テレビ好きぴえーるの日記

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10/21放送の西郷どん第39回(父、西郷隆盛)を観た感想*ネタバレあります

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10月21日、西郷どん第39回(父、西郷隆盛)を観ました。語りをしていた西田敏行さんが、今回から西郷(鈴木亮平さん)と愛加那(二階堂ふみさん)の子、西郷菊次郎役で出演されました。

息子と言っても明治37年京都市長になった大人になった菊次郎ですので、鈴木亮平さんよりはるかに年上の西田敏行さんが演じてもおかしくありません。

もくじ

 

このドラマの原作、林真理子さんの「西郷どん!」でも、菊次郎が語る父、西郷隆盛という形で出てきてました。

 

あと、今回からオープニングの映像がガラッと変わりました。

明治編になって、瑛太さん演じる大久保が馬車から降りてくるシーンが入っていたり、田んぼで働く隆盛の明るいシーンがあったかと思えば、最後は利通と隆盛が目も合わせずすれ違っていくという、これからの二人を象徴したシーンが出てきました。

2人とも背が高くて格好いいのでとてもいいです。あと、瑛太さんがこれまで出演者の2番目に名前が出て来ていたのが最後になりました。

明治になって変わったというのが視覚的にもはっきり示されていました。

 

大人の西郷菊五郎役に西田敏行

今回の話は、菊次郎が、自分の噂が飛び交う京都市役所にやって来るというシーンで幕が開きました。明治という世が30年経って安定してきた頃を見せたかったという思惑があったんでしょう。

西田敏行さんはドラマが始まってからずっとナレーションを担当されていたので、全く違和感ない登場でした。声だけの登場でも存在感がありましたから。

明治37年になった時でも、父隆盛の名前を表に出さずやって来たという菊次郎。でも京都市長になって、父の言葉「敬天愛人」と書かれた額縁をちゃんと持って来ていました。

助役の川村鉚次郎(川口覚さん)にせがまれて父、西郷隆盛の話を語り始めたというのが今回からの設定です。

 

菊次郎の子役がかわいい

原作では、寅太郎(林田悠作さん)の他にも下に2人、男の子が生まれてるはずなんですけど、今回は出てなかったです。三人目はまだにしても、午次郎という糸にとっては次男になる子供は生まれて来てる時期なんですが…。

ドラマの設定では、糸は子どもが出来なくて前の旦那さんと離縁したという設定でしたから、子供ができにくいという事にしているのかもしれません。

 

大人の菊次郎は西田敏行さんでしたが、子供の頃の菊次郎は城桧吏さんという子役さんでした。この子が目もパッチリでとてもかわいい男の子で、愛加那役の二階堂ふみさんも目が大きい人だし、お母さんにという事で選ばれたんでしょう。

樹木希林さんも出演していたという映画「万引き家族」にも出てたらしいですけど、私は観ていないので、知りませんでした。が、一目見て華のある外見に引き込まれました。

奄美大島の母の元から、薩摩にいる父のところへ父の正妻糸(黒木華さん)に連れて来られた菊次郎。新しい環境に馴染めず、ほとんど言葉を発していなかったので、ほとんど演技派目と体の動きでのみ行っていました。

寂しそうな目の動きはいつも父の方を向いていましたが、決して他の兄弟に嫉妬する事もなく、過ごしていました。

何を思っていたのかは、大人になった菊次郎、つまり西田敏行さんが話すので説明が要らなかったのもありますが、カメラも菊次郎の表情を捉えていた事もあって、菊次郎役の城さんの表情が気になりました。

ドラマの最後の最後に、やっと言葉を発して父に思いを伝えるシーンがあったので、ここに持って行くためのものだったんだと分かりました。

糸が、自分の事を思って、隆盛の東京行きを反対しているのを聞いて、「東京へ行ってくりしょり、父上。島の母からず~っと聞かされてきようたっど。お前の父上は偉いひとだっと。そいを誇りに思っていきらんばいかんどっち。自分のことより民が大事。そうでごわしたな?父上。」と、ちゃんと自分の気持ちを糸と隆盛に伝えて背中を押すシーンは、感動しました。

幼い子の大人びた言葉は、子どもなのに無理してると裏読みしてしまうので、心を打ちます。

 

フランス帰りの従道

菊次郎のことで、ネットニュースは盛り上がってましたが、従道と名をあらめていた弟の信吾(錦戸亮さん)が、フランス留学から帰って来て、兵部権大丞という役職をもらって薩摩に帰還。

大久保利通(瑛太さん)に、各地で新政府に不満を持つ民衆が、暴動や一揆をおこしている事態を鎮める為、隆盛に新政府に戻るよう説得するという使命が与えられていました。

ドラマの中では、詳しく説明されていませんでしたが、西郷隆盛の弟従道は、明治2年3月、英国留学を命じられ、山県狂介(有朋)と共に出発。6月に長崎を出港し、フランスマルセイユに着きます。

山県はプロシアに、従道はフランスに滞在して兵制を研究しました。そしてイギリスで合流してアメリカ経由で明治3年7月に帰国しました。

だから今回ドラマで薩摩に帰ったのは明治3年頃だったという事になります。

ドラマでは、先に清(上白石萌音さん)と結婚していた、という流れになっていましたけど、私が読んだ本では、帰国してから隆盛がこの結婚の世話をした、と書かれてありました。

↓ちなみに私が読んだ本はこれです。


大西郷兄弟物語―西郷隆盛と西郷従道の生涯

「兵部権大丞」という辞令をもらったのは8月で、隆盛を説得しに鹿児島に戻ったのは、明治3年(1870)の10月です。

ちなみに、今回の話で従道が隆盛に話していたポリスの話。この本でも書かれてありました。従道は鹿児島に2か月滞在し、ポリスの要員数十名を募集。明治4年(1871)正月に、新妻の清と、ポリス志願者と共に東京へ向かったそうです。

なので、妻を連れて行くというのは本当の話のようですよ!

大久保利通は、東京の屋敷に妾のゆう(内田有紀さん)がいるから、正妻の満寿(三村里江さん)は連れて行けないですけどね~。

今回の「西郷どん」の話の流れはこうやって補足がないと話を掴むのが難しいです。ドラマが始まって4月ぐらいに先に本読んどいてよかったです。

字数が多くて難しい本でしたけど、流れが掴めたので良かったと思ってます。長いので目次でピックアップして先に知りたいところを読んで、あとで全体を読みました。

この本は何回も改訂版が出たみたいです。

 

↑改訂版はこちら。

 

 愛加那と糸との対面

実は今回の話では、菊次郎と従道の動きの他に重要な対面がありました。現在の妻、糸と島妻愛加那の対面です。

前から糸は愛加那に興味を示しており、ドラマで対面を果たしました。糸さんが菊次郎を引き取りに実際行ったんですかね?もし本当に二人が対面を果たしていたら、どんな会話をしたんでしょうか?

ドラマでは過去に隆盛が島流しに遭った時に命を救ってくれたお礼を糸が言って、愛加那がお礼などやめてくりしょり。お礼を言われる覚えはあるらんど。好いた人の命を守るのは当たり前のこと。」と言い返していました。

西郷どん」ではどうもこの愛加那さんの方に肩入れしてますね。

今回久々登場の愛加那、二階堂ふみさんでしたけど、糸の子どもの方に「太郎」という名前が付けられていた事に対して、ショックを受けている表情がたまりませんでした。

二階堂さんの演技を見てると、こっちも自然に涙が出てきます。かすれた声も魅力の一つです。ものすごく西郷を愛していて、菊次郎にもしっかりと父が立派な侍だと教え込んでいました。

愛加那という人がどんなひとだったのか分かりませんが、菊次郎の控えめな態度が、母の姿を思い浮かばせます。

西郷どん」は愛加那が好きみたいなんで、また出てきてくれるんじゃないでしょうか?私は「西郷どん」きっかけで二階堂ふみさんの演技を初めてちゃんと観て、好きになりました。

 

次回からは?

従道の説得に応じて新政府に戻る事になった隆盛。このことが隆盛の運命を大きく変えるんだそうです。

私は本を読んで大体の流れは掴んでますが、「西郷どん」はどう描くのかが全然分からないので、どんな話になっていくのか見守っていきたいです。

ものすごく話の流れに納得できない回もあれば、今回のようにとってもいい回もあるので見逃せないです。

以上、西郷どん第39回の感想でした。