ぴえーるのテレビブログ

ドラマ・旅番組・漫画の感想ほか色々書いてる雑記ブログ

12/16放送の西郷どん第47回:最終回(敬天愛人)を観た感想

スポンサーリンク

スポンサーリンク

大河ドラマ西郷どん」。12月16日に第47回、最終回(敬天愛人)が放送されました。

城山で最後に激突! 

総攻撃前の最後の夜。

私は、新八(堀井新太さん)が、季節が変わっているのにずっとコートを着続けていた秘密が分かって、面白かったです。

新八さんの純粋さが分かってほっこりするエピソードでした。新八どんは、子供の頃から逃げ遅れて池に落ちたり、大事な場面でお腹を壊したり、ちょっと抜けたかわいい人でした。

最後の出陣の時もお腹を鳴らしていて、かわいかったです。

 

大久保暗殺される

瑛太さんの大久保さんを見て、実際の大久保さんはどうだったんだろう?と思いました。実際の大久保さんは、私の勝手なイメージですが、もっと非情に、吉之助が亡くなることも平然と受け止めたんじゃないかな?と勝手に思います。…人前では。

地元の仲間を追い出してしまうくらい、やりたいことを押し通した人なら、もっと毅然としていたんじゃないかと思います。また、そうであって欲しいとも思います。

何の為に、西郷さんが死んでいったのか。分からなくなるじゃないですか?

実際の大久保さんは、ものすごい責任感でやっていったと思いたいです。

 

久光が最終回でもよかった!!

鹿児島の磯の御殿で、俊斎(高橋光臣さん)は声を上げて泣いているのに、久光(青木崇高さん)は静かに碁石を集めて片付けていました。そばには斉彬(渡辺謙さん)の写真を置いて。

最後の最後まで久光は、薩摩の国父として、毅然とかつての部下を部下として、態度を変えない姿勢を貫いていました!!

時勢に取り残された人間だと自虐していましたが、ここまでやり通していると、むしろカッコいいです!!

ドラマの最初の頃は、父親斉興(鹿賀丈史さん)と母親由羅(小柳ルミ子さん)に押されて、大人しくしていた弟だったのに、斉彬が亡くなってから強くなっていって、その成長には驚きました。

嫌なキャラだったのが、西南戦争では政府側の人間を追い返すなど、一番心強い味方になっていて、本当にカッコよかったです。

意地を通すのも、勇気がいることだと思います。スゴイと思いました。

 

私はこれまで、柔軟な考えをした人の方がいいとずっと思ってました。

しかし!ここまで頑固に貫き通せる人なら、柔軟じゃなくてもいいのかも?と思ってしまうほど、心に残るキャラクターでした。

 

ワンちゃんたちが西郷家に戻る

延岡の本陣で、西郷が軍の解散命令を出す前に、山に放した2匹のワンちゃん。ツンとゴジャ。この2匹のワンちゃんが、遠く鹿児島の西郷家に、西郷が亡くなった後、帰ってきました。

実際の西郷さんも連れて来た犬を山で放したそうで、その行方はどうなったんだろうと気になっていました。今回「西郷どん」で2匹とも西郷家に帰っただなんて、フィクションでも嬉しかったです。

私は特に小さいゴジャくんがお気に入りで、毎回西郷家のシーンの時はゴジャくんを探していました。

 

西郷が亡くなった後も元気に庭を飛び回って、子供たちと遊んでいたので本当に嬉しかったです。よかった!!

 

 

うちの旦那さぁは、こげな人じゃ、あいもはん!

糸(黒木華さん)は西郷が書いた「敬天愛人」の紙を見せながら子供たちに西郷の言っていた最後の事がを伝えました。

ドラマの初回で上野の西郷像を見て「うちの旦那さぁは、こげな人じゃ、あいもはん!」と言っていた謎が解けました。

糸さんは、西郷像が高い位置に建てられて、人を見下ろしていることが気になって、「こげな人じゃ、あいもはん!」と言ったのでは?

 

最終回が放送される前に鈴木亮平さんが、初回で糸さんが言った言葉の意味が分かりますって言ってましたし、最終回で色んな事が分かるって言ってました。

その他の謎としては、西郷が西南戦争に向かっていったのも、自分が死ぬことで全国の士族が別の生き方を見つけるようになるだろうと考えた為。

それから、ツンとゴジャの行方。新八どんのコートの秘密など、鈴木さんが言ってたようにたくさんの謎が解けました!!

 

最後に

ひとつひとつ謎が解けていって、悲しい辛い回だったはずなのに、観ていて面白い回でもありました。

西郷さんが桜島を眺めながら亡くなったのもよかったなと思いましたし、なぜか悲しいとは思えない最終回でした!

 

色々ツッコミどころの多い大河ドラマでしたが、結局面白い大河ドラマでした!!

以上、西郷どん最終回の感想でした。

ありがとうございました!!!