時の達郎の言葉が、このドラマの中で一番好きな言葉です。

「あなたは、これからもこの人のことを思い続けるでしょう。いいんです。そんなあなたごと僕は、抱きしめるつもりです。そして僕はこの人に嫉妬し続けるでしょう。」

好きな人がいる人ごと好きになる。さらにもっともっと好きになるように努力する。とまで言うのです。

死んだ人を思い続ける薫に、変わらないでいてもいい、全部愛するからと言うのです。

死んだ人には勝てませんからね。

放送当時、中1だった私は、その決意がスゴイと思いました。

私自身、5歳の時に父を亡くしていますから、死んだ人を思い続ける気持ちを知っていました。

達郎の言葉の重みを全身で噛み締めたものです。

何年か前に久しぶりに観たら、中1の時よりも感動して号泣してしまいました。

同じ作品を時間を置いて観る、というのはいいかもしれませんよ!

アルタイムの時には知らなかった感情が溢れてきます。

 

第7回の途中から、真壁にそっくりな藤井(長谷川初範が二役)が達郎の上司として登場します。

ピアノバーで薫と藤井が出会い、急速に惹かれ合います。

達郎は、必死に婚約者を取り戻そうとします。

薫自身も、藤井が真壁とは別人だと分かりながら、どうしても藤井に惹かれていく自分を止めることが出来ませんでした。

 

 

 

愛する気持ちに応えるのも愛

達郎をフッて藤井に走った薫でしたが、藤井に「50年後の私、どう思う?」と聞き「さぁ?分からないな。」と言われます。

ここでやっと顔が同じなだけで、藤井と真壁は違う人間なんだという事に改めて気づきます。

達郎は、真壁さんとは姿形は全然違うけど「50年後も愛してる。」という心は、真壁と同じだったことに気付いたのだと思います。

 

「愛してくれる人に、精一杯応えていくっていう、もう一つの愛の形に気付かなかったの。」

と藤井に言った薫の言葉も、このドラマの好きな言葉です。

やっぱり正直、真壁さんに抱いていたような恋する気持ちは、達郎には持てなかったんでしょう…。

でも、それでも愛は愛ですよね!

 

昨年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』で、政次(高橋一生さん)が、なつ(山口紗弥加さん)から思われてるのを知ってか知らずかプロポーズしました。

これも「愛する気持ちに応える愛の形」だったんじゃないかと思います。

 

何回観返してもいいドラマはいいドラマです!

まだ観た事ない方がおられるなら、一度ご覧になって下さい!

 

武田鉄矢さんが俳優として話す声は、人を魅了するんです。

 

以上、『101回目のプロポーズ』の好きな言葉についてでした!

 

 

 

『101回目のプロポーズ』と同じ野島伸司脚本の『高嶺の花』の感想も書いています。よかったらこちらもご覧ください。↓

 

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